2018年11月17日(土)

日米休場 [CFD]

【サマリー・11/12〜11/16】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が原油相場の続落や世界経済の減速懸念が重しとなりFANG株の軒並み安などから急反落となっていた事を受け、週明けの寄り付きは続落してスタートしその後は22,000円接近で底堅さが意識されプラス圏に浮上して前引け、後場も概ねプラス圏での推移となったが、米市場がベテランズデーの振替休日となることもあって海外勢のフローが限られている事も手掛け辛くさせ小動きのまま小反発して引けた。翌日はマレーシア政府系投資会社を巡る巨額不正事件への関与が取りざたされたゴールドマン・サックスや、サプライヤーの業績見通し引き下げからアップルなどの主力が急落した事を受けた週明けの米株式が大幅続落となっていた事を受け、寄り付きは急反落してスタートしその後も下げ幅を広げて前引け、後場は日銀によるETF買い入れ観測が出て下げ幅を縮小させたが急反落して引けた。週央は原油相場の大幅続落を受けて米株式は続落していたもののCME清算値に寄せる格好で寄り付きは小反発してスタート、その後は前場に発表となった中国小売売上高が市場予想を下回った事から内需減速懸念が台頭しマイナス圏に沈んで前引け、後場も前日終値を挟んでの往来となったが引け際にプラス圏に浮上し小反発して引けた。翌日は長期金利の下落を受けた金融株への売りから米株式が続落していた事を受け寄り付きは反落してスタート、その後は上海総合指数が底堅い動きとなっていた事から下げ幅を縮めて前引け、後場も内需・ディフェンシブの一角への物色から下げ幅を縮小させたが反落して引けた。週末は米中高官協議が本格化し貿易摩擦問題収束への楽観的見通しが広がった事を受けた米株式は急反発していたものの寄り付きは僅かに反発してスタート、その後は上海総合指数が冴えない動きとなった事でマイナス圏に沈んで前引け、後場に入ってからも戻りは鈍く軟調展開で続落して今週の取引を終えることとなった。
 
 円相場は、朝方安く始まったアジア主要株式市場がその後買い戻された事でリスク選好の動きが一部に出た事から週明けは続落してスタート、翌日は週明けの米株式が大幅続落となった事から運用リスクを回避目的の円買い・ドル売りが優勢となり円は4日ぶりに反発し、週央も米株式が続落していた事から投資家のリスク回避姿勢が強まって円買い・ドル売りが広がって円は続伸、翌日も日経平均が概ね軟調推移となったことで運用リスク回避目的の円買い・ドル売りが優勢となり円は3日続伸、週末も日経平均の続落で運用リスク回避目的の円買い・ドル売りが優勢となり円は4日続伸となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,485円、次の下値フシは大引で22,014円となっているが、今週は上記の通り米雇用統計や米中間選挙の動向を睨みながら乱高下となった末に往って来いの週となった。この過程で特殊チャートは空間無しのきれいな段上げ型を作成してきたが、週末の下値フシ取りでは僅かながら下に空間を残した事で来週以降切り返して今回設定した上値フシの少し上にある22,505円のフシを先に抜いてくるとそこで再陽転を確認、先に下値フシを切って来るなら段上げ作成継続となるのでこの辺を来週以降も見てゆきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が急反落となっていたものの、22,000円接近で底堅さが意識されて週明けは小反発してのスタートとなったが、翌日はマレーシア政府系投資会社を巡る巨額不正事件への関与が取りざたされたゴールドマン・サックスや、サプライヤーの業績見通し引き下げからアップルなどの主力が急落した事を受けた週明けの米株式が大幅続落となっていた事を受け21,810.52円と急反落し先ずは設定していた22,014円の下値フシを切ってきた。週央は原油相場の大幅続落を受けて米株式は続落していたもののCME清算値に寄せる格好で小反発となったが、翌日は長期金利の下落を受けた金融株への売りから米株式が続落していた事を受け再度反落、週末も米中高官協議が本格化し貿易摩擦問題収束への楽観的見通しが広がった事を受けた米株式は急反発していたものの上海総合指数が冴えない動きとなった事でマイナス圏に沈み続落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け19日の10月貿易統計、21日の9月全産業活動指数、10月CPI等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,035円次の下値フシは大引で21,584円となっているが、今週は上記の通りマレーシア政府系投資会社を巡る巨額不正事件への関与が取りざたされたゴールドマン・サックスや、サプライヤーの業績見通し引き下げからアップルなどの主力が急落した事から全般軟調展開を強いられた。先週記では「〜僅かながら下に空間を残した事で来週以降切り返して今回設定した上値フシの少し上にある22,505円のフシを先に抜いてくるとそこで再陽転を確認、先に下値フシを切って来るなら段上げ作成継続となる。」としたが、今週の下値フシ取りでは直近の下値フシを割り込みこれまで空間の無い段上げで上穴を作成していた事で目先陰転となった。次の下値関門は先月25日に付けた21,270円となっているが、来週以降はこれを舐めに行くのかどうかこの辺を見ておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,710.50、次の下値フシは大引で1,651.49となっているが、今週は上記の通り米中間選挙が大方の予想通りの結果となった事で先行き不透明感が払拭され米株式が大幅高となった事から設定していた上値フシを抜いて来た。