2017年10月28日(土)

歴代最長16日続伸 [CFD]

【サマリー・10/23〜10/27】

 今週の日経平均は、米上院で18年度予算案が可決され税制改革への実現期待が強まった事や、堅調な企業決算も好感され先週末の米株式が大幅続伸していた事を受け週明けの寄り付きは大幅続伸してスタート、その後も衆院選結果での与党勝利も好感され高値圏維持して前引け、後場もアベノミクス加速期待から一段高し15日続伸して引けた。翌日は週明けの米株式が経済指標の発表に乏しいなか高値警戒感から反落していた事を受け寄り付きは小反落してスタート、その後は今後本格化してくる決算への期待感を背景にプラス圏に切り返して前引け、後場もその流れを継続して更に値位置を切り上げ16日連続続伸して引けた。週央は10月製造業PMIが予想を上振れた他、複数の主要企業決算が堅調な内容となった事で反発した米株式を受けて寄り付きは続伸してスタート、その後は利益確定売りからマイナス圏に沈んだが辛うじてプラス圏に切り返して前引け、後場も中盤までプラス圏を維持していたものの引けにかけて再度利食いの動きが広がり17日ぶりに反落して引けた。翌日は複数の主要企業の決算や原油相場の反落が嫌気されて反落していた米株式を受け寄り付きは小幅続落してスタート、その後は通期予想の上方修正から高寄与度銘柄の一角が大幅高となった事で早々にプラス圏に浮上して前引け、後場はEGB理事会を控えた様子見ムードから狭いレンジ内で揉み合ったが小反発して引けた。週末はECBによる段階的な金融緩和縮小の発表が為された事で全面高となった欧州株式を受け反発した米株式を受けて寄り付きは続伸してスタート、その後も1ドル114円台まで下落した円を背景に値位置を切り上げて前引け、後場に入ってからも金融ハイテクが牽引する格好で高値圏を維持し大幅続伸して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、衆院選結果が与党圧勝となった事で、日銀の緩和金融政策が継続されるとの思惑から日米金融政策の方向性の違いを意識した円売り・ドル買いが優勢となり週明けは5日続落してスタート、翌日は前日の米株安と米国債利回り低下を受けて円買いドル売りが優勢となり、円は6営業日ぶりに反発した。週央はFRBの利上げに伴う日米金利差の拡大傾向が今後も続くとの思惑等から円売りドル買いが先行し円は反落となった。翌日はECB理事会を前に持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢となり円は反発となった。週末はECB理事会で量的金融緩和の終了に慎重姿勢が示された事で対ユーロでドル高が進行、連れて対円でもドル買いが優勢となり円は反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,675円、次の下値フシは大引で21,224円となっているが、今週は上記の通り米株式が連日史上最高値を更新し衆院選でも与党勝利のとの見方からご祝儀的な買いも入り先週に続いて上値フシを抜いて来た。後半二日でバブル期の1988年2月10日以来29年8ヵ月ぶりの13日続伸を記録し、更に週末には高度経済成長期の1960年12月21日〜61年1月11日に記録した過去最長の14営業日連続上昇に56年9カ月ぶりに並んだ。衆院選が与党勝利の見方で一致し、週末のCMEも一段高となっている事で来週も未曾有の連騰記録更新となって来るのかどうか引き続き注目してゆきたい。」としたが、今週は米上院で18年度予算案が可決され税制改革への実現期待が強まった事や堅調な企業決算も好感され先週末の米株式が大幅続伸していた事や、衆院選結果での与党勝利も好感され週明け23日は21,696.65円と大幅に15日続伸、早速設定していた21,675円の上値フシを抜いて来た。翌日も米株式は反落していたものの今後本格化する決算期待感を背景に16日連続続伸となったが、週央は米株式が反発していたものの利益確定売りから17日ぶりに反落となった。翌日は原油相場の反落等を嫌気し米株式は反落していたものの通期予想の上方修正から高寄与度銘柄の一角が大幅高となった事で小反発し、週末27日もECBによる段階的な金融緩和縮小の発表が為された事で全面高となった欧州株式を受け反発した米株式や1ドル114円台まで下落した円を背景に22,008.45円と大幅続伸し更に一段上のフシまで抜いて今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、週明けの30日の9月小売業販売額、9月百貨店・スーパー販売額、31日の9月鉱工業生産指数速報値等があるが、週明けからの日銀の金融政策決定会合にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,245円次の下値フシは大引で21,774円となっているが、今週は上記の通り史上最高値を更新し続ける欧米株高の追い風もあって先週に続いて上値フシを抜いて来た。