2020年08月08日(土)

旧盆 [CFD]

【サマリー・08/03〜08/07】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が市場予想を上回る決算を出して上場来高値まで買われたアップルが牽引する格好で反発していた事で週明けの寄り付きは反発してスタート、その後も円安を背景に上げ幅を拡大させて前引け、レバ型ETFに絡む先物への買い思惑も出て後場も高値圏を維持し7営業日ぶりに急反発して引けた。翌日はマイクロソフトの上場来高値更新や追加経済対策協議進展期待から週明けの米株式が大幅続伸していた事を受け寄り付きは続伸してスタートしその後も高値揉み合いで前引け、後場に入ると先物ヘのショートカバーも促進され一段高となり大幅続伸して引けた。週央は追加経済対策への期待が高まり米株式は3日続伸していたものの、連日の大幅続伸から利確売りが優勢となり寄り付きは反落してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場は日銀によるETF買い入れ実施の思惑から下げ幅を縮めるも上値追いの動きは限られ3日ぶりに反落して引けた。翌日は7月ISM非製造業景況指数が市場予想に反し前月から上昇した事などで米株式は大幅に4日続伸していたものの、引き続きスピード調整から寄り付きは小幅続落してスタート、その後は好決算銘柄物色から一時プラス圏に浮上する場面もあったが香港ハンセン指数が下げに転じ先物への売りから再度マイナス圏に沈んで前引け、後場もその流れから終始マイナス圏での推移となり続落して引けた。週末は週間新規失業保険申請件数が3週間ぶりに減少し労働市場回復への期待が広がった事で5日続伸していた米株式を受け寄り付きは小反発してスタート、その後は決算が低調だった半導体関連中心に売りが出てマイナス圏に沈んで前引け、香港ハンセンや上海総合指数の下げに歩調を合わせ後場もマイナス圏で推移し3日続落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、前週末に4ヵ月半ぶりの高値を付けた反動で利確や持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いが優勢となり週明けは急反落してスタート、翌日も日経平均の大幅続伸を受けて投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり円は続落となった。週央は米での新型コロナウイルスに対応した追加経済対策を巡る与野党協議が難航、景気回復ペースが鈍るとの見方から円買い・ドル売りが優勢となり円は3営業日ぶりに反発し、翌日も7月ADP雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回り米雇用情勢悪化への懸念から円買い・ドル売りが入り小幅続伸し、週末も米で追加経済対策を巡る与野党協議が難航し米景気の先行き不安から比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが先行し円は小幅ながら3日続伸となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,925円、次の下値フシは大引で21,484円となっているが、今週は上記の通り全国の新型コロナウイルスの感染者数が急増したほか米発表の各種経済指標の悪化も嫌気され下値フシを4段下まで切って来た。先週号では段上げ型に移行しているなか、上穴作成や直近の安値フシ割れに注視とした通り29日に直近下値フシを割り目先陰転、その後果たして週末には22,000円大台割れの急落となったが先ずは前回の長大陽線に孕んだ大陽線の6月の起点21,530円の安値関門を維持出来るか否かで、今回設定した下値フシを切って来れば自動的にこれを割り込む事になる。」としたが、今週は先週末の米株式が市場予想を上回る決算を出して上場来高値まで買われたアップルが牽引する格好で反発していた事で週明け3日は22,195.38円と7営業日ぶりに急反発し早速設定していた21,925円の上値フシを抜いて来た。翌日4日もマイクロソフトの上場来高値更新や追加経済対策協議進展期待から週明けの米株式が大幅続伸していた事を受け22,573.66円と大幅続伸し更に一段上のフシも抜いて来たが、週央は米株式が3日続伸していたものの連日の大幅続伸から利確売りが優勢となり3日ぶりに反落し、翌日も米株式は大幅に4日続伸していたものの香港ハンセン指数の下落から先物への売りが出て続落となり、週末7日も米株式は5日続伸していたものの香港ハンセンや上海総合指数の下げに歩調を合わせ22,329.94と3日続落し新規設定された下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、11日の6月国際収支・貿易収支、13日の7月国内企業物価指数、週末14日の6月第三次産業活動指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,565円、次の下値フシは大引で22,094円となっているが、今週は上記の通りアップルやマイクロソフト等のハイテクが牽引した米市場堅調や追加経済対策協議進展期待から上値フシを2段上まで抜いた後にアジア主要株式の下落等を受け一服となった。