2018年09月29日(土)

24,000円大台回復 [CFD]

【サマリー・09/25〜09/28】

 今週の日経平均は、米中両国が輸入関税を発動したほか、中国側が米中通商協議を見送ったことで貿易摩擦を巡る懸念が再浮上し週明けの米株式は5営業日ぶりに急反落していたものの、為替市場は米金利上昇と共に円が軟化した事を受け連休明けの寄り付きは小幅続伸してスタート、その後はマイナス圏に沈む場面もあったが直ぐに切り返し再度プラス圏に浮上して前引け、後場はイベント控えで揉み合いとなるなか9月末権利付き最終日で配当再投資に絡む思惑からの買いも入り7日続伸して引けた。週央は米中貿易摩擦への懸念が燻り米株式は続落、配当権利落ち分の影響もあって寄り付きは小反落してのスタートとなったがあと下げ渋りからプラス圏に浮上して前引け、上海総合指数などアジア株が上昇した事も支援材料となり後場に入ると更に上げ幅を広げ24,000円大台を回復し8日続伸して引けた。翌日は注目のFOMCで政策金利が引き上げられたが、当局による利上げ方針が終了間近であるとの見方から長期金利が低下、金融セクターに売りが広がり米株式が続落していた事を受け寄り付きは反落してスタート、その後は総じて前日終値水準で揉み合う展開で前引け、後場は昨日今日と約8か月ぶりに24,000円大台を回復した事で目先の利確の動きが強まり下げ幅を広げて9日ぶりに反落となった。週末は4-6月期GDP確定値が予想に一致したほか、週間新規失業保険申請件数や8月耐久財受注も堅調な内容となった事で4日ぶりに反発していた米株式を受け寄り付きは急反発してスタート、その後もジリジリと値位置を切り上げ年初来高値を更新して前引け、後場は寄りで一段高となりあと高値警戒感から利確の動きも出たが急反発で今週の取引を終えた。

 円相場は、米長期金利上昇を背景に円売り・ドル買いが優勢となり連休明けは続落してスタート、週央はFOMCの結果判明を前に一旦利確するための円買い・ドル売りが優勢となり円は小反発となり、翌日も米FOMC結果が想定内だったとの受け止めから持ち高整理を目的とした円買い・ドル売りが優勢となり円は続伸となった。週末は米国の利上げを意識した円売り・ドル買いや、日経平均が約27年ぶりの高値水準まで上昇した事で低金利で調達通貨として選択し易い円を売る動きも出て円は急反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で23,915円、次の下値フシは大引で23,424円となっているが、今週は上記の通り米国による第3弾対中国追加関税の発動内容公表で、米中貿易摩擦がほぼ終焉に近付いている事が意識され二段上の上値フシまで抜いてきた。これまで5月の高値関門を抜けると残りの関門は一気に24,000円超えまで存在しなくなると書いて来たが、果たして先週末にこの高値関門を抜いた事で今週は週間ザラバベースで876円という急騰を演じ、週末のザラバ高値では23,971.41円と24,000円まで指呼の間となっている。再度書くが、特殊チャートでの23,000円超えでは1月から2月にかけての長大陰線に掛かるだけに関門は起点となる1月の高値関門まで存在しなく、ほぼ真空地帯なだけに今週一気に約900円高し24,000円に接近するのも自然なところだった。」としたが、今週は米中両国が輸入関税を発動したほか、中国側が米中通商協議を見送ったことで貿易摩擦を巡る懸念が再浮上し週明けの米株式は5営業日ぶりに急反落していたものの、為替市場は米金利上昇と共に円が軟化した事や、9月末権利付き最終日で配当再投資に絡む思惑からの買いも入り連休明け25日は23,940.26円と7日続伸し、早速設定していた23,915円の上値フシを抜いて来た。週央は米中貿易摩擦への懸念が燻り米株式は続落していたものの配当権利落ち埋めも順調で24,000円大台を回復し8日続伸となったが、翌日は注目のFOMCで政策金利が引き上げられたが当局による利上げ方針が終了間近であるとの見方から長期金利が低下、金融セクターに売りが広がり米株式が続落していた事を受け9日ぶりに反落、週末は4-6月期GDP確定値が予想に一致したほか、週間新規失業保険申請件数や8月耐久財受注も堅調な内容となった事で4日ぶりに反発していた米株式を受け再度急反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、月替り1日の7-9月期日銀短観、2日の9月消費者態度指数、週末5日の8月景気先行指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で24,185円次の下値フシは大引で23,694円となっているが、今週は上記の通り週初から米中両国が輸入関税を発動したほか中国側が米中通商協議を見送ったことで貿易摩擦を巡る懸念が再浮上したものの、米金利上昇と共に円が軟化した事や配当権利落ち埋めも順調で連休明け早々に上値フシを抜いて来た。これまで5月の高値関門を抜けると残りの関門は一気に24,000円超えまで存在しなくなると書いてきたが、果たして先々週にこの高値関門を抜いた事で先週は約900円幅の急騰を演じ、今週は週末に年初来高値を更新して1991年11月以来26年10ヵ月ぶりの高値水準に上昇した。