2018年01月20日(土)

24,000円大台回復 [CFD]

【サマリー・01/15〜01/19】

 今週の日経平均は、前週末の米株式が税制改革による企業業績の押し上げ効果への期待が高まり大幅続伸となっていた事を受け、週明けの寄り付きは反発してスタート、その後は為替相場が1ドル110円台半ばと約4か月ぶりの高値水準まで上昇した事が重しとなり高値からは値を削って前引け、後場は本日の米市場が休場となる為に模様眺めから狭いレンジで推移したが4日ぶりに反発して引けた。翌日は米市場が休場で手掛かり材料難となるなかを昨日の地合いを継いで寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は円高一服感から主力中心に押し目買い優勢となり上げ幅を拡大させて前引け、後場に入ってからも米株価指数先物の時間外取引での上伸や、高寄与度値嵩株の大幅高を背景に上げ幅を広げ大幅続伸して引けた。週央は連休明けの米株式が暫定歳出法案期限が迫るなか政府機関閉鎖のリスクが意識され反落していた事を受け寄り付きは反落してスタート、その後はやや下げ渋りながら前引け、後場も高寄与度の値嵩株の下落の影響を受けて頭重く推移し反落して引けた。翌日はベージュブックにおいて大半の地区で経済が穏やかなペースで拡大したとの認識が示されたほか、前日反落に対するショートカバーもあって急反発していた米株式を受け寄り付きは急反発してスタート、その後は24,000円大台回復による利益確定売りも出て上げ幅を削って前引け、後場に入ってからも24時間取引の米株先物が下落した事で急速に下げ足を早め続落して引けた。週末は米株式が債務上限問題による米政府機関閉鎖への警戒感や前日の大幅高を受けた利益確定売りから反落となっていたものの、前日下落に対する自律反発狙いの買いが先行した事で寄り付きは反発してスタートしその後は膠着感の強い展開で前引け、後場は円が強含む局面でマイナス圏に沈む場面があったものの中盤からは再度プラス圏に浮上し3日ぶりに反発して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、対ユーロでのドル安傾向が続くとの思惑が円買い・ドル売りに波及し週明けは5日続伸してスタート、翌日も時間外取引で米長期金利が低下したのを背景に、日米金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入り円は6日続伸となった。週央はECBの金融政策が想定より早く正常化するとの思惑が後退してユーロが対ドルで下落、連れて円安・ドル高に繋がり円は7営業日ぶりに反落、翌日も時間外取引で米長期金利が上昇すると日米金利差が拡大するとの思惑から円売り・ドル買いが出て円は続落、週末は米連邦政府のつなぎ予算の期限切れへの警戒感が強く円買い・ドル売りが優勢となり円は3日ぶりに反発となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で24,095円、次の下値フシは大引で23,604円となっているが、今週は上記の通り国内連休中の米株高を好感して連休明けに上値フシを抜いて来た。年末の掉尾の一振は叶わなかったものの、その分と合わせたような大発会からの急騰で11月に作成した昨年の高値フシを一気に抜き新値に踊り出てきたが、来週以降仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか高寄与度の個別と共に引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は前週末の米株式が税制改革による企業業績の押し上げ効果への期待が高まり大幅続伸となっていた事を受け週明けは4日ぶりに反発してスタート、翌日も米市場が休場で手掛かり材料難となるなかを米株価指数先物の時間外取引での上伸や、高寄与度値嵩株の大幅高を背景に大幅続伸となったが、週央は連休明けの米株式が暫定歳出法案期限が迫るなか政府機関閉鎖のリスクが意識され反落していた事を受け反落、翌日も米株式は急反発していたものの24,000円大台回復による利益確定売りや24時間取引の米株先物下落から続落となり、週末は米株式が反落となっていたものの前日下落に対する自律反発狙いの買いから3日ぶりに反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、23日の11月全産業活動指数、24日の11月景気先行指数改定値、週末26日の12月CPI、12月企業向けサービス価格指数等のほか、週明けのからの日銀金融政策決定会合にも注目しておきたい。
 今週は上下何れのフシも取らなかったことで、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で24,095円次の下値フシも大引で23,604円とするが、今週は上記の通り税制改革による企業業績の押し上げ効果への期待の高まりから米株式が大幅続伸となっていた事を背景に全般堅調推移となったもののTOPIX同様に上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえTOPIXの1,900大台回復同様にこちらも18日には寄り付きから24,000円の大台を回復し、設定していた高値フシを舐めに行っている。1991年11月以来約26年2か月ぶりの高値水準だけに応分の風当たりも強く、大引では値を削りこれが適わなかった先週だが来週以降はこれが達成されるかどうか引き続き見ておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,895.50、次の下値フシも大引で1,846.49となっているが、今週は上記の通り米株式は連日で史上最高値更新となったものの円高が足枷となりフシ目は取らず終いであった。とはいえ4日の大発会には1,863.82と急騰して昨年12月に抜け切れなかった最後の高値関門を一気にクリヤ、これでと11月7日の1,813.29ポイントとツラで再陽転が適わなかった昨年12月11日の1,813.34ポイントから次の上値フシを抜いて再陽転が確認された。これと前後してメガバンク群も昨年からの関門を抜けてきており、先行していたETFの後追いで漸く年明けから新ステージに入って来た。」としたが、今週は前週末の米株式が税制改革による企業業績の押し上げ効果への期待が高まり大幅続伸となっていた事を受け週明けは反発してスタート、翌日も米市場が休場で手掛かり材料難となるなかを米株価指数先物の時間外取引での上伸や、高寄与度値嵩株の大幅高を背景に続伸となったが、週央は連休明けの米株式が暫定歳出法案期限が迫るなか政府機関閉鎖のリスクが意識され反落していた事を受け反落、翌日も米株式は急反発していたものの1,900大台回復による利益確定売りや24時間取引の米株先物下落から続落となり、週末は米株式が反落となっていたものの前日下落に対する自律反発狙いの買いから3日ぶりに反発となったが先週に続いて上下のフシは取らず終いであった。