さて、とうとう56年9カ月ぶりに並んだ1960年12月21日〜61年1月11日に記録した過去最長の14営業日連続上昇記録を今週は抜いて16日続伸と過去最長を更新してきた。その原動力となったのが値嵩の高寄与度銘柄群であり週明け23日にはF・リテイリングがフシ抜きから今月3日に続く再陽転を達成、ファナックや京セラも春先の抵抗帯を抜き去り新価格帯へ、ソフトバンクも今月10に続く再陽転をF・リテイリングと同じく23日に達成とこれらの寄与度が高い。それだけにこれらの一服で応分の調整も予測されるので同銘柄群の波動と併せ引き続き来週以降も見てゆきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,761.50、次の下値フシは大引で1,700.49となっているが、今週は上記の通り米株式が連日史上最高値を更新し衆院選でも与党勝利のとの見方からご祝儀的な買いも入り先週に続いて上値フシを抜いて来た。ここ数年の高値関門であった1,679ポイントを先週抜いた事で1,700大台も順調にコマを進めているが、今週は週明けから時価総額の大きい三菱UFJ等の銀行・保険が先導し週末まで10日続伸し年初来高値を更新している。今度は2007年に作成した1,700ポイント台の関門を参考にして見てゆくことになるが、次の関門は2007年の7月26日の陰転前の高値フシ1,775ポイントである。」としたが、今週は米上院で18年度予算案が可決され税制改革への実現期待が強まった事や堅調な企業決算も好感され先週末の米株式が大幅続伸していた事や、衆院選結果での与党勝利も好感され週明けは大幅続伸してスタート、翌日も米株式は反落していたものの今後本格化する決算期待感を背景に続伸となったが、週央は米株式が反発していたものの利益確定売りから反落となった。翌日は原油相場の反落等を嫌気し米株式は反落していたものの通期予想の上方修正から高寄与度銘柄の一角が大幅高となった事で小反発し、週末27日もECBによる段階的な金融緩和縮小の発表が為された事で全面高となった欧州株式を受け反発した米株式や1ドル114円台まで下落した円を背景に1,771.05と大幅続伸し設定していた1,761.50の高値フシを抜いて今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,801.50次の下値フシは大引で1,754.49となっているが、今週は上記の通り史上最高値を更新し続ける欧米株高の追い風もあって先週に続いて上値フシを抜いて来た。週末の高値フシ取りの水準は2007年の7月26日の陰転確認前の戻り高値の水準とほぼ同水準となっており、その上にある関門は6月18日に作成した高値フシ1,788ポイントとなっているが、今週設定した高値フシを抜けば自動的にこれを抜いてくることとなるのでこれが適うのかどうか来週以降はこの辺を見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で23,388.50ドル、次の下値フシは大引で22,927.49ドルとなっているが、今週は上記の通り金融を中心とした主要企業の好決算や税制改革実現への期待感から先週に続き上値フシを抜いて来た。史上初めて23,000ドルの大台に乗せて引け、週末には主要三指数揃って史上最高値を更新している事で、来週以降もアマゾンなど含めたFANG銘柄の決算を背景に陽線を何所まで伸ばしてくるのか引き続き主要指数と共に注目しておきたい。」としたが、今週は経済指標の発表に乏しいなか週明けは高値警戒感から反落してのスタートとなったが、翌日24日は10月製造業PMIが予想を上振れたほか複数の主要企業決算も堅調な内容となった事で23,441.76ドルと急反発し先ずは設定していた23,388.50ドルの上値フシを抜いて来た。週央は複数の主要企業の決算や原油相場の反落が嫌気され反落したが、翌日はECBによる段階的な金融緩和縮小の発表が為された事で全面高となった欧州株式を受け反発、週末も7-9月期GDP速報値が予想上振れたほか原油相場も大幅続伸した事で続伸して今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、週明け30日の米9月個人所得・支出、31日の8月ケース・シラー米住宅価格指数、10月シカゴ購買部協会景気指数、月替り1日の米10月ADP雇用統計、米10月ISM製造業景況指数、2日の週間新規失業保険申請件数、3日の米9月貿易収支、米10月雇用統計、米10月ISM非製造業景況指数、米9月製造業新規受注等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で23,675.50ドル次の下値フシは大引で23,208.49ドルとなっているが、今週は上記の通り各種経済指標の好調や原油相場の上昇から先週に続いて上値フシを抜き週末には史上最高値を更新して来た。