目先の最終関門である1月から2月にかけての長大陰線の起点は24,120円で週末の終値とピタリ一致するが、特殊チャートの引線は連休明けのフシ抜けから為されていないので今回設定した上値フシを抜けば特殊チャート上でも新値更新が適う事となる。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,835.50、次の下値フシは大引で1772.49となっているが、今週は上記の通り米国による第3弾対中国追加関税の発動内容公表で、米中貿易摩擦がほぼ終焉に近付いている事が意識され二段上の上値フシまで抜いてきた。先週記ではこの形状からそのまま高値フシを抜ければ目先陽転を確認としたが、連休明け早々にこれを達成しただけあって週末には更に一段上のフシまで抜いて来た。連休明けの上値フシ取りで翌19日には相場の長期方向性の境目となる200日移動平均線を大引で明確に上回り、更に週末の上値フシ取りでは直近の戻り関門であった5月11日の1,795ポイントを上回った事で次の高値関門は1,900超まで存在しない。」としたが、今週は米中両国が輸入関税を発動したほか、中国側が米中通商協議を見送ったことで貿易摩擦を巡る懸念が再浮上し週明けの米株式は5営業日ぶりに急反落していたものの、為替市場は米金利上昇と共に円が軟化した事や、9月末権利付き最終日で配当再投資に絡む思惑からの買いも入り連休明けは7日続伸してスタートとなったが、週央は米中貿易摩擦への懸念が燻り米株式は続落、配当権利落ち分の影響もあって反落し、翌日も注目のFOMCで政策金利が引き上げられたが当局による利上げ方針が終了間近であるとの見方から長期金利が低下、金融セクターに売りが広がり米株式が続落していた事を受け続落、週末は4-6月期GDP確定値が予想に一致したほか、週間新規失業保険申請件数や8月耐久財受注も堅調な内容となった事で4日ぶりに反発していた米株式を受け反発となったが上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,835.50次の下値フシも大引で1,772.49とするが、今週は上記の通り週初から米中両国が輸入関税を発動したほか中国側が米中通商協議を見送ったことで貿易摩擦を巡る懸念が再浮上したものの、米金利上昇と共に円が軟化した事や配当権利落ち埋めも順調で全般堅調推移となったものの上値フシを取るまでには至らずであった。既報の通り先週は二段上のフシまで抜いてきた過程で直近の戻り関門であった5月11日の1,795ポイントを上回っており、これにより次の高値関門は1,900超まで存在しないだけに引き続き来週以降も注目しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で27,010.50ドル、次の下値フシは大引で26,477.49ドルとなっているが、今週は上記の通りトランプ政権が対中国関税引き上げを発表したものの当初より緩やかな引き上げとなった他、一部ハイテク機器も除外され経済への悪影響は限定的との見方が広がり、米中貿易摩擦の過度な警戒感一服を好感し二段上の上値フシまで抜いて来た。先週記では「〜今回設定している高値フシを抜けると自動的に26,000ドル台の最終関門のステージを目指し史上最高値も見えて来る〜」と書いておいたが、果たして週央19日の上値フシ取りで今年1月に付けた最終関門の高値フシを抜いた事で上値関門は全てクリヤ、20日にはS&P500種と共に約8か月ぶりに史上最高値を更新し、翌21日のフシ取りでS&P500種同様完全に新ステージに躍り出ることとなった。」としたが、今週は米中両国が輸入関税を発動したほか、中国側が米中通商協議を見送ったことで貿易摩擦を懸念が再浮上し週明けは5営業日ぶりに急反落してスタート、翌日も米中貿易摩擦への懸念が燻り続落し、週央26日も注目のFOMCで政策金利が引き上げられたが当局による利上げ方針が終了間近であるとの見方から長期金利が低下、金融セクターに売りが広がり26,385.28ドルと続落し先ずは設定していた26,477.49ドルの下値フシを切ってきた。翌日は4-6月期GDP確定値が予想に一致したほか、週間新規失業保険申請件数や8月耐久財受注も堅調な内容となった事で4日ぶりに反発、週末はボーイングやインテル等の上昇が牽引し小幅続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、月替り1日の米9月PMI、米9月ISM製造業景況指数、3日の9月ADP雇用統計、米9月ISM非製造業景況指数、4日の米週間新規失業保険申請件数、米8月製造業新規受注、米8月貿易収支、米9月雇用統計等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で26,647.50ドル次の下値フシは大引で26,122.49ドルとなっているが、今週は上記の通り米中両国が輸入関税を発動したほか中国側が米中通商協議を見送ったことで貿易摩擦を巡る懸念が再浮上したほか、注目のFOMCで政策金利が引き上げられたが長期金利が低下し金融セクターへの売りで全般軟調展開を強いられ下値フシを切ってきた。