2020年01月25日(土)

パンデミック懸念と緊急事態宣言見送り [CFD]

【サマリー・01/20〜01/24】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が市場予想を上回った中国12月経済指標を受け世界景気への楽観から続伸し史上最高値を更新していた事を受け、週明けの寄り付きは続伸してスタートしその後も堅調推移で前引け、後場は本日の米市場が休場とあって売買低調となったものの3日続伸して引けた。翌日は米市場がキング牧師誕生日の祝日で休場となるなかIMFが世界経済見通しを下方修正した事が嫌気され寄り付きは小反落してスタート、その後は中盤から為替が円高に振れ先物への売りが出た事で急速に下げ幅を広げて前引け、後場は新型肺炎の拡大懸念から香港株が大きく下落したなども重しとなり安値で推移し4日ぶりに急反落して引けた。週央は中国の新型コロナウイルスへの懸念からアジア主要株式が全面安となり、ワシントン州で同ウイルスの感染者が確認された事も嫌気され連休明けの米株式が6日ぶりに反落していた事を受け寄り付きは小反落してスタート、その後は押し目買いからプラス圏に浮上して前引け、後場も香港株が反発した事で過度な警戒感が和らぎ上げ幅を拡大させ反発して引けた。翌日は主力小型機の運航再開に不透明感が強まった航空機のボーイングの下落が重荷になった事で小幅続落していた連休明けの米株式や円高を受け寄り付きは反落してスタート、その後は先物に対する売り一巡感が意識されやや下げ渋りの展開で前引け、後場はアジア株がジリジリと下げ幅を拡大したことなどで押し目買いの動きが限られ急反落して引けた。週末はコロナウイルス感染拡大を巡る中国政府による移動制限措置実施で同国経済減速への懸念から米株式は3日続落していたものの、ナスダック高から半導体関連に買いが入り寄り付きは反発してスタート、その後は新型肺炎への警戒感から次第に値を削りマイナス圏に沈んで前引け、香港ハンセン指数が落ち着いた動きとなった事で後場は再度プラス圏に浮上し小反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米国の3連休を控えて持ち高調整の円買い・ドル売りが入り週明けは3営業日ぶりに反発してスタート、翌日も中国の新型コロナウイルスへの懸念からアジア主要株式が全面安となったのに歩調を合わせ、比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが出て続伸となった。週央は日経平均の上昇に加えアジア株も総じて底堅く推移した事で比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり円は小反落となった。翌日は中国の新型肺炎への警戒感が強く比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが出て反発し、週末も新型肺炎の感染拡大が中国などの景気を冷やすとの見方から比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となり続伸となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で24,285円、次の下値フシは大引で23,774円となっているが、今週は上記の通り米中貿易協議での第1段階の合意署名を控え関係改善期待の高まりから連休明けに設定していた上値フシを抜いて来た。このフシ抜けで昨年12月の高値フシを一文抜きとなったが、来週以降今回設定した上値フシを抜いてくるとその上に位置する一昨年10月に作成した高値関門をも抜いてくる事になるのでこれが適うかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が市場予想を上回った中国12月経済指標を受け世界景気への楽観から続伸し史上最高値を更新していた事を受け週明けは続伸してスタート、翌日は米市場がキング牧師誕生日の祝日で休場となるなかIMFが世界経済見通しを下方修正した事が嫌気され4日ぶりに急反落し、週央は中国の新型コロナウイルスへの懸念から連休明けの米株式が6日ぶりに反落していたものの香港株が反発した事を受け反発、翌日は連休明けの米株式が小幅続落していた事やアジア株がジリジリと下げ幅を拡大したことなどで急反落し、週末はコロナウイルス感染拡大懸念から米株式は3日続落していたものの香港ハンセン指数が落ち着いた動きとなった事で小反発となったが上下のフシはいずれも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、28日の12月企業向けサービス価格指数、週末31日の12月失業率、12月有効求人倍率、12月小売業販売額、12月百貨店・スーパー販売額、12月鉱工業生産速報値等がある。
 今週は上下いずれのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で24,285円、次の下値フシも大引で23,774円とするが、今週は上記の通り中国のコロナウイルスによる新型肺炎蔓延への懸念が燻るなかフシ目は取らず終い。先週のフシ抜けで既に昨年12月の高値フシを一文抜きとなっているが、引き続き来週以降今回設定した上値フシを抜いてくるとその上に位置する一昨年10月に作成した高値関門をも抜いてくる事になるのでこれが適うかどうかこの辺を見ておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,759.50、次の下値フシは大引で1,698.49とするが、今週は上記の通り米中貿易協議での第1段階の合意署名を控え神経質な雰囲気の中を小動きでの推移となりフシ目は取らず終い。引き続き十分な空間を有している事で来週以降も先に設定した上値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となり、一昨年9月の高値関門を目指す展開となってくる。」としたが、今週は先週末の米株式が市場予想を上回った中国12月経済指標を受け世界景気への楽観から続伸し史上最高値を更新していた事を受け週明けは続伸してスタート、翌日は米市場がキング牧師誕生日の祝日で休場となるなかIMFが世界経済見通しを下方修正した事が嫌気され反落し、週央は中国の新型コロナウイルスへの懸念から連休明けの米株式が6日ぶりに反落していたものの香港株が反発した事を受け反発、翌日は連休明けの米株式が小幅続落していた事やアジア株がジリジリと下げ幅を拡大したことなどで再度急反落し、週末もコロナウイルス感染拡大懸念から3日続落していた米株式を受け小幅続落となったが上下のフシはいずれも取らず終いであった。
