2018年07月14日(土)

4-6月期決算発表開始

【サマリー・07/09〜07/13】

 今週の日経平均は、米6月雇用統計が市場予想を上回る強い結果となった事を好感し続伸していた週末の米株式を受けて週明けの寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は上海総合指数の上昇も背景に上げ幅を広げて前引け、後場に入ると狭いレンジでの推移となったが大きな押しもないまま推移し大幅続伸して引けた。翌日は貿易摩擦に関して新たな悪材料が出ない事で、先週発表の雇用統計を受けた買いが継続し週明けの米株式が大幅に3日続伸となっていた事を受け寄り付きは続伸してスタートしその後も堅調推移で前引け、後場は円相場の弱含みから途中上げ幅を拡大する場面もあったがあと手仕舞い売りで高値からは値位置を切り下げたものの3日続伸して引けた。週央は原油相場の続伸を好感して米株式は続伸していたものの、米政権が中国に対する制裁関税の追加措置案を公表した事から米中対立激化を懸念した売りが先行し寄り付きは反落してスタート、その後は更に下げ幅を拡大させたが売り一巡後は安値からやや戻して前引け、後場も中国が米追加関税に対抗する姿勢を示した事もあり弱含みで推移し4日ぶりに急反落して引けた。翌日はトランプ政権が新たに2000億j相当の中国製品に対して10%の追加関税を課す計画を発表した事でアジア欧州株がほぼ全面安となり米株式も急反落となっていたものの、CME先物が自律反発の動きとなっていた事を受け寄り付きは反発してスタート、その後は上海総合指数が堅調スタートとなった事も背景に中盤から一段高となって前引け、後場も高寄与度銘柄群の堅調から高値圏を維持し急反発して引けた。週末はトランプ政権による中国通信機器大手ZTEへの制裁解除を受け米中貿易摩擦への警戒感が後退、これを好感し急反発となっていた米株式を受け寄り付きは反発してスタートしその後も上げ幅を広げて前引け、後場は前日に続いて高寄与度銘柄の大幅続伸等を背景にして上げ幅を拡大させ大幅続伸して今週の取引を終えることとなった。
 
 円相場は、先週末発表の米6月雇用統計で平均時給の伸びが市場予想を下回った事で米利上げペースが加速するとの観測が後退、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢となり週明けは続伸してスタート、翌日は日経平均をはじめアジア主要国株価の上昇を受け投資家心理が改善するとの見方から比較的低リスク通貨とされる円が売られ反落となった。週央は朝方にトランプ大統領が対中関税の追加措置計画を公表した事で再度米中貿易摩擦の懸念が台頭、比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが出て円は小反発した。翌日は米中貿易摩擦の激化懸念から資源国や新興国通貨に対してドル買いが進み、対円でもドル買いが強まって円は急反落となり、週末も世界的な株高を背景に投資家が運用リスクを取り易くなり低金利で投資資金調達が出来る円は売りが優勢となり続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,015円、次の下値フシは大引で21,564円となっているが、今週は上記の通り6月日銀短観の悪化に加え、メキシコ大統領選の結果を受けた米株価指数先物の下落やアジア株下落など前半は悪材料が重なり大陰線を3本下まで伸ばしたあと、欧米間の自動車関税に関しての貿易摩擦が和らいだ兆しを好感して新規設定の上値フシを抜いてきた。こちらもDAX同様にまだ空間を埋めていない事で来週以降仮に反落し直近安値フシを切って来れば再陰転確認となるがTOPIX同様に最後の陽線が短い分、下落過程での空間が大きくなっており先ずは半値引き上げまで戻るかが焦点で先ずはこの辺が適うかどうかを見ておきたい。」としたが、今週は米6月雇用統計が市場予想を上回る強い結果となった事を好感し続伸していた週末の米株式を受けて週明けは22,052.18円と大幅続伸し、早速設定していた22,015円の上値フシを抜いて来た。翌日も貿易摩擦に関して新たな悪材料が出ない事で買いが継続し週明けの米株式が大幅に3日続伸となっていた事を受け3日続伸となったが、週央は米株式は続伸していたものの米政権が中国に対する制裁関税の追加措置案を公表した事から米中対立激化を懸念し4日ぶりに急反落となった。翌日はトランプ政権が新たに2000億j相当の中国製品に対して10%の追加関税を課す計画を発表した事でアジア欧州株がほぼ全面安となり米株式も急反落となっていたもののCME先物が自律反発の動きとなっていた事や、上海総合指数が堅調スタートとなった事も背景に急反発し、週末もトランプ政権による中国通信機器大手ZTEへの制裁解除を受け米中貿易摩擦への警戒感が後退、これを好感し急反発となっていた米株式を受け22,597.35円と大幅続伸し更に2段上のフシまで抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、19日の6月貿易統計、週末20日の6月CPI、5月全産業活動指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,835円次の下値フシは大引で22,364円となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦への警戒感の後退に伴う米株式の堅調や、上海総合指数の落ち着きを見て3段上の上値フシを抜いて来た。