2018年04月07日(土)

卯月相場 [CFD]

【サマリー・04/02〜04/06】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が聖金曜日(グッドフライデー)で休場となる中を週明けの寄り付きは小甘くスタート、その後は日銀短観で企業が設備投資に積極姿勢と伝わった事も好感されプラス圏に浮上、新年度入りによる機関投資家の資金流入や需給好転に期待した買いも入り上げ幅を広げて前引け、後場に入ると中盤から先物への売りが嵩みマイナス圏に沈み反落して引けた。翌日は米に対し中国が報復関税策の実施に踏み切った事で貿易摩擦への懸念が拡大し連休明けの米株式が急反落していた事を受け寄り付きは大幅続落してスタート、その後21,000円に接近する場面では押し目買いも入り下げ幅を縮めて前引け、後場も日銀によるETF買い入れ思惑も支えに下げ渋ったが続落して引けた。週央は3月新車販売台数が好調となった事や、ハイテク株の買戻しも加わり米株式が急反発していた事を受け寄り付きは反発してスタート、その後はUSTRが追加関税品目リストを公表した事で米中貿易摩擦に対する懸念が高まりマイナス圏に沈んで前引け、後場に入ると日銀のETF買い入れ思惑や新年度入りに伴う需給改善期待等からプラス圏に浮上し3日ぶりに小反発して引けた。翌日は米株式が米中貿易摩擦を懸念して序盤に急反落したものの、あと交渉余地が残るとの見方で過度な警戒感が和らぎ切り返して大幅続伸していた事を受け寄り付きは続伸してスタート、その後も円相場の弱含みを支援材料に上げ幅を広げて前引け、後場は狭いレンジでの推移となったが高値圏維持し大幅続伸して引けた。週末は中国の報復関税措置を受け米政府高官が交渉の可能性を示唆した事で米中貿易摩擦への警戒感が後退し米株式は大幅続伸していたものの、トランプ政権が1000億jの対中追加関税を検討との報が伝わりグローベックスのNYダウ先物が大幅下落となった事で寄り付きは小反落してスタートしその後も不安定な動きで前引け、後場はプラス圏に浮上し上げ幅を拡大させる場面もあったが日経平均高寄与度銘柄の冴えない動きに連れて再度マイナス圏に沈み3日ぶりに反落して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、主要市場がイースターに伴い休場となるなかを国内輸入企業からの円売り・ドル買いが出て週明けは反落してスタート、翌日は米に対し中国が報復関税策の実施に踏み切った事で貿易摩擦への懸念が拡大し連休明けの米株式が急反落していた事で投資家のリスク選好姿勢が後退、比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となり円は反発となった。週央は国内輸入企業からの円売り・ドル買いが出て円は反落、翌日も米中貿易摩擦が激化するとの警戒感が後退し投資家のリスク回避姿勢も後退して円売り・ドル買いが優勢となり円は続落、週末も持ち高調整の為の国内輸入企業の売りが活発化し円は3日続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,675円、次の下値フシは大引で21,224円となっているが、今週は上記の通り貿易戦争の回避に向け米中高官が交渉を開始し市場の警戒感が和らいだ事を受け上値フシを抜き、あと半導体関連の急落で押しを入れたものの、経済指標から利上げへの懸念を伴わない緩やかな景気改善が好感され往って来いの切り返しを見せた。取り敢えず今週は急落要因となった貿易戦争の回避に向け米中高官が交渉を開始し市場の警戒感が和らいで切り返しに入ったが、北朝鮮情勢や森友問題等々不安定要素も多く再度下に振れる可能性も無くはないが、23日の安値フシを切ってこない限り陰線で包む形になるのでその後仮に切り返した場合陽転確認し易くなって来る。」としたが、今週は先週末の米株式が聖金曜日(グッドフライデー)で休場となる中を週明けは小反落してスタート、翌日も米に対し中国が報復関税策の実施に踏み切った事で貿易摩擦への懸念が拡大し連休明けの米株式が急反落していた事を受け続落となったが、週央は3月新車販売台数が好調となった事やハイテク株の買戻しも加わり米株式が急反発していた事を受け3日ぶりに小反発し、翌日も米株式が米中貿易摩擦を懸念して序盤に急反落したもののあと交渉余地が残るとの見方で過度な警戒感が和らぎ切り返して大幅続伸していた事を受け大幅続伸、週末は中国の報復関税措置を受け米政府高官が交渉の可能性を示唆した事で米中貿易摩擦への警戒感が後退し米株式は大幅続伸していたものの、トランプ政権が1000億jの対中追加関税を検討との報が伝わり3日ぶりに反落となったが結局上下のフシは取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、週明け9日の2月貿易収支、3月消費者態度指数、11日の2月機械受注、3月国内企業物価指数等がある。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で21,675円次の下値フシも大引で21,224円とするが、今週は上記の通り米中貿易摩擦への警戒感に振り回される格好で乱高下を演じることとなった。