2017年09月09日(土)

ハリケーンたけなわ [CFD]

【サマリー・09/04〜09/08】

 今週の日経平均は、8月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回り追加利上げ観測が後退した他、8月ISM製造業景況指数が予想を上振れたことで先週末の米株式は4日続伸となっていたものの、北朝鮮が前日に核実験を実施した事からリスク回避の動きが広がり円相場が1ドル109円台後半まで上昇した事で、週明けの寄り付きは反落してスタートしその後も下げ幅を広げて前引け、後場は日銀によるETF買い入れ思惑を支えに横這い推移で4日ぶりに急反落して引けた。翌日はレイバー・デーで米市場が休場となるなかを前日の急反落に対する自律反発から寄り付きは小反発してスタート、その後は北朝鮮が新たにICBMを発射する可能性があると報じられている事への警戒感からマイナス圏に沈んで前引け、後場に入ってからも安値揉み合いが続き続落して引けた。週央は北朝鮮による新たなミサイル発射への警戒感や、トランプ大統領が不法移民強制送還免除政策を撤回する方針を示した事で政権運営への懸念が広がり連休明けの米株式が急反落していた事を受け寄り付きは続落してスタート、その後はここ連日の下げからカバーも散見されやや下げ幅を縮めて前引け、後場も引き続き下げ過ぎへの警戒から下げ幅を縮め小幅に3日続落して引けた。翌日はトランプ大統領と民主党がハリケーン被害救済法案に3ヵ月の債務上限引き上げ・政府運営資金を抱き合わせる事で合意、共和党も追随する意向が報じられた事から反発していた米株式を受けて寄り付きは反発してスタートしたがその後は頭重く推移して前引け、後場も地政学リスクも燻り引き続き頭重く推移したが4日ぶりに小反発して引けた。週末はハリケーン(イルマ)による被害への警戒感から米株式が小反落し、米長期金利の低下から1ドル108円台前半まで円高が進んでいた事から寄り付きは反落してスタートしその後はSQ売買一巡から揉み合いで前引け、後場に入ると円相場が1ドル107円台に上昇した事で更に下げ幅を広げ反落して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、北朝鮮が新たにICBMを発射する可能性があると報じられ地政学リスクの高まりや、国内への資金回帰が意識され週明けは続伸してスタート、翌日も日経平均の続落や時間外取引の米金利低下を受け円は3日続伸、週央も北朝鮮情勢の悪化に対する警戒感の高まり等を受けた投資家のリスク回避姿勢を背景に、国内への資金回帰が意識され易い円に買いが先行し4日続伸となった。翌日はトランプ大統領と野党・民主党指導部が米連邦政府の債務上限引き上げで合意、米国債の債務不履行懸念後退から米金利が上昇し日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いが優勢となり円は5営業日ぶりに反落となった。週末は根強い北朝鮮問題への警戒感や、相次ぐハリケーンが米経済に与える影響への懸念が円買い・ドル売りを誘い円は急反発となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で19,895円、次の下値フシは大引で19,484円となっているが、今週は上記の通り好調な米経済指標を背景に概ね堅調推移となり週末には設定していた上値フシを抜いて来た。ただ高寄与度の個別は京セラを除いては再陰転後からの自律反発の域を出ておらず、日経平均も下への空間を作成してきているだけにここから続伸して半値引き上げまで戻りを入れるのか、反落して再陰転となるのかこの辺を来週以降は見てゆきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が4日続伸となっていたものの、北朝鮮が前日に核実験を実施した事からリスク回避の動きが広がり円相場が1ドル109円台後半まで上昇した事で週明けは反落してスタート、翌日5日もレイバー・デーで米市場が休場となるなか北朝鮮が新たにICBMを発射する可能性があると報じられている事への警戒感から19,385.81円と続落し、先ずは設定していた19,484円の下値フシを切ってきた。週央も北朝鮮による新たなミサイル発射への警戒感や、トランプ大統領が不法移民強制送還免除政策を撤回する方針を示した事で政権運営への懸念が広がり連休明けの米株式が急反落していた事を受け3日続落、翌日はトランプ大統領と民主党がハリケーン被害救済法案に3ヵ月の債務上限引き上げ・政府運営資金を抱き合わせる事で合意、共和党も追随する意向が報じられた事から上昇していた米株式を受け4日ぶりに小反発となったが、週末は米株式が小反落し米長期金利の低下から円相場が1ドル107円台に上昇した事で再度反落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け11日の7月機械受注、7月第三次産業活動指数、13日の8月国内企業物価指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で19,595円次の下値フシは大引で19,184円となっているが、今週は上記の通り地政学リスク燻るなか為替も円高方向へ振れた事から下値フシを切ってきた。