2017年10月21日(土)

56年9か月ぶり14営業日連続上昇 [CFD]

【サマリー・10/16〜10/20】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が9月小売売上高が前月から大きく改善し、9月CPIも予想を下回った事で追加利上げ観測がやや後退し反発していた事を受け、週明けの寄り付きは続伸してスタートしその後も高寄与度の堅調から上げ幅を拡大させて前引け、後場は揉み合いとなったが10日続伸し年初来高値を更新して引けた。翌日は10月NY連銀製造業景気指数が予想を大幅に上振れた事や、原油相場の上昇も好感され週明けの米株式が続伸していた事を受け寄り付きは続伸してスタート、その後は利益確定からマイナス圏まで沈む場面もあったが辛うじてプラス圏を回復して前引け、後場に入ると世界的な景気拡大を背景にした先高観からジリ高歩調を辿り11日続伸して引けた。週央は金融やヘルスケア企業の好決算が相次ぎ続伸していた米株式を受け寄り付きは小幅続落してスタート、その後は過熱警戒感から一時マイナス圏に沈む場面もあったが再度プラス圏を回復して前引け、後場も前場同様に再度マイナス圏まで沈む場面があったものの切り返し12日続伸して引けた。翌日は長期金利上昇を背景にした金融株への選好を受け、米株式が大幅続伸していた事から寄り付きは続伸してスタートしその後も上げ幅を広げて前引け、後場は高値警戒感から伸び悩む場面もあったが押し目買いも入り13日続伸して引けた。週末は主要企業決算や税制改革実現への期待感から米株式は小幅続伸していたものの、円相場が朝方円高に振れていた事を受け寄り付きは反落してスタート、その後は米金利上昇と共に円相場が1ドル113円台まで下落し中盤からプラス圏に浮上して前引け、後場もスペインの独立問題を巡る警戒感から再度マイナス圏まで沈んだが国内機関投資家の買いが入り終盤井プラス圏を回復し14日続伸で今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、9月米消費者物価の伸び率が市場予想よりも低く米利上げペ−スが鈍るとの観測が広がり、円買いドル売りがやや優勢となり週明けは5日続伸してスタート、翌日は前日の米国債利回りが上昇し日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが先行し円は6営業日ぶりに反落、週央も世界的な株高を背景に比較的低リスク通貨とされる円を売り動きが優勢となり円は続落、翌日も前日の米長期金利が上昇し日米金利差が拡大するとの思惑から円売り・ドル買いが優勢となり円は3日続落、週末も米税制改革を巡る協議が進むとの見方から時間外取引で米金利が上昇し、円安ドル高が進んで円は4日続落して引けた。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,385円、次の下値フシは大引で20,934円となっているが、今週は上記の通り良好な経済指標を背景に史上最高値を更新し続ける欧米株式を背景にTOPIXと共に設定していた上値フシを抜いて来た。11日には2012年12月の第二次安倍内閣発足後の最高値である終値ベースの20,868.03円を超え、週末13日には1996年11月29日以来、約21年ぶりの高値に躍り出ている。また日経平均が9日続伸するのは2016年12日6日〜16日に9日続伸して以来の事だが、この辺はやはり2015年の6月に作成した20,810円と8月に作成した20,810円のダブルトップの関門を抜けきった事が大きく、引き続き来週以降も高寄与度の主力と共に見てゆきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が9月小売売上高が前月から大きく改善し、9月CPIも予想を下回った事で追加利上げ観測がやや後退し反発していた事を受け週明けは10日続伸してスタート、翌日も10月NY連銀製造業景気指数が予想を大幅に上振れ原油相場の上昇も好感され続伸していた週明けの米株式を受け11日続伸、週央も金融やヘルスケア企業の好決算が相次ぎ続伸していた米株式を受け12日続伸、翌日19日も長期金利上昇を背景にした金融株への選好を受け米株式が大幅続伸していた事から21,448.52円と13日続伸し設定していた上値フシを抜いて来た。週末も主要企業決算や税制改革実現への期待感から小幅続伸していた米株式を受け僅かながら14日続伸して今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、週明け23日の8月景気先行指数改定値、26日の9月企業向けサービス価格指数、週末27日の9月CPI等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,675円次の下値フシは大引で21,224円となっているが、今週は上記の通り米株式が連日史上最高値を更新し衆院選でも与党勝利のとの見方からご祝儀的な買いも入り先週に続いて上値フシを抜いて来た。