2018年01月27日(土)

FAANG決算 [CFD]

【サマリー・01/22〜01/26】

 今週の日経平均は、前週末の米株式が下院議会での暫定予算可決や政府機関閉鎖のケースでも株式相場に直接的な影響は無いとの見方から反発していたものの、為替が1ドル110円台後半と円高い推移している事が重しとなって週明けの寄り付きは小反落してスタート、その後一時プラス圏に浮上する場面があったものの再度マイナス圏に沈んで前引け、後場は業績期待が高い銘柄中心に押し目買いが入った事で引け際にプラス圏に切り返し小幅続伸して引けた。翌日は週明けの米株式が、上院で移民政策を一時棚上げすることを条件に民主党が2月8日までの暫定予算に合意した事が報じられ続伸となっていた事を受け寄り付きは続伸してスタート、その後は主要企業の10-12月期決算に期待した買いも入り更に上げ幅を広げて前引け、日銀が金融政策の現状維持を決定した事が伝わり後場に入ってからも一段高となり大幅に3日続伸して引けた。週央は主要企業決算や、ダボス会議が開幕しその動向も見極めたいとの思惑のなか反落していた米株式を受け寄り付きは反落してスタートしその後は膠着が続いて前引け、円相場が1ドル109円台と円高に振れて推移しており後場に入ってからも軟調推移し4営業日ぶりに反落して引けた。翌日は複数の主要企業決算が市場予想を上振れた事を好感し米株式は反発していたものの、米財務長官によるドル安歓迎発言を受け為替が1ドル108円台まで円高進行した事から寄り付きは大幅続落してスタート、その後戻りかけるも限定的で再度下げ幅を広げて前引け、後場に入ると円相場が再度強含んだ事で更に下げ幅を拡大させ大幅続落して引けた。週末は好調な複数の主要企業決算や、トランプ大統領のドル高が望ましいとの発言を受け米株式が続伸していた事を受け寄り付きは反発してスタート、その後は自律反発の域を脱せずに値を削って前引け、この地合いを継いで後場に入ってからはマイナス圏に沈み軟調推移のまま3日続落して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、国内輸入企業からの円売り・ドル買いが入ったほか終盤に日経平均も持ち直した事を受け週明けは反落してスタート、翌日も米連邦政府のつなぎ予算が成立し政府機関の一部閉鎖が解除された事で円売り・ドル買いが先行し円は続落となった。週央はECBが金融政策の早期正常化に動きとの思惑を背景に対ユーロでドル安が進行、連れて対ドルの円相場にも波及し円は3日ぶりに反発、翌日も米財務長官がドル安を容認したと受け取れる発言をした事を手掛かりに円を買いドルを売る動きが優勢となり円は続伸となった。週末はトランプ米大統領が強いドルを望むとの趣旨の発言をした事を受け円売りドルが買いが出て円は小反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で24,095円、次の下値フシも大引で23,604円とするが、今週は上記の通り税制改革による企業業績の押し上げ効果への期待の高まりから米株式が大幅続伸となっていた事を背景に全般堅調推移となったもののTOPIX同様に上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえTOPIXの1,900大台回復同様にこちらも18日には寄り付きから24,000円の大台を回復し、設定していた高値フシを舐めに行っている。1991年11月以来約26年2か月ぶりの高値水準だけに応分の風当たりも強く、大引では値を削りこれが適わなかった先週だが来週以降はこれが達成されるかどうか引き続き見ておきたい。」としたが、今週は前週末の米株式が下院議会での暫定予算可決や政府機関閉鎖のケースでも株式相場に直接的な影響は無いとの見方から反発していた事を受け週明けは小幅続伸してスタート、翌日23日も週明けの米株式が続伸となっていた事や主要企業の10-12月期決算に期待した買いも入り24,124.15円と大幅に3日続伸し先ずは設定していた24,095円の上値フシを抜いて来た。週央は米株式の反落に加え円相場が1ドル109円台と円高に振れて推移していたことで4営業日ぶりに反落となり、翌日25日も米株式は反発していたものの米財務長官によるドル安歓迎発言を受け為替が1ドル108円台まで円高進行した事から23,669.49円と大幅続落し新規設定された下値フシを切り、週末も米株式が続伸していたものの自律反発の域を脱せず買い一巡後はマイナス圏に沈み3日続落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、30日の12月失業率、12月有効求人倍率、12月小売業販売額、12月百貨店・スーパー販売額、月末31日の12月鉱工業生産指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で23,915円次の下値フシは大引で23,424円となっているが、今週は上記の通り米株式の続伸や主要企業の10-12月期決算に期待した買いを背景に前半で上値フシを抜くも後半は円高に抗せず下値フシを切ってきた。