2017年10月07日(土)

神無月相場 [CFD]

【サマリー・10/02〜10/06】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が税制改革案の恩恵を受けるハイテク株が物色された事で続伸となっていた事を受け週明けの寄り付きは反発してスタート、その後は材料難から揉み合いで推移して前引け、後場も総じて揉み合い基調が続いたが反発して引けた。翌日は9月ISM製造業景況指数の予想上振れや、米長期金利の上昇が好感され週明けの米株式が続伸していた事を受け寄り付きは小幅続伸してスタート、その後も1ドル113円台まで軟化した円相場を背景に上げ幅を広げて前引け、後場も大型株への物色が続き15年8月以来、約2年1ヵ月ぶりの高値水準で引けた。週央は税制改革案成立や来週からの7-9月期決算への期待から続伸していた米株式を受け、寄り付きは続伸してスタートしたが買い一巡後は膠着感の強い展開で前引け、後場は高寄与度のF・リテイリングが急速に値を崩した事で一時マイナス圏まで沈む場面もあったが、インデックスに絡む買いで辛うじてプラス圏に浮上し小幅に3日続伸となった。翌日は9月ADP雇用統計が予想に一致し、ISM非製造業景況指数も堅調な内容となった事で続伸していた米株式を受け寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は利益確定売りからマイナス圏まで沈んだものの辛うじてプラス圏に浮上し前引け、後場は前日終りを挟んで小動きに終始したが小幅に4日続伸して引けた。週末は税制改革への期待に加えて週間新規失業保険申請件数も減少した事で7日続伸となっていた米株式を受け、寄り付きは続伸してのスタートとなったがあと利食いから値位置を切り下げて前引け、後場も明日からの3連休を控え膠着感の強い展開となったが5日続伸して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、米長期金利の上昇を背景に日米金利差の拡大観測が強まり円売り・ドル買いが出たことで週明けは反落してスタート、翌日も連日で史上最高値を更新している米株や日経平均の年初来高値更新を受け、投資家のリスク選好姿勢が高まった事で円は続落となった。週央はFRB次期議長の候補者として金融引き締めに慎重とされるパウエルFRB理事が有力との思惑が広がり、円高ドル安が進み円は3日ぶりに反発となった。翌日は前日発表のISM非製造業景況指数が堅調な内容となった事で円売り・ドル買いに繋がり円相場は再度反落、週末も米国債利回りの上昇基調や連休を控え国内輸入企業がドルを手当てする動きも活発化し円相場は続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で20,515円、次の下値フシも大引で20,084円とするが、今週は上記の通り欧米株高や円安を背景にして全般堅調推移となったもののTOPIXと共に上値のフシを取るまでには至らずであった。とはいえ週明けから2年1ヶ月ぶり高値水準で引けるなど特殊チャート上での新値抜けの強さを物語っている。ただ高寄与度の個別は特殊チャートでも新値抜けを果たしている京セラは兎も角も、それ以外の主力はファナックやソフトバンク等が今年春から夏にかけて作成した高値の抵抗帯に接近してきており、これらがこの抵抗帯を破ってくるかどうかこの辺を来週以降は注視しておきたいところ。」としたが、今週は先週末の米株式が税制改革案の恩恵を受けるハイテク株が物色された事で続伸となっていた事で週明けは反発してスタート、翌日3日も9月ISM製造業景況指数の予想上振れが好感され週明けの米株式が続伸していた事を受け20,614.07円と大幅続伸し先ずは設定していた20,515円の高値フシを抜いて来た。週央も税制改革案成立や来週からの7-9月期決算への期待から続伸していた米株式を受け小幅に3日続伸、翌日も9月ADP雇用統計が予想に一致し、ISM非製造業景況指数も堅調な内容となった事で続伸していた米株式を受け小幅に4日続伸し、週末も税制改革への期待に加えて週間新規失業保険申請件数も減少した事で7日続伸となっていた米株式を受け5日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、10日の8月貿易収支、9月景気ウォッチャー調査、11日の8月機械受注、12日の国内企業物価指数、8月第三次産業活動指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で20,825円次の下値フシは大引で20,394円となっているが、今週は上記の通り米株式が良好な経済指標を背景に連日の史上最高値更新となった事を受け設定していた上値フシを抜いて来た。