先週記では「〜日経平均も下への空間を作成してきているだけにここから続伸して半値引き上げまで戻りを入れるのか、反落して再陰転となるのかこの辺を来週以降は見てゆきたい。」としたが、5日の下値フシ切りでは19,400円台にあったフシを割った事から再陰転確認となった。8月19日記の通りF・リテイリングは昨年7月から続いているボックス圏下限の関門である昨年9月に作成した安値フシ32,040円をあっさり割り込んで、それ以降順調に年初来安値を更新して週末は3万円ドタの安値引けで引けている。他の高寄与度銘柄もこれに追随する動きをしているモノも散見されこれらがどの辺でコツンとくるのかこの辺を引き続き注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「引き続き来週も現在値から次の上値フシは大引で1,646.50、次の下値フシも大引で1,587.49とするが、今週も上記の通り好調な米経済指標を背景に概ね堅調推移となったものの前回のフシ取り水準からほぼ変動無しでフシ目は取らず終い。高寄与度の銀行ポストは個別での変動はあまり無かったものの週明けのNT倍率は12.15倍と1年10ヶ月ぶり水準に低下、値嵩の影響を受け易い日経平均の上値が重くなった事が原因と見られるが、前回フシ目を取ったのが6月20日とかれこれ一月半も続いている保ち合いがあと如何ほど継続されるのかこの辺にも注目しておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が4日続伸となっていたものの、北朝鮮が前日に核実験を実施した事からリスク回避の動きが広がり円相場が1ドル109円台後半まで上昇した事で週明けは反落してスタート、翌日5日もレイバー・デーで米市場が休場となるなか北朝鮮が新たにICBMを発射する可能性があると報じられている事への警戒感から続落となったが、週央は後場に入り日銀によるETF買い入れ観測から小反発し、翌日もトランプ大統領と民主党がハリケーン被害救済法案に3ヵ月の債務上限引き上げ・政府運営資金を抱き合わせる事で合意、共和党も追随する意向が報じられた事から上昇していた米株式を受け続伸し、週末は米株式が小反落し米長期金利の低下から円相場が1ドル107円台に上昇した事で再度反落となったが今週も上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかったことで、引き続き来週も現在値から次の上値フシは大引で1,646.50次の下値フシも大引で1,587.49とするが、今週は上記の通り地政学リスク燻るなか為替も円高方向へ振れた事から総じて軟調推移となったが下値フシを切るまでには至らずであった。日経平均軟調に連れ1,600の大台を割ってきたが、個別でもメガバンク始めとした金融系がいずれも直近で再陰転したままの状態でありここが順次目先陽転の波動を描いて来ないとまだしばらくこの水準での膠着も継続しそうだ。

【NY DOW】
 先週号では、「引き続き来週も現在値から次の上値フシは大引で22,061.50ドル、次の下値フシも大引で21,626.49ドルとするが、今週は上記の通り複数の各種経済指標が好調であったものの上値フシを抜くまでには至らずであった。というワケで引き続き来週以降も空間を十分に有するなかでフシ目を取っていない事から、再度切り返して再陽転に向かうのかそれとも半値引けまで調整してしまうのかどうかこの辺に注目しておきたい。」としたが、今週は北朝鮮による新たなミサイル発射への警戒感や、トランプ大統領が不法移民強制送還免除政策を撤回する方針を示した事で政権運営への懸念が広がり連休明けは急反落してスタート、週央はトランプ大統領と民主党がハリケーン被害救済法案に3ヵ月の債務上限引き上げ・政府運営資金を抱き合わせる事で合意、共和党も追随する意向が報じられた事から反発となったが、翌日はハリケーン(イルマ)による被害への警戒感から再度小反落、週末は上記の債務上限引き上げ・政府運営資金を抱き合わせたハリケーン被害救済法案の下院通過で政治リスクが解消した事から小反発となったが、今週もまた上下何れのフシも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、13日の米8月PPI、米8月月次財政収支、14日の米週間新規失業保険申請件数、米8月CPI、週末15日の9月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米8月小売売上高、米8月鉱工業生産指数、米8月設備稼働率、9月ミシガン大学消費者態度指数等がある。