2017年12月09日(土)

メジャーSQ通過 [CFD]

【サマリー・12/04〜12/08】

 今週の日経平均は、前米大統領補佐官がFBIへの虚偽供述で有罪答弁を行った事から政権運営への先行き不透明感が台頭し先週末の米株式は反落していたものの、米上院が2日に税制改革法案を可決した事を受け週明けの寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は週末終値を挟んだ往来の末に反落して前引け、後場に入ると週末のSQ算出を控えたポジション調整の動きから下げ幅を加速させ4日ぶりに反落して引けた。翌日は週末に上院で税制改革法案が可決され楽観的な見方が広まった事で週明けの米株式は反発していたものの、為替が円高に振れていた事を受け寄り付きは続落してスタート、その後も下げ幅を広げたが中盤からは下げ幅を縮めて前引け、後場に入ってからは概ね狭いレンジで推移し続落して引けた。週央は米株式が10月貿易赤字の拡大に加え11月ISM非製造業景況指数も予想を下振れた事で反落していたことを受け寄り付きは続落してスタート、その後も為替が円高方向に振れた事から下げ幅を広げて前引け、後場に入ると中東の地政学リスクの台頭から更に下げ幅を広げ大幅に3日続落して引けた。翌日はトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定した事から地政学リスクへの警戒感が高まった事で米株式は続落していたものの、前日の大幅続落から自律反発狙いの買いが入り寄り付きは反発してスタートしその後は高値揉み合いのまま前引け、後場は翌日のSQ算出に絡んだ思惑から引けにかけて一段高となり4日ぶりに急反発して引けた。週末は原油相場の反発等を受けて米株式が反発していた事を受け寄り付きは続伸してスタート、その後は7-9月期GDP改定値の上方修正も背景に上げ幅を広げて前引け、後場に入ってからも堅調持続し上げ幅を広げて大幅続伸して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、週末に米上院で税制改革法案が可決、連邦法人税引き下げ実現への期待から円売り・ドル買いが優勢となり週明けは続落してスタート、翌日は米税制改革法案を巡り上院と下院との一本化が難航するとの見方から利益確定目的の円買い・ドル売りが出て、円は5営業日ぶりに反発、週央も日経平均が中東の地政学リスクの台頭から大幅に3日続落した事で、投資家のリスク選好姿勢が後退して円を買う動きが優勢となり円は続伸となった。翌日は日経平均が急反発した事で投資家のリスク選好姿勢が戻り比較的低リスク通貨とされる円を売ってドルを買い戻す優勢となり円は3日ぶりに反落、週末も時間外取引において米10年物国債利回りが上昇、日米金利差の拡大観測から円を売ってドルを買う動きが優勢となり円は続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,835円、次の下値フシは大引で22,364円となっているが、今週は上記の通り米税制改革の進展期待に加え良好な米経済指標も背景に上値フシを抜いて来た。7日の高値フシ取りから反落し約1,000円の調整後の切り返しとなっているが、TOPIX同様に設定している上値フシの更に一段上にある22,955円のフシを抜いて再陽転達成なるかどうか来週以降はこの辺を高寄与度の個別と共に注目しておきたい。」としたが、今週は前米大統領補佐官がFBIへの虚偽供述で有罪答弁を行った事から政権運営への先行き不透明感が台頭し先週末の米株式が反落していた事や、週末のSQ算出を控えたポジション調整の動きから週明けは4日ぶりに反落してスタート、翌日も週明けの米株式は反発していたものの、為替が円高に振れていた事を受け続落、週央6日も米株式が10月貿易赤字の拡大に加え11月ISM非製造業景況指数も予想を下振れた事で反落していた事や中東の地政学リスクの台頭から22,177.04円と大幅に3日続落し先ずは設定していた22,364円の下値フシを切って来た。翌日は米株式が続落していたものの、前日の大幅続落で自律反発狙いの買いや翌日のSQ算出に絡んだ思惑から22,498.03円と4日ぶりに急反発し今度は新規設定された上値フシを抜き、週末も原油相場の反発等を受けた米株式の反発や7-9月期GDP改定値の上方修正も好感され22,811.08円と大幅続伸し更に一段上の上値フシを抜いて今週の取引を終えることとなった
