2018年05月12日(土)

皐月相場 [CFD]

【サマリー・05/07〜05/11】

 今週の日経平均は、著名投資家のウォーレン・バフェット氏がアップル株を大量に買い増した事を好感して大幅続伸していた先週末の米株式を受け連休明けは小反発してスタート、その後は円安一服や米中貿易摩擦への懸念もあってマイナス圏に沈んで前引け、後場は日銀によるETF買い入れ観測を支えに下げ渋ったが小幅続落して引けた。翌日は週明けの米株式が著名投資家のウォーレン・バフェット氏の発言を受け引き続き堅調であったものの、イラン情勢緊迫化への懸念から円相場が強含んでいた事を受け寄り付きは小反落してスタート、その後は改めて欧米株式の続伸を好感しプラス圏に浮上して前引け、後場はイラン核合意に関する米国の対応や主要企業決算を見極めたいとの思惑から伸び悩んだが3日ぶりに反発して引けた。週央はトランプ大統領によるイラン核合意を巡る発表を控えるなか米株式は小幅続伸していたものの、CMEに寄せる形で寄り付きは小反落してスタートしその後も下げ幅を広げて前引け、後場も地政学リスクに対する警戒感から終始弱含みで推移し反落して引けた。翌日は原油価格の上昇や米国債利回りが再度3%を突破した事から石油株や金融株に買いが入り米株式が続伸していた事を受け寄り付きは反発してスタート、その後は利益確定売りからやや値を削って前引け、後場は円の弱含みを背景にやや戻り歩調となり反発して引けた。週末は4月消費者物価指数が市場予想を下回った事で、米利上げ加速への警戒感が和らぎ続伸していた米株式を受け寄り付きは続伸してスタートしその後も堅調推移で前引け、後場も好決算名がアラを物色する動きが活発となり上げ幅を拡大させて大幅続伸して今週の取引を終えることとなった。
 円相場は、前週発表のFOMC声明や米雇用統計の結果等が米利上げの加速を意識させる結果とならず円買い・ドル売りが優勢となって週明けは9営業日ぶりに反発してスタート、翌日も中東情勢悪化への警戒感が高まり投資家のリスク回避姿勢が強まって、比較的低リスク通貨とされる円に買いが先行し続伸となった。週央は時間外取引での米長期金利上昇を受け日米金利差が拡大するとの観測から円売り・ドル買いが進行し円は3営業日ぶりに反落、翌日も前日に米長期金利が上昇し再度節目である3%を上回った事で日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となり円は続落となった。週末はFRBが利上げを急がないとの見方から米長期金利が低下、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となり円は3営業日ぶりに反発となった。

【日経225種平均株価】
 前号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,705円、次の下値フシは大引で22,234円となっているが、上記の通り米国債利回りが2014年以来初となる3%台に到達した事に警戒感が広がり米株式は前半軟調を余儀なくされたものの、円安進行に支えられ週末には上値フシを抜いて来た。先週記では、来週以降設定した上値フシを抜ければ1月作成の長大陰線に差し込み24,000円台まで関門は無くなると書いたが、果たしての上値フシ抜けとなった。空間も十分に空けている事で下値フシを切ってもその後の戻りで再陽転ともなり得るのでこの辺も引き続き同時に見てゆきたい。」としたが、今週は著名投資家のウォーレン・バフェット氏がアップル株を大量に買い増した事を好感して先週末の米株式は大幅続伸していたものの、連休明けは円安一服や米中貿易摩擦への懸念から小幅続落してスタート、翌日は週明けの米株式が著名投資家のウォーレン・バフェット氏の発言を受け引き続き堅調であった事を受け3日ぶりに反発となったが、週央は米株式は小幅続伸していたものの、地政学リスクに対する警戒感から終始弱含みで推移し反落、翌日は原油価格の上昇や米国債利回りが再度3%を突破した事から石油株や金融株に買いが入り米株式が続伸していた事を受け再度反発し、週末11日も4月消費者物価指数が市場予想を下回った事で米利上げ加速への警戒感が和らぎ続伸していた米株式を受け22,758.48円と大幅続伸し設定していた22,705円の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け14日の4月国内企業物価指数、15日の3月第三次産業活動指数、16日の1-3月期四半期実質国内GDP速報値、3月鉱工業生産指数、17日の3月機械受注、週末18日の4月CPI等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,995円次の下値フシは大引で22,524円となっているが、今週は上記の通り各種経済指標から米利上げ加速への警戒感が和らいだ事で連日の続伸となった米株式を背景にしてTOPIXと共に週末に上値フシを抜いて来た。日経平均もTOPIXとほぼ同じく3月28日の安値フシ形成後は一度も下値フシを切ることなく上昇し、ここまでのフシ取りで既に前回の大陰線に差し込んでいるので関門らしい関門としては24,000円台まで存在しないものの、空間を十分に有している事で反落に向かった場合の半値引け等には注意しておきたい

