2019年04月13日(土)

年初来高値更新 [CFD]

【サマリー・04/08〜04/12】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が3月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大きく上振れ、原油相場も反発となったことから3日続伸していた事を受け週明けの寄り付きは続伸してスタート、その後は200日線接近で利益確定売りが強まり寄り天となる格好で値を削りマイナス圏に沈んで前引け、円相場の強含みもあって後場も終始マイナス圏で推移し4日ぶりに反落して引けた。翌日は旅客機事故の影響が懸念されるボーイングの値下がりから週明けの米株式が4日ぶりに反落していた事を受け、寄り付きは小幅続落してスタートしその後は円相場の強含みと共に弱保ち合い推移で前引け、後場に入ると半導体セクターへの買いからプラス圏に浮上し小反発して引けた。週央はトランプ政権がEUへの対抗措置としての関税措置を検討しているとの報や、IMFが2019年の世界経済成長見通しを再度下方修正した事を嫌気した米株式の大幅続落を受け、寄り付きは急反落してスタートしその後はやや下げ渋りながら前引け、後場は狭いレンジで膠着感の強い展開で推移し反落して引けた。翌日はデルタ航空の好決算等を受け米株式は小反発していたものの、米長期金利の低下を受け為替が円高に振れていた事で寄り付きは小反落してスタート、あとプラス圏に浮上する場面もあったが買いが続かず再度マイナス圏に沈んで前引け、後場に入ってからも様子見姿勢が強いなか中盤から日銀による3日連続のETF買い入れ効果もあってプラス圏に浮上し小反発して引けた。週末は決算発表格化を前に手控えムードが広がり米株式は小反落していたものの、為替が円安に振れていた事で寄り付きは小反発してスタート、その後は一時マイナス圏に沈む場面もあったもののあと切り返し上げ幅を広げて前引け、後場も決算を好感した高寄与度銘柄の大幅高から高値圏を維持し続伸して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、週明けの日経平均が寄り天であと下落するかっこうになったことでこれに歩調を合わせた円買い・ドル売りが増えて週明けは反発してスタート、翌日も夕刻の時間外取引で米長期金利が低下し日米金利差が拡大するとの観測が後退し円買い・ドル売りが先行し円は続伸し、週央も米欧の貿易摩擦や世界経済の減速等への警戒感から比較的低リスク通貨とされる円に買いが入り3日続伸、翌日も米長期低下に伴う日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となり円は小幅続伸となった。週末は11日発表の米3月卸売物価指数が市場予想を上回る結果だった事を材料に円売り・ドル買いが進み円は反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,035円、次の下値フシは大引で21,584円となっているが、今週は上記の通り米中貿易交渉の最終合意が近いとの期待感や良好な米国と中国の経済指標が好感された事で上値フシを二段上まで抜いてきた。上値での乱高下があったものの、これで2月の再陽転後に付けた高値フシ21,822.04円とほぼ同値水準まで戻ってきたことになる。来週以降設定した上値フシを抜いてきたら自動的にこの水準を抜くこととなり、そうなると次の関門としては昨年12月に付けた高値フシ22,570円ということになる。」としたが、今週は先週末の米株式が3月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大きく上振れ、原油相場も反発となったことから3日続伸していたものの、200日線接近や円相場の強含みもあって4日ぶりに反落してスタート、翌日は米株式が4日ぶりに反落していたものの半導体セクターへの買いからプラス圏に浮上し小反発となったが、週央はトランプ政権がEUへの対抗措置としての関税措置を検討しているとの報や、IMFが2019年の世界経済成長見通しを再度下方修正した事を嫌気した米株式の大幅続落を受け反落。翌日は米株式の小幅続伸や日銀による3日連続のETF買い入れ効果から小反発し、週末も米株式は小反落していたものの決算を好感した高寄与度銘柄の大幅高から高値圏を維持し続伸したが上値フシを抜くまでには至らずであった。
 来週の注目指標としては、16日の2月第三次産業活動指数、17日の3月貿易統計、2月鉱工業生産指数確報値、2月設備稼働率、週末19日の3月CPI等がある。
