2017年04月22日(土)

ルペンリスク [CFD]

【サマリー・04/17〜04/21】

 今週の日経平均は、先週末の米株式がグッドフライデーで休場となるなかを昨日は北朝鮮が弾道ミサイルを発射するなど地政学リスクの高まりが警戒され週明けの寄り付きは続落してスタートしその後もマイナス圏での揉み合いが続いて前引け、後場に入ると日銀によるETF買い入れ観測を背景にプラス圏まで浮上し5日ぶりに小反発して引けた。翌日は今週から本格化する1-3月期決算への期待から連休明けの米株式が反発していた事を受けて、寄り付きは続伸してスタートしたもののその後は地政学リスクの燻りが重しとなり上げ幅を縮めて前引け、後場も序盤には前日終値近辺まで値を消すもあとやや持ち直し続伸して引けた。週央は複数の主要企業決算が軟調な内容となったことで反落した米株式を受けて寄り付きは反落してスタート、その後はディフェンシブ関連の物色から一時プラス圏に浮上するも買い一巡後は再度マイナス圏に沈んで前引け、後場に入ると再度やや強含みプラス圏に浮上し小幅ながら3日続伸して引けた。翌日は原油相場の大幅続落を受けて米株式は続落していたものの、前日に続いての国内年金によるアクティブ買い観測もあり寄り付きは小幅続伸してスタートしその後もやや上げ幅を広げて前引け、後場に入ると中盤からの日本郵政の急落が投資家心理悪化につながり急速に弱含んで引けはマイナス圏に沈んだ。週末は週間新規失業保険申請件数や3月景気先行指数が堅調な内容となったほか、オバマケア代替法案への議論が進展しているとの報もあり急反発していた米株式を受け寄り付きは反発してスタートしその後も円安を背景に高値圏を維持して前引け、後場は引け前に年金と見られる大口のインデックス買いが入ったことから一段高し急反発し今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、北朝鮮と米韓などとの緊張の高まりを背景にリスクを取りにくくなった投資家が円買い・ドル売りを進め週明けは5日続伸してスタート、翌日は米長期金利が前日に上昇し日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となり円は6営業日ぶりに反落となった。週央は前日のNY債券市場で米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見越んだ円買い・ドル売りが優勢となり円は小反発となった。翌日は前日の米長期金利の上昇を受けて日米の金利差縮小に歯止めがかかるとの見方から、円売り・ドル買いの動きが優勢となり円は反落、週末も米で大型減税への期待が高まり日米の株式相場の上昇から投資家のリスク回避姿勢が和らぎ積み上げていたポジション解消の動きから円は続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で18,535円、次の下値フシは大引で18,144円とするが、今週は上記の通り週明けの反発スタートも相次ぐ地政学リスクの高まりから2段下の下値フシまで切ってきた。この過程で週央12日の下値フシ割れでは18,584円のフシを切って目先陰転を確認となった。先週記では「〜高寄与度の個別はF・リテイリングやファナック等ここから切り返して上値フシを抜けば再陽転の形になる〜」と書いておいたが、F・リテイリングは比較的きれいな段下げ型の形成途上なもののファナックは22,500円台の直近の安値フシを切って再陽転崩れの型となるなどこの辺も足を引っ張った格好か。先週記の通りこの値位置は昨年11月から12月に立てた長大陽線上にあることから抵抗らしい関門が存在しないなか何所で歯止めがかかるかを注視しておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式がグッドフライデーで休場となるなか後場に入ると日銀によるETF買い入れ観測を背景に5日ぶりに小反発してスタート、翌日も今週から本格化する1-3月期決算への期待から連休明けの米株式が反発していた事を受け続伸し、週央も小幅ながら3日続伸となったものの翌日は原油相場の大幅続落を受けた米株式の続落を受けて小反落となり、週末は週間新規失業保険申請件数や3月景気先行指数が堅調な内容となったほか、オバマケア代替法案への議論が進展しているとの報もあり急反発していた米株式や、年金と見られる大口のインデックス買いが入ったことから18,620.75円と急反発し設定していた18,535円の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け24日の2月景気先行指数、25日の3月企業向けサービス価格指数、26日の2月全産業活動指数、週末28日の3月失業率、3月CPI、3月鉱工業生産指数速報値等のほか、週央からの日銀金融政策決定会合にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で18,815円次の下値フシは大引で18,424円となっているが、今週は上記の通り米経済指標の堅調や年金筋の買い観測で週末に上値フシを抜いて来た。