先週記では前回の長大陽線に孕んだ大陽線の6月の起点21,530円の安値関門を維持出来るか否かと書いたが、無事これを死守して切り返し半値引き上げから空間をも埋めてきた。これで仮に来週以反発に転じ直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転を確認となる。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,523.50、次の下値フシは大引で1,468.49となっているが、今週は上記の通り米発表の各種経済指標の悪化が嫌気され設定していた下値フシを切って来た。今週の下値フシ割れで直近の下値フシも切って来たが、前回の押しでは半値引けまであと2ポイントのところで切り返しており目先陰転には抵触せず。引き続き来週以降も他の指数を睨みながらの展開を見てゆきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が市場予想を上回る決算を出して上場来高値まで買われたアップルが牽引する格好で反発していた事で週明け3日は1,552.64と急反発し早速設定していた1,523.50の上値フシを抜いて来た。翌日4日もマイクロソフトの上場来高値更新や追加経済対策協議進展期待から週明けの米株式が大幅続伸していた事を受け続伸となったが、週央は米株式が3日続伸していたものの連日の続伸から利確売りが優勢となり3日ぶりに小反落し、翌日も米株式は大幅に4日続伸していたものの香港ハンセン指数の下落から先物への売りが出て続落となり、週末も米株式は5日続伸していたものの香港ハンセンや上海総合指数の下げに歩調を合わせて3日続落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,581.50、次の下値フシは大引で1,524.49となっているが、今週は上記の通りアップルやマイクロソフト等のハイテクが牽引した米市場堅調を受けて上値フシを抜いて来た。これで下穴作成となりこのまま直近高値フシを抜いてくると目先陽転とはなるものの、同時に陽の孕みも完成する事となり仮にその後の反落時における直近安値割れでは目先陰転のフシ割れで即座にニュートラル化となるのでこの辺は注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で26,641.50ドル、次の下値フシは大引で26,116.49ドルとなっているが、今週は上記の通り7月消費者信頼感指数が予想を下回り景気回復が停滞するとの懸念から設定した下値フシを切って来た。上値フシを抜いたS&P500種とは対照的な動きとなったがまだ辛うじて空間を有しており、仮に来週以降切り返しに向い引線一波動で直近高値を抜いてきたらそこで再陽転を確認となるのでこれが適うのか否かこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はマイクロソフトの上場来高値更新や追加経済対策協議進展期待から週明けは26,664.40ドルと大幅続伸し早速設定していた26,641.50ドルの上値フシを抜いて来た。翌日も追加経済対策への期待が高まり3日続伸し、週央5日も7月ISM非製造業景況指数が市場予想に反し前月から上昇した事などで27,201.52ドルと大幅に4日続伸し更に2段上のフシまで抜いて来た。翌日も週間新規失業保険申請件数が3週間ぶりに減少し労働市場回復への期待が広がった事で5日続伸し、週末も市場予想を上回る米雇用統計を背景に小幅ながら6日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、11日の米7月PPI、12日の米7月CPI、米7月月次財政収支、13日の米週間新規失業保険申請件数、週末14日の米7月小売売上高等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で27,473.50ドル、次の下値フシは大引で26,930.49ドルとなっているが、今週は上記の通り追加経済対策への期待や各種経済指標が良好な結果だった事で上値フシを3段上まで抜いて来た。先週記では仮に来週以降切り返しに向い引線一波動で直近高値を抜いてきたらそこで再陽転を確認となると書いたが、週央の5日にはこれが適い7月に目先陰転からの切り返しでニュートラルとなって以来実質的に二度目の再陽転となった。