週末6日まで5日続伸は今年初の事であり、また16年12月6日から16日の9連騰以来の長さでもある。先週記では、今年春から夏にかけて作成した高値の抵抗帯に接近してきている高寄与度主力のファナックやソフトバンク等がこの抵抗帯を破ってくるかどうかとしたがうちファナックはこれを突破、日経平均のここから上の関門は2015年の6月に作成した20,810円と8月に作成した20,810円のダブルトップのフシだが、今回設定した高値フシを抜けば自動的にこれらを突破してくることになるので来週以降はここに注目しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,697.50、次の下値フシも大引で1,638.49とするが、今週は上記の通り欧米株高や円安を背景にして全般堅調推移となったものの日経平均と共に上値のフシを取るまでには至らずであった。先に1,617ポイントのフシ抜けを果たした時には次に控える特殊チャートの高値関門である1,679ポイントまで大きな関門は存在しなくなっていると書き、先週には遂にこの1,679ポイントをピタリと達成しただけに一旦は一服感が出るのは自然な流れか。ここから再度新値に抜けてゆくか否か、欧米株やコア系の強弱にも大きく左右されるので来週以降はこの辺も併せて見てゆきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が続伸となっていたものの主力ハイテクや石油・石炭ポストの軟調から事で週明けは小反落してスタート、翌日は9月ISM製造業景況指数の予想上振れが好感され週明けの米株式が続伸していた事を受け反発し、週央も税制改革案成立や来週からの7-9月期決算への期待から続伸していた米株式を受け小幅続伸、翌日は9月ADP雇用統計が予想に一致しISM非製造業景況指数も堅調な内容となった事で米株式は続伸していたものの小反落、週末は税制改革への期待に加えて週間新規失業保険申請件数も減少した事で7日続伸となっていた米株式を受け再度反発となったものの今週も上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,697.50次の下値フシも大引で1,638.49とするが、今週は上記の通り良好な経済指標を背景に連日の史上最高値更新となった米株式を背景に、同指数も概ね堅調だったものの上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえ6日には年初来高値を更新し約2年2ヶ月ぶりの高値を付けるなど堅調持続。一方でゴールドマンサックスがTOPIX先物を週明け2日から4日間だけで合計15,126枚、金額で約2,500億円も売り越しており来週以降影響してくるのかどうかこの辺も併せて見てゆきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で22,593.50ドル、次の下値フシも大引で22,148.49ドルとするが、今週は上記の通り利上げ観測拡大や税制改革案への期待から週後半は堅調持続し史上最高値まであと0.03%に迫るも僅かに及ばずであった。とはいえ週間で0.25%高、月間では2.08%高、6月末からは4.94%高となり8四半期続伸、過去20年で最長を記録しており来週以降もS&P500種の後追いで史上最高値を更新してゆくのかどうか引き続き注目しておきたい。」としたが、今週は9月ISM製造業景況指数の予想上振れや、米長期金利の上昇が好感され週明けは続伸してスタート、翌日3日も税制改革案成立や来週からの7-9月期決算への期待から22,641.67ドルと続伸し先ずは設定していた22,593.50ドルの上値フシを抜いて来た。週央も9月ADP雇用統計が予想に一致し、ISM非製造業景況指数も堅調な内容となった事で続伸し、翌日も税制改革への期待に加えて週間新規失業保険申請件数も減少した事で7日続伸、週末は9月雇用統計において非農業部門雇用者数が3.3万人減と約7年ぶりのマイナスに転じた事から9営業日ぶりに小反落して今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、11日のFOMC議事録要旨、12日の米週間新規失業保険申請件数、米9月PPI、週末13日の米9月CPI、米9月小売売上高、10月ミシガン大学消費者態度指数速報値、米8月企業在庫等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,867.50ドル次の下値フシは大引で22,416.49ドルとなっているが、今週は上記の通り週明けから続いた各種の経済指標がどれも堅調な内容となっていた事で7日続伸し設定していた上値フシを抜いて来た。