 今週もまた上下いずれのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,759.50、次の下値フシも大引で1,698.49とするが、今週は上記の通り中国のコロナウイルスによる新型肺炎蔓延への懸念が燻るなかフシ目は取らず終い。とは言うものの下値フシを切ってゆく動きも見られず、引き続き十分な空間を有している事で来週以降も先に設定した上値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となり、一昨年9月の高値関門を目指す展開となってくる。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で29,589.50ドル、次の下値フシは大引で29,006.49ドルとなっているが、今週は上記の通り良好な各種経済指標を受け設定していた上値フシを抜いて来た。週間では1.82%高と今週も順調に上値を伸ばしS&P500種と共に史上最高値を更新してきているが、引き続き来週も現在の長大陽線を伸ばしてくるのかどうかこの辺に注目しておきたい。」としたが、今週は中国の新型コロナウイルスへの懸念からアジア主要株式が全面安となり、ワシントン州で同ウイルスの感染者が確認された事も嫌気され連休明けは6日ぶりに反落してスタートし、週央も主力小型機の運航再開に不透明感が強まった航空機のボーイングの下落が重荷になった事で小幅続落、翌日もコロナウイルス感染拡大を巡る中国政府による移動制限措置実施で同国経済減速への懸念から3日続落し、週末24日も新型肺炎に関し米疾病対策センターが米国内で2人目の感染者が見つかったとの報で米国内での感染拡大を警戒した売りで28,989.73ドルと4日続落し設定していた29,006.49ドルの下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け27日の米12月新築住宅販売件数、28日の米12月耐久財受注、11月ケース・シラー米住宅価格指数、米1月消費者信頼感指数、1月リッチモンド連銀製造業指数、29日の米12月住宅販売保留指数、FRB議長定例記者会見、30日の米10-12月期四半期GDP速報値、米週間新規失業保険申請件数、週末30日の米個人所得・支出、1月シカゴ購買部協会景気指数、1月ミシガン大学消費者態度指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で29,278.50ドル、次の下値フシは大引で28,701.49ドルとなっているが、今週は上記の通り今週は上記の通り中国のコロナウイルスによる新型肺炎蔓延への懸念が燻り下値フシを切って来た。これで現在の長大陽線は一旦終了となったが、依然として十分な空間を有しているだけに来週以降切り返しに入り直近高値フシを抜いてくるかどうかこの辺に注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,349.50、次の下値フシは大引で3,284.49となっているが、今週は上記の通り良好な各種経済指標を受け設定していた上値フシを抜いて来た。週間では1.97%高と今週も順調に上値を伸ばしDOWと共に史上最高値を更新してきているが、引き続き来週も現在の長大陽線を伸ばしてくるのかどうかこの辺に注目しておきたい。」としたが、今週は中国の新型コロナウイルスへの懸念からアジア主要株式が全面安となり、ワシントン州で同ウイルスの感染者が確認された事も嫌気され連休明けは反落してのスタートとなったが、週央はアップル等主力の上昇から反発し、翌日も米長期金利が低下幅を縮めた事で続伸となり、週末24日は新型肺炎に関し米疾病対策センターが米国内で2人目の感染者が見つかったとの報で米国内での感染拡大を警戒した売りで急反落となったが上下のフシはいずれも取らず終いであった。
 今週は上下いずれのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で3,349.50、次の下値フシも大引で3,284.49とするが、今週は上記の通り中国のコロナウイルスによる新型肺炎蔓延への懸念が燻るなかフシ目は取らず終い。とは言うものの下値フシを切ってゆく動きも見られず引き続き来週も現在の長大陽線を伸ばしてくるのかどうかこの辺に注目しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「来週の特殊チャートは現在値から次の上値フシが大引で13,628.50、次の下値フシも大引で13,361.49とするが、今週は上記の通り個別材料で強弱はあったものの低ボラでフシ目は取らず終い。先週で前号までの孕み型シナリオは無くなると共に8日の上値フシ抜けで再陽転を達成、約2年ぶりの高値を示現しているが引き続き2018年1月下旬に付けた史上最高値を抜いてくるかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はオンライン決済大手ワイヤカードや透析器大手フルゼニウス・メディカル・ケアの大幅高を受けて週明けは続伸してスタート、翌日も医療機器大手フルゼニウスやドイツ証取の上昇を受け小幅ながら3日続伸となったが、週央はイタリアの政局に不透明感が漂い始めるなか2019年12月通期のEBITが前期の半分以下に落ち込む見通しを発表した自動車のダイムラーの下落などから4営業日ぶりに反落し、翌日もタイヤ大手コンチネンタルなど自動車セクターを中心に構成銘柄の8割が下落し大幅続落、週末は新型肺炎の感染拡大を巡る過度な警戒感がやや後退するなか、ドイツのフィンテック業界の再編等により欧州でキャッシュレス決済事業が拡大するとの期待からオンライン決済大手ワイヤカードが大幅高となった事で急反発し終値ベースでの史上最高値を更新して今週の取引を終えることとなった。
 今週は上下いずれのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で13,628.50、次の下値フシも大引で13,361.49とするが、今週は上記の通り今週は上記の通りコロナウイルス感染拡大を巡る中国政府による移動制限措置実施で同国経済減速への懸念が燻るも総じて堅調推移となった。特殊チャート上では上値フシを抜くまでには至らずであったとはいえ8日の上値フシ抜けで再陽転を達成し殊チャート上では先に新値に躍り出ていただけに、終値ベースでの史上最高値を更新は時間の問題であったといえるか。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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