2018年07月28日(土)

NT倍率修正 [CFD]

【サマリー・07/23〜07/27】

 今週の日経平均は、トランプ大統領が中国からの輸入品全てに追加関税を賦課する可能性を示唆、貿易摩擦への懸念から週末の米株式が続落していた事を受け週明けの寄り付きは大幅続落してスタート、その後も円相場が1ドル110円台を付けるなかジリジリと下げ幅を広げて前引け、後場も円高が嫌気され安値低迷し大幅に3日続落して引けた。翌日は週明けの米株式が貿易摩擦問題の先行き不透明感から小幅続落していたものの、時間外取引で米アルファベットが大きく買われ円高も一服していた事を受け寄り付きは反発してスタート、その後は人民元安から伸び悩むもあとアジア株高を背景に再度強含んで前引け、後場に入ると膠着感の強い展開に終始したが4日ぶりに反発して引けた。週央は複数のDOW
構成銘柄が好決算を発表した事を受けた米株式の急反発を受けて寄り付きは続伸してスタート、その後は上海総合指数の動向を眺めながら高下したが高値圏で前引け、後場は本日より本格化する主要企業4-6月期決算を見極めたいとの思惑が強く膠着感強い展開となったが続伸して引けた。翌日はトランプ大統領とEU首脳の通商協議が妥協した事が報じられ米株式が続伸していた事を受け寄り付きは続伸してスタート、その後は日銀によるETF購入配分の見直しが伝わった事で海外ヘッジファンドによる先物売りが観測されマイナス圏に沈んで前引け、後場もマイナス圏での推移が続き小幅ながら3営業日ぶりに反落して引けた。週末は米・EU首脳会談を受けた貿易摩擦への警戒感が後退するなか引き続き米株式が続伸していた事を受け寄り付きは小反発してスタート、その後はほぼ前日終値近辺まで下げる場面があるもあと戻して前引け、後場は日銀が固定利回りで無制限に国債を買い入れる指し値オペを通知した事で円相場がやや下落した事からじりじりと値位置を切り上げ反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、日銀が月末に開く金融政策決定会合で金融緩和の副作用を和らげる方向で政策修正を検討するとの報道が相次ぎ、円買い・ドル売りが優勢となって週明けは続伸してスタート、翌日は前日の米長期金利の上昇で日米金利差が縮小するとの観測が一先ず後退し円売り・ドル買いが優勢となって円は4営業日ぶりに反落し、週央も国内輸入企業の円売り・ドル買いや日経平均の上昇で比較的低リスク通貨とされる円を売り動きも出て円は続落となった。翌日は日銀が金融緩和策の修正を検討するとの観測から日本の国債利回りが上昇、日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが入り円は3日ぶりに反発となった。週末は超低金利政策継続方針を示したECBとFRBの金融政策の方向性の違いを意識したユーロ売り・ドル買いが広がり、対円のドル買いに波及し円は反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で22,835円、次の下値フシも大引で22,364円とするが、今週は上記の通り米株式の続伸を受けTOPIXと共に総じて堅調推移となるも上値フシを抜くまでには至らずであった。先週記の通り特殊チャートは先週に高値フシ抜けから陽の包み型となっている事で陰の包み型を形成しているDOWとは全く逆の型を形成、以上の事から来週以降仮に反落に向かった場合には安値フシの切り方如何では再陰転確認ともなってしまうので引き続きこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週は貿易摩擦への懸念から週末の米株式が続落していた事を受け週明けは大幅に3日続落してのスタートとなったが、翌日は週明けの米株式が小幅続落していたものの時間外取引で米アルファベットが大きく買われアジア株高も背景に4日ぶりに反発し、週央も複数のDOW構成銘柄が好決算を発表した事を受けた米株式の急反発を受けて続伸、翌日は日銀によるETF購入配分の見直しが伝わった事で海外ヘッジファンドによる先物売りが観測され3営業日ぶりに反落となったが、週末は米・EU首脳会談を受けた米駅摩擦への警戒感が後退するなか引き続き米株式が続伸していた事や日銀が固定利回りで無制限に国債を買い入れる指し値オペを通知した事で円相場がやや下落した事で再度反発となったが、今週もまた上下のフシは取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、週明け30日の6月小売業販売額、6月百貨店・スーパー販売額、31日の6月失業率、6月有効求人倍率、6月鉱工業生産指数速報値、週末3日の日銀金融政策決定会合議事要旨等がある。