フシ取りは適わなかったものの波動的には米株とは違いどちらかというとDAXの型と同型になっている。その為に仮に設定した安値フシを大きく切るような急反落で先の安値フシを切るような事になっても、3月23日の安値フシをも割るような事態にならない限りはその後切り返した場合目先陽転となり易い型を形成してくる可能性がある。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,747.50、次の下値フシは大引で1,686.49となっているが、今週は上記の通り貿易戦争の回避に向け米中高官が交渉を開始し市場の警戒感が和らいだ事を受け上値フシを抜いて来た。先週記では「〜直近安値フシまで戻らないと空間を空けているだけに途中で反落に向った場合は再陰転してしまう〜」としたが設定していた高値フシを抜き空間を埋めこれで直近安値更新しても段下げ形成継続型となる。TOPIXの場合、S&P500種と違って陰線に孕むのではなく陽線に孕む形を直近で作成しているのでこの辺が一抹の不安だが、米株が先行して二番底を固めてくれば追随してくることが予測される。」としたが、今週は先週末の米株式が聖金曜日(グッドフライデー)で休場となる中を週明けは小反落してスタート、翌日も米に対し中国が報復関税策の実施に踏み切った事で貿易摩擦への懸念が拡大し連休明けの米株式が急反落していた事を受け続落となったが、週央は3月新車販売台数が好調となった事やハイテク株の買戻しも加わり米株式が急反発していた事を受け3日ぶりに小反発し、翌日も米株式が米中貿易摩擦を懸念して序盤に急反落したもののあと交渉余地が残るとの見方で過度な警戒感が和らぎ切り返して大幅続伸していた事を受け大幅続伸、週末は中国の報復関税措置を受け米政府高官が交渉の可能性を示唆した事で米中貿易摩擦への警戒感が後退し米株式は大幅続伸していたものの、トランプ政権が1000億jの対中追加関税を検討との報が伝わり3日ぶりに反落となったが結局上下のフシは取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,747.50次の下値フシも大引で1,686.49とするが、今週は上記の通り米中貿易摩擦への警戒感に振り回される格好で乱高下を演じることとなった。フシ取りは適わなかったものの波動的にはまさにS&P500種やDOWの後追いといった感じとなっており、仮に先に上値フシを抜いて来た場合には先週のS&P500種やDOWと同型の波動となる。逆に先に下値フシを切った場合には段下げ型への移行となるが、前者となった場合には再陰転し易い素地となり得るのでS&P500種やDOW同様に直近の下値フシ切りに注意しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で24,343.50ドル、次の下値フシは大引で23,862.49ドルとなっているが、今週は上記の通り貿易戦争の回避に向けた米中高官の交渉開始で2段上のフシまで抜く急反発してスタート、あと半導体関連の急落で下値フシを切ったものの、経済指標から利上げへの懸念を伴わない緩やかな景気改善が好感され往って来いの切り返しを見せた。昨年8月から今年の1月に作成した長大陽線の起点21,844ドルまで関門は無くなったものの、先ずはこの起点までの間で抵抗を見せるかどうかと先週記で書いたが今週はS&P500種と共に切り返しを見せた。こちらの方も今回設定した上値フシを抜けると目先陽転を確認するので来週以降その辺を注視しておきたい。」としたが、今週は米に対し中国が報復関税策の実施に踏み切った事で貿易摩擦への懸念が拡大し連休明け2日は23,644.19ドルと急反落してスタートし早速設定していた23,862.49ドルの下値フシを切って来たが、翌日3日は3月新車販売台数が好調となった事やハイテク株の買戻しも加わり24,033.36ドルと急反発し一転して新規設定された上値フシを抜いて来た。週央も米中貿易摩擦を懸念し序盤に急反落したものの、あと交渉余地が残るとの見方で過度な警戒感が和らぎ切り返して大幅続伸し、翌日5日も中国の報復関税措置を受け米政府高官が交渉の可能性を示唆した事で米中貿易摩擦への警戒感が後退し24,505.22ドルと大幅続伸し更に一段上の上値フシも抜いたが、週末6日はトランプ大統領がこれまでの倍の追加関税策の検討を指示した事で対中貿易摩擦への警戒感が再燃し23,932.76ドルと急反落し今度は新規設定された下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、10日の米3月PPI、11日の米3月CPI、米3月月次財政収支、FOMC議事録要旨、12日の週間新規失業保険申請件数、週末13日の4月ミシガン大学消費者態度指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で24,171.50ドル次の下値フシは大引で23,694.49ドルとなっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦への警戒感に振り回される格好で上下のフシを往来する乱高下を演じることとなった。