 今週は上下いずれのフシも取らなかったことで、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で22,035円次の下値フシも大引で21,584円とするが、今週は上記の通り心理的フシ目の22,000円接近から国内機関投資家の利益確定売りが出て上値を抑え上値フシは抜けなかった。とはいえ先月に付けた終値ベースでの年初来高値を曲がりなりにも更新してきており、特殊チャートの引線には至っていないものの2月の再陽転後に付けた高値フシ21,822.04円を週末終値では抜いている。というワケで来週以降も特殊チャートの引線条件である設定している高値フシを抜けるのかどうか注目だがこれを抜けて来た場合、次の関門としては昨年12月に付けた高値フシ22,570円ということになる。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,634.50、次の下値フシも大引で1,575.49とするが、今週は米中協議で合意が近づいているとの報道や良好な米国と中国の経済指標が好感された事で概ね堅調推移となったものの節目は取らず終い。というワケで来週以降も先月わずか2ポイント足らずのところで抜けなかった昨年12月18日の再陰転前の戻り高値を抜くことが出来るのかどうか、設定している高値フシを抜けば自動的にここを抜き、そうなると次は一気に1,689ポイントまで関門らしい関門が存在しなくなるだけに引き続きこの辺を注目しておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が3月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大きく上振れ3日続伸していたものの、200日線接近や円相場の強含みもあって週明けは反落してスタート、翌日も週明けの米株式が4日ぶりに反落していた事を受け小幅続落、週央もトランプ政権がEUへの対抗措置としての関税措置を検討しているとの報や、IMFが2019年の世界経済成長見通しを再度下方修正した事を嫌気した米株式の大幅続落を受け3日続落し、翌日も米株式は小幅続伸していたものの米長期金利の低下を受け為替が円高に振れていた事で4日続落となり、更に週末も決算発表格化を前に手控えムードが広がり小反落していた米株式を受け5日続落となったが下値フシを切るまでには至らずであった。
 今週もまた上下いずれのフシも取らなかったことで、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,634.50次の下値フシも大引で1,575.49とするが、今週は上記の通り比較的堅調推移となった日経平均とは対照的に5日続落と冴えない展開に終始した。今週も顕著だったNT倍率の上昇が何所まで続くかというところがポイントだが、来週以降も先月わずか2ポイント足らずのところで抜けなかった昨年12月18日の再陰転前の戻り高値を抜くことが出来るのかどうか、設定している高値フシを抜けば自動的にここを抜き、そうなると次は一気に1,689ポイントまで関門らしい関門が存在しなくなるだけに引き続きこの辺に注目しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で26,519.50ドル、次の下値フシは大引で25,996.49ドルとなっているが、今週は上記の通り良好な米国と中国の経済指標が好感された事で上値フシを抜いてきた。1月と2月に再陽転を重ね既に昨年10月からの長大陰線に差し込んでいる事で、こちらの指数の次の関門としてはこの起点である昨年10月に付けた高値フシである26,651ドルとなる。」としたが、今週は旅客機事故の影響が懸念されるボーイングの値下がりから週明けは4日ぶりに反落してスタート、翌日もトランプ政権がEUへの対抗措置としての関税措置を検討しているとの報や、IMFが2019年の世界経済成長見通しを再度下方修正した事を嫌気し大幅続落、週央はデルタ航空の好決算等を受け小反発となったが、翌日は決算発表格化を前に手控えムードが広がり小反落、週末は3月輸入物価指数が予想を上振れモルガンが好決算だった事で金融セクターに買いが入り急反発となったが上下いずれのフシも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、週明け15日の4月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日の米3月鉱工業生産指数、米3月設備稼働率、4月NAHB住宅市場指数、17日の米2月貿易収支、ベージュブック、18日の米3月小売売上高、米週間新規失業保険申請件数、4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米4月PMI速報値、週末19日の米3月住宅着工件数、米3月建設許可件数等がある。