【TOPIX】
 前号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,780.50、次の下値フシも大引で1,719.49とするが今週は上記の通り米国債利回りが2014年以来初となる3%台に到達した事に警戒感が広がり米株式は前半軟調を余儀なくされたものの、円安進行に支えられ週を通じて全般堅調推移となった。とはいえフシ取りが適わなかった事で引き続き来週以降もDOWと同様の軌跡を引いてくるかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は著名投資家のウォーレン・バフェット氏がアップル株を大量に買い増した事を好感し先週末の米株式が大幅続伸していた事を受け連休明けは小反発してスタート、翌日も週明けの米株式が著名投資家のウォーレン・バフェット氏の発言を受け引き続き堅調であった事を受け続伸となったが、週央は米株式が小幅続伸していたものの地政学リスクに対する警戒感から終始弱含みで推移し反落、翌日は原油価格の上昇や米国債利回りが再度3%を突破した事から石油株や金融株に買いが入り米株式が続伸していた事を受け再度反発し、週末11日も4月消費者物価指数が市場予想を下回った事で米利上げ加速への警戒感が和らぎ続伸していた米株式を受け1,794.96と大幅続伸しこれまで設定していた1,780.50の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,825.50次の下値フシは大引で1,764.49となっているが、今週は上記の通り各種経済指標から米利上げ加速への警戒感が和らいだ事で連日の続伸となった米株式を背景にして日経平均と共に週末に上値フシを抜いて来た。派手な動きは無いものの3月23日の安値フシ形成後は一度も下値フシを取ることなくここまで上伸してきたが、ここまでのフシ取りで既に前回の大陰線に差し込んでいるので関門らしい関門としては1,900ポイント台まで存在しないものの波形はDOWと同様のもので幅があるとはいえ反落に向かった場合の下値フシ割れには注意しておきたい

【NY DOW】
 前号では、「現在値から次の上値フシが大引で24,564.50ドル、次の下値フシは大引で24,079.49ドルとなっているが、今週は上記の通り米国債利回りが2014年以来初となる3%台に到達した事に警戒感が広がり週初に下値フシを切ってきたが、あと複数企業の好決算から切り返して上値フシを抜いて終えている。ここまできれいに下値上値とも切り上げの段上げ型になっているので、こちらも来週以降今回設定した下値フシの更に一段下にある24,000ドル台のフシを切ると再陰転となるが、S&P500種と共に想定レンジが縮小してくるかどうか併せて注目しておきたい。」としたが、今週は著名投資家のウォーレン・バフェット氏の発言を受け週明けは続伸してスタート、翌日も小幅続伸し、週央9日も原油価格の上昇や米国債利回りが再度3%を突破した事から石油株や金融株に買いが入り24,542.54ドルと続伸し国内連休中に新規設定された上値フシを先ずは抜いて来た。翌日も4月消費者物価指数が市場予想を下回った事で米利上げ加速への警戒感が和らぎ6日続伸し、更に週末11日も4月輸入物価指数が予想を下振れ利上げ観測の後退から24,831.17ドルと7日続伸し更に一段上の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、15日の5月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米4月小売売上高、米3月企業在庫、5月NAHB住宅市場指数、16日の米4月住宅着工件数、米月建設許可件数、米4月鉱工業生産指数、米4月設備稼働率、17日の米週間新規失業保険申請件数、5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米4月景気先行指標総合指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で25,078.50ドル次の下値フシは大引で24,583.49ドルとなっているが、今週は上記の通り各種経済指標から米利上げ加速への警戒感が和らいだ事もありS&P500種と共に新規設定された上値フシを二段上まで抜いて来た。こちらはS&P500種とは違い国内連休中に前回設定された下値フシの更に一段下にある24,000ドル台のフシを切り再陰転となったが、あとすかさず切り返してその前の直近高値フシを抜いて再度ニュートラルへ。とはいえこの形状は前回の3月から4月にかけて描いた陽線の孕み型と同型のものが再度繰り返されている格好で仮に反落に向かって直近安値フシを繰ればそこで再陰転となり、途中上値フシを取っても新値更新ならず再度反落に向かった場合はそれだけハードルも上がることになるのでこの辺を来週以降は見ておきたい。