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で22,835円次の下値フシも大引で22,364円とするが、今週は上記の通り貿易摩擦を巡る懸念と後退で高下し往って来いとなった事で上下のフシは取らず終いであった。ここ二週書いている通り特殊チャートは高値フシ抜けから陽の包み型となっている事で陰の包み型を形成し再陽転を果たしたDOWとは全く逆の型を形成、以上の事から来週以降仮に反落に向かった場合には安値フシの切り方如何では再陰転確認ともなってしまうので引き続きこの辺を注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,760.50、次の下値フシも大引で1,699.49とするが、今週は上記の通り米株式の続伸を受け日経平均と共に総じて堅調推移となるも上値フシを抜くまでには至らずであった。現在設定している上値フシを抜けば自動的に半値引き上げを達成、S&P500種は先週早くも3月9日の高値関門を抜いて来ているだけにこれを追う格好で先ずは半値引き上げ、そして再陽転のコースを歩むかどうか来週以降も引き続きこの辺に注目しておきたい。」としたが、今週は貿易摩擦への懸念から週末の米株式が続落していた事を受け週明けは3日続落してのスタートとなったが、翌日は週明けの米株式が小幅続落していたものの時間外取引で米アルファベットが大きく買われアジア株高も背景に4日ぶりに反発、週央も複数のDOW構成銘柄が好決算を発表した事を受けた米株式の急反発を受けて続伸し、翌日26日もトランプ大統領とEU首脳の通商協議が妥協した事が報じられ米株式が続伸していた事を受け1,765.78と続伸し設定した1,760.50の上値フシを抜き、週末も米・EU首脳会談を受けた貿易摩擦への警戒感が後退するなか引き続き米株式が続伸していた事や、日銀が固定利回りで無制限に国債を買い入れる指し値オペを通知した事で円相場がやや下落した事で続伸して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,796.50次の下値フシは大引で1,735.49となっているが、今週は上記の通り米株式の堅調やトランプ大統領とEU首脳の通商協議が妥協した事などが好感され設定した上値フシを抜いて来た。先週はあと一歩のところで上値フシを抜けなかったが今週はこれが適って半値引き上げを達成、同時に空間も埋めて来た。このまま続伸し引き続き上値フシを抜くと直近陽線を包むような型になるので出来れば一旦下値フシを切ってからの反発が理想的だが、こればかりは相場だけに何とも言えないものの仮にこれが適うと上昇過程の下穴抜けで比較的強い型が完成することになるので来週以降この辺を注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で25,315.50ドル、次の下値フシは大引で25,314.49ドルとなっているが、今週は上記の通り大手行の決算内容や6月小売売上高を好感し週初に上値フシを抜いて来た。あと小動きに推移しているが来週以降今回設定した上値フシを抜くとそこで再陽転確認となる。また先週記の通り下値フシを切ってきてもその分ハードルは下がり再陽転し易くなる形状となっている。」としたが、今週は貿易摩擦問題の先行き不透明感から週明けは小幅続落してのスタートとなったが、翌日は複数のDOW構成銘柄が好決算を発表した事を受け急反発し、週央25日もトランプ大統領とEU首脳の通商協議が妥協した事が報じられ25,414.10ドルと続伸し先ずは設定していた25,315.50ドルの上値フシを抜いて来た。翌日も米・EU首脳会談を受けた貿易摩擦への警戒感が後退するなか続伸したが、週末は複数の主要企業決算が嫌気され4日ぶりに反落して今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、週明け30日の米6月住宅販売保留指数、31日の米6月個人消費・支出、5月ケース・シラー米住宅価格指数、7月シカゴ購買部協会景気指数、米7月消費者信頼感指数、月替り1日の米7月ADP雇用統計、米7月PMI改定値、米7月ISM製造業景況指数、2日の米週間新規失業保険申請件数、米6月製造業新規受注、週末3日の米6月貿易収支、米7月雇用統計、米7月ISM非製造業景況指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で25,667.50ドル次の下値フシは大引で25,160.49ドルとなっているが、今週は上記の通りDOW構成銘柄の好決算やEU首脳との通商協議が妥協された事もあり設定した上値フシを抜いて来た。先週記では来週以降今回設定した上値フシを抜くとそこで再陽転確認となると書いておいたが、週央にはこれが適い再陽転確認となった。トランプ大統領の行動に一喜一憂しボラタイルな展開で推移してきたが、今年3月からの波動はきれいに安値フシと高値フシを切り上げて推移してきており次の関門としては今年2月に作成した25,709ドルの高値フシとなっている