もうひと伸びで半値引き上げというところで、そうなれば同時に空間も埋めてきたのだが今週は一歩及ばず。というワケで来週以降は今回設定した上値フシを抜けば自動的に半値引き上げ水準である1,703ポイントをも同時に達成する事となり、同時に孕み型になってくる事で再陽転の素地も出来て来るということになる。」としたが、今週は先週末の米株式が急反落していた事を受け週明けは小幅続落してスタート、翌日13日もマレーシア政府系投資会社を巡る巨額不正事件への関与が取りざたされたゴールドマン・サックスや、サプライヤーの業績見通し引き下げからアップルなどの主力が急落した事を受けた週明けの米株式が大幅続落となっていた事を受け1,638.45と大幅続落し先ずは設定していた1,651.49の下値フシを切ってきた。週央は原油相場の大幅続落を受けて米株式は続落していたもののCME清算値に寄せる格好で小反発となったが、翌日は長期金利の下落を受けた金融株への売りから米株式が続落していた事を受け再度反落、週末も米中高官協議が本格化し貿易摩擦問題収束への楽観的見通しが広がった事を受けた米株式は急反発していたものの上海総合指数が冴えない動きとなった事でマイナス圏に沈み続落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,667.50次の下値フシは大引で1,622.49となっているが、今週は上記の通りマレーシア政府系投資会社を巡る巨額不正事件への関与が取りざたされたゴールドマン・サックスや、サプライヤーの業績見通し引き下げからアップルなどの主力が急落した事から全般軟調展開を強いられた。先週はあと一歩で半値引き上げというところまで来たが未達で反落に向かい、特殊チャートの形状としてはNY DOWの丁度真逆の型を描いてきている。という事で来週以降はこのまま陰線を下に伸ばし直近下値フシを切ればそこで再陰転を確認、切り返して直近高値フシを抜いた場合はその後の反落場面で下値固めから再陽転の素地を作成できるかどうかこの辺に注目しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で26,440.50ドル、次の下値フシは大引で25,919.49ドルとなっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦の解決に向けた期待感や、米中間選挙が大方の予想通りの結果となり先行き不透明感が払拭された事で上値フシを三段上まで抜いて来た。先週記では「〜直近16日から引いた長大陰線の起点25,798.42ドルまで関門らしい関門は存在しない事で、来週以降はこれを目指した戻り継続となるのかどうか〜」と書いておいた通り、このシナリオは7日の大幅続伸で軽く達成することとなったが、来週以降も次の高値関門である10月1日の26,651ドルまで一気に伸びるのか、若しくは一服に入るのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はマレーシア政府系投資会社を巡る巨額不正事件への関与が取りざたされたゴールドマン・サックスや、サプライヤーの業績見通し引き下げからアップルなどの主力が急落した事を受け週明け12日は25,387.18ドルと大幅続落してスタート、早速設定していた25,919.49ドルの下値フシを大きく切ってきた。翌日も原油相場の大幅続落を受けて続落となり、週央14日も長期金利の下落を受けた金融株への売りから25,080.50ドルと続落し更に一段下のフシも切ってきた。翌日は米中高官協議が本格化し貿易摩擦問題収束への楽観的見通しが広がった事を受け急反発、週末16日も引き続きトランプ大統領が貿易摩擦を巡る中国との合意実現に楽観的な姿勢を示し追加の関税措置が不要となる可能性にも言及した事から25,413.22ドルと続伸し新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け19日の米11月NAHB住宅市場指数、20日の米10月住宅着工件数、米10月建設許可件数、21日の米週間新規失業保険申請件数、米10月耐久財受注、米10月景気先行指標総合指数、11月ミシガン大学消費者態度指数確報値、米10月中古住宅販売件数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で25,666.50ドル次の下値フシは大引で25,159.49ドルとなっているが、今週は上記の通りマレーシア政府系投資会社を巡る巨額不正事件への関与が取りざたされたゴールドマン・サックスや、サプライヤーの業績見通し引き下げからアップルなどの主力が急落した事から全般軟調展開を強いられた。先週記では「〜次の高値関門である10月1日の26,651ドルまで一気に伸びるのか、若しくは一服に入るのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はS&P500種同様に直近で引いた長大陽線の半値引けまで押しを入れて来た。共に形状が同一だがこちらは週末の反発で上値フシを抜いている事で来週以降このまま陽線を伸ばし直近高値フシを抜いて来れば再陽転となるが、先に反落に向かい直近下値フシを割り込むようだとそこで再陰転となってしまうのでその辺は注意しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,807.50、次の下値フシは大引で2,754.49となっているが、今週は上記の通り米中間選挙が大方の予想通りの結果となり先行き不透明感が払拭された事で上値フシを抜いたが、世界経済の減速懸念が重しとなり週末には下値フシを切ってきた。