2018年08月25日(土)

S&P500史上最高値更新 [CFD]

【サマリー・08/20〜08/24】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が貿易摩擦の緩和に向けた米中両国による協議再開を好感して続伸していたものの、対中追加関税の公聴会とジャクソンホール会議の2大イベントを控えた様子見から週明けの寄り付きは僅かに反落してスタート、その後は米半導体関連の弱い値動きを映し軟調展開のまま前引け、後場に入ってからもマイナス圏での揉み合いが続き反落して引けた。翌日は貿易摩擦の緩和に向けた米中協議への期待や、トルコ情勢の鎮静化の兆しから欧州株が全面高となった流れを受けた週明けの米株式は3日続伸していたものの、トランプ米大統領がFRBによる利上げに不満を示した事が伝わり円相場が1ドル109円台まで上昇した事を受け寄り付きは続落してスタート、その後は円高一服と共に下げ渋る展開で値を戻して前引け、上海総合指数の強含みも背景に後場に入るとプラス圏での推移となり小反発して引けた。週央は米中貿易摩擦への懸念が後退したほか複数の主要企業四半期決算が好感された米株式の続伸を受けて寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は一時マイナス圏に沈む場面もあったが円相場が下落に転じると共に切り返しプラス圏に浮上して前引け、後場は米中通商協議など重要イベントを見極めたいとの思惑から高値揉み合いが続いたが続伸して引けた。翌日はトランプ米大統領の元選挙対策委員長が有罪判決を受けたほか、元個人弁護士が司法取引に応じた事で政権運営の先行き懸念が強まり米株式は反落していたものの、為替が1ドル110円台後半と前日比円安に振れていた事で寄り付きは続伸してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場もジャクソンホール会議などを控え模様眺めムードの強いまま推移したが3日続伸して引けた。週末は米中両国が互いに160億ドル相当の輸入品に対する追加関税を発動した事などを嫌気し米株式は続落していたものの、為替が1ドル111円台前半まで下落していた事を好感し寄り付きは続伸してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場も円安進行を支えに上げ幅を広げ4日続伸して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、トランプ政権がトルコへの追加制裁の可能性を示唆したのを受け投資家のリスク回避姿勢が強まり、比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが出て週明けは小幅に3日続伸してスタート、翌日はトランプ米大統領からドル高牽制やFRBの利上げ批判発言が出たのを切っ掛けに円に対しドル売りが広がり円は4日続伸した。週央は日経平均が続伸したほか国内輸入企業からの円売りも出て円は反落、翌日もFOMC議事録要旨を受けFRBが9月の利上げに備えているとの見方が広がり円は続落、週末は日経平均が4日続伸し国内輸入企業の円売り・ドル買いも出た事で円は3日続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,595円、次の下値フシは大引で22,124円となっているが、今週は上記の通りトルコリラ急落を発端とした金融市場の混乱から週明け早々に下値フシを切ったが翌日には下げ一服感から買戻しで新規設定された上値フシを抜いて来た。週間では下から上と往って来いの形となってはいるが、陽線に孕む型が継続されている事から引き続き直近の高値フシを抜けない限り折り返し反落に向かい直近の安値フシを切った場合は再陰転確認となるのでこの辺は日々注視しておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が貿易摩擦の緩和に向けた米中両国による協議再開を好感して続伸していたものの、対中追加関税の公聴会とジャクソンホール会議の2大イベントを控えた様子見から週明けは反落してのスタートとなったが、翌日は貿易摩擦の緩和に向けた米中協議への期待や、トルコ情勢の鎮静化の兆しから欧州株が全面高となった流れを受けた週明けの米株式3日続伸を受け小反発、週央も米中貿易摩擦への懸念が後退したほか複数の主要企業四半期決算が好感された米株式の続伸を受けて続伸し、翌日も米株式は反落していたものの為替が1ドル110円台後半と前日比円安に振れていた事で3日続伸、更に週末24日も米中両国が互いに160億ドル相当の輸入品に対する追加関税を発動した事などを嫌気し米株式は続落していたものの、為替が1ドル111円台前半まで下落していた事を好感し22,601.77円と4日続伸し設定していた22,595円の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、30日の7月小売業販売額、7月百貨店・スーパー販売額、31日の7月失業率、7月有効求人倍率、7月鉱工業生産指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,835円次の下値フシは大引で22,364円となっているが、今週は上記の通り貿易摩擦の緩和に向けた米中協議への期待や為替も円安に振れた事で4日続伸となり上値フシを抜いてきた。