2018年12月29日(土)

大納会 [CFD]

【ご挨拶】

本年の更新はこれで最後となり、来年の大発会週は1営業日のみということで次号は1月12日(土)から更新の予定です。本年のご愛読まことにありがとうございました。
どうか、良いお年をお迎えください



【サマリー・12/25〜12/28】

 今週の日経平均は、週明けの米株式が政府機関の一部閉鎖が始まり政権運営の先行き懸念が強まった事でおよそ1年3か月ぶりの安値まで大幅続落となっていた事を受け、連休明けの寄り付きは大幅続落してスタートしその後も大幅に下げ幅を広げ安値引けで前引け、後場に入ってから安値揉み合いに終始し昨年9月15日以来、およそ1年3か月ぶりに節目の2万円大台を割り込み大幅に5日続落して引けた。週央は主要欧米市場がクリスマスの為に休場となるなか前日の急落を受けた自律反発期待の買いで寄り付きは反発してスタート、その後は外部環境の不透明感に対する警戒感が根強く中盤からは伸び悩んで前引け、後場に入ると米国株先物が時間外取引で下落し始めると再度マイナス圏に沈む場面もあったが引けにかけて再度プラス圏に浮上するなど方向感に乏しい展開の末に6日ぶりに反発して引けた。翌日はクリスマスまでの大幅下落を受けた買戻しが広がるなか、小売りセクターの選好や原油相場の上昇も好感され急騰していた米株式を受け寄り付きは続伸してスタート、2万円大台を回復した後は一段と上値を追う動きには乏しく揉み合いながら前引け、後場に入るとジリジリと上げ幅を拡大させ大幅続伸して引けた。大納会は米株式が年末特有の薄商いとなるなか取引終了近くになってプラス圏に転じ続伸していたものの、前日に今年最大の上げ幅を演じた事の反動で寄り付きは反落してスタート、その後は積極的な商いが限定的となるなか揉み合いながら前引け、後場も年末年始の休暇を前に積極的な買いは限定的で上値重いまま推移し反落して今年の取引を終えることとなった。

