2017年09月23日(土)

20,000円大台回復 [CFD]

【サマリー・09/19〜09/22】

 今週の日経平均は、日本が連休中の米株式が5日連続で過去最高値を更新した事を受け、連休明けの寄り付きは大幅続伸してスタートしその後も上げ幅を広げて前引け、10月総選挙観測で政策期待も高まった事で後場も大幅続伸して年初来高値を更新して引けた。週央は米長期金利の上昇で金融セクターが物色された事から続伸していた米株式を受け寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は前日終値を挟んでのこう着感の強い展開で推移し僅かに反落して前引け、高寄与度のソフトバンクが牽引する格好で後場は高寄りスタートとなりあと再度揉み合いとなったが小幅乍らも3日続伸して引けた。翌日は米株式が9営業日続伸となり連日で過去最高値を更新した事を受け、寄り付きは続伸してスタートしその後も高値圏維持して前引け、後場は日銀金融政策決定会合結果発表を切っ掛けに利益確定の動きが広がり高値からは上げ幅を削ったが4日続伸して引けた。週末は前日のFOMCで年内の追加利上げ見通しが据え置かれ、利上げ観測の拡大を嫌気し米株式は反落していたものの、日米金利差によるドル買い・円売りや衆院解散を控えた政策期待等を受け寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は北朝鮮外相発言で再度地政学リスクへの警戒感が台頭しマイナス圏に沈んで前引け、後場もその地合いを引き継いでマイナス圏で推移し5日ぶりに反落して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、日本が連休中だった18日まで米株式が上昇し円安・ドル高が進行した流れを引き継いで週明けは6日続落してスタート、週央は時間外取引の米長期金利の低下が円買いを誘発し円は7営業日ぶりに反発となった。翌日は米の継続利上げ観測から米金利先高感が強まり円売り・ドル買いが優勢となり円は再度反落となった。週末は北朝鮮が太平洋上で水爆実験の可能性を示唆した事から円買い・ドル売りが優勢となり円は再度反発となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で19,985円、次の下値フシは大引で19,574円となっているが、今週は上記の通り米ハリケーン被害の影響が軽微に終り、北朝鮮を巡る地政学リスクも後退した事で米株式の過去最高値更新となった事を背景に12日には上値フシを抜いてきた。とはいえ特殊チャート上は陰転したままの戻り相場となっており、先週記のF・リテイリングなど3万円ドタの安値引けでコツンと切り返して来たのが大きく寄与している。同社は次に32,300円台にあるフシを抜くと再陰転値を目指した戻りが加速する波動となっており、他に特殊チャート上でも新値を描いている京セラなどが何所までこの陽線を伸ばしてくるのかこの辺と併せて来週以降も見てゆきたい。」としたが、今週は日本が連休中の米株式が5日連続で過去最高値を更新した事を受け、連休明け19日は20,299.38円と大幅続伸してスタートし、早速設定していた19,985円の上値フシを抜いて来た。週央も続伸していた米株式を受け小幅乍ら3日続伸、翌日も米株式が9営業日続伸となり連日で過去最高値を更新した事を受け4日続伸となったが、週末は米株式の反落や北朝鮮が太平洋上で水爆実験の可能性を示唆した事で地政学リスクへの警戒感が台頭し、5日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け25日の7月景気先行指数改定値、26日の8月企業向けサービス価格指数、週末29日の8月失業率、8月有効求人倍率、8月CPI、8月小売業販売額、8月百貨店・スーパー販売額、8月鉱工業生産指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で20,515円次の下値フシは大引で20,084円となっているが、今週は上記の通り米株式の連日の史上最高値更新を背景に20,000円の大台を回復し連休明け早々に上値フシを抜いて来た。これでこれまでの高値関門をも抜いて先の陰転はニュートラルになったが、やはり先週記で書いた高寄与度の主力であるF・リテイリングが19日に32,300円台にあるフシを抜いて再陰転値を目指した戻り加速の展開となり、新値抜けの京セラも引き続き陽線を伸ばして来たところが大きい。米株次第という部分もあるので引き続きこれらと併せて見てゆきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「引き続き来週も現在値から次の上値フシは大引で1,646.50、次の下値フシも大引で1,587.49とするが、今週は上記の通り米ハリケーン被害の影響が軽微に終り、北朝鮮を巡る地政学リスクも後退した事で米株式の過去最高値更新が続いた事を背景に総じて堅調推移となったものの、上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえ今週は14日に1,642.56と年初来高値を更新してきており上昇トレンドは健在、引き続き何時膠着状態を離脱するのか個別と共に見てゆきたい。」としたが、今週は日本が連休中の米株式が5日連続で過去最高値を更新した事を受け、連休明け19日は1,667.88と大幅続伸してスタートし、これまで設定していた1,646.50の上値フシを抜いて来た。週央も続伸していた米株式を受け小幅乍ら3日続伸、翌日も米株式が9営業日続伸となり連日で過去最高値を更新した事を受け4日続伸となったが、週末は米株式の反落や北朝鮮が太平洋上で水爆実験の可能性を示唆した事で地政学リスクへの警戒感が台頭し、5日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,697.50次の下値フシは大引で1,638.49となっているが、今週は上記の通り米株式の連日の史上最高値更新を背景にコア銘柄が物色され連休明け早々にこれまで設定していた上値フシを抜いて来た。実に6月20日以来、約3ヶ月ぶりのフシ取りとなるが、6月24日号を参照していただきたいがこの号の末尾では「〜次に控える特殊チャートの高値フシである1,679ポイントまで大きな関門は存在しなくなっている〜」と書いておいたが、21日には1,679.83とこの1,679ポイントをピタリと達成という事になった。