上値フシ抜けとはなったものの出来れば一文でも高ければ良かったという状況。つまり週末の引線で先の7月13日に引いた高値フシとちょうどツラとなっており、再度陽線に孕む型の継続となっている事から、これまで同様に引き続き直近の高値フシを抜けない限り折り返し反落に向かい直近の安値フシを切った場合は再陰転確認となるのでこの辺は引き続き注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,713.50、次の下値フシは大引で1,654.49となっているが、今週は上記の通りトルコリラ急落を発端とした金融市場の混乱から米株式が大幅続落となった事を受け週明け早々に下値フシを切ってきた。先週記ではシナリオ通りの展開とはなったもののここからズルズルと続落しては何の意味も無いとしたが、今週はこれまた懸念していたシナリオが実現してしまい出来れば死守して欲しかった7月2日の安値フシを切っている。これで一転今度は次に控える安値関門を維持出来るかどうかに焦点は移り今週設定した安値フシを切ると自動的にこれを割って来る事になる。」としたが、今週は先週末の米株式が貿易摩擦の緩和に向けた米中両国による協議再開を好感して続伸していたものの、対中追加関税の公聴会とジャクソンホール会議の2大イベントを控えた様子見から週明けは反落してスタート、翌日もトランプ米大統領がFRBによる利上げに不満を示した事が伝わり円相場が強含んだ流れから続落となったが、週央は米中貿易摩擦への懸念が後退したほか複数の主要企業四半期決算が好感された米株式の続伸を受けて反発。翌日は米株式の反落を受けて僅かに反落したが、週末は米中両国が互いに160億ドル相当の輸入品に対する追加関税を発動した事などを嫌気し米株式は続落していたものの、為替が1ドル111円台前半まで下落していた事を好感し反発となったが上下のフシは何れも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,713.50次の下値フシも大引で1,654.49とするが、今週は上記の通り貿易摩擦の緩和に向けた米中協議への期待や為替も円安に振れた事で週末には1,700ポイントを回復したが上値フシを取るまでには至らずであった。先週は陽転確認する為に出来れば死守して欲しかった7月2日の安値フシを切っている。というワケで引き続き今度は次に控える安値関門を維持出来るかどうかに焦点が移り、先週設定した安値フシを切ると自動的にこれを割って来るという状況になっている。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で25,924.50ドル、次の下値フシは大引で25,413.49ドルとなっているが、今週は上記の通りトルコ通貨危機への懸念が一服し中国代表団の訪米で今月下旬から米中貿易協議が再開されるとの期待から週末にこれまで設定していた上値フシを抜いて来た。7月28日号で記した通り7月25日には再陽転を達成しており、トルコリラ急落ショックの波の中でも下値フシを切らずに切り返し陽線を上に伸ばして来たのはこの辺に因るところが大きいだろうか。これでこれまで直近の関門であった今年2月に作成した高値フシ25,709ドルに一段と肉薄してきたワケだが、今回設定した高値フシを抜けると自動的にこの水準を抜き最終関門の26,000ドル台のステージとなる。」としたが、今週は貿易摩擦の緩和に向けた米中協議への期待やトルコ情勢の鎮静化の兆しから欧州株が全面高となった流れを受け週明けは3日続伸してスタート、翌日も米中貿易摩擦への懸念が後退したほか複数の主要企業四半期決算を好感し4日続伸となったが、週央はトランプ米大統領の元選挙対策委員長が有罪判決を受けたほか元個人弁護士が司法取引に応じた事で政権運営の先行き懸念が強まり反落、翌日も米中両国が互いに160億ドル相当の輸入品に対する追加関税を発動した事などを嫌気し続落、週末はジャクソンホールでのFRB議長講演で従来の緩やかな利上げスタンスが維持された事が安心感を誘い反発となったが上下のフシは何れも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、28日の6月ケース・シラー米住宅価格指数、8月リッチモンド連銀製造業指数、8月消費者信頼感指数、29日の米4-6月期四半期実質GDP改定値、米7月住宅販売保留指数、30日の米週間新規失業保険申請件数、米7月個人所得・支出、31日の8月シカゴ購買部協会景気指数、8月ミシガン大学消費者態度指数等がある。