週間では0.71%安となったが乱高下の過程でこちらもS&P同様に陽線を包む形を形成した事から、来週以降は今回設定した下値フシの更に一段下にある23,620ドル台にある陰転のフシを切ると再陰転確認となるのでこの辺は注視しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,666.50、次の下値フシは大引で2,615.49となっているが、今週は上記の通り貿易戦争の回避に向けた米中高官の交渉開始で2段上のフシまで抜く急反発してスタート、あと半導体関連の急落で下値フシを切ったものの、経済指標から利上げへの懸念を伴わない緩やかな景気改善が好感され往って来いの切り返しを見せた。先週記でS&P500種は二番底で切り返しに入るかどうか来週以降はこの辺を見ておきたいとしたが、一番底に対して切り上げ型の反発を見せてきている。ここから設定した上値フシを抜けば再陽転の形となるが、半値引き上げ型となっていないので直近長大陰線に数回孕む型からの上抜けの方が下値が固まる形になるもののどういった波形を描いてくるか来週も注視しておきたい。」としたが、今週は米に対し中国が報復関税策の実施に踏み切った事で貿易摩擦への懸念が拡大し連休明け2日は2,581.88と急反落してスタートし早速設定していた2,615.49の下値フシを切って来たが、翌日3日は3月新車販売台数が好調となった事やハイテク株の買戻しも加わり2,614.45と急反発し一転して新規設定された上値フシを抜いて来た。週央4日も米中貿易摩擦を懸念し序盤に急反落したものの、あと交渉余地が残るとの見方で過度な警戒感が和らぎ切り返して2,644.69大幅続伸し更に一段上のフシを抜いて来た。翌日も中国の報復関税措置を受け米政府高官が交渉の可能性を示唆した事で米中貿易摩擦への警戒感が後退し大幅続伸となったが、週末6日はトランプ大統領がこれまでの倍の追加関税策の検討を指示した事で対中貿易摩擦への警戒感が再燃し2,604.47と急反落し今度は新規設定された下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,629.50次の下値フシは大引で2,578.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦への警戒感に振り回される格好で上下のフシを往来する乱高下を演じることとなった。週間では1.38%安となったが先週記で書いた通りの直近長大陰線に数回孕む型からの上抜けの型にはならず、逆に陽線を包む形を形成した事から来週以降は今回設定した下値フシを切ると、2月に作成した一番底を切りまた陰転のフシも同時に切る事で再陰転確認となるのでこの辺は注視しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,216.50、次の下値フシは大引で11,977.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦への懸念が高まった事で前半は中国へのエクスポージャーが高い企業を中心に株価が低迷していたが、その後の米中両国の貿易摩擦を避けるために協議を進めているとの報道を受け後半は緊張緩和への期待から持ち直し設定していた上値フシを抜いてきた。直近陽線に孕む形となり教科書通りに下落し直近安値フシを更新したところからの反発を見せているが、これで先の直近安値フシとで下穴を作成しているので先ずは来週以降先に上値フシを抜けるかどうか、これが適えば半値引き上げを達成となりその次の空間埋めに期待がかかって来る。」としたが、今週はドイツ銀行やコメルツ銀行等の銀行株、ホームケアのヘンケル等の下落を受けてイースターマンデー(復活祭の月曜日)の連休明けは反落してスタート、週央4日も化学大手リンデやルフトハンザグループの下落を受け11,957.90とて続落し先ずは設定していた11,977.49の下値フシを切って来た。翌日5日は米中の貿易摩擦激化を巡る不安が後退、これによって最も打撃を受けるとされていたハイテクや資源ポストの値上がりが目立ち半導体大手のインフィニオンやソフトウェア大手SAPの上昇や、前日下落していた化学大手リンデやルフトハンザグループも反発して12,305.19と急反発、今度は一転して設定していた12,216.50の上値フシを抜いたが、週末はダイムラーやフォルクスワーゲン等の自動車株の下落を受け再度反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,427.50次の下値フシは大引で12,182.49となっているが、今週は上記の通り米中の貿易摩擦激化を巡る不安に振り回されるもあと交渉余地が残るとの見方で過度な警戒感が和らぎ切り返して引けた。先週記では直近安値フシとで下穴を作成しているので先ずは来週以降先に上値フシを抜けるかどうかとしたが、先に下値フシを切って来たので半値引き上げは達成しなかったものの先の段下げゾーンまで一気に戻りを入れて来た。半値引き上げ未達成の戻りにつきこの指数もまた上下に穴を作成しつつBOX型に移行してくるかどうか来週以降はこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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