既報の通り20日にはS&P500種と共に約8か月ぶりに史上最高値を更新、翌21日の上値フシ取りでS&P500種同様完全に新ステージに躍り出た後の初押しで、週間では1.07%安とS&P500種と共に3週間ぶりに反落となったがここから再度切り返し再陽転のフシ抜いてくるかどうか来週以降もこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,936.50、次の下値フシは大引で2,879.49となっているが、今週は上記の通りトランプ政権が対中国関税引き上げを発表したものの当初より緩やかな引き上げとなった他、一部ハイテク機器も除外され経済への悪影響は限定的との見方が広がり、米中貿易摩擦の過度な警戒感一服を好感しDOWと共に史上最高値を更新して上値フシを抜いて来た。既報の通り先月24日に特殊チャートは再陽転を達成したあと初押しの形となっていたが、空間を埋めずに今週切り返した事で来週以降も陽線を伸ばし今回設定した上値フシを抜くとそこで再陽転を確認となる。」としたが、今週は米中両国が輸入関税を発動したほか、中国側が米中通商協議を見送ったことで貿易摩擦を懸念が再浮上し週明けは急反落してスタート、翌日も米中貿易摩擦への懸念が燻り続落し、週央も注目のFOMCで政策金利が引き上げられたが当局による利上げ方針が終了間近であるとの見方から長期金利が低下、金融セクターに売りが広がり続落となったが、翌日は4-6月期GDP確定値が予想に一致したほか週間新規失業保険申請件数や8月耐久財受注も堅調な内容となった事で反発、週末は金融セクターの下落から再度反落となったが上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,936.50次の下値フシも大引で2,879.49とするが、今週は上記の通り米中両国が輸入関税を発動したほか中国側が米中通商協議を見送ったことで貿易摩擦を巡る懸念が再浮上したほか、注目のFOMCで政策金利が引き上げられたが長期金利が低下し金融セクターへの売りで全般軟調展開を強いられたが下値フシを切るまでには至らずであった。週間では3週ぶりに反落とはなったものの、既報の通り先月24日に特殊チャートは再陽転を達成したあと初押しの形となっており、空間を埋めずに先週切り返してきた事で来週以降も陽線を伸ばし今回設定した上値フシを抜くとそこで再陽転を確認となる。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,554.50、次の下値フシは大引で12,307.49となっているが、先に再陰転していただけに先週まで戻り鈍くフシ取りも無かったものだったが、今週は上記の通り米中の報復関税の応報がほぼ終焉に近付いている事が意識され、通商政策に左右され易い銘柄の物色等を背景に2週間ぶりのフシ取りで二段上の上値フシまで抜いて来た。これで直近の大陰線に対しての半値引き上げを達成したが、このまま4月、そして3月の安値関門を死守し目先陽転まで漕ぎ付けるのかどうか来週以降はこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は米中両国が輸入関税を発動したほか、中国側が米中通商協議を見送ったことで貿易摩擦を懸念が再浮上、通商政策に最も左右され易いダイムラー、BMW、フォルクスワーゲン等の自動車株が下落し週明けは反落してのスタートとなったが、翌日は新たに構成銘柄に加わったワイヤカードの続騰やソフトウェア大手SAPの大幅高等から小反発となり、週央もRWEやエーオン等の電力大手の上昇を受け小幅続伸し、翌日もCEOが増資計画は無いと発表した鉄鋼大手ティッセンクルップやフォルクスワーゲンやダイムラー等の自動車株の上昇も牽引し3日続伸、週末はドイツ銀行の大幅安や、BASFが石油・ガス子会社ウィンタースハルとDEAを合併させ独立系欧州石油・ガス企業を創る事が嫌気され大幅安となった事などから12,246.73と4日ぶりに急反落となり設定していた12,307.49の下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,368.50次の下値フシは大引で12,125.49となっているが、今週は上記の通り米中両国が輸入関税を発動したほか中国側が米中通商協議を見送ったことで貿易摩擦を巡る懸念が再浮上、通商政策に最も左右され易い自動車セクターが軟調推移するなか後半に銀行株も軟化し設定していた下値フシを切ってきた。先週は貿易摩擦の終焉を見越して半値引き上げまで回復していたが、今週は週明けからまたぞろ貿易摩擦の懸念が再浮上し日米と比べて浮上の切っ掛けが掴めない。週末にはイタリアの財政懸念や予算案を巡るEUとの対立などが警戒されているが、投資家心理が悪化するなか再度4月、そして3月の安値関門を死守出来るのかどうか来週以降もこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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