2017年09月30日(土)

選挙戦突入 [CFD]

【サマリー・09/25〜09/29】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が続落していたものの、独連邦議会選挙の結果を受けた円相場が1ドル112円台半ばと円安に振れていた事を受け週明けの寄り付きは反発してスタート、その後は北朝鮮情勢を巡る警戒ムードも燻り次第に値を削って前引け、後場に入ってからも引き続き前引水準で揉み合いとなったが反発して引けた。翌日はトランプ大統領の発言を巡り北朝鮮外相が激しく批判した事で地政学リスクへの警戒感が高まり週明けの米株式が続落した事を受け寄り付きは小反落してスタート、その後は9月末配当取りの動きもあってやや下げ渋る展開で前引け、後場に入ると値嵩ハイテク株の一段安から弱含み推移で反落して引けた。週央は共和党幹部がオバマケア撤廃法案採決を断念した事から小幅に4日続落となっていた米株式や、配当落ちの動きから寄り付きは小幅続落してスタートしその後は狭いレンジで推移し前引け、後場に入ってからも終始狭いレンジで推移し続落して引けた。翌日は米株式が利上げ観測拡大を受けた金融株への買いから反発していた事を受け、寄り付きは反発してスタートしその後はほぼ寄りを高値に値を削って前引け、後場に入ると米長期金利の上昇に伴い為替が円安に振れた事で値位置を切り上げ反発して引けた。週末は4-6月期GDP確定値が予想を上振れ、週間新規失業保険申請件数も概ね予想に一致した事から米株式は続伸していたものの、CMEに寄せる格好で寄り付きは小反落してスタートしその後も頭重い展開で推移し前引け、後場に入ると日経平均構成銘柄の入れ替えに伴うリバランス需要や、決算期末のドレッシング買いへの思惑からプラス圏に浮上する場面も見られたが、日米の政治情勢の行方を見極めたいと様子見気分も強く小反落して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、24日投開票のドイツ連邦議会の選挙結果を受け独政治情勢の不透明感が強まり、対ユーロでドル高が進行するのに伴い円売りドル買いに波及し週明けは反落してスタート、翌日はトランプ大統領の発言を巡り北朝鮮外相が激しく批判した事で地政学リスクへの警戒感が高まり、投資家が国内に資金を引き揚げるとの思惑から円買い・ドル売りが先行し円は反発となった。週央はトランプ政権が本日公表予定の米税制改革への期待感や、米金利の先高感を背景に円は反落、翌日も米で税制改革案が公表され減税等が米経済の成長を支えるとの見方から円売り・ドル買いが優勢となり円は続落となった。週末は米政権が公表した減税案の実現性に対して懐疑的な見方が広がって円買い・ドル売りを誘い円は3日ぶりに反発となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で20,515円、次の下値フシは大引で20,084円となっているが、今週は上記の通り米株式の連日の史上最高値更新を背景に20,000円の大台を回復し連休明け早々に上値フシを抜いて来た。これでこれまでの高値関門をも抜いて先の陰転はニュートラルになったが、やはり先週記で書いた高寄与度の主力であるF・リテイリングが19日に32,300円台にあるフシを抜いて再陰転値を目指した戻り加速の展開となり、新値抜けの京セラも引き続き陽線を伸ばして来たところが大きい。米株次第という部分もあるので引き続きこれらと併せて見てゆきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が続落していたものの、独連邦議会選挙の結果を受けた円相場が1ドル112円台半ばと円安に振れていた事を受け週明けは反発してのスタートとなったが、翌日はトランプ大統領の発言を巡り北朝鮮外相が激しく批判した事で地政学リスクへの警戒感が高まり週明けの米株式が続落した事を受け反落し、週央も共和党幹部がオバマケア撤廃法案採決を断念した事から小幅に4日続落となっていた米株式や、配当落ちの動きから続落、翌日は米株式が利上げ観測拡大を受けた金融株への買いから反発していた事や円安に振れた事もあって反発、週末は米株式が続伸していたものの日米の政治情勢の行方を見極めたいと様子見気分も強く再度小反落して今週の取引を終えたが上下のフシはいずれも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、月替り2日の7-9月期日銀短観、3日の9月消費者態度指数、8月景気先行指数速報値等がある。