2017年03月25日(土)

年度末 [CFD]

【サマリー・03/21〜03/24】

 今週の日経平均は、週明けの米株式がG20控えの様子見ムードから小幅続落となっていた事や、朝方に1ドル112円台まで上昇した円相場を受け連休明けの寄り付きは続落してスタートしその後は円高一服と共に下げ渋りを見せて前引け、後場に入ると戻り一巡感から非常に狭いレンジでの揉み合いが続き続落して引けた。週央はFBI長官がロシアによる米大統領選介入疑惑を巡りトランプ政権との繋がりを捜査している事を認めた他、オバマケア廃止を含む医療保険関連法案で共和党内の調整が難航している事も嫌気され、今後の政権運営への先行き懸念から米株式が大幅続落となっていた事を受け寄り付きは大幅続落してスタート、その後も北朝鮮がミサイル発射の可能性との報を嫌気し下げ幅を広げて前引け、後場に入ってからも引き続き頭重く推移し大幅に3日続落して引けた。翌日は原油相場の続落や英で発生したテロ事件を受けて米株式は小幅続落となっていたものの、昨日の大幅続落に対する反動から寄り付きは小反発してスタートしその後は前日終値を挟み揉み合いながら前引け、後場に入ると日銀のETF買い入れ観測等を支えに小幅高水準で推移し4日ぶりに小反発で引けた。週末はオバマケア代替法案成立を巡る投票結果を見極めたいとの雰囲気のなか小幅続落となった米株式を受け寄り付きは小反落してスタート、その後は円高や長期金利低下が一服すると共にショートカバーが優勢となりプラス圏に浮上してからも上げ幅を広げて前引け、後場に入ってからも高値圏を維持し大幅続伸して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は米ミシガン大学消費者信頼感指数の5-10年期待インフレ率が過去最低を記録し米債券利回りが低下したほか、英国の欧州連合からの離脱に対する懸念もあって連休明けは反発してスタート、週央もトランプ政権に対する懐疑的な見方の台頭から日米欧の株価に下落圧力がかかった事で投資家のリスク回避姿勢が強まり、比較的低リスク通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり円は大幅続伸となった。翌日はオバマケア代替法案議会通過が難航するとの見方が台頭、トランプ政権が掲げる税制改革等の政策実現に遅れが出るとの思惑から円買い・ドル売りが先行し円は3日続伸となった。週末は事業会社の決済が集中する事実上の「5・10日」にあたり国内輸入企業の円売り・ドル買いが増加し円は4日ぶりに反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「来週も引き続き現在値から次の上値フシが大引で19,805円、次の下値フシは大引で19,394円とするが、今週は上記の通り米FOMC等を控えて小動きに終始し上下のフシは取らず終いであった。とはいえ高寄与度の個別では先週7日に22,100円台にあるフシを切って目先陰転を確認したファナックは今週切り返しを見せ週末には22,500円台のフシを抜いて早くもニュートラルへ。上げ相場未終了型で切り返しを見せる典型パターンとなっており、6,500円台にあるフシを抜ければ再陽転を確認する京セラなど他の高寄与度銘柄もあるだけに指数の揉み合いが上値でどの程度継続されるのか来週以降その辺も併せて見てゆきたい。」としたが、今週は週明けの米株式がG20控えの様子見ムードから小幅続落となっていた事や、1ドル112円台まで上昇した円相場を受け連休明けは続落してスタート、週央22日も今後のトランプ政権運営への先行き懸念から米株式が大幅続落となっていた事や、北朝鮮がミサイル発射の可能性との報を嫌気し19,041.38円と大幅に3日続落し設定していた19,394円の下値フシを先ずは切ってきた。翌日は米株式が小幅続落となっていたものの、日銀のETF買い入れ観測等を支えに4日ぶりに小反発し、週末も米株式は小幅続落していたものの円高や長期金利低下が一服からショートカバー優勢となり19,262.53円と大幅続伸し新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け27日の2月企業向けサービス価格指数、29日の2月小売業販売額、2月百貨店・スーパー販売額、31日の2月CPI、2月鉱工業生産指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で19,465円次の下値フシは大引で19,054円となっているが、今週は上記の通りトランプ米大統領の今後の政権運営への先行き懸念台頭や、北朝鮮がミサイル発射の可能性との報も入り週央に下値フシを切ったものの週末には切り返して取引を終えた。