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,339.50ドル、次の下値フシは大引で21,898.49ドルとなっているが、今週は上記の通りハリケーン「イルマ」による被害が事前想定より軽微であった事や、トランプ政権が北朝鮮制裁強化の国連決議案を軟化させた事で地政学リスクの後退も好感され、週明けには1日の上げ幅としてはおよそ半年ぶりの大きさで約1ヵ月ぶりに22,000ドル大台を回復し、翌12日には設定していた上値フシを抜いた後も4日続伸し連日で過去最高値を更新した。これで8月7日に作成した特殊チャートの高値フシにほぼ並んだ格好になったが、次に引線一波動で今回設定した上値フシを抜くとそこで再陽転となるので来週以降はこの辺を注視してゆきたい。」としたが、今週は北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が後退した事で週明けは続伸してスタート、翌日19日も長期金利の上昇で金融セクターが物色された事から22,370.80と続伸し設定していた22,339.50の上値フシを抜いて来た。週央も長期金利の上昇で9営業日続伸となり連日で過去最高値を更新となったが、翌日は前日のFOMCで年内の追加利上げ見通しが据え置かれ、利上げ観測の拡大が嫌気された事で反落、週末も米朝関係の緊迫化から再度地政学リスクへの警戒感が台頭し小幅続落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、26日の7月ケース・シラー米住宅価格指数、米8月新築住宅販売件数、米9月消費者信頼感指数、9月リッチモンド連銀製造業指数、27日の米8月耐久財受注、28日の米週間新規失業保険申請件数、米4-6月期四半期実質GDP確定値、週末29日の米8月個人所得・支出、9月シカゴ購買部協会景気指数、9月ミシガン大学消費者態度指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,593.50ドル次の下値フシは大引で22,148.49ドルとなっているが、今週は上記の通り北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が後退した事や長期金利の上昇を背景に上値フシを抜いてきた。これまで大きく空間を設けていた事で19日のフシ抜けで再陽転を確認となったが、これで中間波が短い三段上げから更に延長波に入る。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,511.50、次の下値フシは大引で2,464.49となっているが、今週は上記の通りハリケーン「イルマ」による被害が事前想定より軽微であった事や、トランプ政権が北朝鮮制裁強化の国連決議案を軟化させた事で地政学リスクの後退も好感され週明けに設定していた上値フシを抜いて来た。DOWと共に最高値更新し週末には2日ぶりに過去最高値を更新し初の2,500台で取引を終えているが、特殊チャート上でも新値の引線となっている。ここから反落に向かった場合半値引けまで押すかどうかだが、丁度4年前の同時期9月の波動に酷似しているのでその辺も参考に来週以降も見てゆきたい。」としたが、今週は北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が後退した事で週明けは続伸してスタート、翌日も長期金利の上昇で金融セクターが物色された事から続伸し、週央も長期金利の上昇を受け連日で過去最高値を更新となったが、翌日は前日のFOMCで年内の追加利上げ見通しが据え置かれ、利上げ観測の拡大が嫌気され反落、週末も米朝関係の緊迫化から再度地政学リスクへの警戒感が台頭し小幅続落となったが、上下のフシはいずれも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週もまた現在値から次の上値フシは大引で2,511.50次の下値フシも大引で2,464.49とするが、今週は上記の通り北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が後退した事や長期金利の上昇で全般堅調となったものの上値のフシを取るまでには至らずであった。というワケで引き続き来週以降もここから反落に向かった場合半値引けまで押すかどうかだが、丁度4年前の同時期9月の波動に酷似しているのでその辺も参考に見てゆきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,598.50、次の下値フシは大引で12,351.49となっているが、今週は上記の通り北朝鮮制裁強化の国連決議案が軟化の方向に向かった事で地政学リスクの後退から週初に設定していた上値フシを抜いてきた。陰転したままの戻りとはいえ今週は7月の再陰転値をも超え週央には約2ヶ月ぶりの高値水準で引けているが、ここまでの過程で空間を充分に空けているので来週以降は7月の再陰転前の戻り高値を抜くか、反落した場合でも切り返しから目先陽転まで持って来るかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はドイツ証取やBASF、リンデ等の化学大手の上昇を受け週明けは3営業日ぶりに反発してスタート、翌日も前日に続いてのドイツ証取の続伸やドイツテレコムの大幅高を受け小幅続伸、週央もRWEやエーオンの電力大手の上昇を受け小幅ながら3日続伸し、翌日21日もコメルツ銀行やドイツ銀行の銀行株や、BMWやフォルクスワーゲンの自動車株の上昇等を受けて12,600.03と4日続伸し設定していた12,598.50の上値フシを抜いたが、週末はドイツ証取の大幅安等を受け小反落して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,725.50次の下値フシは大引で12,474.49となっているが、今週は上記の通り地政学リスクへの警戒感後退から主力株の堅調を受け引き続き陽線を伸ばしてきた。先週記では来週以降7月の再陰転前の戻り高値を抜くかと書いたが、今週も更に陽線を伸ばし21日のザラバ高値では12,621.28とこの7月の再陰転前の戻り高値である12,627までの戻りをほぼ達成した。引き続きここまでの過程で空間を充分に空けているので来週以降は反落した場合でも切り返しからのニュートラルまで持って来るかどうかこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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