とはいえ先週既報の通り12日の下値フシ割れで18,584円のフシを切って目先陰転を確認しており、陰転のまま上昇している構図。一応空間は埋めきる戻りとなっているが、今年の1月末に目先陰転した後と同様な波動を今回も描いてくるのかどうか前回を参考にしながら波動を見てゆきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週も引き続き現在値から次の上値フシが大引で1,507.50、次の下値フシも大引で1,452.49とするが、今週は上記の通り相次ぐ地政学リスクの高まりで軟調推移となったものの下値フシを切るまでには至らずであった。個別では高寄与度のメガバンク群が目先陰転のあと昨年11月に立てた長大陽線に食い込んでおりその起点まではまだ幅があることから指数ももう一段の下落があるかというところだが、切り返しに入った場合はまず空間を残して再度反落に向かうかそのまま半値引き上げまで戻すか何れになるかに注目しておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式がグッドフライデーで休場となるなか後場に入ると日銀によるETF買い入れ観測を背景に5日ぶりに小反発してスタート、翌日も今週から本格化する1-3月期決算への期待から連休明けの米株式が反発していた事を受け続伸となったが、週央は複数の主要企業決算が軟調な内容となったことで反落した米株式を受け小反落となり、翌日は米株式が続落していたものの国内年金によるアクティブ買い観測から僅かに再度反発、週末は週間新規失業保険申請件数や3月景気先行指数が堅調な内容となったほか、オバマケア代替法案への議論が進展しているとの報もあり急反発していた米株式や、年金と見られる大口のインデックス買いが入ったことから続伸したもののまたも上下何れのフシも取らず終いで今週の取引を終えている。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週も引き続き現在値から次の上値フシが大引で1,507.50次の下値フシも大引で1,452.49とするが、今週は上記の通り年金筋とみられる買いから全般は堅調推移となったものの数週で往って来いとなりフシ目は取らず終い。先週記のメガバンクについては切り返しに入った場合、先ず空間を残し再度反落に向かうかそのまま半値引き上げまで戻すか何れになるかに注目しておきたい旨を書いたが、今週は揃って上値フシを取り切り返しに入っている事から目先は半値引き上げまでこの戻りが継続されるかどうかに注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「来週も引き続き現在値から次の上値フシが大引で20,801.50ドル、次の下値フシも大引で20,392.49ドルとするが、週末のイースター休場を控え取引最終日となった13日はこのDOWとS&P500種、それにナスダック総合の主要3指数が揃って安値引けとなったが、この3指数揃っての安値引けは昨年9月9日に利上げの警戒感からDOWが394.46ドル急落した日以来の事となった。ただS&P500種が下値フシを切った一方でこのDOWは下値フシを切らずに踏みとどまり半値引けは免れており来週以降も引き続き下値フシを切らずに踏み止まれるかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は本格化する1-3月期決算への期待から連休明けは反発してのスタートとなったが翌日は複数の主要企業決算が軟調な内容となったことで反落し、週央も原油相場の大幅続落を受けて続落となったが、翌日は週間新規失業保険申請件数や3月景気先行指数が堅調な内容となったほか、オバマケア代替法案への議論が進展しているとの報もあり急反発となり、週末は原油相場の大幅続落を受けて再度反落となったがまたも上下何れのフシも取らず終いで今週の取引を終えている。