新値を抜いた後の連休明けまでの下落において前回の安値フシを切っている事で、ここからは一気に新値まで切り返すか若しくは連休明けまでの陰線に孕んでくるかどうかに注視したい。後者パターンではそれだけ再陽転のハードルが下がって来るのでこの辺も併せて注目おきたいところ。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,605.50、次の下値フシは大引で1,548.49となっているが、今週は上記の通り先週末発表の雇用統計を好感した前週末の米株式続伸を受け3日続伸し上値フシを抜いてきた。先週記では「〜ここを上に伸ばせばこれまで直近安値を切ると目先陰転にもなり易いとしてきた上値での段上げ小波動も崩れてくる〜」と書いたが、これで一先ず直近安値等は気にならなくなった。ただ個別ではメガバンクの一角など上方に空間を有しているものもあるのでこの辺は安値フシ割れに注意しておきたい。」としたが、今週は週明けの米株式がG20控えの様子見ムードから小幅続落となっていた事や、1ドル112円台まで上昇した円相場を受け連休明けは続落してスタート、週央22日も今後のトランプ政権運営への先行き懸念から米株式が大幅続落となっていた事や、北朝鮮がミサイル発射の可能性との報を嫌気し1,530.20と大幅に3日続落し設定していた1,548.49の下値フシを先ずは切ってきた。翌日は米株式が小幅続落となっていたものの、日銀のETF買い入れ観測等を支えに4日ぶりに小反発し、週末も米株式は小幅続落していたものの円高や長期金利低下が一服からショートカバー優勢となり続伸して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,558.50、次の下値フシは大引で1,501.49となっているが、今週は上記の通りトランプ米大統領の今後の政権運営への先行き懸念台頭や、北朝鮮がミサイル発射の可能性との報も入り週央に下値フシを切ってきた。先週記では上値フシを抜いたことで上値での段上げ小波動も崩れて一先ず直近安値等は気にならなくなったとしたが、今週の下値フシ切りではこの下落によって空間を埋めてしまった事で今後はここから段上げ型が完成してくるようであれば再度下値フシには注意しなければならなくなってくるが、先ずはこの型を形成してくるのかどうかこの辺を見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「来週も引き続き現在値から次の上値フシが大引で21,063.50ドル、次の下値フシも大引で20,648.49ドルとするが、今週は上記の通りFOMCやG20を控え模様眺めムードが強く比較的小動きに終始する展開となった。S&P500種同様に特殊チャートは応分の空間を有しているので、この位置からのポイントはここから切り返して再陽転のフシを抜くのかそれとも半値引けまで押すのか引き続きこの辺を注視したい。」としたが、今週はG20控えの様子見ムードから週明けは小幅続落してスタート、翌日もFBI長官がロシアによる米大統領選介入疑惑を巡りトランプ政権との繋がりを捜査している事を認めた他、オバマケア廃止を含む医療保険関連法案で共和党内の調整が難航している事も嫌気され、今後の政権運営への先行き懸念から大幅続落、週央も原油相場の続落や英で発生したテロ事件を受け小幅続落し、翌日もオバマケア代替法案成立を巡る投票結果を見極めたいとの雰囲気のなか小幅続落、更に週末も試金石となるヘルスケア法案が大統領指示で採決見送りとなり今後の大型減税等の実現性への懸念が強まり20,596.72ドルと続落、これまで設定していた20,648.49ドルの下値フシを切って今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、28日の1月ケース・シラー米住宅価格指数、米3月消費者信頼感指数、3月リッチモンド連銀製造業指数、29日の米2月住宅販売保留指数、30日の米週間新規失業保険申請件数、米10-12月期四半期実質GDP確定値、31日の米2つK伊個人所得・支出、3月シカゴ購買部協会景気指数、3月ミシガン大学消費者態度指数確報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で20,801.50ドル次の下値フシは大引で20,392.49ドルとなっているが、今週は上記の通りトランプ米大統領の今後の政権運営への先行き懸念が台頭した事で約2週間ぶりの下値フシ切りで取引を終えている。