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で25,924.50ドル次の下値フシも大引で25,413.49ドルとするが、今週は上記の通り米中貿易摩擦への懸念が後退したほか複数の主要企業四半期決算も概ね良好だったものの上値フシを取るまでには至らずであった。こちらはS&P500種に先駆けて再陽転を達成していたが、今週はそのS&P500種も再陽転を達成し同時に史上最高値も更新している。一方でこちらは史上最高値を更新まであと約3%といったところで、先行したS&P500種の後追いで来週以降こちらも史上最高値を更新してくるのかどうかこの辺に注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,867.50、次の下値フシも大引で2,812.49とするが、今週は上記の通りトルコ通貨危機への懸念が一服、中国代表団の訪米で今月下旬から米中貿易協議が再開されるとの期待から後半強含んだが上値フシを抜くまでには至らずであった。というワケで引き続き下値フシも切らずに死守し再陽転まで指呼の間となっており、来週以降も設定している上値フシを抜けば自動的に再陽転確認となるので引き続きこれが叶うのかどうかこの辺を見てゆきたい。」としたが、今週は貿易摩擦の緩和に向けた米中協議への期待やトルコ情勢の鎮静化の兆しから欧州株が全面高となった流れを受け週明けは3日続伸してスタート、翌日も米中貿易摩擦への懸念が後退したほか複数の主要企業四半期決算を好感し4日続伸となったが、週央はトランプ米大統領の元選挙対策委員長が有罪判決を受けたほか元個人弁護士が司法取引に応じた事で政権運営の先行き懸念が強まり反落、翌日も米中両国が互いに160億ドル相当の輸入品に対する追加関税を発動した事などを嫌気し続落となったが、週末24日はジャクソンホールでのFRB議長講演で従来の緩やかな利上げスタンスが維持された事が安心感を誘い2,874.69と反発し設定していた2,867.50の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,902.50次の下値フシは大引で2,847.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦への懸念が後退したほかジャクソンホールでのFRB議長講演で従来の緩やかな利上げスタンスが維持された事も安心感を誘いこれまで設定していた上値フシを抜きこれで再陽転確認となった。週央にはザラバで史上最高値を更新していたものの特殊チャートの上値フシ抜けは適わなかったが、週末には3週間ぶりにフシ取りが適い同時に1月26日以来、7か月ぶりに史上最高値を更新となった。2番底切り上げ型からの3月高値フシ抜けでまさに教科書通りの史上最高値更新のパターンとなった格好だ。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,283.50、次の下値フシは大引で12,042.49となっているが、今週は上記の通りトルコリラ急落で同国へのエクスポージャー懸念が燻るなか主力の化学大手の悪材料等もあって先週に続いて陰線を伸ばしてきた。これで先週段階で肉薄していた一番目の関門を切り更に二番目の関門も割った事で次の関門は11,958と12,000の大台割れとなる。トルコリラは今週後半に持ち直す場面があったものの、トルコ裁判所では米国人牧師の釈放を却下した事で両国間の亀裂が再度深まる可能性も残されており来週もこの辺の動向には注視しておこう。」としたが、今週は米中が貿易摩擦を巡り打開策を見出すとの期待から市場心理が好転し、化学・医薬大手のバイエル、リンデ、BASF等の大幅高から週明け20日は12,331.30と反発してスタートし早速設定していた12,283.50の上値フシを抜いて来た。翌日も引き続き米中通商協議を翌日に控えるなか楽観的な見方から続伸、週央もドイツ証取やバイエル、フルゼニウス・メディカル・ケア等の上昇から僅かに続伸となったが、翌日は利益見通しを引き下げたタイヤ・自動車部品大手コンチネンタルの急落や大手自動車株の下落等を受け4日ぶりに小反落、週末は前日急落したタイヤ・自動車部品大手コンチネンタルの反発等を受け反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,453.50次の下値フシは大引で12,208.49となっているが、今週は上記の通り米中が貿易摩擦を巡り打開策を見出すとの期待から市場心理が好転、主力の大幅高が牽引し上値フシを抜いて来た。先週に2番目の関門を割ってからの初戻りといった感じだが、これまで空間を空けている事で来週以降反落に向かった場合直近の安値を切ったところでは再陰転し易くなり、これが確認されると先週書いた次の関門である12,000大台割れの11,958が現実味を帯びてくる事になる。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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