2021年01月16日(土)

睦月相場 [CFD]

【サマリー・01/12〜01/15】

 今週の日経平均は、先週の連邦議会議事堂への乱入事件を受けた民主党のトランプ大統領弾劾訴追案下院提出で政局混乱が警戒され、週明けの米株式が5日ぶりに反落していた事を受け連休明けの寄り付きは反落してスタート、その後は米長期金利の上昇を受けた金融セクターの上昇等を受け中盤からプラス圏に浮上して前引け、後場は米株価指数先物が堅調に推移する一方で政府が関西3府県にも緊急事態宣言の対象拡大を表明するなどの懸念とが交錯し先週末終値を挟んで推移の末に小幅続伸して引けた。週央はワクチン普及期待やバイデン次期政権による経済政策への期待などから米株式は反発していたものの、寄り前の円相場が円高・ドル安方向に振れていた事を受け寄り付きは小反落してスタート、その後は原油価格の上昇を受けた関連株の上昇などから上げ幅を広げて前引け、後場も半導体関連株への物色等を受け大幅に4日続伸して引けた。翌日は下院がトランプ大統領の弾劾手続きに入り政局不安から米株式が小反落していた事を受け寄り付きは小反落してスタート、その後は値嵩グロース株などへの買いから急速に値を上げて前引け、後場は先物への売りから急速に値を下げる場面もあったがあとFRB議長発言を見極めたいとの思惑から模様眺めで推移し5日続伸して引けた。週末はバイデン氏の経済対策公表を控え利益確定売りから米株式は続落していたものの、その後バイデン次期米大統領が1.9兆ドル規模の追加経済対策を発表した事で寄り付きは小幅続伸してスタート、その後はここ5日続伸した急ピッチな株高に対する警戒感からマイナス圏に沈んで前引け、時間外取引の米ダウ先物の軟調を受け後場に入ってからも下げ幅を広げ6日ぶりに反落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米次期政権が大型の景気刺激策を打ち出すとの見方から米長期金利の上昇が続き、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買い優勢となり連休明けは3日続落してスタート、週央は米長期金利の上昇が一服し最近の日米金利差の拡大を手掛かりにした円安・ドル高の進行に対して巻き戻しの動きが広がり円は4営業日ぶりに反発となった。翌日は米追加経済対策によって景気回復に向かうとの期待から日本時間の取引で米長期金利が上昇、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが出て円は反落となった。週末はFRB議長が金融緩和の長期化を示唆した事や米雇用指標の悪化を背景にしたドル売りが続き円は反発となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で28,435円、次の下値フシは大引で27,844円となっているが、今週は上記の通り民主党が米政権・議会で圧倒的多数を占めるブルーウェーブとなった事や米経済指標の予想外の改善が好感され設定していた上値フシを抜いて来た。大発会で一服を入れた事で週末の上値フシ取りでは再陽転のフシをも抜き、ここで昨年末28日に続いての再陽転を確認しおよそ30年5か月ぶりに28,000円の大台を回復し高値引けで今週の取引を終えている。この再陽転で来週以降も引き続き陽線を伸ばしてくる動きを継続するのかどうかこの辺を注目しておきたい。」としたが、今週は民主党のトランプ大統領弾劾訴追案下院提出で週明けの米株式は5日ぶりに反落していたものの、米長期金利の上昇を受けた金融セクターの上昇等を受け連休明けは小幅続伸してスタート、週央13日もワクチン普及期待やバイデン次期政権による経済政策への期待などから反発していた米株式を受け28,456.59円と大幅に4日続伸し設定していた28,435円の上値フシを先ずは抜いて来た。翌日も米株式が小反落していたものの値嵩グロース株などへの買いから大幅に5日続伸となったが、週末はバイデン氏の経済対策公表を控え利益確定売りから続落していた米株式を受け6日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け18日の11月鉱工業生産確報値、11月設備稼働率、21日の12月の貿易統計、週末22日の12月CPIの他、20日からの日銀金融政策決定会合にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で28,755円、次の下値フシは大引で28,164円となっているが、今週は上記の通り米長期金利の上昇や米株高を受け1990年以来、約30年5か月ぶりの高値を更新し上値フシを抜いて来た。また米ドル建てでの日経平均も1989年12月27日に付けた273.07ドルを約31年ぶりに更新しておりここからは強弱感が対立しそうなところだが、先週8日には先月28日に次ぐ再陽転を確認しており来週以降も陽線を伸ばしてくる動きを継続するのかどうか引き続きこの辺を注目しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,886.50、次の下値フシは大引で1,823.49となっているが、今週は上記の通り民主党が米政権・議会で圧倒的多数を占めるブルーウェーブとなった事や米経済指標の予想外の改善が好感され設定していた上値フシを抜いて来た。既に昨年末の29日には昨年11月4日に続く再陽転を確認しており、1,900ポイントの大台をターゲットゾーンとして来週以降も陽線を伸ばしてくるのかどうかこの辺を注目しておきたい。」としたが、今週は民主党のトランプ大統領弾劾訴追案下院提出で週明けの米株式は5日ぶりに反落していたものの、米長期金利の上昇を受けた金融セクターの上昇等を受け連休明けは小幅ながら4日続伸してスタート、週央もワクチン普及期待やバイデン次期政権による経済政策への期待などから反発していた米株式を受け5日続伸、翌日も米株式が小反落していたものの値嵩グロース株などへの買いから6日続伸となったが、週末はバイデン氏の経済対策公表を控え利益確定売りから続落していた米株式を受け7日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが1,886.50、次の下値フシも大引で1,823.49とするが、今週は上記の通り米長期金利の上昇や米株高を受け概ね堅調推移となったものの上値フシを取るまでには至らずであった。