後半二日でバブル期の1988年2月10日以来29年8ヵ月ぶりの13日続伸を記録し、更に週末には高度経済成長期の1960年12月21日〜61年1月11日に記録した過去最長の14営業日連続上昇に56年9カ月ぶりに並んだ。衆院選が与党勝利の見方で一致し、週末のCMEも一段高となっている事で来週も未曾有の連騰記録更新となって来るのかどうか引き続き注目してゆきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,730.50、次の下値フシは大引で1,669.49となっているが、今週は上記の通り良好な経済指標を背景に史上最高値を更新し続ける欧米株式を背景に日経平均と共に設定していた上値フシを抜いて来た。先週からの続伸で11日には約10年2か月ぶりの高値を付け、翌日12日の終値ベースでの1,700ポイント超えは2007年7月31日以来の事である。ここ数年の高値関門であった1,679ポイントを今週抜いた事で今度は2007年に作成した1,700ポイント台の関門を参考にして見てゆくことになる。」としたが、今週は先週末の米株式が9月小売売上高が前月から大きく改善し、9月CPIも予想を下回った事で追加利上げ観測がやや後退し反発していた事を受け週明けは6日続伸してスタート、翌日も10月NY連銀製造業景気指数が予想を大幅に上振れ原油相場の上昇も好感され続伸していた週明けの米株式を受け7日続伸、週央も金融やヘルスケア企業の好決算が相次ぎ続伸していた米株式を受け8日続伸、翌日も長期金利上昇を背景にした金融株への選好を受け米株式が大幅続伸していた事からと9日続伸、週末20日も主要企業決算や税制改革実現への期待感から小幅続伸していた米株式を受け1,730.64と10日続伸し設定していた上値フシを抜いて今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,761.50次の下値フシは大引で1,700.49となっているが、今週は上記の通り米株式が連日史上最高値を更新し衆院選でも与党勝利のとの見方からご祝儀的な買いも入り先週に続いて上値フシを抜いて来た。ここ数年の高値関門であった1,679ポイントを先週抜いた事で1,700大台も順調にコマを進めているが、今週は週明けから時価総額の大きい三菱UFJ等の銀行・保険が先導し週末まで10日続伸し年初来高値を更新している。今度は2007年に作成した1,700ポイント台の関門を参考にして見てゆくことになるが、次の関門は2007年の7月26日の陰転前の高値フシ1,775ポイントである。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で23,100.50ドル、次の下値フシは大引で22,645.49ドルとなっているが、今週は上記の通り各種経済指標の改善や原油相場の上昇を背景に設定していた上値フシを抜いて来た。引き続き主要三指数揃って史上最高値を更新している事で、来週以降も低水準が続くVIX指数を背景に陽線を何所まで伸ばしてくるのか引き続きS&P500種と共に注目しておきたい。」としたが、今週は10月NY連銀製造業景気指数が予想を大幅に上振れた事や、原油相場の上昇も好感され週明けは続伸してスタート、翌日も金融やヘルスケア企業の好決算が相次ぎ続伸し、週央18日も長期金利上昇を背景にした金融株堅調が牽引し23,157.60ドルと大幅続伸し先ずは設定していた23,100.50ドルの上値フシを抜いて来た。翌日も主要企業決算や税制改革実現への期待感から小幅続伸し、週末も米上院で18年度予算案が可決され税制改革への実現期待が強まった事や7-9月期の堅調な企業決算を受け大幅続伸で今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、24日の10月リッチモンド連銀製造業指数、25日の米9月耐久財受注、米8月住宅価格指数、米9月新築住宅販売件数、26日の米週間新規失業保険申請件数、週末27日の米7-9月期四半期実質GDP速報値、10月ミシガン大学消費者態度指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で23,388.50ドル次の下値フシは大引で22,927.49ドルとなっているが、今週は上記の通り金融を中心とした主要企業の好決算や税制改革実現への期待感から先週に続き上値フシを抜いて来た。史上初めて23,000ドルの大台に乗せて引け、週末には主要三指数揃って史上最高値を更新している事で、来週以降もアマゾンなど含めたFANG銘柄の決算を背景に陽線を何所まで伸ばしてくるのか引き続き主要指数と共に注目しておきたい