 円相場は、日米の株価が急落となった事で円買い・ドル売りが強まり連休明けは6日続伸してスタート、週央は前日まで急落していた日経平均が反発に向かった事で投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ、比較的低リスク通貨とされる円の売りを促し反落、翌日も日米株価が急反発を演じた事で投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり続落となった。週末は日経平均の反落や根強い米経済の先行き不透明感を背景に、運用リスクを回避する目的の円買い・ドル売りが優勢となり円は3日ぶりに反発となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で20,385円、次の下値フシは大引で19,954円となっているが、今週は上記の通り世界経済減速への警戒感が燻るなか各種指標が低調となり米株式が急落した事を受け五段下の下値フシまで切ってきた。先週記では外部環境に変化がなければ概ね10月の長大陰線のレンジ内での往来となるかと書いたが、18日の下値フシ割れでこのレンジ下限を下放れる格好となり同時にここまで中期的に収斂してきたレンジをも下放れる事となった。この事に因って今年の下値関門でもあった3月の安値フシも20日にあっさりと割り込んだ事で昨年9月からの長大陽線上に差し込んできた。という事で次の関門としてはこの長大陽線の起点である昨年9月の安値フシ19,385円まで抵抗らしいフシが見当たらない事で来週以降はこのポイントまでの過程で抵抗を見せるのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は週明けの米株式が政府機関の一部閉鎖が始まり政権運営の先行き懸念が強まった事でおよそ1年3か月ぶりの安値まで大幅続落となっていた事を受け、連休明け25日は19,155.74と大幅に5日続落し早速設定していた19,954円の下値フシを大きく切って来た。週央は主要欧米市場がクリスマスの為に休場となるなか前日の急落を受けた自律反発期待の買いで6日ぶりに反発、翌日27日もクリスマスまでの大幅下落を受けた買戻しが広がり急騰していた米株式を受け20,077.62円と大幅続伸し新規設定された上値フシを大きく抜いて来たが、大納会は米株式が続伸していたものの年末年始の休暇を前に積極的な買いが限定的となるなか前日に今年最大の上げ幅を演じた反動で反落して今年の取引を終えた。
 年明けの注目指標としては、8日の12月消費者態度指数、11日の12月景気ウォッチャー調査、11月貿易収支等がある。
 来週以降の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で20,295円次の下値フシは大引で19,864円となっているが、今週は上記の通り米政府機関の一部閉鎖が始まり米政権運営の先行き懸念が強まった事で週明けは四段下のフシまで切ったが、クリスマス休場明けは大幅下落を受けた買戻しが広がり一転して新規設定された上値フシを抜いてくる往って来いの展開であった。先週記では昨年9月からの長大陽線起点である安値フシ19,385円まで抵抗らしいフシが見当たらないとしたが、連休明けの大幅続落では一気にこれを割り込むまで突っ込みを入れ、この関門値は割り込んだとはいえそこで反発の芽が作用したかどうか今年最大の上げ幅を演じた。長大陰線なだけにまだ大きく空間を空けており仮に反落に向かって直近安値を切ればそこでまた再陰転確認となるが、現在の半値引き上げ水準は20,380円とそう高いハードルでもないだけに来週以降は設定した上値フシのもう一段上のこのフシを抜いてくるのかどうかこの辺を見ておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,515.50、次の下値フシは大引で1,460.49となっているが、今週は上記の通り世界経済減速への警戒感が燻るなか各種指標が低調となり米株式が急落した事を受け四段下の下値フシまで切ってきた。他指数が全面安のなか唯一これまで孕み型を形成していただけに淡い期待をしていたが半値引き上げや空間も埋められないまま18日の下値フシ切りでは直近安値フシをも切ってここで再陰転確認となった。この再陰転効果でこの日から週末21日まで連日で年初来安値を更新し続けることとなったが、目先の関門は17年4月に付けた安値フシで来週以降はこの水準で抵抗を見せるのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は週明けの米株式が政府機関の一部閉鎖が始まり政権運営の先行き懸念が強まった事でおよそ1年3か月ぶりの安値まで大幅続落となっていた事を受け、連休明け25日は1,415.55と大幅に5日続落し早速設定していた1,460.49の下値フシを大きく切って来た。週央は主要欧米市場がクリスマスの為に休場となるなか前日の急落を受けた自律反発期待の買いで6日ぶりに反発、翌日27日もクリスマスまでの大幅下落を受けた買戻しが広がり急騰していた米株式を受け1,501.63と大幅続伸し新規設定された上値フシを大きく抜いて来たが、大納会は米株式が続伸していたものの年末年始の休暇を前に積極的な買いが限定的となるなか前日に今年最大の上げ幅を演じた反動で反落して今年の取引を終えた。
 来週以降の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,530.50次の下値フシは大引で1,473.49となっているが、今週は上記の通り米政府機関の一部閉鎖が始まり米政権運営の先行き懸念が強まった事で週明けは二段下のフシまで切ったが、クリスマス休場明けは大幅下落を受けた買戻しが広がり一転して新規設定された上値フシを抜いてくる往って来いの展開であった。長大陰線なだけにまだ大きく空間を空けており仮に反落に向かって直近安値を切ればそこでまた再陰転確認となるが、逆に来週以降今回設定した上値フシを抜いてくると現在の半値引き上げ水準は1,512ポイントとなっているだけに自動的にこの水準をクリヤしてくることになる。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,668.50ドル、次の下値フシは大引で22,221.49ドルとなっているが、今週は上記の通り世界経済減速への警戒感が燻るなかFOMCにて大方の予想通り利上げが実施された事で大幅安となり七段下の下値フシまで切ってきた。特殊チャートも次々と下値関門を音も無く割り込み今年3月の安値関門も切っており2017年8月に立てた長大陽線の起点まで下値関門は存在しない。この辺はS&P500種も一緒だが来週以降もこの勢いで一気にこの起点21,858ドルまで舐めに行くのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は政府機関の一部閉鎖が始まり政権運営の先行き懸念が強まった事で週明け24日は21,792.20ドルとおよそ1年3か月ぶりの安値まで大幅続落してスタート、早速設定していた22,221.49ドルの下値フシを大きく切って来た。