21日には2016年9月以来、約半年ぶりの大きさの下げ幅となり週末は3月第2週に続いて下値フシを切ってきたが、今週設定した下値フシをも切ると自動的に半値引け水準にあたる20,490ドルも切って来ることになるので、来週以降は先ず下値フシを切るか否かこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「来週も引き続き現在値から次の上値フシが大引で2,390.50、次の下値フシも大引で2,345.49とするが、今週は上記の通りFOMCやG20を控え模様眺めムードが強く比較的小動きに終始する展開となった。DOW同様に特殊チャートは応分の空間を有しているのでこの位置からのポイントはいつも同じで、来週以降はここから切り返して再陽転のフシを抜くのかそれとも半値引けまで押すのか引き続きこの辺を注視したい。」としたが、今週はG20控えの様子見ムードから週明けは小幅続落してスタート、翌日21日もFBI長官がロシアによる米大統領選介入疑惑を巡りトランプ政権との繋がりを捜査している事を認めた他、オバマケア廃止を含む医療保険関連法案で共和党内の調整が難航している事も嫌気され、今後の政権運営への先行き懸念から2,344.02と大幅続落、これまで設定していた2,345.49の下値フシを切ってきた。週央はマイクロソフトやアップル等のテクノロジーセクターの上昇から反発したが、翌日はオバマケア代替法案成立を巡る投票結果を見極めたいとの雰囲気のなか再度小反落、週末も試金石となるヘルスケア法案が大統領指示で採決見送りとなり今後の大型減税等の実現性への懸念が強まり小幅続落して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,366.50次の下値フシは大引で2,321.49となっているが、今週は上記の通りトランプ米大統領の今後の政権運営への先行き懸念が台頭した事で2週間ぶりの下値フシ切りで取引を終えている。3月第2週に続いて下値フシを切ってきたが、今週設定した下値フシをも切ると自動的に半値引け水準にあたる2,323ポイントも切って来ることになるので、来週以降は先ず下値フシを切るか否かこの辺を見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「来週も引き続き現在値から次の上値フシが大引で12,186.50、次の下値フシも大引で11,947.49とするが、今週は上記の通り米FOMCを控え個別もマチマチの展開で先週に続きフシ取りならず。今週発表された3月ドイツZEW景況感指数は12.8と、事前予想の13.0には届かなかったものの前回の10.4からは上昇している。先々週の再陽転は温存されていることで、来週以降も残る関門となった一昨年4月の高値フシを目指す動きになってくるのかどうか引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はライツイシューを翌日に控えたドイツ銀行やスポーツ用品のアディダス等の下落から週明けは反落してスタート、翌日もフルゼニウスやフルゼニウス・メディカル・ケア等の大幅安や自動車のフォルクスワーゲンの下落から続落し、更に週央22日もドイツ証券取引所や化学工業のリンデの大幅安から11,904.12と3日続落し先ずは設定していた11,947.49の下値フシを切ってきたが、翌日23日は前日に下落したドイツ証券取引所や化学工業のリンデの急反発を受け一転して12,039.68と反発し新規設定された上値フシを抜き、週末も前日に続いてドイツ証券取引所の続伸や半導体のインフィニオンテクノロジーズの上昇を受けて続伸して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,159.50次の下値フシは大引で11,920.49となっているが、今週は上記の通り主力の下落を受けて3週間ぶりに下値フシを切るもすかさず切り返して取引を終えている。今月あたまに再陽転して以降モタついているが、その過程で12,000台の最初の関門を抜いており来週以降も残る関門となった一昨年4月の高値フシを目指す動きになってくるのかどうか引き続きこの辺を見ておきたい。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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