来月3日に発売されるアイフォーンテンは予約初日に初回出荷分が売り切れとなっているが、同機種の販売上状況も主力の関連株価に影響を与えるためこの辺の動向には注視しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシも大引で2,576.50、次の下値フシは大引で2,527.49とするが、今週は上記の通り金融を中心とした主要企業の好決算や税制改革実現への期待感から全般堅調推移となったものの上値のフシを抜くまでには至らず今週の取引を終えた。とはいえ今週も他の主要指数と共に小幅ながらも週末まで史上最高値を更新し続けており来週以降も低水準のVIX指数を背景に長大陽線を何所まで伸ばしてくるのか引き続き主要指数と共に注目しておきたい。」としたが、今週は経済指標の発表に乏しいなか週明けは高値警戒感から反落してのスタートとなったが、翌日は10月製造業PMIが予想を上振れたほか複数の主要企業決算も堅調な内容となった事で反発、週央は複数の主要企業の決算や原油相場の反落が嫌気され反落したが、翌日はECBによる段階的な金融緩和縮小の発表が為された事で全面高となった欧州株式を受け反発、週末27日も7-9月期GDP速報値が予想上振れたほか原油相場も大幅続伸した事で2,581.07と大幅続伸し、設定していた2,576.50の上値フシを抜いて今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,605.50次の下値フシは大引で2,556.49となっているが、今週は上記の通り各種経済指標の好調や原油相場の上昇から3週間ぶりに上値フシを抜き週末には史上最高値を更新して来た。現在の長大陽線も今年1月6日の再陽転からの長大陽線の幅とほぼ同幅となったが、前回同様にここから値位置を保ったまま揉み合いの波動に移行するのかどうか来週以降も見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で13,099.50、次の下値フシも大引で12,842.49とするが、今週は上記の通り全般に堅調維持したものの個別もマチマチの展開に終始しフシ目は取らず終いであった。とはいえ週央には史上最高値を更新してきており上昇トレンドは不変、空間を充分に空けている事から来週以降反落した場合でも切り返しからの再陽転まで持って来るかどうかこの辺を引き続き見てゆきたい。」としたが、今週は化学大手リンデの大幅高やBASFの上昇を受けて週明けは小幅続伸してスタート、翌日もコメルツ銀行やドイツ銀行等の銀行株、フォルクスワーゲンやダイムラー等の自動車株の堅調で小幅に3日続伸となったが、週央はRWEやエーオン等の電力大手や、バイエルやメルク等の化学大手の下落を受け4営業日ぶりに反落となった。翌日26日はECBが段階的な金融緩和縮小の発表をした事でバイヤスドルフ、ヘンケル、ミュンヘン再保険等の急騰から13,133.28と急反発し設定していた13,099.50の上値フシを抜き、週末も決算を好感したフォルクスワーゲンの急騰が寄与し続伸して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,263.50次の下値フシは大引で13,002.49となっているが、今週は上記の通りECBが段階的な金融緩和縮小の発表をした事で設定していた上値フシを先週に続いて抜いて史上最高値を更新して来た。注目されたECB理事会では18年1月から資産購入額を月間600億ユーロから同300億ユーロに減額する一方で購入期間を17年12月から18年9月まで延長する事を決定、これで緩和的な政策が継続される新たな素地が整った格好になったが、空間を充分に空けている事から来週以降反落した場合でも切り返しからの再陽転まで持って来るかどうかこの辺を引き続き見てゆきたい。

Posted by 雲遊

ページのトップへ ページのトップへ

広告

プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

検索


カテゴリーリスト

タグリスト

最近の記事

広告


RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2010 CapitalF Co.,Ltd. All rights reserved.