クリスマス休場明け26日は直近の大幅下落を受けた買戻しが広がるなか、小売りセクターの選好や原油相場の上昇も好感され22,878.45ドルと急反発し一転して今度は設定していた22668.50ドルの上値フシを抜き、翌日27日も年末特有の薄商いとなるなか取引終了近くになってプラス圏に転じ23,138.82ドルと続伸して更に一段上のフシまで抜いたが、週末は割安感からの押し目買いも入ったものの米政治情勢の不透明感や世界景気の減速懸念などが相場の重荷となり3日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、年明け2日の米12月PMI、3日の米12月ADP雇用統計、米週間新規失業保険申請件数、米12月ISM製造業景況指数、週末4日の米12月雇用統計のほかFRB議長発言にも注目しておきたい。
 来週以降の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で23,368.50ドル次の下値フシは大引で22,907.49ドルとなっているが、今週は上記の通り政府機関の一部閉鎖が始まり政権運営の先行き懸念が強まった事で週明けは二段下のフシまで切ったが、クリスマス休場明けは大幅下落を受けた買戻しが広がり一転して上値フシを抜いてくる往って来いを上回る堅調展開であった。先週記では2017年8月に立てた長大陽線の起点21,858ドルまで下値関門は存在しないと書いていたが、週明けの大幅続落では一気にこれを割り込むまで突っ込みを入れ、この関門値は割り込んだとはいえそこで反発の芽が作用したかどうか1,000ドル超の急騰を演じた。今回引いた4,034ドルの長大陰線はその規模で言うと2017年8月から2018年1月まで立てた4,549ドルの長大陽線の次に位置する大きさだが、このボラの大きさで来週以降も陽線を伸ばし半値引き上げまで持ってくるのか、ここからの小波動で目先陽転の素地を作成してくるのかこの辺を先ずは見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,440.50、次の下値フシは大引で2,393.49となっているが、今週は上記の通り世界経済減速への警戒感が燻るなかFOMCにて大方の予想通り利上げが実施された事で大幅安となり七段下の下値フシまで切ってきた。特殊チャートも次々と下値関門を音も無く割り込み今年3月の安値関門も切っており2017年8月に立てた長大陽線の起点まで下値関門は存在しない。この辺はDOWも一緒で来週以降もこの勢いで一気にここまで舐めに行くのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は政府機関の一部閉鎖が始まり政権運営の先行き懸念が強まった事で週明け24日は2,351.10と大幅続落してスタート、早速設定していた2,393.49の下値フシを大きく切って来た。クリスマス休場明け26日は直近の大幅下落を受けた買戻しが広がるなか、小売りセクターの選好や原油相場の上昇も好感され2,467.70と急反発し一転して今度は設定していた2,440.50の上値フシを抜き、翌日も年末特有の薄商いとなるなか取引終了近くになってプラス圏に転じ続伸となったが、週末は割安感からの押し目買いも入ったものの米政治情勢の不透明感や世界景気の減速懸念などが相場の重荷となり3日ぶりに小反落して今週の取引を終えた。
 来週以降の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,491.50次の下値フシは大引で2,444.49となっているが、今週は上記の通り政府機関の一部閉鎖が始まり政権運営の先行き懸念が強まった事で週明けは二段下のフシまで切ったが、クリスマス休場明けは大幅下落を受けた買戻しが広がり一転して上値フシを抜いてくる往って来いを上回る堅調展開であった。過去に無い長大陰線も漸くというか26日の反発で描き終えたが、ここまで439ポイントという過去に無い陰線を引いているだけにここから引線一波動で半値引き上げというシナリオは一寸ハードルが高く、勿論反落に向かい直近安値を切ればそこでまた再陰転となるもののここからは下値でどういった波動を形成してくるのかこの辺を注視しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で10,716.50、次の下値フシは大引で10,505.49となっているが、今週は上記の通り前週末に続き欧州の景気減速を警戒した売りで主力大手が冴えずに二段下の下値フシまで切ってきた。先週記では半値引き上げ水準まで引線一波動で抜いてくるかどうかとしたが、空間も埋めぬまま反落し20日の下値フシ割れでは直近安値を切ってここで再陰転を確認した。やはりユーロ圏12月PMIの合成指数が4年1ヵ月ぶりの低水準となっていただけに直近で大陰線を引いている割に半値引き上げの水準までは戻せないのは自然なところで、来週以降は何所までこの景気減速を織り込むのか予断を許さない状況だけにからこの辺も併せ見てゆきたい。」としたが、今週は中国はじめとした世界景気の先行きが懸念されるなか医薬・化学大手メルクや不動産大手ヴォノビア等の大幅下落を受けてクリスマス連休明け27日は10,381.51と急反落してスタート、早速設定していた10,505.49の下値フシを切って来たが、週末28日は前日急反落の反動で買いが広がりオンライン決済サービス大手ワイヤカードやドイツ銀行等の上昇から10,558.96と急反発して新規設定された上値フシを抜いて今年の取引を終えることとなった。
 来週以降の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で10,663.50次の下値フシは大引で10,454.49となっているが、今週は上記の通り中国はじめとした世界景気の先行きが懸念されるなかクリスマス連休明けに大きく下値フシを切って来たが、急反落の反動で翌日は急反発し一転し新規設定された上値フシを抜き今年の取引を終えることとなった。急反落から急反発と往って来いの動きにも見えるが米国市場の往って来いとは違って水準を切り下げる軟調展開であった。先週20日の下値フシ割れで再陰転を確認しているだけに年初来安値は想定内だが、空間を埋め切っていない事で仮に反落に向かい直近安を切るとそこでまた再陰転確認となるので先ずは安値更新となるにしても空間を埋め段下げ型を形成してくるかどうかこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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