2018年12月15日(土)

大型イベント週 [CFD]

【サマリー・12/10〜12/14】

 今週の日経平均は、週末の米株式が米中貿易戦争の激化・長期化懸念から関連株が軒並み安となりFANG株も軒並み安となった事から大幅続落していた事を受け、週明けの寄り付きは急反落してスタート、寄り前に発表となった7-9月期GDP改定値が速報から下方修正されたのを嫌気しさげ幅を広げて前引け、後場は凪のように安値横這いとなったがグローベックスのNYダウ先物大幅安やアジア株安が重しとなって急反落して引けた。翌日はハイテク中心に買い物が入り週明けの米株式が4日ぶりに反発していた事を受け、寄り付きは反発してスタートとなったがその後は買いが続かずマイナス圏に沈んで前引け、後場は日銀によるETF買い入れ観測が支えになったもののプラス圏には浮上出来ず続落して引けた。週央はトランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保を巡り政府機関閉鎖も辞さない構えを示した事で政権運営への懸念が広がり米株式は反落していたものの、為替が1ドル113円台半ばまで下落していた事を受け寄り付きは反発してスタート、その後はカナダ裁判所がファーウェイ副会長の保釈を認めたとの報道が伝わった事で米中対立への懸念が和らぎ更に上げ幅を拡大させて前引け、後場に入ってからもこの地合いを継いで値位置を切り上げ3日ぶりに急反発して引けた。翌日は中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大や、ハイテク産業政策の見直し検討が伝わった事で反発していた米株式を受けて寄り付きは続伸してスタートしその後も上げ幅を拡大させて前引け、後場はメジャーSQと12月日銀短観の発表を控え高値圏でこう着状態となったが続伸して引けた。週末は米株式が予想より減少した週間新規失業保険申請件数から米景気減速懸念が後退し続伸していたものの、CME清算値に寄せる形で寄り付きは反落してスタート、その後も直近の上昇に対する反動から下げ幅を広げて前引け、後場に入ってからも安値圏での揉み合いが続き3日ぶりに急反落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、11月米雇用統計において雇用者増加数や平均時給伸び率が市場予想に届かず、米雇用ペース鈍化を意識した円買い・ドル売りが入り週明けは続伸してスタート、翌日は英国のEU離脱巡る不透明感からドルが対ポンドで買われ、連れて円売り・ドル買いに波及し円は反落、週央も日経平均が3営業日ぶりに急反発した事で円売り・ドル買いが出て円は続落となった。翌日は欧州政治の不安後退から欧州通貨が買われたのに連れた対ドルでの円買いと、日経平均やアジア主要株式の上昇から投資家のリスク回避姿勢が和らいだ円売りとが交錯し横這いとなり、週末はECBがユーロ圏の経済見通しを引き下げた事でドルが対ユーロで買われ、連れて円売り・ドル買いに波及し円は下落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,725円、次の下値フシは大引で21,274円となっているが、今週は上記の通り米中貿易交渉の具体的進展に懐疑的な見方も広がる中を中国のスマホメーカーファーウェイの副会長がカナダ当局に逮捕された事が伝わった事で米中貿易摩擦に対する警戒感が再燃し再燃し週初の上値フシ抜けから四段下の下値フシまで切ってきた。先週記では下値フシを切る場面があったとしてもその後仮に切り返し直近高値フシを抜いてくると目先陽転を確認となるとしたが、週初の上げから一転して急落し直近大陽線を陰線で包む形となった。ここから孕み型を形成してくるとまた違った構図にもなり得るが、こちらもNY DOW同様に今年10月に引いた大陰線のレンジ内での値動きが続いており収斂が何れに放れるのか同指数と併せ来週以降も見てゆきたい。」としたが、今週は週末の米株式が米中貿易戦争の激化・長期化懸念から関連株が軒並み安となりFANG株も軒並み安となった事から大幅続落していた事を受け、週明け10日は21,219.50円と急反落してスタート、早速設定していた21,274円の安値フシを切ってきた。翌日も週明けの米株式は4日ぶりに反発していたものの買いが続かず続落となったが、週央12日は米株式は反落していたものの、カナダ裁判所がファーウェイ副会長の保釈を認めたとの報道が伝わった事で米中対立への懸念が和らぎ21,602.75円と3日ぶりに急反発し新規設定された上値フシを抜いてきた。翌日も中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わった事で反発していた米株式を受け続伸となったが、週末14日は米株式が続伸していたもののCME清算値に寄せ、直近の上昇に対する反動もあって21,374.83円と3日ぶりに急反落し新規設定された下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、19日の11月貿易統計、20日の10月全産業活動指数、週末21日の11月CPI等があるが、19日からの日銀金融政策決定会合にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,595円次の下値フシは大引で21,144円となっているが、今週は上記の通りトランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保を巡り政府機関閉鎖も辞さない構えを示した事で政権運営への懸念が広がる一方で、ファーウェイ副会長の保釈、中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わった事でやや戻りを入れたが、中国や欧州の景気減速を示唆する経済指標の発表で世界経済の先行き不透明感が広がり下値フシを切る乱高下を演じた。戻り過程で直近長大陰線に対して半値引き上げまで至らずではあったが、空間は辛うじて埋めている事でこれまでの下穴をテコに直近高値フシを抜けばそこで目先陽転とはなるものの、外部環境に変化がなければ概ね10月の長大陰線のレンジ内での往来となるか。