2018年02月24日(土)

VIX沈静化 [CFD]

【サマリー・02/19〜02/23】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が2月ミシガン大学消費者態度が予想外の大幅上昇となった事から小幅続伸し、為替も円高一服となっていた事を受け週明けの寄り付きは大幅続伸してスタートしその後も高値圏維持して前引け、後場も輸出関連や金融株中心に全面高の展開で大幅に3日続伸して引けた。翌日は米市場がプデジデンツデーで休場となる中を欧州株の反落を受け寄り付きは反落してスタートしその後も下げ幅を広げて前引け、後場は連休明けの米市場の動向を見極めたいとの思惑などから膠着感の強い展開で推移し4日ぶりに急反落して引けた。週央は連休明けの米株式が小売り大手ウォルマートの決算が嫌気されたほか長期金利の上昇もあって反落していたものの、為替の円高一服などを受け寄り付きは小反発してスタート、その後一時弱含む場面もあったがあと高寄与度の値嵩株が牽引して上げ幅を拡大させて前引け、後場はFOMC議事録要旨を控えたポジション調整の動きも出て上げ幅を大きく縮めたが小反発して引けた。翌日はFOMC議事録要旨を受け10年債利回りが4年ぶりの水準へ上昇するなど長期金利の上昇を嫌気し、米株式が続落していた事を受け寄り付きは反落してスタートしその後も下げ幅を広げて前引け、後場に入ると日銀によるETF買い入れ観測を支えに下げ一服となるも戻りも鈍く急反落して引けた。週末は週間新規失業保険申請件数が予想より減少し、1月景気先行指数も予想を上振れた事を好感し米株式が反発していた事を受け寄り付きは小反発してスタート、その後は円相場は1ドル106円台に上昇している事が重しとなり揉み合いながら前引け、後場に入ると円高一服となった事で上げ幅を広げ反発して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、日経平均が大幅続伸となった事で投資家のリスク回避姿勢が後退、円売り・ドル買いの動きが広がり週明けは反落してスタート、翌日も国内輸入企業からの円売り・ドル買いが膨らんだ事で円は続落、週央も20日の米長期金利の上昇を受け、日米金利差が拡大するとの観測から円売りドル買いが先行し円は3日続落となった。翌日は日経平均が急反落となった事でリスク回避姿勢が強まり、比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となり円は4営業日ぶりに反発、週末も前日に米長期金利が低下、日米金利差拡大の一服を手掛かりとした円買い・ドル売りが優勢となり円は続伸となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,945円、次の下値フシは大引で21,494円となっているが、9日に再陰転確認となり週央には下値フシを切ったものの今週はVIX指数の落ち着きを映し世界的に自律反発の動きとなった流れから後半は連日新規設定された上値フシを抜いて来た。この動きから再陰転の際の空間も埋めてきているが、空間を空けずに高下する段下げ型の形成から下値固めの動きを形成してくるかどうか来週以降先ずはこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が2月ミシガン大学消費者態度が予想外の大幅上昇となった事から小幅続伸し、為替も円高一服となっていた事を受け週明けは22,149.21円と大幅に3日続伸し早速設定していた21,945円の上値フシを抜いて来た。翌日は米市場がプデジデンツデーで休場となる中を欧州株の反落を受け4日ぶりに急反落、週央は連休明けの米株式が反落していたものの為替の円高一服などを受け小反発となったが、翌日22日はFOMC議事録要旨を受け10年債利回りが4年ぶりの水準へ上昇するなど、長期金利の上昇を嫌気した米株式の続落を受け21,736.44円と急反落し新規設定されていた21,905円の下値フシを切ったが、週末は週間新規失業保険申請件数が予想より減少し、1月景気先行指数も予想を上振れた事を好感し米株式が反発していた事を受け反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け26日の12月景気先行指数改定値、28日の1月小売業販売額、1月百貨店・スーパー販売額、1月鉱工業生産指数速報値、月替り1日の2月消費者態度指数、週末2日の1月失業率、1月有効求人倍率当がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,965円次の下値フシは大引で21,514円となっているが、今週は上記の通り米株式の続伸や為替の円高一服から週明け早々に上値フシを抜いて来たが、あと長期金利の上昇を嫌気した米株式続落から新規設定されていた下値フシを切って今週を終えた。上値フシ抜けでは8日の戻り高値を抜いたが、その後の下値フシ割れでは残年ながらこの高値フシを再度割り込み空間が埋められた。