この戻りで前回の高値フシも抜けてきたが陽の包み型となってしまった事で、陰の包み型を形成しているDOWとは全く逆の型を形成した事になる。なので来週以降仮に反落に向かった場合には安値フシの切り方如何では再陰転確認ともなってしまうので相反するDOWの型とも併せて来週以降は注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,724.50、次の下値フシは大引で1,665.49となっているが、今週は上記の通り6月日銀短観の悪化に加え、メキシコ大統領選の結果を受けた米株価指数先物の下落やアジア株下落など週明けは悪材料が重なり1,700ポイントの大台割れから引き続き陰線伸ばして来た。ここからS&P500種のように戻りを入れるかどうかだが、こちらは上値での押しが浅かった分下落過程での空間が大きいだけに先ずは半値引き上げまで戻るかどうかが焦点で、その水準は設定した上値フシの一段上にある1,743.50ポイントとなっている。」としたが、今週は米6月雇用統計が市場予想を上回る強い結果となった事を好感し続伸していた週末の米株式を受けて週明けは大幅続伸してスタート、翌日も貿易摩擦に関して新たな悪材料が出ない事で週明けの米株式が大幅に3日続伸となっていた事を受け3日続伸となったが、週央は米株式が続伸していたものの米政権が中国に対する制裁関税の追加措置案を公表した事から米中対立激化を懸念し4日ぶりに急反落となった。翌日はトランプ政権が新たに2000億j相当の中国製品に対して10%の追加関税を課す計画を発表した事でアジア欧州株がほぼ全面安となり米株式も急反落となっていたもののCME先物が自律反発の動きとなっていた事や、上海総合指数が堅調スタートとなった事も背景に急反発し、週末13日もトランプ政権による中国通信機器大手ZTEへの制裁解除を受け米中貿易摩擦への警戒感が後退、これを好感し急反発となっていた米株式を受け1,730.07と大幅続伸し設定していた1,724.50の上値フシを抜いて今 週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,760.50次の下値フシは大引で1,699.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦への警戒感の後退に伴う米株式の堅調や、上海総合指数の落ち着きを見て週末に上値フシを抜いて来た。今週の戻りでは先週記の半値引き上げまでにはあと一歩及ばずであったが次に上値フシを取れば自動的にこれを達成、S&P500種は今週早くも3月9日の高値関門を抜いて来ているだけにこれを追う格好で先ずは半値引き上げ、そして再陽転のコースを歩むかどうか来週以降はこの辺に注目しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で24,494.50ドル、次の下値フシも大引で24,011.49ドルとするが、今週は上記の通り貿易摩擦問題一服に市場予想を上回る雇用統計が好感され、後半は強含んだものの上値フシを抜くまでには至らずであった。これまでの下落で陰を包む形を形成しているのでここからの切り返しの型如何ではちょうど2年前の7月8日に出現したような再陽転のパターンともなり得るのでこの辺を引き続き来週以降も見ておきたい。」としたが、今週は貿易摩擦に関して新たな悪材料が出ない事で先週発表の雇用統計を受けた買いが継続し週明けは24,776.59ドルと大幅に3日続伸してスタート、早速設定していた24,494.50ドルの上値フシを大きく抜いて来た。翌日も原油相場の続伸などを好感して続伸となったが、週央はトランプ政権が新たに2000億j相当の中国製品に対して10%の追加関税を課す計画を発表した事でアジア欧州株がほぼ全面安となった流れを受け急反落となった。翌日はトランプ政権による中国通信機器大手ZTEへの制裁解除を受け米中貿易摩擦への警戒感が後退、これを好感し急反発となり週末も来週から本格化する4-6月期決算への期待から続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け16日の7月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米6月小売売上高小、米5月企業在庫、17日の米6月鉱工業生産指数、米6月設備稼働率、7付きNAHB住宅市場指数、18日の米6月住宅着工件数、米6月建設許可件数、ベージュブック、19日の米週間新規失業保険申請件数、7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米6月景気先行指標総合指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で25,023.50ドル次の下値フシは大引で24,530.49ドルとなっているが、今週は上記の通り貿易摩擦に関して新たな悪材料が出なく先週発表の雇用統計を受けた買いが継続し週間では2.30%高となり上値フシを抜いて来た。