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,640.50、次の下値フシは大引で1,581.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易交渉の具体的進展に懐疑的な見方も広がる中を中国のスマホメーカーファーウェイの副会長がカナダ当局に逮捕された事が伝わった事で米中貿易摩擦に対する警戒感が再燃し週初の上値フシ抜けから二段下の下値フシまで切ってきた。とはいえ6日の下値フシ切りでも10月25日の安値フシを割り込まず、全般急落の波にのまれたもののNY DOWとは全く逆に今週の下落で孕み型を形成しただけに来週以降仮に切り返して直近高値フシを抜いて来ればそこで陽転を確認、戻り過程で下値フシを切ってもその分だけハードルは下がる事になりその後切り返し直近高値フシを抜いてきた場合そこで陽転確認となる。」としたが、今週は週末の米株式が米中貿易戦争の激化・長期化懸念から関連株が軒並み安となりFANG株も軒並み安となった事から大幅続落していた事を受け週明けは急反落してスタート、翌日11日も週明けの米株式は4日ぶりに反発していたものの買いが続かず1,575.31と
続落し先ずは設定していた1,581.49の下値フシを切ってきた。週央12日は米株式が反落していたもののカナダ裁判所がファーウェイ副会長の保釈を認めたとの報道が伝わった事で米中対立への懸念が和らぎ、1,606.61と3日ぶりに急反発し新規設定された上値フシを抜いてきた。翌日も中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わった事で反発していた米株式を受け続伸となったが、週末は、直近の上昇に対する反動や週末要因からも3日ぶりに急反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,636.50次の下値フシは大引で1,577.49となっているが、今週は上記の通り引き続き陰線を下に伸ばしたもののあと米中貿易摩擦への懸念後退からやや戻りを入れた。ここまでの下落でも10月25日の安値フシを割り込まなかった点を先週まで評価していたが今週の下げではこれを切ってきた。ただNY DOWとは全く逆にこれまで孕み型を形成している点はそのままで、来週以降仮に切り返して直近高値フシを抜いて来ればそこで陽転を確認ということになるが、先ずは半値引き上げまで戻り継続となればその後反落してもその分だけハードルは下がる事になるのでこの辺を見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で24,631.50ドル、次の下値フシは大引で24,146.49ドルとなっているが、今週は上記の通り米中貿易交渉の具体的進展に懐疑的な見方も広がる中を中国のスマホメーカーファーウェイの副会長がカナダ当局に逮捕された事が伝わった事で米中貿易摩擦に対する警戒感が再燃し三段下の下値フシまで切ってきた。先週号では、「〜この型はS&P500種の孕み型とは異なり、逆にこのまま戻り継続で直近高値フシまで抜いてくるとDAXも同じ状況だが包み型を形成してしまうのでこの辺は引き続き注視しておきたいところ。」としたが、DAXの方は今週段下げ型に移行するもこちらは週初に直近高値フシを抜いて包み型を形成、しかもその後の反落で半値引け水準である25,146ドルを4日の下値フシ割れで割り込んでいる。今年6月から9月にかけて形成した長大陽線のレンジ内での値動きが続いているが上値切り下げ下値切り上げと収斂型を形成中、来週以降このまま直近安値フシを切ればそこで再陰転確認となるが、先に上値フシを抜いてきてもその分だけハードルが上がる事になり仮にその後の反落で直近安値フシを切ればそこで再陰転となる。」としたが、今週はハイテク中心に買い物が入り週明けは4日ぶりに反発してスタート、翌日はトランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保を巡り政府機関閉鎖も辞さない構えを示した事で政権運営への懸念が広がり反落となったが、週央は中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わった事で反発、翌日も予想より減少した週間新規失業保険申請件数から米景気減速懸念が後退し続伸したが、週末は中国や欧州の景気減速を示唆する経済指標の発表を受け世界経済の先行き不透明感が広がり24100.51ドルと3日ぶりに急反落し設定していた24,146.49ドルの下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け17日の12月ニューヨーク連銀製造業景気指数、12月NAHB住宅市場指数、18日の米11月住宅着工件数、米11月住宅許可件数、19日の11月中古住宅販売件数、20日の12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米週間新規失業保険申請件数、米11月景気先行指標総合指数、週末21日の7-9月期四半期GDP、米11月耐久財受注、米11月個人所得・支出、12月ミシガン大学消費者態度指数確報値等があるが、18日からのFOMCや19日のFRB議長定例記者会見にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で24,341.50ドル次の下値フシは大引で23,860.49ドルとなっているが、今週は上記の通りトランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保を巡り政府機関閉鎖も辞さない構えを示した事で政権運営への懸念が広がる一方で、ファーウェイ副会長の保釈、中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わった事でやや戻りを入れたが中国や欧州の景気減速を示唆する経済指標の発表で世界経済の先行き不透明感が広がり下値フシを切って再陰転を確認。