この波動はDOWと同様の型となっており、曲がりなりにも直近高値フシを抜いた事で1月の高値フシまで関門の無い真空地帯となるものの、段上げ型作成では常に直近作成の下値フシを切るかどうかには注意をしておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,767.50、次の下値フシは大引で1,706.49となっているが、今週は上記の通りVIXショックの影響が尾を引き週央には下値フシを切るも同指数の落ち着きを映し世界的に自律反発の動きとなった流れから週末には新規設定された上値フシを抜いて来た。S&P500種は今週空間を埋め6日の戻りをも抜く動きになったが、こちらは週末に上値フシを抜いたとはいえ円高を背景にした戻りの弱さからまだ空間さえ埋め切れていない。来週以降仮に反落に向い、引線一波動で設定された下値フシの更に一段下に位置する1,701.49のフシを切るとそこで再陰転を確認してしまうので、先ずは戻りの動きが継続され先に上値フシを抜きこの空間を埋めてくるかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が2月ミシガン大学消費者態度が予想外の大幅上昇となった事から小幅続伸し、為替も円高一服となっていた事を受け週明けは1,775.15と大幅に3日続伸し早速設定していた1,767.50の上値フシを抜いて来た。翌日は米市場がプデジデンツデーで休場となる中を欧州株の反落を受け4日ぶりに反落、週央も連休明けの米株式が反落していた事を受け小幅続落し、翌日もFOMC議事録要旨を受け10年債利回りが4年ぶりの水準へ上昇するなど、長期金利の上昇を嫌気した米株式の続落を受け大幅続伸となったが、週末は週間新規失業保険申請件数が予想より減少し、1月景気先行指数も予想を上振れた事を好感して米株式が反発していた事を受け反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,805.50次の下値フシは大引で1,744.49となっているが、今週は上記の通り2月ミシガン大学消費者態度が予想外の大幅上昇となった事を受けた米株式が続伸し、為替も円高一服となっていた事を受け週明け早々に上値フシを抜いて来た。先週記では「〜先ずは戻りの動きが継続され先に上値フシを抜きこの空間を埋めてくるかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、これが適い一先ず再陰転の懸念は無くなったがここからは半値引き上げまで持ってこられるかどうか。その水準は1,806.50と今回設定された上値フシ1,805.50のわずか1ポイント上の水準と十分射程圏にあるが、先に下値フシを切っても下へ空間を作成しているだけに目先陽転のポイントは作り易い波動になっている。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で25,451.50ドル、次の下値フシは大引で24,948.49ドルとなっているが、先週記で「〜空間を埋めてこられるかどうか、また反落となった場合でも23,800ドル台にあるフシ目維持出来るのかどうか〜」としたが、今週は上記の通りVIX絡みの指数の落ち着きを映し世界的に自律反発の動きとなった流れから上値フシを4段上まで抜いて来た。この動きで23,800ドル台のフシも維持され空間をも埋め一旦は再陰転を回避という格好になったが、6日の戻りを包む波動となった事で今度は8日の直近安値フシを切って来るとそこで再陰転確認となる。1,000ドル以上の幅がある事で反落した場合でも空間を埋め仮にその後反発となった場合にはこのハードルが更に上がり、その分陰転し易くなってくるのでこの辺は日々注視しておきたい。」としたが、今週は小売り大手ウォルマートの決算が嫌気されたほか長期金利の上昇もあって連休明けは反落してスタート、週央21日もFOMC議事録要旨を受け10年債利回りが4年ぶりの水準へ上昇するなど長期金利の上昇を嫌気し24,797.78ドルと続落し先ずは設定していた24,948.49ドルの下値フシを切って来たが、翌日は週間新規失業保険申請件数が予想より減少し1月景気先行指数も予想を上振れた事を好感し反発、週末もセントルイス連銀総裁が年4回の利上げに懐疑的な見方を示し長期金利上昇が一服、NY連銀総裁も米経済への影響を考えるに米国債利回りのみに注目すべきではないと発言した事も安心感を誘い25,309.99ドルと大幅続伸し新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け26日の米1月新築住宅販売件数、27日の米1月耐久財受注、12月ケース・シラー米住宅価格指数、2月リッチモンド連銀製造業指数、米2月消費者信頼感指数、28日の10-12月期四半期実質GDP改定値、2月シカゴ購買部協会景気指数、米1月住宅販売保留指数、月替り1日の米1月個人所得・支出、米週間新規失業保険申請件数、米2月ISM製造業景況指数、週末2日の2月ミシガン大学消費者態度指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で25,562.50ドル次の下値フシは大引で25,057.49ドルとなっているが、今週は上記の通りFOMC議事録要旨を受けた長期金利の上昇を嫌気し下値フシを切ったものの、週末には複数の連銀総裁が金利上昇懸念を意識した発言をした事が安心感を誘い新規設定された上値フシを抜いて来た。