 今週は上下いずれのフシも取らなかったことで、来週もまた現在値から次の上値フシも大引で26,519.50ドル次の下値フシは大引で25,996.49ドルとするが、今週は上記の通り決算発表本格化を前にした手控えムードが広がりフシ目は取らず終いであった。NT倍率が上昇した今週の日本とは逆にこちらはS&P500種の上値フシ取りを横目に上値フシ抜けは適わなかったが、それでも週末は昨年10月3日に付けた最高値まであと416ドルに迫っており来週以降はこのS&P500種の後追いでこちらも昨年秋の高値フシに接近してくるのかどうかこの辺を注視しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,894.50、次の下値フシは大引で2,839.49となっているが、今週は上記の通り良好な米国と中国の経済指標が好感された事で上値フシを抜いてきた。先々月と先月と再陽転を重ね既に昨年9月からの長大陰線に差し込んでいる事で、こちらの指数の次の関門としてはこの起点である昨年9月に付けた高値フシである2,908ポイントとなる。」としたが、今週はヘルスケア事業が成長を牽引するとのリポートからアップルが買われ、他にアマゾン等主力の一角も買われた事で週明け8日は2,895.77と続伸してスタート、早速設定していた2,894.50の上値フシを抜いて来た。翌日はトランプ政権がEUへの対抗措置としての関税措置を検討しているとの報や、IMFが2019年の世界経済成長見通しを再度下方修正した事を嫌気し反落となったが、週央はデルタ航空の好決算等を受け小反発し、翌日も3月PPIが前月比で大きく伸び金融株の一角が堅調に推移した事で続伸、週末も3月輸入物価指数が予想を上振れモルガンが好決算であった事で金融セクターに買いが入り大幅続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは現在値から次の上値フシが大引で2,923.50次の下値フシは大引で2,868.49となっているが、今週は上記の通り週明けからアップルやアマゾンなどの主力株の一角が買われ上値フシを抜いて来た。先週に引き続きのフシ抜けで先週記の昨年9月からの長大陰線の起点である昨年9月に付けた高値フシである2,908ポイントに急接近となった今週だが、これで来週以降に今回設定した上値フシを抜けるとこの起点と更にその上の昨年8月に付けた高値フシを抜きいよいよ特殊チャートでも新値に躍り出ることとなる事でこれが適うのかどうか注目しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,072.50、次の下値フシは大引で11,835.49となっているが、今週は上記の通り良好な欧州と中国の経済指標が発表され半導体セクターも強含んだ事で終値ベースで2018年10月上旬以来、約6か月ぶりの高値で引け二段上のフシまで抜いて来た。先週記で「〜来週以降も引き続き陽線を伸ばし直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となる〜」としたが、週明けの上値フシ取りであと一歩及ばずであったフシ抜けも週央の大幅続伸で適いここで再陽転確認となった。これで昨年10月23日の再陰転前の戻り高値を超え下落中段の大陰線に差し込んだ事で次の関門らしい関門はその起点である12,431ポイントまで存在しなくなる。」としたが、今週はコメルツ銀行との統合について欧州銀行の監督当局が人員削減などの詳細を明らかにするよう求めたと伝わり売りが広がったドイツ銀行や、幹部の経営辞任が相次いだIT大手SAPの下落等を受け週明けは8営業日ぶりに反落してスタート、翌日も複数のアナリストが投資判断を引き下げたIT大手SAPや、米半導体用材料メーカーの買収を巡り競合相手を上回る提示額を示した医薬・化学大手メルクの値下がりから続落となったが、週央はアナリストによる目標価格引き上げ等を受けた航空のルフトハンザやオンライン決済サービス大手ワイヤカードの上昇を受け3日ぶりに反発となり、翌日も3月の旅客数が増加した航空のルフトハンザが前日に引き続き大幅続伸した事などを受け続伸、更に週末も2019年の利益見通しを据え置いた素材大手コベストロや、化学大手BASF等の値上がりから3日続伸となったが上値のフシを抜くまでには至らずであった。
 今週は上下いずれのフシも取らなかったことで、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で12,072.50次の下値フシも大引で11,835.49とするが、今週は上記の通り好悪材料が交錯し個別で選別色が強まった結果小動きに終始し節目は取らず終いであった。とはいえ先週の再陽転で昨年10月23日の再陰転前の戻り高値を超え、下落中段の大陰線に差し込んだ事で次の関門らしい関門はその起点である12,431ポイントまで存在しなくなっているだけに来週以降もその起点を目指して陽線を伸ばしてゆくのかどうかその辺を見ておきたい。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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