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかったことで、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシは大引で1,895.50次の下値フシも大引で1,846.49とするが、今週は上記の通り税制改革による企業業績の押し上げ効果への期待の高まりから米株式が大幅続伸となっていた事を背景に全般堅調推移となったものの、日経平均同様に上値フシを抜くまでには至らずであった。とは言っても大発会には1,814.50の再陽転のフシを抜き昨年12月11日に再陽転していた主力のTOPIX型ETFの後追いで再陽転を果たしており、18日には寄り付きから1,900の大台でスタートと1,895.50の上値フシを超えてきており終値でもあと数ポイントと指呼の間となっている。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で25,829.50ドル、次の下値フシは大引で25,320.49ドルとなっているが、今週は上記の通り10-12月期決算発表シーズンを前に企業業績への期待感や好決算を背景にした投資家のリスク選好姿勢から週間では2.01%高、年初から2週間で4.39%高となり特殊チャートも新規設定された上値フシを抜いて来た。斯様に年明けからも連日で史上最高値を更新と上昇に拍車がかかっているが、今年もFRBが利上げを継続させたとしてもインフレと業績上昇が続けばS&P500種と共に堅調な相場が見込まれるとの見方も多く、この値位置で仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか来週以降も引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は暫定歳出法案期限が迫るなか政府機関閉鎖のリスクが意識され連休明けは小反落してのスタートとなったが、週央17日はベージュブックにおいて大半の地区で経済が穏やかなペースで拡大したとの認識が示されたほか、前日反落に対するショートカバーもあって26,115.65ドルと急反発し設定していた25,829.50ドルの高値フシを先ずは抜いて来た。翌日は債務上限問題による米政府機関閉鎖への警戒感や前日の大幅高を受けた利益確定売りから反落となったが、週末は下院議会での暫定予算可決や政府機関閉鎖のケースでも株式相場に直接的な影響は無いとの見方から再度反発して今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、23日の1月リッチモンド連銀製造業指数、24日の米11月住宅価格指数、米12月中古住宅販売件数、25日の米週間新規失業保険申請件数、米12月新築住宅販売件数、米12月景気先行指標総合指数、週末26日の米12月耐久財受注、米10-12月期四半期実質GDP速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で26,376.50ドル次の下値フシは大引で25,855.49ドルとなっているが、今週は上記の通り暫定歳出法案期限を前に政府機関閉鎖リスクが燻っていたものの、税制改革による企業業績の押し上げ効果への期待の高まりからからショートカバーも進み設定した上値フシを抜いて大台乗せ、週間では1.04%高で3週間の続伸となった。これでDOWは今週初めて大引で26,000ドルの大台に乗せて取引を終えたワケだが、これまで1,000ドルの値幅を挙げるのにかかった日数としては過去最短であったのは昨年11月30日に初の24,000ドル台乗せを達成した時から25,000ドル台乗せまでの23営業日であった。それが今年は年明け1月4日に終値で25,000ドル台に到達して以来、わずか8営業日で1,000ドル上昇し早くもこれが更新されたことになる。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,812.50、次の下値フシは大引で2,759.49となっているが、今週は上記の通り10-12月期決算発表シーズンを前に企業業績への期待感や好決算を背景にした投資家のリスク選好姿勢から週間では1.57%高、年初から2週間で4.21%高となり、特殊チャートでは2段上の上値フシまで抜いて来た。斯様に年明けからも連日で史上最高値を更新と上昇に拍車がかかっているが、今年もFRBが利上げを継続させたとしてもインフレと業績上昇が続けばDOWと共に堅調な相場が見込まれるとの見方も多く、この値位置で仮に反落したとしても切り返して再陽転のフシを抜けるかどうか来週以降も引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は暫定歳出法案期限が迫るなか政府機関閉鎖のリスクが意識され連休明けは小反落してのスタートとなったが、週央はベージュブックにおいて大半の地区で経済が穏やかなペースで拡大したとの認識が示されたほか、前日反落に対するショートカバーもあって反発、翌日は債務上限問題による米政府機関閉鎖への警戒感や前日の大幅高を受けた利益確定売りから反落となったが、週末は下院議会での暫定予算可決や政府機関閉鎖のケースでも株式相場に直接的な影響は無いとの見方から再度反発したが上下のフシは取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかったことで、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,812.50次の下値フシも大引で2,759.49とするが、今週は上記の通り暫定歳出法案期限を前に政府機関閉鎖リスクが燻っていたものの、税制改革による企業業績の押し上げ効果への期待の高まりからからショートカバーも進み全般堅調推移となるも上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえ今週もDOWと共に史上最高値を更新し週間では0.86%高となりこれで3週間の続伸となった。日独を尻目に史上最高値更新と独走の感だがS&P500種採用企業の予想PERは約21倍に達し04年以来の高水準、日独比較では割高さも否めないが、UBSのストラテジストは年末目標を従来の2,900から3,150に更に引き上げている。

