2017年08月12日(土)

夏季休暇 [CFD]

【サマリー・08/07〜08/10】

 今週の日経平均は、先週末の朝方発表された7月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回った事で9日続伸となった米株式を受けて週明けの寄り付きは反発してスタート、その後も円安を好感し輸出関連株に買いが入り堅調推移で前引け、後場に入ると凪のように狭いレンジで推移したが3日ぶりに反発して引けた。翌日は良好な企業決算などが好感され週明けの米株式が10日続伸していた事を受け寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は高寄与度銘柄の下落に靡いてマイナス圏に沈んで前引け、後場に入ると昨日同様に凪のように狭いレンジで推移し反落して引けた。週央はトランプ米大統領が核交渉を拒否した北朝鮮に対して厳しい姿勢を示した事から、地政学リスクへの警戒感が高まり11日ぶりに反落していた米株式を受け寄り付きは小幅続落してスタート、その後はドル・円が節目の1ドル110円を割り込むと共に下げを加速させて前引け、後場もその地合いを継いで約2か月半ぶりの安値水準で推移し大幅続落して引けた。翌日は北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感からアジア・欧州株が全面安となった事で米株式は続落していたものの、前日の大幅続落に対する自律反発の動きから寄り付きは反発してスタート、その後は明日からの連休控えで買い一巡後は利益確定売りからマイナス圏に沈んで前引け、後場は終始狭いレンジで推移し小幅に3日続落して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、先週末発表の良好な7月米雇用統計を材料に円売り・ドル買いが優勢となり週明けは3営業日ぶりに反落してスタート、翌日は前日に米金利が低下したのを背景に日米金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢となり円は反発、週央も米朝の緊張が再度高まりリスクを避けようとする投資家による日本へのマネー還流の可能性が意識されて円買いドル売りにつながり円は続伸となった。翌日は5・10日と3連休前が重なり、輸入企業による円売り・ドル買い注文が膨らんで円は3日ぶりに反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「来週も現在値から次の上値フシは大引で20,185円、次の下値フシも大引で19,774円とするが、今週は上記の通り今週は上記の通り円高と海外株高が綱引きとなり引き続きTOPIXと共に上下のフシ目は取らず終いであった。というワケで引き続き来週以降も値嵩系が切り返しに入るのかどうかを見ておきたいが、高寄与度モノでは京セラ以外は微妙な位置におりこの辺の動向と併せて見てゆきたいところ。」としたが、今週は先週末の朝方発表された7月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回った事で9日続伸となった米株式を受けて週明けは反発してのスタートとなったが、翌日は米株式が10日続伸していたものの高寄与度銘柄の下落に靡いて反落、週央9日もトランプ米大統領が核交渉を拒否した北朝鮮に対して厳しい姿勢を示した事から、地政学リスクへの警戒感が高まり11日ぶりに反落していた米株式や円高から19,738.71円と大幅続落し、これまで設定していた19,774円の下値フシを切り、翌日も北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感からアジア・欧州株が全面安となった事で続落していた米株式を受け小幅に3日続落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け14日の4-6月期四半期実質GDP、15日の6月鉱工業生産指数確報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で19,945円次の下値フシは大引で19,534円となっているが、今週は上記の通りまたぞろ北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感からこれまで設定していた下値フシを切ってきた。このフシ切りで6月2日の再陽転のフシ目も割り込んでしまった事で先の6月20日の再陽転がこれでニュートラルに個別では高寄与度筆頭のF・リテイリングが9日には33,080円のフシを切って6月12に次ぐ再陰転を確認、昨年7月から続いているボックス圏の下限に近付きつつあるが、この下限の関門である昨年9月に作成した安値フシ32,040円を目先死守できるかどうか、上値での小波動で小さいながら三尊を形成してきたのでここから空間が陽転、再陰転どちらにも転べるワケでこの辺と併せて見てゆきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「引き続き来週も現在値から次の上値フシは大引で1,646.50、次の下値フシも大引で1,587.49とするが、今週は上記の通り円高と海外株高が綱引きとなり日経平均と共に引き続き上下のフシ目は取らず終いであった。先週記では高寄与度の個別は空間を有し一服しているモノが多いだけに、これらが各々切り返しから再陽転してくるかどうか来週はこの辺を中心に見ておきたいとしたが、うちトヨタ自動車は月替り1日に6,280円台のフシを抜いて再陽転を確認、来週以降はメガバンクなど金融系がどう動いてくるのかこの辺と併せて見ておきたい。」としたが、今週は先週末の朝方発表された7月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回った事で9日続伸となった米株式を受けて週明けは反発してのスタートとなったが、翌日は米株式が10日続伸していたものの高寄与度銘柄の下落に靡いて反落、週央もトランプ米大統領が核交渉を拒否した北朝鮮に対して厳しい姿勢を示した事から、地政学リスクへの警戒感が高まり11日ぶりに反落していた米株式や円高から大幅続落し、翌日も北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感からアジア・欧州株が全面安となった事で続落していた米株式を受け小幅に3日続落となったが今週もまた上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかったことで、引き続き来週も現在値から次の上値フシは大引で1,646.50次の下値フシも大引で1,587.49とするが、今週は上記の通りまたぞろ北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感から全般軟調推移となったものの下値フシを切るまでには至らなかった。先週号ではメガバンクなど金融系がどう動いてくるのか併せて見ておきたいとしたが、空間を有し切り返しに入っていた三井住友FGなど9日には下値フシを切ってしまい、1日に再陽転を確認していたトヨタ自動車も上値重く段上げに移行かどうかという膠着状態になってきている。現状では特殊チャートのフシ目のレンジにも満たないボラという事で225の膠着感がこちらにも如実に表れているというところ。

【DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,108.50ドル、次の下値フシは大引で21,673.49ドルとなっているが、今週は上記の通り主要企業決算の好調を背景に週明けから上値フシを抜きその後も週末まで9日続伸し8日連続で過去最高値を更新しとなった。先月中旬から揉み合いとなっているS&P500種を尻目に長大陽線を伸ばしてきているが、今週の最高値更新で前回の1月下旬から立てた長大陽線の幅を抜いてきている事で、更にその前の昨年11月から立てた長大陽線の規模を目指してくるのかどうか引き続き来週以降も見てゆきたい。」としたが、今週は良好な企業決算などが好感され週明け7日は22,118.42ドルと10日続伸し早速設定していた22,108.50ドルの上値フシを抜いてのスタートとなったが、翌日はトランプ米大統領が核交渉を拒否した北朝鮮に対して厳しい姿勢を示した事から、地政学リスクへの警戒感が高まり11日ぶりに反落、週央も北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感からアジア・欧州株が全面安となった事で続落となり、翌日10日も米朝間の緊張から地政学リスクが一層意識され21,844.01ドルと大幅続落し今度は新規設定された下値フシを切ったが、週末はこの米朝間の緊迫化を嫌気した売りが一巡し小反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、15日の8月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米7月小売売上高、米8月NAHB住宅市場指数、米6月企業在庫、16日の米7月住宅着工件数、米7月建設許可件数、FOMC議事録要旨、17日の米週間新規失業保険申請件数、米7月鉱工業生産指数、米7月設備稼働率、米7月景気先行総合指数、週末18日の8月ミシガン大学消費者態度指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,061.50ドル次の下値フシは大引で21,626.49ドルとなっているが、今週は上記の通り週明けこそ良好な企業決算などが好感され上値フシを抜いたものの、後半はまたぞろ北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感から新規設定の下値フシを切っている。今年の1月から3月に続く5月からの特殊チャートの長大陽線も漸く一服といった感じだが、空間は十分に有している事で7日まで9日連続で過去最高値を更新の騰勢を継続させ来週以降再度切り返して再陽転に向かうのか、それとも半値引けまで調整してしまうのかどうか来週以降も注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「引き続き来週も現在値から次の上値フシは大引で2,497.50、次の下値フシも大引で2,450.49とするが、今週は上記の通り週末の雇用統計を睨みながらも総じて堅調推移となったが先週に続いて上値フシを抜くまでには至らなかった。というワケで来週以降もDOWを追いかける格好で過去最高値を更新してくるのかどうかVIXとも併せて引き続き見てゆきたい。」としたが、今週は良好な企業決算などが好感され週明けは続伸してのスタートとなったが、翌日はトランプ米大統領が核交渉を拒否した北朝鮮に対して厳しい姿勢を示した事から、地政学リスクへの警戒感が高まり反落、週央も北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感からアジア・欧州株が全面安となった事で続落となり、翌日10日も米朝間の緊張から地政学リスクが一層意識され2,438.21と大幅続落し設定されていた2,450.49の下値フシを切ってきたが、週末は嫌気売り一巡でハイテク系へのカバーが入り小反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,461.50次の下値フシは大引で2,414.49となっているが、今週は上記の通り週明けこそ良好な企業決算などが好感され続伸スタートとなったものの、後半はまたぞろ北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感から設定されていた下値フシを切っている。このフシ切りで7月12日の再陽転前のような空間は埋めてしまったが、今週も下値フシ切り前は週明けから過去最高値を更新してきており依然上昇トレンドは続いているかどうか来週以降の波形を見てゆきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,372.50、次の下値フシは大引で12,129.49となっているが、今週は上記の通り3日続落から週初に下値フシを切るも翌日には往って来いの切り返しを見せた。これまで当欄で書いて来た通り6月27日の陰転確認から7月21日の再陰転確認を経て前回の長大陽線の起点までの間で順調に下落してきたが、6月27日の陰転確認後と同様に空間を空けている事でここからは半値引き上げとなるのかそれとも再陰転となるのか前回同様に来週以降は見てゆきたい。」としたが、今週はフルゼニウスグループや、ドイツ証取、ドイツ銀行の下落を受け週明けは反落してスタート、翌日はタイヤのコンチネンタルの大幅高や、エーオンやRWE等の電力大手が主導して反発となったが、週央はコメルツ銀行やドイツ銀行等の銀行株、スポーツ用品のアディダスの大幅安から再度急反落となり、翌日10日も米朝間の緊張から地政学リスクが意識され12,014.30と大幅続落となり設定していた12,129.49の下値フシを切り、週末もコメルツ銀行やミュンヘン再保険の下落から小幅続落し今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,133.50次の下値フシは大引で11,894.49となっているが、今週は上記の通りまたぞろ地政学リスクの台頭から下値フシを切ってきた。先週号では「〜6月27日の陰転確認後と同様に空間を空けている事でここからは半値引き上げとなるのかそれとも再陰転となるのか前回同様に来週以降は見てゆきたい。」と書いていたが、10日の下値フシ切りで再陰転を確認となった。7月1日号のリポートでは6月27日の陰転確認で「〜直近の長大陽線の起点が12,000ドタとなっている事でここまで関門は存在しない〜」と書いていたが、ザラバでこの12,000大台割れを達成し、やはり途中戻りはあっても長大陽線の起点までコツンと止まる関門は存在しない事の証となった。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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