これで先週記の今年6月から9月にかけて形成した長大陽線のレンジ内での収斂の波動から下に放れる格好になったが、目先は今年4月から5月にかけての24,000ドル大台に絡む安値フシを維持期出るかどうかこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,658.50、次の下値フシは大引で2607.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易交渉の具体的進展に懐疑的な見方も広がる中を中国のスマホメーカーファーウェイの副会長がカナダ当局に逮捕された事が伝わった事で米中貿易摩擦に対する警戒感が再燃し四段下の下値フシまで切ってきた。先週記ではここから一気に戻り継続で直近高値フシを抜いた場合は陽転確認となるが、先に下値フシを切ってもその後の戻りで直近高値フシを抜けばそこで陽転確認となるのでこのケースではその分ハードルが下がることになるとしたが、週初の大幅続伸で一気に再陽転のフシまで急接近したのも束の間、翌日からの急落で週末には直近安値フシも切ってしまい先週の半値引き上げも全く意味のないモノになってしまった。これで先月20日の再陰転に次いで二度目の再陰転確認となったが、来週以降は今年2月と4月の二番底の安値関門を死守出来るのかどうかこの辺に注目しておきたい。」としたが、今週はハイテク中心に買い物が入り週明けは4日ぶりに反発してスタート、翌日はトランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保を巡り政府機関閉鎖も辞さない構えを示した事で政権運営への懸念が広がり反落となったが、週央は中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わった事で反発、翌日は銀行やハイテクの軟調から再度小反落となり、週末14日も中国や欧州の景気減速を示唆する経済指標の発表を受け世界経済の先行き不透明感が広がり2,599.95と大幅続落し設定していた2,607.49の下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,625.50次の下値フシは大引で2,574.49となっているが、今週は上記の通りトランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保を巡り政府機関閉鎖も辞さない構えを示した事で政権運営への懸念が広がる一方で、ファーウェイ副会長の保釈、中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わった事でやや戻りを入れたが中国や欧州の景気減速を示唆する経済指標の発表で世界経済の先行き不透明感が広がり下値フシを切って来た。既に特殊チャートは先月20日の再陰転に次いで先週7日に二度目の再陰転確認となっており軟調は既定路線だが、来週以降も引き続き今年2月と4月の二番底の安値関門を死守出来るのかどうかこの辺に注目しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で10,918.50、次の下値フシは大引で10,703.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易交渉の具体的進展に懐疑的な見方も広がる中を中国のスマホメーカーファーウェイの副会長がカナダ当局に逮捕された事が伝わった事で米中貿易摩擦に対する警戒感が再燃し三段下の下値フシまで切ってきた。先週記ではここから直近高値フシを先に抜いても先週までの孕み型から今度は包み型に転換する事になるとしたが、直近高値フシを抜くことなく6日には1銘柄を除くすべての銘柄が下落し終値ベースで2016年12月以来、2年ぶりの安値で直近安値フシをも割り込み段下げ型に移行している。米中貿易摩擦への懸念がまたぞろ再燃しているだけに中波3波の終点がどの辺になるのか底を探る展開に来週以降も注目しておきたい。」としたが、今週はアジア株安の流れが波及しドイツ銀行や医薬・農業大手バイエルが大幅安となるなど構成銘柄の9割が下落し週明け10日は10,622.07と5日続落してスタート、早速設定していた10,703.49の下値フシを切ってきたが、翌日11日は医薬・農業大手バイエルやフォルクスワーゲン等が大幅高となり10,780.51と6日ぶりに反発し新規設定された上値フシを抜いて来た。週央12日もコメルツ銀行との合併を容易にする為にドイツ政府が支援を強めているとの一部報道からドイツ銀行が大幅高し、医療機器大手フルゼニウスも大幅高となった事で10,929.43と続伸して更に一段上のフシも抜いてきたが、翌日は前日に大幅高となった医療機器大手フルゼニウスがアナリストによる目標株価の引き下げが響いて急反落した事などで小反落、週末もユーロ圏経済指標悪化を受け景気減速を警戒した売りからタイヤ大手コンチネンタル、スポーツ用品大手アディダス等への売りが広がり続落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で11,037.50次の下値フシは大引で10,820.49となっているが、今週は上記の通り週初こそ構成銘柄の9割が下落し2016年12月以来約2年ぶりの安値水準を付けるも、あと米中貿易摩擦の懸念の後退から戻りを入れた。ただ直近で大陰線を引いている割にはこの半値引き上げの水準までは戻せていない事で、来週以降はこの半値引け水準である11,044を引線一波動で抜いてくるかどうか、英メイ首相が党内の信任投票に勝利しEU離脱交渉を巡る不透明感が後退した格好になっているがユーロ圏12月PMIで製造業の生産状況とサービス業の景況感を示す指数を加重平均した合成指数が4年1ヵ月ぶりの低水準となっており予断を許さない状況からこの辺も併せ来週も見てゆきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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