こちらはS&P500種と違って最終関門である2月の暴落前の高値フシまでまだ2,000ドル以上の幅があるが、今週二度目の上値フシ抜けでは2月からの暴落時の長大陰線に差し込んでおり、その分目先の関門も無いので陽線を伸ばす過程での障害は少なくなるか。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,302.50、次の下値フシは大引で3,239.49となっているが、今週は上記の通り市場予想を上回る決算を出し上場来高値まで買われたアップルが牽引する格好で設定していた上値フシを抜いて来た。先週号では来週以降仮に切り返しに向い直近高値を抜いてきたらそこで再陽転を確認と書いたが、このフシ抜けまであとわずかなところで適わず。とはいえ今回設定した上値フシを抜けばそこで自動的に再陽転を確認となるのでこれが適うのかどうかその辺を見ておきたい。」としたが、今週はマイクロソフトの上場来高値更新や追加経済対策協議進展期待から週明けは続伸してスタート、翌日4日も追加経済対策への期待が高まり3,306.51と3日続伸し先ずは設定していた3,302.50の上値フシを抜いて来た。週央も7月ISM非製造業景況指数が市場予想に反し前月から上昇した事などで4日続伸し、翌日6日も週間新規失業保険申請件数が3週間ぶりに減少し労働市場回復への期待が広がった事で3,349.16と5日続伸し更に一段上のフシを抜き、週末も市場予想を上回る米雇用統計を背景に6日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,381.50、次の下値フシは大引で3,316.49となっているが、今週は上記の通り追加経済対策への期待や各種経済指標が良好な結果だった事で上値フシを2段上まで抜いて来た。先週記で今回設定した上値フシを抜けばそこで自動的に再陽転を確認となると書いたが、4日の上値フシ抜けでこの再陽転を達成、7月に陽の孕みを離脱しての再陽転と確認してからこれで二度目の再陽転となった。これで最終関門である2月の暴落前の高値フシまではもう指呼の間となり、来週以降今回設定した高値フシを抜いてくると自動的にこの関門をも抜き新たなステージ入りとなってくる。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,502.50、次の下値フシは大引で12,257.49となっているが、今週は上記の通りドイツ連邦統計局発表の4-6月期GDP速報値が前期比で10.1%減となった事を嫌気し設定していた下値フシを切って来た。その下落率は四半期ベースでの比較が可能な1970年以降で最大となり新型コロナウイルスの流行による景気悪化が改めて意識された格好だが、この下値フシ割れで有していた空間も埋めて半値引けまで押して来た。とはいえこのまま陰線を伸ばし直近下値フシさえ割っても陰の孕みを形成してくる可能性もありこの辺は注視しておきたい。」としたが、今週は7月のユーロ圏PMI改定値が速報値から上方修正されたほか米中の経済指標も改善した事で投資家のリスク選好が高まるなか、自動車関連セクター中心に買いが集まり週明け3日は12,646.98と5日ぶりに急反発してスタートし早速設定していた12,502.50の上値フシを抜いて来た。翌日は第2四半期に減収となった医薬・農業大手バイエルの大幅安やソフトウェア大手SAPの大幅安などから反落し、週央は6月から採用銘柄となった不動産サービス大手のドイチェ・ボーネンや同業のヴォノビアの大幅高を受けて反発、翌日は米の追加経済対策を巡る与野党協議を見極めたいとして買いが手控えられるなか、上半期の売り上げが落ち込んだとの発表から大幅安となった日用品大手バイヤスドルフやタイヤ大手コンチネンタル等の下落を受け再度反落となったが、週末は米国部門で月間加入者数が予想以上に増加した事を好感したドイツテレコムやスポーツ用品大手アディダスの上昇を受け再度反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,772.50、次の下値フシは大引で12,521.49となっているが、今週は上記の通り7月ユーロ圏PMI改定値が速報値から上方修正されたほか米中の経済指標も改善した事で設定した上値フシを抜いて来た。上値フシを抜いたとはいえ先週既に空間も埋めて半値引けまで押しを入れてきているだけに上穴も作成終了しており、来週以降の反落には注意したいところで仮に先に直近安値フシを切るとそこで目先陰転を確認となって来る。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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