19日に再陽転を確認して以降少し揉み合ったものの、5日まで4日連続して3指数揃っての史上最高値を更新となった。来週以降も長大陽線を何所まで伸ばしてくるのか、VIX指数も過去最低の9.19まで低下している事で引き続きS&P500種と共に注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,543.50、次の下値フシは大引で2,494.49となっているが、今週は上記の通り利上げ観測拡大や税制改革案への期待から金融やハイテクポストが物色され週末に上値フシを抜いて来た。特殊チャート上でも新値抜けとなっている事で引き続き堅調持続し週後半には28日、29日と連続で史上最高値を更新しているが、来週以降も長大陽線を何所まで伸ばしてくるか引き続きこの辺に注目しておきたい。」としたが、今週は9月ISM製造業景況指数の予想上振れや、米長期金利の上昇が好感され週明けは5日続伸してスタート、翌日も税制改革案成立や来週からの7-9月期決算への期待から6日続伸、週央も9月ADP雇用統計が予想に一致しISM非製造業景況指数も堅調な内容となった事で7日続伸し、翌日5日も税制改革への期待に加えて週間新規失業保険申請件数も減少した事で2,552.07と8日続伸し設定していた2,543.50の上値フシを抜いて来たが、週末は9月雇用統計において非農業部門雇用者数が3.3万人減と約7年ぶりのマイナスに転じた事から小反落して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,576.50次の下値フシは大引で2,527.49となっているが、今週は上記の通り週明けから続いた各種の経済指標がどれも堅調な内容となっていた事で8日続伸し設定していた上値フシを先週に続き抜いて来た。先週末に再陽転を確認し史上最高値更新も3指数揃って4日連続で達成している事で来週以降も長大陽線を何所まで伸ばしてくるのか、VIX指数も過去最低の9.19まで低下している事で引き続きDOWと共に注目しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,956.50、次の下値フシは大引で12,701.49となっているが、今週は上記の通り米景気刺激策への機体やユーロ安も背景に輸出関連が物色され週を通じて続伸となり上値フシを抜いて来た。先のドイツ連邦議会選挙ではメルケル首相の4期目続投が決定、投資家の見方としては今後のドイツ連立政権のあり方として政治的統合強化は期待できないものの、経済見通しは引き続き底堅いだろうというのが大方となっている。加えてユーロ安も背景に輸出企業が多い構成上から目先陽転のフシも取らぬまま特殊チャート上で新値を取りニュートラルまで持ってきたが、空間を充分に空けているので来週以降は反落した場合でも切り返しからの再陽転まで持って来るかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はスポーツ用品のアディダスの大幅高やREWやエーオンの電力大手の上昇から週明けは6日続伸し過去最高値を更新してスタート、統一記念日の休場明け4日はBMW・フォルクスワーゲンやダイムラーの自動車株や、医療機器のフレゼニウスの上昇から12,970.52と7日続伸し、先ずは設定していた12,956.50の高値フシを抜いて来た。翌日は半導体のインフィニオンテクノロジーズ、ルフトハンザ等の下落から8営業日ぶりに小反落となり、週末も前日に続いてルフトハンザの続落や鉄鋼のティッセンクルップの下落から続落して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,099.50次の下値フシは大引で12,842.49となっているが、今週は上記の通り先週までの強地合いを継続させて7日続伸し引き続き上値フシを抜いて来た。という事で統一記念日の休場を挟んでの前後で連続して過去最高値を更新となったわけだが、これまでにないパターンでの高値更新となっており引き続き空間を充分に空けているので来週以降も反落した場合でも切り返しからの再陽転まで持って来るかどうかこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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