【S&P500種】
 前号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,692.50、次の下値フシは大引で2,641.49となっているが、今週は上記の通り米国債利回りが2014年以来初となる3%台に到達した事に警戒感が広がり週初に下値フシを切ってきたが、あと複数企業の好決算から切り返して上値フシを抜いて終えている。週初の下値フシ切りで空間を埋めてしまった事で、上穴作成から設定した下値フシの更に一段下にある2,633.49のフシを切ると再陰転となる。ここまで下穴作成から上抜けそして上穴作成となった事で、これまでの想定レンジである2月8日安値フシから3月9日高値フシまでのレンジが約半分のレンジまで縮小してくるのかどうか来週以降はこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は著名投資家のウォーレン・バフェット氏の発言を受け週明けは続伸してスタート、翌日は小反落となったが週央9日は原油価格の上昇や米国債利回りが再度3%を突破した事から石油株や金融株に買いが入り2,697.79と続伸し国内連休中に新規設定された上値フシを先ずは抜いて来た。翌日も4月消費者物価指数が市場予想を下回った事で米利上げ加速への警戒感が和らぎ続伸し、週末11日も4月輸入物価指数が予想を下振れ利上げ観測の後退から2,727.72と続伸し更に一段上の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,754.50次の下値フシは大引で2,701.49となっているが、今週は上記の通り各種経済指標から米利上げ加速への警戒感が和らいだ事もありDOWと共に新規設定された上値フシを二段上まで抜いて来た。前号では「〜これまでの想定レンジである2月8日安値フシから3月9日高値フシまでのレンジが約半分のレンジまで縮小してくるのかどうか来週以降はこの辺を見ておきたい。」と書いていたが、週末11日の上値フシ取りで4月17日の高値フシを抜き早くもこの縮小レンジを離脱してきた。これでこのまま3月9日の高値関門まで一気に伸ばしてくるのかどうか来週以降この辺を見ておきたい。

【DAX】
 前号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,705.50、次の下値フシは大引で12,456.49となっているが、今週は上記の通り米国債利回りの上昇を嫌気した主力の下げで週央に下値フシを切ったがあと切り返し上値フシを抜いて週末を迎えた。先週記のシナリオのように先に上値フシを抜く事なく先に下値フシの方を切ってきたので今年1月から作成した長大陰線上への差し込みは適わなかったが、来週以降先に設定した上値フシを抜けば再陽転確認となり同時にこの今年1月から作成した長大陰線上へ差し込みが適う事になり、再陽転を挟むことで先週そのまま上伸するより更にトレンドを固める事になる。」としたが、今週は化学大手リンデの大幅高や半導体大手のインフィニオンテクノロジーズの上昇を受けて週明け7日は12,948.14と大幅続伸し国内連休中に新規設定された上値フシを抜いてスタート、翌日は第1・四半期利益が予想を下回ったドイツポストの下落などを受けて反落となったが、週央は家電大手シーメンスの大幅高や化学大手リンデやミュンヘン再保険の上昇を受けて再度反発となり、翌日も化学大手のリンデやメルク、BASF等の上昇を受けて続伸したが、週末は前日上昇していたリンデやBASFの反落を受け小反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,076.50次の下値フシは大引で12,819.49となっているが、今週は上記の通り主力銘柄の大幅高が寄与し週明けから新規設定された上値フシを抜いて来た。前号では「〜来週以降先に設定した上値フシを抜けば再陽転確認となり同時にこの今年1月から作成した長大陰線上へ差し込みが適う〜」と書いた通り国内連休中の5月2日には設定していた上値フシを抜きこれが適う事となった。再陽転を挟んでの上値フシ取りでそのまま上伸するより更にトレンドを固める事になったが、このまま今年1月の高値関門まで一気に伸ばしてくるのかどうか来週以降この辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

ページのトップへ ページのトップへ

広告

プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

検索


カテゴリーリスト

タグリスト

最近の記事

広告


RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2010 CapitalF Co.,Ltd. All rights reserved.