先週記では「〜直近16日から引いた長大陰線の起点2,810ポイントまで関門らしい関門は存在しない事で、来週以降はこれを目指した戻り継続となるのかどうか〜」と書いておいたが、このシナリオ通り今週は7日に2,815.15の高値まであり直近長大陰線の起点2,810ポイント超え達成となった。あと週末には反落となったが、空間を十分に有している事で来週以降は切り返し直近高値フシを抜いて再陽転となるのか、このまま続落して半値引けまで押してしまうのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はマレーシア政府系投資会社を巡る巨額不正事件への関与が取りざたされたゴールドマン・サックスや、サプライヤーの業績見通し引き下げからアップルなどの主力が急落した事を受け週明け12日は2,726.22と大幅続落してスタート、早速設定していた2,754.49の下値フシを大きく切ってきた。翌日も原油相場の大幅続落を受けて続落となり、週央も長期金利の下落を受けた金融株への売りから続落となったが、翌日は米中高官協議が本格化し貿易摩擦問題収束への楽観的見通しが広がった事を受け急反発、週末も引き続きトランプ大統領が貿易摩擦を巡る中国との合意実現に楽観的な姿勢を示し追加の関税措置が不要となる可能性にも言及した事から続伸して今週を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,752.50次の下値フシは大引で2,699.49となっているが、今週は上記の通り今週はマレーシア政府系投資会社を巡る巨額不正事件への関与が取りざたされたゴールドマン・サックスや、サプライヤーの業績見通し引き下げからアップルなどの主力が急落した事から全般軟調展開を強いられ下値フシを切ってきた。先週記では「〜来週以降は切り返し直近高値フシを抜いて再陽転となるのか、このまま続落して半値引けまで押してしまうのかどうか〜」としたが、週明け早々の下値フシ割れで半値引け水準である2,736ポイントを切ってきた。それでもなお空間を残している事で来週以降切り返して直近高値フシを抜いて来れば再陽転となるが、上値フシを抜く切り返しを見せてもその後の反落で直近下値フシを割り込むようだとそこで再陰転となってしまうのでその辺は注意しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で11,693.50、次の下値フシは大引けで11,464.49となっているが、今週は上記の通りアナリストの投資判断などを睨みながら一部銘柄の堅調で上値フシを抜いて来た。先週記では「〜来週以降は先ずは半値引き上げまで戻せるのか、それとも再度反落に向かい直近安値フシを切って再陰転してしまうのかどうかこの辺を見ておきたい。」と書いたが今週の戻りで一先ずは半値引き上げを達成、とはいえ直近の高値フシまでは抜けず日米比では戻りの鈍さは否めない。今週はアナリスト評価に一喜一憂の銘柄が多かったが、先にダイムラー等もEBITが前年水準を大幅に下回るとの見通しを示し利益に関する警告は過去4ヵ月で2回目。ドイツ政府が厳格化しているディーゼル車規制など主力銘柄は燻る問題を内包している。」としたが、今週は半導体大手インフィニオンテクノロジーズが米同業のクアルコムなどの売り上げ見通しが低調だった事を受け需要低迷が改めて浮き彫りとなり急落、また買収案件に疑義が呈されたIT大手SAPも急落した事で週明け12日は11,325.44と急反落し早速設定していた11,464.49の下値フシを切ってのスタートとなったが、翌日13日は前日に急落したインフィニオンテクノロジーズやSAPの反発から11,472.22と急反発し一転して新規設定された上値フシを抜いて来た。週央はオンライン決済サービス大手ワイヤカードが予想を下回る取扱量であった事で大幅安となったほか、複数のアナリストが目標株価を引き下げた医薬・化学大手バイエルの下げも目立ったことで反落、翌日15日も10月の欧州新車販売台数が2ヵ月連続でマイナスになった事を嫌気し、ダイムラーやフォルクスワーゲンの自動車株やタイヤ大手コンチネンタルが売られて11,353.67と続落し新規設定された下値フシを切り、週末も半導体大手インフィニオンテクノロジーズが米半導体関連企業の決算が振るわなかった事が響き大幅安となった事などで小幅に3日続落して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で11,466.50次の下値フシは大引で11,241.49となっているが、今週は上記の通り主力株の需要低迷懸念やM&Aに関する疑義で前半から弱く総じて弱保ち合い推移となった。依然として下値での軟調展開を強いられているが、今週の下値フシ取りでは辛うじて直近下値フシを切らずに踏み止まっておりこのまま都合よく孕み型を利用し直近上値フシを抜くか、若しくは狭いレンジだが更に孕みを重ねるかすると目先陽転の芽も出て来る。外部環境は2ヵ月連続でマイナスとなった欧州新車販売台数など逆風が続くがこれら織り込まれてくるかどうか来週以降も注視しておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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