【DAX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で13,452.50、次の下値フシも大引で13,187.49となっているが、今週は上記の通りユーロ高による圏外輸出への警戒感で週央から弱含みとなったものの下値フシを切るまでには至らずであった。昨年末号では「〜今回設定した下値フシを切ると自動的に直近作成の下値フシを切ることになり目先陰転確認となる。先に上値フシを抜いた場合は週末終値が安値フシになるのでその分ハードルも上がるということになる。」としたが、年明けから切り返し12月に付けた直近の高値フシをも抜くまで戻りを入れた事で前号までのこのシナリオは一旦取り消しとなる。昨年は著しい政治的危機もなく底堅い企業利益や景気が追い風となり約12.5%高となったが、今年の見通しについて投資家は前向きな見方を保っているものの、ユーロが一段と値を上げ企業利益を圧迫する可能性や政治的リスクが経済成長を抑制する恐れがあるのが懸念されるシナリオとなっている。」としたが、今週は航空のルフトハンザグループやハイデルベルクセメント等の下落を受けて週明けは反落してスタート、翌日はアパレルのヒューゴ・ボスの大幅高やBMWやフォルクスワーゲンの自動車株の上昇を受け反発となったが、週央17日は化学・医薬大手のメルクや電力大手のエーオン等の下落を受け13,183.96と反落し先ずは設定していた13,187.49の下値フシを切って来た。翌日はゴールドマン・サックスが投資判断を引き上げた事が好感された半導体大手のインフィニオンテクノロジーズや、スポーツ用品のアディダスの大幅高を受けて再度反発、週末19日もスポーツ用品のアディダスやBMW・フォルクスワーゲンの自動車株の大幅高を受けて13,434.45と大幅続伸し、新規設定された13,314.50の上値フシを抜いて今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,567.50次の下値フシは大引で13,300.49となっているが、今週は上記の通りユーロ高から輸出株が軟調となり週央に下値フシを切るも、週末には米税制改革に伴い企業利益に恩恵を受けるとの思惑台頭から新規設定された上値フシを抜いて来た。とはいえ3年ぶりの高値水準となっているユーロ高は警戒されるところ。UBSはこのレベルのユーロ高では欧州企業業績に悪影響は及ばないと考えるとしているものの、更なる一段高では輸出関連企業に影響を与えるか。特殊チャートの方は先週記の通り一旦は目先陰転の波動が回避された格好になっているが、再び段上げに移行している事で直近の下値フシ切りでは目先陰転ともなり得るケースがあるので注意しておきたい。

Posted by 雲遊

ページのトップへ ページのトップへ

広告

プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

検索


カテゴリーリスト

タグリスト

最近の記事

広告


RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2010 CapitalF Co.,Ltd. All rights reserved.