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかったことで、引き続き来週も現在値から次の上値フシは大引で22,061.50ドル次の下値フシも大引で21,626.49ドルとするが、今週は上記の通り地政学リスクの高まりで週初は急反落となったもののあとハリケーン(イルマ)による影響を睨んで小動き推移となりフシ目は取らず終いであった。というワケで引き続き来週以降も空間を十分に有するなかでフシ目を取っていない事から、再度切り返して再陽転に向かうのかそれとも半値引けまで調整してしまうのかどうかこの辺に注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,481.50、次の下値フシは大引で2,434.49となっているが、今週は上記の通り9月ADP雇用統計や4-6月期GDP改定値が予想を上振れた事で週央に上値フシを抜いて来た。先週記で「ここから切り返し直近の高値フシを抜いてきても新値抜けまではその後の反落の形状如何で目先陰転を確認し易くなる〜」と書いていたが一先ずの切り返し、これで設定した上値フシを抜いて来れば特殊チャート上で新値となるが仮にそうなった場合その後の波形が焦点となってくるのでその辺を注視しておきたい。」としたが、今週は北朝鮮による新たなミサイル発射への警戒感や、トランプ大統領が不法移民強制送還免除政策を撤回する方針を示した事で政権運営への懸念が広がり連休明けは急反落してスタート、週央はトランプ大統領と民主党がハリケーン被害救済法案に3ヵ月の債務上限引き上げ・政府運営資金を抱き合わせる事で合意、共和党も追随する意向が報じられた事から反発となったが、翌日はハリケーン(イルマ)による被害への警戒感から再度小反落、週末は上記の債務上限引き上げ・政府運営資金を抱き合わせたハリケーン被害救済法案の下院通過で政治リスクが解消した事から小反発となったが、今週もまた上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかったことで、来週もまた現在値から次の上値フシは大引で2,481.50次の下値フシも大引で2,434.49とするが、今週は上記の通り地政学リスクの高まりで週初は急反落となったもののあとハリケーン(イルマ)による影響を睨んで小動き推移となりフシ目は取らず終いであった。というワケで引き続き来週以降もここから仮に設定した上値フシを抜いて来た場合特殊チャート上で新値となるが、そうなった場合その後の波形が焦点となってくるのでその辺を注視しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,263.50、次の下値フシは大引で12,022.49となっているが、今週は上記の通りユーロ上昇を背景に週初に下値フシを切ったものの、あとドイツ製造業購買担当者景気指数改定値の改善を受け新規設定の上値フシを抜いてきた。週間では小幅安といったところであるが、6月の陰転確認の際に関門とした直近の長大陽線の起点12,000ドタをザラバで割り込み定石通りに一旦の反発に向かったものの週初の下値フシ切りでこれを割り込んできた。あと戻りを入れているものの前回の上放れの段上げ水準を抵抗帯として踏み止まれるかどうかこの辺を来週以降は見ておきたい。」としたが、今週はRWEやエーオン等の電力大手や鉄鋼大手のティッセンクルップの下落を受け週明けは4日ぶりに反落してのスタートとなったが、翌日は化学大手のメルクやフォルクスワーゲン、BMW、ダイムラー等の自動車株の上昇から小反発し、週央もゴールドマン・サックスが投資判断を買いに引き上げた事を囃し前日に続いてダイムラー、フォルクスワーゲン、BMWの自動車株が大幅続伸し化学大手のバイエルの堅調から続伸、翌日7日もスポーツ用品のアディダスやRWEやエーオン等の電力大手の堅調から12,296.63と続伸し先ずは設定していた12,263.50の上値フシを抜き、週末もECBが景気刺激策を縮小する見込みが銀行株の追い風となりコメルツ銀行やドイツ銀行の堅調から小幅続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,418.50次の下値フシは大引で12,175.49となっているが、今週は上記の通りGSの投資判断引き上げからの自動車株堅調を受け上値フシを抜いて来た。先週一旦反発に向かった関門水準を割り込んだものの、今週はその次の前回の上放れ前の段上げ水準の抵抗帯で切り返しを見せている。仮に来週以降反落した際には今回設定した下値フシ丁度の近辺で空間を残せるかどうか、その次の展開を測る上で参考になって来るのでこの辺も見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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