2017年10月14日(土)

約21年ぶり高値更新 [CFD]

【サマリー・10/10〜10/13】

 今週の日経平均は、日本の連休中に米株式が9月雇用統計の結果等を受け閑散商いのなか小幅に下落していた事や、北朝鮮の動向を警戒して連休明けの寄り付きは小反落してスタート、その後は北朝鮮に目立った動きが見られなかった事でプラス圏に浮上して前引け、後場も北朝鮮を巡る警戒感の後退に加え衆院選で与党勝利への期待も高まった事で上げ幅を拡大させ6日続伸となった。週央はIMFが世界経済の成長見通しを上方修正したことを好感し米株式は反発していたものの、為替市場で目立った動きも見られず寄り付きは小反落してスタート、その後は断続的にインデックス絡みの資金が流入した事でプラス圏に浮上して前引け、後場も引き続いて前場の流れを継続させ7日続伸して引けた。翌日は主要企業の好決算や原油相場の上昇から米株式が続伸していた事を受け寄り付きは続伸してスタート、その後も衆院選の与党優勢観測が報じられている事を背景に堅調持続し前引け、後場は21,000円大台接近でやや利食い売りも出たが8日続伸して引けた。週末は原油相場の下落から米株式は反落していたものの、高寄与度筆頭のF・リテイリングの好決算が牽引し寄り付きは小幅続落してスタート、その後はマイナス圏に沈む場面もあったもののF・リテイリングの大幅高が牽引し再度プラス圏に浮上して前引け、後場に入ってからも先物主導で上げ幅を広げ大幅に9日続伸して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、10日に北朝鮮労働党の創建記念日を迎え軍事的挑発行動への警戒感が高まった事で、国内への資金回帰の思惑が広がり易い円が買われ連休明けは3営業日ぶりに反発、週央も米長期金利の上昇に一服感が出た事で持ち高整理の円買い・ドル売りが入り円は続伸、翌日も時間外取引で米長期金利が低下した事で日米金利差の縮小を見込んだ買いが入って円は小幅に3日続伸、週末も引き続き後場の時間外取引等で米長期金利が低下した事等で日米金利差の縮小を見込んだ買いが膨らみ円は4日続伸となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で20,825円、次の下値フシは大引で20,394円となっているが、今週は上記の通り米株式が良好な経済指標を背景に連日の史上最高値更新となった事を受け設定していた上値フシを抜いて来た。週末6日まで5日続伸は今年初の事であり、また16年12月6日から16日の9連騰以来の長さでもある。先週記では、今年春から夏にかけて作成した高値の抵抗帯に接近してきている高寄与度主力のファナックやソフトバンク等がこの抵抗帯を破ってくるかどうかとしたがうちファナックはこれを突破、日経平均のここから上の関門は2015年の6月に作成した20,810円と8月に作成した20,810円のダブルトップのフシだが、今回設定した高値フシを抜けば自動的にこれらを突破してくることになるので来週以降はここに注目しておきたい。」としたが、今週は日本の連休中に米株式が下落していたものの、北朝鮮に目立った動きが見られなかった事で連休明けは6日続伸してスタート、週央11もIMFが世界経済の成長見通しを上方修正したことを好感して反発していた米株式を受け20,881.27と7日続伸し先ずは設定していた20,825円の高値フシを抜いて来た。翌日も主要企業の好決算や原油相場の上昇から続伸していた米株式を受け8日続伸し、週末も原油相場の下落から米株式は反落していたものの、高寄与度筆頭のF・リテイリングが好決算を受けて急騰し先物主導で21,155.18円と大幅に9日続伸し更に一段上のフシまで抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け16日の8月鉱工業生産指数確報値、19日の8月全産業活動指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,385円次の下値フシは大引で20,934円となっているが、今週は上記の通り良好な経済指標を背景に史上最高値を更新し続ける欧米株式を背景にTOPIXと共に設定していた上値フシを抜いて来た。11日には2012年12月の第二次安倍内閣発足後の最高値である終値ベースの20,868.03円を超え、週末13日には1996年11月29日以来、約21年ぶりの高値に躍り出ている。また日経平均が9日続伸するのは2016年12日6日〜16日に9日続伸して以来の事だが、この辺はやはり2015年の6月に作成した20,810円と8月に作成した20,810円のダブルトップの関門を抜けきった事が大きく、引き続き来週以降も高寄与度の主力と共に見てゆきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,697.50、次の下値フシも大引で1,638.49とするが、今週は上記の通り良好な経済指標を背景に連日の史上最高値更新となった米株式を背景に、同指数も概ね堅調だったものの上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえ6日には年初来高値を更新し約2年2ヶ月ぶりの高値を付けるなど堅調持続。一方でゴールドマンサックスがTOPIX先物を週明け2日から4日間だけで合計15,126枚、金額で約2,500億円も売り越しており来週以降影響してくるのかどうかこの辺も併せて見てゆきたい。」としたが、今週は日本の連休中に米株式が下落していたものの、北朝鮮に目立った動きが見られなかった事で連休明けは続伸してスタート、週央11もIMFが世界経済の成長見通しを上方修正したことを好感して反発していた米株式を受け3日続伸し、翌日12日も主要企業の好決算や原油相場の上昇から続伸していた米株式を受け1,700.13と4日続伸し、設定していた1,697.50の高値フシを抜いて来た。週末も原油相場の下落から米株式は反落していたものの、高寄与度筆頭のF・リテイリングが好決算を受けて急騰し先物主導で5日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,730.50次の下値フシは大引で1,669.49となっているが、今週は上記の通り良好な経済指標を背景に史上最高値を更新し続ける欧米株式を背景に日経平均と共に設定していた上値フシを抜いて来た。