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で20,515円次の下値フシも大引で20,084円とするが、今週は上記の通り欧米株高や円安を背景にして全般堅調推移となったもののTOPIXと共に上値のフシを取るまでには至らずであった。とはいえ週明けから2年1ヶ月ぶり高値水準で引けるなど特殊チャート上での新値抜けの強さを物語っている。ただ高寄与度の個別は特殊チャートでも新値抜けを果たしている京セラは兎も角も、それ以外の主力はファナックやソフトバンク等が今年春から夏にかけて作成した高値の抵抗帯に接近してきており、これらがこの抵抗帯を破ってくるかどうかこの辺を来週以降は注視しておきたいところ。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,697.50、次の下値フシは大引で1,638.49となっているが、今週は上記の通り米株式の連日の史上最高値更新を背景にコア銘柄が物色され連休明け早々にこれまで設定していた上値フシを抜いて来た。実に6月20日以来、約3ヶ月ぶりのフシ取りとなるが、6月24日号を参照していただきたいがこの号の末尾では「〜次に控える特殊チャートの高値フシである1,679ポイントまで大きな関門は存在しなくなっている〜」と書いておいたが、21日には1,679.83とこの1,679ポイントをピタリと達成という事になった。」としたが、今週は先週末の米株式が続落していたものの、独連邦議会選挙の結果を受けた円相場が1ドル112円台半ばと円安に振れていた事を受け週明けは反発してのスタートとなったが、翌日はトランプ大統領の発言を巡り北朝鮮外相が激しく批判した事で地政学リスクへの警戒感が高まり週明けの米株式が続落した事を受け反落し、週央も共和党幹部がオバマケア撤廃法案採決を断念した事から小幅に4日続落となっていた米株式や、配当落ちの動きから続落、翌日は米株式が利上げ観測拡大を受けた金融株への買いから反発していた事や円安に振れた事もあって反発、週末は米株式が続伸していたものの日米の政治情勢の行方を見極めたいと様子見気分も強く再度小反落して今週の取引を終えたが上下のフシはいずれも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,697.50次の下値フシも大引で1,638.49とするが、今週は上記の通り欧米株高や円安を背景にして全般堅調推移となったものの日経平均と共に上値のフシを取るまでには至らずであった。先に1,617ポイントのフシ抜けを果たした時には次に控える特殊チャートの高値関門である1,679ポイントまで大きな関門は存在しなくなっていると書き、先週には遂にこの1,679ポイントをピタリと達成しただけに一旦は一服感が出るのは自然な流れか。ここから再度新値に抜けてゆくか否か、欧米株やコア系の強弱にも大きく左右されるので来週以降はこの辺も併せて見てゆきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,593.50ドル、次の下値フシは大引で22,148.49ドルとなっているが、今週は上記の通り北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が後退した事や長期金利の上昇を背景に上値フシを抜いてきた。これまで大きく空間を設けていた事で19日のフシ抜けで再陽転を確認となったが、これで中間波が短い三段上げから更に延長波に入る。」としたが、今週はトランプ大統領の発言を巡り北朝鮮外相が激しく批判した事で地政学リスクへの警戒感が高まり週明けは続落してスタート、翌日も共和党幹部がオバマケア撤廃法案採決を断念した事から小幅に4日続落となったが、週央は利上げ観測拡大を受けた金融株への買いから反発し、翌日も4-6月期GDP確定値が予想を上振れ週間新規失業保険申請件数も概ね予想に一致した事から続伸、週末も税制改革案の恩恵を受けるハイテク株が物色された事で続伸となったが上下のフシはいずれも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、月替り2日の米9月ISM製造業景況指数、4日の米9月ADP雇用統計、米9月ISM非製造業景況指数、5日の米週間新規失業保険申請件数、米8月貿易収支、米8月製造業新規受注、週末6日の米9月雇用統計等がある。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で22,593.50ドル次の下値フシも大引で22,148.49ドルとするが、今週は上記の通り利上げ観測拡大や税制改革案への期待から週後半は堅調持続し史上最高値まであと0.03%に迫るも僅かに及ばずであった。