先月29日の再陽転以降ジリジリと値を上げてきているが、引き続き1,900ポイントの大台をターゲットゾーンとして来週以降も陽線を伸ばしてくるのかどうかこの辺を注目しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で31,136.50ドル、次の下値フシは大引で30,521.49ドルとなっているが、今週は上記の通り上院決選投票への警戒感から年明けは下値フシを切ってのスタートとなったが、あと民主党が政権・議会で圧倒的多数を占めるブルーウェーブにより財政支援やインフラ拡大の期待から上値フシを抜き3日続けての史上最高値更新となった。年明け最初の取引で下値フシを切った際に空間を埋めずに維持していた事で、6日の大幅続伸では同時に再陽転のフシをも抜きここで昨年11月24日に続いての再陽転を確認した。この再陽転で来週以降も引き続き史上最高値を塗り替える動きが継続するのか否かこの辺をS&P500種と共に注目しておきたい。」としたが、今週はトランプ大統領の罷免問題を巡る米政治の混乱が投資家心理の悪化につながり週明けは5日ぶりに反落してスタート、翌日はワクチン普及期待やバイデン次期政権による経済政策への期待などから反発したが、週央は下院がトランプ大統領の弾劾手続きに入り政局不安から小反落し、翌日もバイデン氏の経済対策公表を控え利益確定売りから続落、更に週末も12月小売売上高が市場予想を下回った事で3日続落となったが上下のフシは何れも取らず終いで今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、20日の米1月NAHB住宅市場指数、21日の米週間新規失業保険申請件数、米12月住宅着工件数、米12月建設許可件数、1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、週末22日の米1月PMI速報値、米12月中古住宅販売件数等がある。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが31,136.50ドル、次の下値フシも大引で30,521.49ドルとするが、今週は上記の通りバイデン次期大統領の経済対策公表を控え模様眺めの推移となりフシ目は取らず終いであった。バイデン次期大統領の追加経済対策発表で材料出尽くし感から週末は一服となったが、既に先週6日には再陽転を確認しており引き続き来週以降は史上最高値を塗り替える動きが再開するのか否かこの辺をS&P500種と共に注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,841.50、次の下値フシは大引で3,766.49となっているが、今週は上記の通り上院決選投票への警戒感から年明けは下値フシを切ってのスタートとなったが、あと民主党が政権・議会で圧倒的多数を占めるブルーウェーブにより財政支援やインフラ拡大の期待から上値フシを抜き3日続けての史上最高値更新となった。年明け最初の取引で下値フシを切った際に空間を埋めずに僅か1ポイントながら空間を維持していた事で、6日の切り返しから7日の上値フシ抜きでは同時に再陽転のフシをも抜きここで先月16日に続いての再陽転を確認した。この再陽転で来週以降も引き続き史上最高値を塗り替える動きが継続するのか否かこの辺をDOWと共に注目しておきたい。」としたが、今週はトランプ大統領の罷免問題を巡る米政治の混乱が投資家心理の悪化につながり週明けは5日ぶりに反落してスタート、翌日はワクチン普及期待やバイデン次期政権による経済政策への期待などから反発し、週央もバイデン次期大統領による経済対策への期待から続伸となったが、翌日はバイデン氏の経済対策公表を控え利益確定売りから反落し、週末も12月小売売上高が市場予想を下回った事で続落となったが上下のフシは何れも取らず終いで今週の取引を終えた。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大で3,841.50、次の下値フシも大引で3,766.49とするが、今週は上記の通りバイデン次期大統領の経済対策公表を控え模様眺めの推移となりフシ目は取らず終いであった。バイデン次期大統領の追加経済対策発表で材料出尽くし感から週末は一服となったが、既に先週7日には再陽転を確認しており引き続き来週以降は史上最高値を塗り替える動きが再開するのか否かこの辺をDOWと共に注目しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で14,189.50、次の下値フシは大引で13,910.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの感染拡大抑制の為の行動制限延長が嫌気され下値フシを切るもあと米新政権による景気刺激策期待が広がるなか景気敏感株の上昇などで上値フシを2段上まで抜いて来た。5日に一服を入れた事で翌6日の上値フシ取りでは再陽転のフシをも抜きここで先月15日に続いて再陽転を確認、2日後の週末には14,000の大台に乗せ3日連続で終値ベース史上最高値を更新となった。週末に発表されたドイツの2020年11月の鉱工業生産の前月比も市場予想を上回っており、来週以降も引き続き史上最高値を塗り替える動きが継続するのか否かこの辺を注目しておきたい。」としたが、今週は新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念されるなか、アナリストが目標株価を引き下げた医療機器大手フレゼニウスの大幅安等を受け週明けは4営業日ぶりに反落してスタート、翌日もRWEやエーオンなど電力大手の下落を受け小幅続落となったが、週央はアナリストが目標株価を引き上げたドイツポストの上昇や医薬化学大手バイエルの大幅高を受け小反発となり、翌日もアナリストの目標株価の引き上げでドイツ銀行が大幅高した事などから続伸、週末15日は米株式相場の3日続落を受けたリスク回避の売りが出るなか前日に大幅高したドイツ銀行が急反落し、タイヤ大手コンチネンタルやスポーツ用品大手アディダス等も大幅安し13,787.73と急反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,924.50、次の下値フシは大引で13,651.49となっているが、今週は上記の通り高値警戒感が燻るなか米株式の続落を受け下値フシを切って来た。史上最高値更新後という米株式同様の状況だけに高値警戒感止む無しといった感じだが、この一服で6日の再陽転時の空間は埋めてきた。これとまったく同様の波形が昨年12月の再陽転後にも示現したが、来週以降この時と同様にその後も更に再陽転を示現してくるのかどうかこの辺を見ておきたい。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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