 来週の注目指標としては、12日の11月国内企業物価指数、10月第三次産業活動指数、13日の10月機械受注、15日の10-12月期日銀短観等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で23,045円次の下値フシは大引で22,574円となっているが、今週は上記の通り中東の地政学リスクが台頭した事で下値フシを切るも、欧米株式が総じて落ち着いていた事やSQ思惑もあって切り返し新規設定の二段上のフシまで抜いて来た。その先物・オプションSQは22,590.66円で決着となったが、高寄与度のF・リテイリングのみで日経平均を51.95円押し上げている。この8日の大幅続伸で同銘柄は44,100円台にあったフシをも抜いて再陽転を達成しているが、対照的に6日に目先陰転となったソフトバンクの動向等とも併せ来週以降はどういった波形を描いてくるかこの辺に注目しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,807.50、次の下値フシも大引で1,746.49とするが、今週は上記の通り米税制改革の進展期待に加え良好な米経済指標も背景に全般強含みとなったものの上値フシを抜くまでには至らずであった。終値では抜いているものの、特殊チャートの引線では10年前に付けた1,800ポイント台最後の関門である1,815ポイントを前に7日の1,813.29ポイントの引線を最後に反落している同指数だが、22日の上値フシ抜けから切り返し中であり引き続きこのまま上値フシを抜いてくるかどうか来週以降も高寄与度の個別と併せて見てゆきたい。」としたが、今週は前米大統領補佐官がFBIへの虚偽供述で有罪答弁を行った事から政権運営への先行き不透明感が台頭し先週末の米株式が反落していた事や、週末のSQ算出を控えたポジション調整の動きから週明けは反落してスタート、翌日はディフェンシブ一角が堅調だった事で小反発となったが、週央は米株式が10月貿易赤字の拡大に加え11月ISM非製造業景況指数も予想を下振れた事で反落していた事や中東の地政学リスクの台頭から急反落となった。翌日は米株式が続落していたものの、前日の大幅続落で自律反発狙いの買いや翌日のSQ算出に絡んだ思惑から急反発し、週末も原油相場の反発等を受けた米株式の反発や7-9月期GDP改定値の上方修正も好感され続伸したが上値フシを抜くまでには至らずに今週の取引を終えることとなった。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,807.50次の下値フシも大引で1,746.49とするが、今週は上記の通り中東の地政学リスクが台頭するも欧米株式が総じて落ち着いていた事で週末には1,800の大台を回復するも上値フシまでは届かずであった。22日の上値フシ抜けから切り返し中であるがこのまま上値フシを抜き再陽転のフシまで抜け切れるか否か来週以降も引き続き高寄与度の個別と併せて見てゆきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で24,513.50ドル、次の下値フシは大引で24,030.49ドルとなっているが、今週は上記の通り米税制改革の進展期待に加え発表された各種経済指標も好調だった事を背景に二段上まで上値フシを抜いて来た。S&P500種の方は前週末には2,600ポイントのフシ目を初めて上回ったが、DOWも30日には初めて24,000ドル大台に乗せ史上最高値を更新となった。今年のサイバーマンデーのネット売上高は前年比17%増の70億ドルとなりうち30%をアマゾンが占めていたが、好調な滑り出しとなった年末商戦の行方と併せて来週以降も見てゆきたい。」としたが、今週は週末に上院で税制改革法案が可決され楽観的な見方が広まった事で週明けは反発してのスタートとなったが、翌日は10月貿易赤字の拡大に加え11月ISM非製造業景況指数も予想を下振れた事で反落、週央もトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定した事で地政学リスクへの警戒感が高まり続落、翌日は原油相場の反発等を受けて反発し、週末も11月雇用統計での非農業部門雇用者数の大幅上振れで米雇用情勢の堅調さが示された事で続伸となったが上値のフシを抜くまでには至らずに今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、12日の米11月PPI、米11月月次財政収支、13日の米11月CPI、14日の米週間新規失業保険申請件数、米11月小売売上高、米10月企業在庫、15日の12月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米11月鉱工業生産指数、米11月設備稼働率等がある。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で24,513.50ドル次の下値フシも大引で24,030.49ドルとするが、今週は上記の通り税制改革法案可決や中東を巡る新たな地政学リスクを睨みながら後半は概ね堅調推移となったがS&P500種同様にフシ目は取らず終いであった。