直近では先月に900ドル近い大陰線を引いたものの今週迄の切り返しで半値引き上げも達成しており、このまま仮に続伸して直近高値フシを抜いたポイントでも再陽転となるが、逆に先に下値フシを切ってきても半値引き上げ達成後だけにその分ハードルは下がり再陽転し易くなる形状となっている。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,786.50、次の下値フシは大引で2,733.49となっているが、今週は上記の通り貿易摩擦問題一服に市場予想を上回る雇用統計を好感し週末に上値フシを抜いて来た。再陽転後に反落となったもののほぼ前回の高値フシまで往って来いの回復となったが、この切り返しで前回抜け切れなかった3月9日の高値関門を抜いて来ることが出来るかどうか来週以降はこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は貿易摩擦に関して新たな悪材料が出ない事で先週発表の雇用統計を受けた買いが継続し週明けは3日続伸してスタート、翌日10日も原油相場の続伸などを好感し2,793.84と続伸し先ずは設定していた2,786.50の上値フシを抜いて来た。週央はトランプ政権が新たに2000億j相当の中国製品に対して10%の追加関税を課す計画を発表した事でアジア欧州株がほぼ全面安となった流れを受け急反落となったが、翌日はトランプ政権による中国通信機器大手ZTEへの制裁解除を受け米中貿易摩擦への警戒感が後退、これを好感し急反発となり週末も来週から本格化する4-6月期決算への期待から続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,820.50次の下値フシは大引で2,767.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦への警戒感の後退や、来週から本格化する4-6月期決算への期待から上値フシを抜いてきた。先週記ではほぼ前回の高値フシまで往って来いの回復となったが、この切り返しで前回抜け切れなかった3月9日の高値関門を抜いて来ることが出来るかどうかを見ておきたいとしたが、やはり再陽転を済ましているだけあり10日の上値フシ取りであっさりとこの2,787の高値関門を抜いて来た。結局週間では1.50%高となり2月1日以来、約5か月半ぶりに2,800ポイントの大台を回復する事となった。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,587.50、次の下値フシは大引で12,340.49となっているが、今週は週初に難民・移民を巡りCSUが連立から離脱しメルケル政権が少数与党内閣を率いることになるのは非常にリスキーだったが、2日夜に5時間の協議を経て合意に至り留任する事となって何とか回避。あと欧米間の自動車関税に関しての貿易摩擦が和らいだ兆しの報に反発し上値フシを抜いて来たものの、まだ空間を埋めていない事で来週以降仮に反落し直近安値フシを切って来れば再陰転確認となるが、半値引き上げまで戻れば自動的に空間を埋めて来るワケで先ずはこの辺が適うかどうかを見ておきたい。」としたが、今週は発表された5月ドイツ輸出が予想以上に増加した上に、貿易摩擦が激化するなかで大幅安となっていたエンジニアリング大手のシーメンスなどの重工業銘柄群にカバーが入り週明けは続伸してスタート、翌日10日も前日に続いてシーメンスが続伸したことなどから12,609.85と続伸し先ずは設定していた12,587.50の上値フシを抜いたが、週央11日は米中貿易摩擦が再燃し化学・薬品大手のBASFやバイエル、リンデ等の大幅安から12,417.13と5日ぶりに急反落し今度は一転して新規設定された下値フシを切ってきた。翌日は前日下落していた化学大手リンデなどの反発を受けて反発、週末13日も貿易戦争を巡る懸念が和らぎ前日に続いてリンデの続伸やスポーツ用品のアディダスの上昇を受け12,540.73と続伸し新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,665.50次の下値フシは大引で12,416.49となっているが、今週は上記の通り貿易摩擦の動向を眺めながらこれらの激化に左右される銘柄群に合せての高下となった。先週記では半値引き上げまで戻れば自動的に空間を埋めて来る事から、先ずはこの辺が適うかどうかを見ておきたいとしたが週央の下値フシ切りで空間埋めは適わずとなった。ただその後は直近安値フシを切らずに切り返しを見せている事で再陰転は免れたが、半値引き上げも達成していない事で現段階では何れにも動けるニュートラルゾーンという事になる。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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