2019年01月12日(土)

睦月相場 [CFD]

【ご挨拶】
皆様、新年おめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。


【サマリー・01/07〜01/11】
 今週の日経平均は、米12月雇用統計で非農業雇用者数が前月比で大きく予想を上振れ、FRB議長が金融政策の調整余地について言及したことも好感された前週末の米株式が急反発していた事を受け、週明けの寄り付きは急反発してスタート、その後はやや上げ幅を縮める格好となったが2万円大台は維持して前引け、円相場がやや強含みとなった事で後場は上値の重い展開になったが3日ぶりに急反発して引けた。翌日は米中貿易摩擦を巡る高官協議が再会され、両国の通商合意に楽観的な見通しが広がり週明けの米株式が続伸していた事を受け寄り付きは続伸してスタート、その後に伸び悩む場面もあったが再度盛り返して前引け、後場に入ると1ドル109円近辺への円安が進み一段と上げ幅を広げたあと円安一服と共に高値からは値を削ったものの続伸して引けた。週央は米中貿易交渉が順調に進展しているとの見方が強まって米株式が大幅に3日続伸していた事を受け、寄り付きは続伸してスタートしその後も上げ幅を広げて前引け、後場はアジア株高も追い風となり更に一段高となる場面もあり大幅に3日続伸して引けた。翌日はFOMC議事録で大半の当局者が今後の追加利上げに対して慎重な見方を示した事などが好感され米株式は4日続伸していたものの、連邦政府機関の閉鎖解除に向けた大統領と民主党幹部との会談が不調に終わり反落したCME清算値に寄せる形で寄り付きは反落してスタート、その後は上海総合指数の出足も鈍く先物への売りが出て下げ幅を拡大させて前引け、円相場の107円台後半への円高進行もあって後場も手仕舞いの動きが継続され4日ぶりに反落して引けた。週末は米中貿易交渉の進展期待にFRBが利上げを急がないとの見方から5日続伸となった米株式を受け、寄り付きは反発してスタートしその後も高値圏を維持して前引け、後場は3連休を控えて様子見ムードから狭いレンジでの展開となったが高値圏を持続し反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米景気減速への過度な懸念が和らぎドルを買い戻して円を売る動きが優勢となり週明けは反落してスタート、翌日も前日の米株式や日経平均の続伸を受けて投資家の運用リスク回避姿勢が和らぎ、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となって円は続落となった。週央は前日までの円安ドル高を受けた利益確定の円買い・ドル売りが広がり円は小反発し、翌日もFOMC議事録要旨で参加者の多くが追加利上げに慎重であることが判明、日米金利差が拡大しにくくなるとの観測から円買い・ドル売りが先行し円は続伸となった。週末は米中貿易協議が進展するとの期待から投資家の運用リスク回避の姿勢が和らぎ、円売り・ドル買いが優勢となって円は反落した。

【日経225種平均株価】
 昨年末号では、「現在値から次の上値フシが大引で20,295円、次の下値フシは大引で19,864円となっているが、今週は上記の通り米政府機関の一部閉鎖が始まり米政権運営の先行き懸念が強まった事で週明けは四段下のフシまで切ったが、クリスマス休場明けは大幅下落を受けた買戻しが広がり一転して新規設定された上値フシを抜いてくる往って来いの展開であった。先週記では昨年9月からの長大陽線起点である安値フシ19,385円まで抵抗らしいフシが見当たらないとしたが、連休明けの大幅続落では一気にこれを割り込むまで突っ込みを入れ、この関門値は割り込んだとはいえそこで反発の芽が作用したかどうか今年最大の上げ幅を演じた。長大陰線なだけにまだ大きく空間を空けており仮に反落に向かって直近安値を切ればそこでまた再陰転確認となるが、現在の半値引き上げ水準は20,380円とそう高いハードルでもないだけに来週以降は設定した上値フシのもう一段上のこのフシを抜いてくるのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週の日経平均は米12月雇用統計で非農業雇用者数が前月比で大きく予想を上振れ、FRB議長が金融政策の調整余地について言及したことも好感された前週末の米株式が急反発していた事を受け週明け7日は20,038.97円と急反発してスタート、大発会に戦記設定された上値フシを抜いて来た。翌日も週明けの米株式が続伸していた事を受け続伸し、週央9日も米中貿易交渉が順調に進展しているとの見方が強まって米株式が大幅に3日続伸していた事を受け20,427.06円と大幅に3日続伸し更に一段上のフシも抜いてきた。翌日10日は米株式が4日続伸していたものの連邦政府機関の閉鎖解除に向けた大統領と民主党幹部との会談が不調に終わった事で先物への売りや円の107円台後半への円高進行もあって20,163.80円と4日ぶりに反落し新規設定されていた下値フシを切ったが、週末は米中貿易交渉の進展期待にFRBが利上げを急がないとの見方から5日続伸となった米株式を受け再度反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、16日の11月機械受注、12月国内企業物価指数、11月第三次産業活動指数、週末18日の12月CPI、11月設備稼働率、11月鉱工業生産指数確報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で20,375円次の下値フシは大引で19,944円となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦を巡る高官協議による進展期待と米利上げペース減速への期待を背景に、米株式が約1か月ぶりに24,000ドル台を回復した事を背景に上値フシを抜いて来たが、それまでの上昇に対する利益確定売り等から翌日には新規設定された下値フシを切ってきている。この下値フシ切りでも空間を埋めて来ていない事から、仮に来週以降切り返し今回設定した上値フシの更に一段上にある20,445円の上値フシを抜いてくるとそこで陽転確認となるので先ずはこれが適うかどうかこの辺を見ておきたい。