とはいえ週末にはS&P500種と共に史上最高値を更新、週間では0.40%高と3週続伸し9月19日の再陽転以降も依然長大陽線を伸ばしてきている事からこの値位置で仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか来週以降もこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,652.50、次の下値フシは大引で2,601.49となっているが、今週は上記の通り米税制改革の進展期待に加え発表された各種経済指標も好調だった事を背景に上値フシを抜いて来た。特殊チャートでは約4週間ぶりの引線となったが、前週末には2,600ポイントのフシ目を初めて上回り史上最高値を更新しておりDOWと共に依然長大陽線を延長している。この値位置で仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか来週以降はこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は週末に上院で税制改革法案が可決されたがこの恩恵を受けにくいとの見方から週明けは続落してスタート、翌日も10月貿易赤字の拡大に加え11月ISM非製造業景況指数も予想を下振れた事で続落となり、週央もトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定した事で地政学リスクへの警戒感が高まり小幅に続落、翌日は原油相場の反発等を受けて反発し、週末も11月雇用統計での非農業部門雇用者数の大幅上振れで米雇用情勢の堅調さが示された事で続伸となったが上値のフシを抜くまでには至らずに今週の取引を終えることとなった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,652.50次の下値フシも大引で2,601.49とするが、今週は上記の通り税制改革法案可決や中東を巡る新たな地政学リスクを睨みながら後半は概ね堅調推移となったがDOW同様にフシ目は取らず終いであった。とはいえ週末にはDOWと共に史上最高値を更新、週間では0.35%高と3週間続伸と依然長大陽線を維持している事からこの値位置で仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか来週以降もこの辺を見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,988.50、次の下値フシは大引で12,733.49となっているが、今週は上記の通り全般小動きに推移していたものの週後半には米トランプ政権の先行きが不安視され世界的にリスク回避姿勢が強まった事で週末に下値フシを切ってきた。月替り1日には11月のユーロ圏のPMI改定値が発表されたが、17年ぶりの高水準となったものの株式相場を押し上げる効果はなかった。特殊チャートは直近が長大陽線を引いている事で下の関門も無いところだが、ここから半値引き上げして先ずは下穴を作れるかどうかなど注視しておきたい。」としたが、今週は米法案可決でドル高に反応し易いフルゼニウスグループの大幅高やドイツポスト、ドイツ証取、コメルツ銀行やドイツ銀行等の銀行株の上昇から週明けは13,058.55と3営業日ぶりに急反発してスタート、早速設定していた12,988.50の上値フシを抜いてきた。翌日はフォルクスワーゲンの下落や前日上昇したコメルツ銀行やドイツ銀行等の銀行株の反落を受け小反落となり、週央も前日に引き続きフォルクスワーゲンやコメルツ銀行・ドイツ銀行等の銀行株の続落を受けて続落となったが、翌日は前日まで続落していたコメルツ銀行・ドイツ銀行等の銀行株の反発や電力大手のRWEの上昇から3日ぶりに反発、週末も前日に続いてドイツ銀行やコメルツ銀行の続伸等を背景に続伸して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,188.50次の下値フシは大引で12,929.49となっているが、今週は上記の通り米税制改革法案可決によってドル高に好反応な銘柄の堅調から上値フシを抜いて来た。これで先週記で書いたところの半値引き上げとなり先ずは下穴を作成となったが、ここからどう上値を伸ばしてくるかで先に一服し下値フシを切ってくるパターンとこのまま先に上値フシを抜いてくるパターンと二種あるが、後者の場合はその後反落した場合は直近の安値フシを切るかどうかこの辺には注視しておきたい。

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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