 来週の注目指標としては、25日の米2月住宅価格指数、2月ケース・シラー米住宅価格指数、米3月新築住宅販売件数、米4月消費者信頼感指数、4月リッチモンド連銀製造業指数、27日の米週間新規失業保険申請件数、米3月耐久財受注、28日の米1-3月期四半期実質GDP速報値、4月シカゴ購買部協会景気指数、4月ミシガン大学消費者態度指数確報値等がある。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週も引き続き現在値から次の上値フシが大引で20,801.50ドル次の下値フシも大引で20,392.49ドルとするが、今週は上記の通り決算を横目に見ながらS&P500種同様にやや消化難でフシ目は取らず終い。というワケでこちらの方は引き続き下値フシを切らずに踏みとどまっている事で、来週以降も引き続き下値フシを切らず半値引けを免れる事が出来るかどうかこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,367.50、次の下値フシは大引で2,322.49となっているが、今週は上記の通り引き続き地政学リスクが燻り下値フシを切ってきた。週末のイースター休場を控え取引最終日となった13日はこのS&P500種とDOW、それにナスダック総合の主要3指数が揃って安値引けとなったが、この3指数揃っての安値引けは昨年9月9日に利上げの警戒感からDOWが394.46ドル急落した日以来の事である。他の指数を横目に先週まで下値フシを切らずにいたが、残るこのS&P500種もここで折り返し空間を使っての再陽転パターンは一旦消滅する事になった。」としたが、今週は本格化する1-3月期決算への期待から連休明けは反発してのスタートとなったが翌日は複数の主要企業決算が軟調な内容となったことで反落し、週央も原油相場の大幅続落を受けて続落となったが、翌日は週間新規失業保険申請件数や3月景気先行指数が堅調な内容となったほか、オバマケア代替法案への議論が進展しているとの報もあり急反発となり、週末は原油相場の大幅続落を受けて再度反落となったが結局上下何れのフシも取らず終いで今週の取引を終えている。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週も引き続き現在値から次の上値フシが大引で2,367.50次の下値フシも大引で2,322.49とするが、今週は上記の通り決算を横目に見ながらDOW同様にやや消化難でフシ目は取らず終い。先週下値フシを切ってきたことで空間を使っての再陽転パターンは一旦消滅する事になったが、ここからは先に上下何れのフシを取って来るかで次の方向性も出易くなってくるので引き続き何れが先にくるのかこの辺を見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「来週も引き続き現在値から次の上値フシが大引で12,324.50、次の下値フシも大引で12,081.49とするが、今週は上記の通り個別も小動きの展開から引き続き一進一退の相場に終始し上下何れのフシも取らず終いであった。週末のイースター休暇を控え地政学リスクも燻っている事で全般ではやや弱保ち合いといった感じだが、来週以降もひとり堅調持続し残る関門となった一昨年4月の高値フシを目指す動きが継続されてゆくのかどうか見ておこう。」としたが、今週は仏大統領選を控える中、英国首相がEU離脱交渉の是非を問う解散総選挙実施を表明し先行き不透明感から連休明けは12,000.44と大幅続落してスタート、先ずはこれまで設定していた12,081.49の下値フシを切ってきた。週央はダイムラーやフォルクスワーゲン、BMW等の自動車株、コメルツ銀行やドイツ銀行等の銀行株の堅調で3日ぶりに小反発となり、翌日も半導体のインフィニオンテクノロジーズや重電のシーメンスの上昇から小幅続伸、週末もスポーツ用品のアディダスや航空のルフトハンザ等の上昇から続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,119.50次の下値フシは大引で11,880.49となっているが、今週は上記の通り仏大統領選やEU離脱交渉への不透明感から連休明けに下値フシを一本切ってきている。残る関門となった一昨年4月の高値フシまでは特に抵抗も存在していなかった事でこのままひとりココを目指す動きが継続されてゆくと思ったものの全般の流れには抗せずといったところか。空間をつぶして段上げになってきているので、来週以降は同様の上下切り上げの型をあと1回作成してくるのかどうか目先はこの辺を見ておきたい。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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