先週号では、今度は8日の直近安値フシを切って来るとそこで再陰転確認となるとしたが、今週の下値フシ割れではこれを維持して切り返しに向い再陰転は免れる格好に。ただS&P500種と違って21日の下値フシ切りでは6日の戻り高値を割り込む水準まで押しを入れた点が異なるところだが、曲がりなりにも15日の直近高値フシを抜いた事で1月の高値フシまで関門の無い真空地帯となるものの、段上げ型作成では常に直近作成の下値フシを切るかどうかには注意をしておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,757.50、次の下値フシは大引で2,704.49となっているが、先週記で「〜来週以降は引線一波動で今回設定した下値フシの更に一段下にある2,579.49のフシを切って来ると再陰転確認となってくる〜」としたものの今週はVIX絡みの指数の落ち着きを映し世界的に自律反発の動きとなった流れから上値フシを4段上まで抜いて来た。この動きで空間をも埋め一旦は再陰転を回避という格好になったが、6日の戻りを包む波動となった事で今度は8日の直近安値フシを切って来るとそこで再陰転確認となる。150ポイントの幅がある事で反落した場合でも空間を埋め仮にその後反発となった場合にはこのハードルが更に上がり、その分陰転し易くなってくるのでこの辺は日々注視しておきたい。」としたが、今週は小売り大手ウォルマートの決算が嫌気されたほか長期金利の上昇もあって連休明けは反落してスタート、週央21日もFOMC議事録要旨を受け10年債利回りが4年ぶりの水準へ上昇するなど長期金利の上昇を嫌気し2,701.33と続落し先ずは設定していた2,704.49の下値フシを切って来たが、翌日は週間新規失業保険申請件数が予想より減少し1月景気先行指数も予想を上振れた事を好感し反発、週末もセントルイス連銀総裁が年4回の利上げに懐疑的な見方を示し長期金利上昇が一服、NY連銀総裁も米経済への影響を考えるに米国債利回りのみに注目すべきではないと発言した事も安心感を誘い2,747.30と大幅続伸し新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,773.50次の下値フシは大引で2,720.49となっているが、今週は上記の通りFOMC議事録要旨を受けた長期金利の上昇を嫌気し下値フシを切ったものの、週末には複数の連銀総裁が金利上昇懸念を意識した発言をした事が安心感を誘い新規設定された上値フシを抜いて来た。先週号では、今度は8日の直近安値フシを切って来るとそこで再陰転確認となるとしたが、今週の下値フシ割れでもこれを維持した上に6日の戻り高値をも維持して切り返しに向い、週末の大幅続伸では15日の直近高値フシをも抜いた事で目先陽転のフシを抜き一旦ニュートラルに。特殊チャート的には15日の直近高値フシを抜いた事で1月の高値フシまで関門の無い真空地帯となる。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,575.50、次の下値フシは大引で12,328.49となっているが、今週は上記の通りVIX絡みの指数の落ち着きを映し世界的に自律反発の動きとなった流れから上値フシを二段上まで抜いて来た。先週記の通り9日のザラバ安値12,003.36まで舐めに行った動きからほぼ順調に特殊チャートのシナリオ通りの動きとなったが、これで昨年12月1月の安値フシとで二番底確認となるか否かボラティリティー指数の動きに懸かっているともいえ、先ずは空間を埋め切った今週の戻りが来週以降も継続されるかどうかを見ておきたい。」としたが、今週は米当局の捜査を嫌気したダイムラーやフォルクスワーゲン等の自動車株や、化学大手のリンデやバイエル等の下落から週明けは4日ぶりに反落してスタート、翌日は化学大手のリンデ、バイエル、BASFや総合電機大手シーメンスの上昇を受け反発となったが、週央は前日上昇した総合電機大手シーメンスの反落、電力大手のRWEやエーオンの下落から小反落、翌日もドイツのIFO経済研究所が発表した2月の業況指数が予想以上に低下した事や前日に続いての総合電機大手シーメンスの続落を受け小幅続落となり、週末は電力大手のRWEやエーオン等の上昇を受け小反発となったが結局上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で12,575.50次の下値フシも大引で12,328.49とするが、今週は上記の通り米金利を睨みながら小動きに終始しフシ目は取らず終い。今週発表された2月の独IFO業況指数は1月の117.6から予想(117.0)以上に低下し115.4となったが、依然として高水準を維持しドイツ経済が第1・四半期も順調に拡大する可能性を示しす事となった。先週一気に上値フシを二段上まで抜いて来た事で今週は一服となったが、空間を埋め切った波動が来週以降どう動いてゆくのか引き続き見てゆきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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