【TOPIX】
 昨年末号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,530.50、次の下値フシは大引で1,473.49となっているが、今週は上記の通り米政府機関の一部閉鎖が始まり米政権運営の先行き懸念が強まった事で週明けは二段下のフシまで切ったが、クリスマス休場明けは大幅下落を受けた買戻しが広がり一転して新規設定された上値フシを抜いてくる往って来いの展開であった。長大陰線なだけにまだ大きく空間を空けており仮に反落に向かって直近安値を切ればそこでまた再陰転確認となるが、逆に来週以降今回設定した上値フシを抜いてくると現在の半値引き上げ水準は1,512ポイントとなっているだけに自動的にこの水準をクリヤしてくることになる。」としたが、今週の日経平均は米12月雇用統計で非農業雇用者数が前月比で大きく予想を上振れ、FRB議長が金融政策の調整余地について言及したことも好感された前週末の米株式が急反発していた事を受け週明け7日は1,512.53と急反発してスタート、大発会に戦記設定された上値フシを抜いて来た。翌日も週明けの米株式が続伸していた事を受け続伸し、週央も米中貿易交渉が順調に進展しているとの見方が強まって米株式が大幅に3日続伸していた事を受け大幅に3日続伸となった。翌日は米株式が4日続伸していたものの連邦政府機関の閉鎖解除に向けた大統領と民主党幹部との会談が不調に終わった事で先物への売りや円の107円台後半への円高進行もあって4日ぶりに反落となったが、週末は米中貿易交渉の進展期待にFRBが利上げを急がないとの見方から5日続伸となった米株式を受け再度反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,541.50次の下値フシは大引で1,484.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦を巡る高官協議による進展期待と米利上げペース減速への期待を背景に、米株式が約1か月ぶりに24,000ドル台を回復した事を背景に上値フシを抜いて来た。年末の半値引き上げ水準を前に大発会では下値フシを切って来たがあと年明けは切り返しに入っており、もう一段陽線を伸ばし空間を設けて来るかどうか来週以降も注視しておきたい。