【S&P500種】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシも大引で2,576.50、次の下値フシは大引で2,527.49とするが、今週は上記の通り各種経済指標の改善や原油相場の上昇を背景に全般堅調持続したものの上値のフシを取るまでには至らずであった。とはいえ11日から週末までザラバで史上最高値は更新し続けており、来週以降も低水準が続くVIX指数を背景に長大陽線を何所まで伸ばしてくるのか引き続きDOWと共に注目しておきたい。」としたが、今週は10月NY連銀製造業景気指数が予想を大幅に上振れた事や、原油相場の上昇も好感され週明けは続伸してスタート、翌日も金融やヘルスケア企業の好決算が相次ぎ続伸し、週央も長期金利上昇を背景にした金融株堅調が牽引し続伸、翌日も主要企業決算や税制改革実現への期待感から小幅続伸し、週末も米上院で18年度予算案が可決され税制改革への実現期待が強まった事や7-9月期の堅調な企業決算を受け続伸となったが上値のフシを抜くまでには至らずに今週の取引を終えることとなった。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシも大引で2,576.50次の下値フシも大引で2,527.49とするが、今週は上記の通り金融を中心とした主要企業の好決算や税制改革実現への期待感から全般堅調推移となったものの上値のフシを抜くまでには至らず今週の取引を終えた。とはいえ今週も他の主要指数と共に小幅ながらも週末まで史上最高値を更新し続けており来週以降も低水準のVIX指数を背景に長大陽線を何所まで伸ばしてくるのか引き続き主要指数と共に注目しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で13,099.50、次の下値フシも大引で12,842.49とするが、今週は上記の通り主力の電力ポストの継続的な上昇等を背景に堅調持続となったが上値のフシを抜くまでには至らずであった。とはいえ12日にはザラバで初めて13,000ポイントの大台をクリヤしており、引き続き空間を充分に空けている事から来週以降反落した場合でも切り返しからの再陽転まで持って来るかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はルフトハンザやドイツ銀行やコメルツ銀行の銀行株の堅調から週明けは小幅に4日続伸し史上最高値を更新してスタート、翌日は医薬・化学大手のメルクやバイエル、鉄鋼のティッセンクルップの下落から5日ぶりに小反落となったが、週央は不動産のヴォノビア、フォルクスワーゲンやBMWの自動車株の上昇を受けて反発し史上最高値を更新した。翌日はスポーツ用品のアディダス、BMWやフォルクスワーゲン等の自動車株の下落を受けて反落し、週末は化学大手のリンデの大幅高から小反発して引けたが結局今週も上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で13,099.50次の下値フシも大引で12,842.49とするが、今週は上記の通り全般に堅調維持したものの個別もマチマチの展開に終始しフシ目は取らず終いであった。とはいえ週央には史上最高値を更新してきており上昇トレンドは不変、空間を充分に空けている事から来週以降反落した場合でも切り返しからの再陽転まで持って来るかどうかこの辺を引き続き見てゆきたい。

Posted by 雲遊

ページのトップへ ページのトップへ

広告

プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

検索


カテゴリーリスト

タグリスト

最近の記事

広告


RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2010 CapitalF Co.,Ltd. All rights reserved.