とはいえここまで長大陽線を引き特殊チャート上でも新値に躍り出ているだけに来週以降は設定した上値フシの更に一段上にある24,135円のフシを抜いて再陽転まで切り返すかどうか高寄与度の銘柄と共にこの辺を見ておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシは大引で1,895.50、次の下値フシも大引で1,846.49とするが、今週は上記の通り税制改革による企業業績の押し上げ効果への期待の高まりから米株式が大幅続伸となっていた事を背景に全般堅調推移となったものの、日経平均同様に上値フシを抜くまでには至らずであった。とは言っても大発会には1,814.50の再陽転のフシを抜き昨年12月11日に再陽転していた主力のTOPIX型ETFの後追いで再陽転を果たしており、18日には寄り付きから1,900の大台でスタートと1,895.50の上値フシを超えてきており終値でもあと数ポイントと指呼の間となっている。」としたが、今週は前週末の米株式が下院議会での暫定予算可決や政府機関閉鎖のケースでも株式相場に直接的な影響は無いとの見方から反発していた事を受け週明けは小幅続伸してスタート、翌日23日も週明けの米株式が続伸となっていた事や主要企業の10-12月期決算に期待した買いも入り1,911.07と大幅に3日続伸しこれまで設定していた1,895.50の上値フシを抜いて来た。週央は米株式の反落に加え円相場が1ドル109円台と円高に振れて推移していたことで4営業日ぶりに反落、翌日も米株式は反発していたものの米財務長官によるドル安歓迎発言を受け為替が1ドル108円台まで円高進行した事から大幅続落となり、週末も米株式が続伸していたものの自律反発の域を脱せず買い一巡後はマイナス圏に沈み3日続落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,943.50次の下値フシは大引で1,878.49となっているが、今週は上記の通り米株式の続伸や主要企業の10-12月期決算に期待した買いを背景に設定していた上値フシを抜いて来た。先週はフシ取りならずであったものの設定された上値フシまであとわずかであった事で今週は全般の堅調地合いに乗ってこれを達成、高寄与度の銘柄も各々抵抗帯抜けのあと今週後半では一服しているモノも散見されるが、来週以降も引き続きこれらが再陽転のフシ取って来るのかどうかこの辺を見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で26,376.50ドル、次の下値フシは大引で25,855.49ドルとなっているが、今週は上記の通り暫定歳出法案期限を前に政府機関閉鎖リスクが燻っていたものの、税制改革による企業業績の押し上げ効果への期待の高まりからからショートカバーも進み設定した上値フシを抜いて大台乗せ、週間では1.04%高で3週間の続伸となった。これでDOWは今週初めて大引で26,000ドルの大台に乗せて取引を終えたワケだが、これまで1,000ドルの値幅を挙げるのにかかった日数としては過去最短であったのは昨年11月30日に初の24,000ドル台乗せを達成した時から25,000ドル台乗せまでの23営業日であった。それが今年は年明け1月4日に終値で25,000ドル台に到達して以来、わずか8営業日で1,000ドル上昇し早くもこれが更新されたことになる。」としたが、今週は上院で移民政策を一時棚上げすることを条件に民主党が2月8日までの暫定予算に合意した事が報じられ週明けは続伸してスタート、翌日は主要企業決算やダボス会議が開幕しその動向も見極めたいとの思惑のなか反落となったが、週央は複数の主要企業決算が市場予想を上振れた事を好感し反発、翌日25日も好調な複数の主要企業決算やトランプ大統領のドル高が望ましいとの発言を受け26,392.79ドルと続伸し、設定していた26,376.50ドルの上値フシを抜き週末も10-12月期GDP速報値が概ね堅調な内容となり12月耐久財受注も予想を大幅に上振れた事で大幅続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け29日の米12月個人消費・支出、30日の11月ケース・シラー米住宅価格指数、米1月消費者信頼感指数、月末31日の1月ADP雇用統計、1月シカゴ購買部協会景気指数、月替り1日の米週間新規失業保険申請件数、1月ISM製造業景況指数、週末2日の米1月雇用統計、米12月製造業新規受注、1月ミシガン大学消費者態度指数確報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で26,655.50ドル次の下値フシは大引で26130.49ドルとなっているが、今週は上記の通り民主党が暫定予算に合意した他、10-12月期GDP速報値の堅調内容や12月耐久財受注も予想を大幅に上振れた事で後半に上げ足を加速させ大幅上昇し設定した上値フシを抜いてきた。今週もS&P500種と共に史上最高値を更新し週間では2.09%高となりこれで4週間の続伸となった。先週記ではS&P500種の項でUBSのストラテジストが年末目標を従来の2,900から3,150に引き上げた旨を書いたが、この価格をDOW平均に換算すると29,000ドル超となってくる。24,000ドル台乗せを達成した時から25,000ドル台乗せまでは23営業日、今年は終値で25,000ドル台に到達して以来わずか8営業日で1,000ドル上昇と上昇ピッチも急加速してきているがこの辺はS&P500種と共に併せて見てゆこう。