【S&P500種】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,820.50、次の下値フシも大引で2,767.49とするが、今週は上記の通り米欧双方の自動車関税を巡り警戒感漂うなか先週末からほぼ往って来いの動きとなり、フシ目は取らず終い。既に先週10日の上値フシ取りで3月9日の2,787の高値関門をあっさりと抜いて来ているが、約5か月半ぶりに回復した2,800ポイント大台定着から更に陽線を伸ばしてくるのかどうか引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は長期金利の上昇を受けて金融関連株が選好された事もあり週明けは3日ぶりに反発してスタート、翌日も複数のDOW構成銘柄が好決算を発表した事を受け続伸となり、週央25日もトランプ大統領とEU首脳の通商協議が妥協した事が報じられ2,846.07と続伸し先ずは設定していた2,820.50の上値フシを抜いて来た。翌日はフェイスブックの決算内容が嫌気されハイテク株中心に売りが先行し反落となり、週末も複数の主要企業決算が嫌気され続落して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,873.50次の下値フシは大引で2,818.49となっているが、今週は上記の通り長期金利上昇やEU首脳との通商協議が妥協された事もあり設定した上値フシを抜いて来た。3月9日の2,787の高値関門をあっさりと抜けたことで足取りも軽くなっているが、今年2月の安値フシを割らない4月の安値フシとで二番底を固めていただけにこの辺の素地が出来ていた感じだ。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,685.50、次の下値フシは大引で12,436.49となっているが、今週はFRBのパウエル議長が米経済について良好な見通しを示した事でドルが上昇、ユーロが下落した事で輸出銘柄の追い風となり、週央に陽線を伸ばすもあと輸出関連の売りから週末には下値フシを切った。特殊チャート的には戻り過程の下穴作成を上に抜けたところであり、このまま切り返すよりも一旦直近安値フシを割る程度の押しを入れた後の切り返しが理想的でこればかりは相場だけに何とも言えないが、仮にこれが適うと現在のDOWと同様の型となる。」としたが、今週はドイツポスト、ルフトハンザグループ、ドイツ証取、メルク等の下落から週明けは小幅続落してのスタートとなったが、翌日24日はフォルクスワーゲンやダイムラー、BMW等の自動車株、化学・医薬大手BASFやメルク等の上昇から12,689.39と4日ぶりに急反発し先ずは設定していた12,685.50の上値フシを抜いて来た。週央は通商政策を巡る懸念から前日上昇したフォルクスワーゲンやダイムラー、BMW等の自動車株の反落等を受け反落となったが、翌日26日はトランプ大統領とEU首脳の通商協議が妥協した事が報じられ、BMWやルフトハンザグループ等の上昇から急反発し、週末27日も前日に続いてルフトハンザグループの続伸や、化学・医薬大手のバイエルやリンデの上昇を受け12,860.40と続伸し更に一段上のフシまで抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,987.50次の下値フシは大引で12,732.49となっているが、今週は上記の通りトランプ大統領とEU首脳の通商協議が妥協した事が報じられこれまで売り込まれていた銘柄の戻りで上値フシを2段上まで抜いて来た。先週記ではこのまま切り返すよりも一旦直近安値フシを割る程度の押しを入れた後の切り返しが理想的としたが、通商協議の進展から陽線を引き続き伸ばして来た。空間を空けない典型的な段上げ型となってきている事でここからの反落で直近の下値フシ切りには注視しておきたいが、先ずは前回の2本の高値フシ関門を抜けてくるのかどうか、輸出関連の個別が来週以降も戻り継続となるのかどうかと併せ見てゆきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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