とはいえ週間で0.25%高、月間では2.08%高、6月末からは4.94%高となり8四半期続伸、過去20年で最長を記録しており来週以降もS&P500種の後追いで史上最高値を更新してゆくのかどうか引き続き注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「来週もまた現在値から次の上値フシは大引で2,511.50、次の下値フシも大引で2,464.49とするが、今週は上記の通り北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が後退した事や長期金利の上昇で全般堅調となったものの上値のフシを取るまでには至らずであった。というワケで引き続き来週以降もここから反落に向かった場合半値引けまで押すかどうかだが、丁度4年前の同時期9月の波動に酷似しているのでその辺も参考に見てゆきたい。」としたが、今週はトランプ大統領の発言を巡り北朝鮮外相が激しく批判した事で地政学リスクへの警戒感が高まり週明けは続落してスタート、翌日も共和党幹部がオバマケア撤廃法案採決を断念した事から小幅に4日続落となったが、週央は利上げ観測拡大を受けた金融株への買いから反発し、翌日も4-6月期GDP確定値が予想を上振れ週間新規失業保険申請件数も概ね予想に一致した事から続伸、更に週末29日も税制改革案の恩恵を受けるハイテク株が物色された事で2,519.36と続伸して設定していた2,511.50の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,543.50次の下値フシは大引で2,494.49となっているが、今週は上記の通り利上げ観測拡大や税制改革案への期待から金融やハイテクポストが物色され週末に上値フシを抜いて来た。特殊チャート上でも新値抜けとなっている事で引き続き堅調持続し週後半には28日、29日と連続で史上最高値を更新しているが、来週以降も長大陽線を何所まで伸ばしてくるか引き続きこの辺に注目しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,725.50、次の下値フシは大引で12,474.49となっているが、今週は上記の通り地政学リスクへの警戒感後退から主力株の堅調を受け引き続き陽線を伸ばしてきた。先週記では来週以降7月の再陰転前の戻り高値を抜くかと書いたが、今週も更に陽線を伸ばし21日のザラバ高値では12,621.28とこの7月の再陰転前の戻り高値である12,627までの戻りをほぼ達成した。引き続きここまでの過程で空間を充分に空けているので来週以降は反落した場合でも切り返しからのニュートラルまで持って来るかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はアナリストの投資判断の引き上げ等からメルクやバイエル等の化学・医薬品大手の上昇を受け週明けは僅かに反発してスタート、翌日も工業用ガス大手リンデの大幅高やフォルクスワーゲンの上昇から小幅続伸、週央も米景気刺激策の見込みが再度出てきた事でドイツ銀行やコメルツ銀行の銀行株が上昇して3日続伸となり、翌日も前日に続いてのドイツ銀行の続伸や工業用ガス大手リンデの大幅高を受けて4日続伸、更に週末も薬品大手のバイエルやスポーツ用品のアディダスの大幅高から12,828.86と5日続伸し設定していた12,725.50の高値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,956.50次の下値フシは大引で12,701.49となっているが、今週は上記の通り米景気刺激策への機体やユーロ安も背景に輸出関連が物色され週を通じて続伸となり上値フシを抜いて来た。先のドイツ連邦議会選挙ではメルケル首相の4期目続投が決定、投資家の見方としては今後のドイツ連立政権のあり方として政治的統合強化は期待できないものの、経済見通しは引き続き底堅いだろうというのが大方となっている。加えてユーロ安も背景に輸出企業が多い構成上から目先陽転のフシも取らぬまま特殊チャート上で新値を取りニュートラルまで持ってきたが、空間を充分に空けているので来週以降は反落した場合でも切り返しからの再陽転まで持って来るかどうかこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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