先週からの続伸で11日には約10年2か月ぶりの高値を付け、翌日12の終値ベースでの1,700ポイント超えは2007年7月31日以来の事である。ここ数年の高値関門であった1,679ポイントを今週抜いた事で今度は2007年に作成した1,700ポイント台の関門を参考にして見てゆくことになる。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,867.50ドル、次の下値フシは大引で22,416.49ドルとなっているが、今週は上記の通り週明けから続いた各種の経済指標がどれも堅調な内容となっていた事で7日続伸し設定していた上値フシを抜いて来た。19日に再陽転を確認して以降少し揉み合ったものの、5日まで4日連続して3指数揃っての史上最高値を更新となった。来週以降も長大陽線を何所まで伸ばしてくるのか、VIX指数も過去最低の9.19まで低下している事で引き続きS&P500種と共に注目しておきたい。」としたが、今週は本格化する7-9月期決算内容を見極めたいとの雰囲気のなか週明けは続落してスタート、翌日はIMFが世界経済の成長見通しを上方修正したことを好感し反発、週央も主要企業の好決算や原油相場の上昇から22,872.89ドルと続伸し先ずは設定していた22,867.50ドルの上値フシを抜いて来た。翌日は原油相場の下落から反落となったが、週末は9月小売売上高が前月から大きく改善、9月CPIも予想を下回った事で追加利上げ観測がやや後退した事で再度反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け16日の10月ニューヨーク連銀製造業景気指数、17日の米9月鉱工業生産指数、米9月設備稼働率、米10月NAHB住宅市場指数、18日の米9月住宅着工件数、米9月建設許可件数、ベージュブック、19日の米週間新規失業保険申請件数、10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米9月景気先行指標総合指数、週末20日の米9月中古住宅販売件数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で23,100.50ドル次の下値フシは大引で22,645.49ドルとなっているが、今週は上記の通り各種経済指標の改善や原油相場の上昇を背景に設定していた上値フシを抜いて来た。引き続き主要三指数揃って史上最高値を更新している事で、来週以降も低水準が続くVIX指数を背景に陽線を何所まで伸ばしてくるのか引き続きS&P500種と共に注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,576.50、次の下値フシは大引で2,527.49となっているが、今週は上記の通り週明けから続いた各種の経済指標がどれも堅調な内容となっていた事で8日続伸し設定していた上値フシを先週に続き抜いて来た。先週末に再陽転を確認し史上最高値更新も3指数揃って4日連続で達成している事で来週以降も長大陽線を何所まで伸ばしてくるのか、VIX指数も過去最低の9.19まで低下している事で引き続きDOWと共に注目しておきたい。」としたが、今週は本格化する7-9月期決算内容を見極めたいとの雰囲気のなか週明けは続落してスタート、翌日はIMFが世界経済の成長見通しを上方修正したことを好感し反発、週央も主要企業の好決算や原油相場の上昇から続伸となったが、翌日は原油相場の下落から反落となった。週末は9月小売売上高が前月から大きく改善し9月CPIも予想を下回った事で追加利上げ観測がやや後退した事で再度反発となったが、上下のフシはいずれも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,576.50次の下値フシも大引で2,527.49とするが、今週は上記の通り各種経済指標の改善や原油相場の上昇を背景に全般堅調持続したものの上値のフシを取るまでには至らずであった。とはいえ11日から週末までザラバで史上最高値は更新し続けており、来週以降も低水準が続くVIX指数を背景に長大陽線を何所まで伸ばしてくるのか引き続きDOWと共に注目しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で13,099.50、次の下値フシは大引で12,842.49となっているが、今週は上記の通り先週までの強地合いを継続させて7日続伸し引き続き上値フシを抜いて来た。という事で統一記念日の休場を挟んでの前後で連続して過去最高値を更新となったわけだが、これまでにないパターンでの高値更新となっており引き続き空間を充分に空けているので来週以降も反落した場合でも切り返しからの再陽転まで持って来るかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はRWEやエーオン等の電力大手やスポーツ用品のアディダスの上昇を受け週明けは反発し過去最高値を更新してスタート、翌日は自動車ポストの軟調から小反落となったが、週央はRWEやエーオン等の電力大手の上昇から小反発、翌日も前日に続いてRWEやエーオン等の電力大手の続伸や、ルフトハンザ航空の上昇から小幅続伸し、週末も前日に続いてRWEやエーオン等の電力大手の続伸や、バイエル、リンデ等の医薬品・化学大手の上昇から小幅続伸し史上最高値を更新したが、上値のフシを抜くまでには至らずに終った。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で13,099.50次の下値フシも大引で12,842.49とするが、今週は上記の通り主力の電力ポストの継続的な上昇等を背景に堅調持続となったが上値のフシを抜くまでには至らずであった。とはいえ12日にはザラバで初めて13,000ポイントの大台をクリヤしており、引き続き空間を充分に空けている事から来週以降反落した場合でも切り返しからの再陽転まで持って来るかどうかこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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