【S&P500種】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,812.50、次の下値フシも大引で2,759.49とするが、今週は上記の通り暫定歳出法案期限を前に政府機関閉鎖リスクが燻っていたものの、税制改革による企業業績の押し上げ効果への期待の高まりからからショートカバーも進み全般堅調推移となるも上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえ今週もDOWと共に史上最高値を更新し週間では0.86%高となりこれで3週間の続伸となった。日独を尻目に史上最高値更新と独走の感だがS&P500種採用企業の予想PERは約21倍に達し04年以来の高水準、日独比較では割高さも否めないが、UBSのストラテジストは年末目標を従来の2,900から3,150に更に引き上げている。」としたが、今週は上院で移民政策を一時棚上げすることを条件に民主党が2月8日までの暫定予算に合意した事が報じられ週明け22日は2,832.97と続伸してスタートし、これまで設定していた2,812.50の上値フシを先ずは抜いて来た。翌日も連邦政府機関閉鎖が回避された事で先行き不透明感が後退し小幅続伸となったが、週央はハイテク株安から反落、翌日は好調な複数の主要企業決算やトランプ大統領のドル高が望ましいとの発言を受け再度反発し、週末26日も10-12月期GDP速報値が概ね堅調な内容となり12月耐久財受注も予想を大幅に上振れた事で2,872.87と大幅続伸し新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,900.50次の下値フシは大引で2,845.49となっているが、今週は上記の通り民主党が暫定予算に合意した他、10-12月期GDP速報値の堅調内容や12月耐久財受注も予想を大幅に上振れた事で大幅上昇し上値フシを二段上まで抜いてきた。今週もDOWと共に史上最高値を更新し週間では2.23%高となりこれで4週間の続伸となった。これで今回設定した上値フシを取って来れば先週記のUBSストラテジストによる変更前の年末目標価格の2,900をはや達成してしまうということになる。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で13,567.50、次の下値フシは大引で13,300.49となっているが、今週は上記の通りユーロ高から輸出株が軟調となり週央に下値フシを切るも、週末には米税制改革に伴い企業利益に恩恵を受けるとの思惑台頭から新規設定された上値フシを抜いて来た。とはいえ3年ぶりの高値水準となっているユーロ高は警戒されるところ。UBSはこのレベルのユーロ高では欧州企業業績に悪影響は及ばないと考えるとしているものの、更なる一段高では輸出関連企業に影響を与えるか。特殊チャートの方は先週記の通り一旦は目先陰転の波動が回避された格好になっているが、再び段上げに移行している事で直近の下値フシ切りでは目先陰転ともなり得るケースがあるので注意しておきたい。」としたが、今週はフォルクスワーゲンやBMWの自動車大手の大幅高や、電力大手のエーオンやRWE等の上昇から週明けは小幅続伸してスタート、翌日も化学・医薬大手バイエルやドイツ証取の大幅高を受け4日続伸となったが、週央はRWEやエーオンなどの電力大手や半導体大手のインフィニオンテクノロジーズの大幅安を受けて5日ぶりに急反落、翌日25日も前日に続いてのRWEやエーオンなど電力大手の続落やフォルクスワーゲンやダイムラー等の自動車株の下落を受けて13,298.36と続落し設定していた13,300.49の下値フシを切ったが、週末は半導体大手のインフィニオンテクノロジーズやホームケア大手ヘンケルの上昇を受け反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,429.50次の下値フシは大引で13,166.49となっているが、今週は上記の通り週央から主力が失速し設定していた下値フシを切って来た。とはいえ23日には史上最高値を更新しており依然として上昇の勢いは衰えを見せていないが、昨年11月1日に作成した特殊チャートの高値フシである13,465.51を前に反落し下値フシを切って来た事で、先週記でも書いた通り更に段上げ型の構築が進展しており来週以降直近の下値フシを切った場合では目先陰転となる

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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