【NY DOW】
 昨年末号では、「現在値から次の上値フシが大引で23,368.50ドル、次の下値フシは大引で22,907.49ドルとなっているが、今週は上記の通り政府機関の一部閉鎖が始まり政権運営の先行き懸念が強まった事で週明けは二段下のフシまで切ったが、クリスマス休場明けは大幅下落を受けた買戻しが広がり一転して上値フシを抜いてくる往って来いを上回る堅調展開であった。先週記では2017年8月に立てた長大陽線の起点21,858ドルまで下値関門は存在しないと書いていたが、週明けの大幅続落では一気にこれを割り込むまで突っ込みを入れ、この関門値は割り込んだとはいえそこで反発の芽が作用したかどうか1,000ドル超の急騰を演じた。今回引いた4,034ドルの長大陰線はその規模で言うと2017年8月から2018年1月まで立てた4,549ドルの長大陽線の次に位置する大きさだが、このボラの大きさで来週以降も陽線を伸ばし半値引き上げまで持ってくるのか、ここからの小波動で目先陽転の素地を作成してくるのかこの辺を先ずは見ておきたい。」としたが、今週は米中貿易摩擦を巡る高官協議が再会され両国の通商合意に楽観的な見通しが広がり週明けは続伸してスタート、翌日8日も米中貿易交渉が順調に進展しているとの見方が強まり23,787.45ドルと大幅に3日続伸し新規設定された上値フシを抜いてきた。週央もFOMC議事録で大半の当局者が今後の追加利上げに対して慎重な見方を示した事などが好感され4日続伸し、翌日も米中貿易交渉の進展期待にFRBが利上げを急がないとの見方から5日続伸となったが、週末は原油先物が10営業日ぶりに反落し週末控えの利益確定売りも優勢となり小反落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、15日の1月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米12月PPI、16日の米12月小売売上高、米11月企業在庫、1月NAHB住宅市場指数、ベージュブック、17日の米週間新規失業保険申請件数、米12月住宅着工件数、米12月建設許可件数、週末18日の米12月鉱工業生産指数、米12月設備稼働率、1月ミシガン大学消費者態度指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で24023.50ドル次の下値フシは大引で23,550.49ドルとなっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦を巡る高官協議による進展期待と米利上げペース減速への期待を背景に、5日続伸し約1か月ぶりに24,000ドル台を回復して上値フシを抜いて来た。日経平均と比べると上方に大きく空間を作成してきたが一部連邦政府機関の閉鎖が継続する懸念材料も抱えており、S&P500種同様に来週以降10-12月期決算発表如何でここから仮に反落した場合は半値引けまで押してしまうのかどうか、若しくは空間を残して切り返しに向かうのかどうかがポイントとなってくる。

【S&P500種】
 昨年末号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,491.50、次の下値フシは大引で2,444.49となっているが、今週は上記の通り政府機関の一部閉鎖が始まり政権運営の先行き懸念が強まった事で週明けは二段下のフシまで切ったが、クリスマス休場明けは大幅下落を受けた買戻しが広がり一転して上値フシを抜いてくる往って来いを上回る堅調展開であった。過去に無い長大陰線も漸くというか26日の反発で描き終えたが、ここまで439ポイントという過去に無い陰線を引いているだけにここから引線一波動で半値引き上げというシナリオは一寸ハードルが高く、勿論反落に向かい直近安値を切ればそこでまた再陰転となるもののここからは下値でどういった波動を形成してくるのかこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週は米中貿易摩擦を巡る高官協議が再会され両国の通商合意に楽観的な見通しが広がり週明けは続伸してスタート、翌日8日も米中貿易交渉が順調に進展しているとの見方が強まり2,574.41と大幅に3日続伸し新規設定された上値フシを抜いてきた。週央もFOMC議事録で大半の当局者が今後の追加利上げに対して慎重な見方を示した事などが好感され4日続伸し、翌日も米中貿易交渉の進展期待にFRBが利上げを急がないとの見方から5日続伸となったが、週末は原油先物が10営業日ぶりに反落し週末控えの利益確定売りも優勢となり小反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,598.50次の下値フシは大引で2,549.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦を巡る高官協議による進展期待と米利上げペース減速への期待を背景に2,500ポイント超で上値フシを抜いて来た。日経平均と比べると上方に大きく空間を作成してきたが一部連邦政府機関の閉鎖が継続する懸念材料も抱えており、DOW同様に来週以降10-12月期決算発表如何でここから仮に反落した場合は半値引けまで押してしまうのかどうか、若しくは空間を残して切り返しに向かうのかどうかがポイントとなってくる。

【DAX】
 昨年末号では、「現在値から次の上値フシが大引で10,663.50、次の下値フシは大引で10,454.49となっているが、今週は上記の通り中国はじめとした世界景気の先行きが懸念されるなかクリスマス連休明けに大きく下値フシを切って来たが、急反落の反動で翌日は急反発し一転し新規設定された上値フシを抜き今年の取引を終えることとなった。急反落から急反発と往って来いの動きにも見えるが米国市場の往って来いとは違って水準を切り下げる軟調展開であった。先週20日の下値フシ割れで再陰転を確認しているだけに年初来安値は想定内だが、空間を埋め切っていない事で仮に反落に向かい直近安を切るとそこでまた再陰転確認となるので先ずは安値更新となるにしても空間を埋め段下げ型を形成してくるかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は欧州景気の先行きや長期化する米政府機関の一部閉鎖問題が懸念されるなか、EUの独禁法当局が重電大手シーメンスと仏アルストム社鉄道事業統合について承認しない可能性を仏紙が報じた事から同社株が売られた事などで週明けは小反落してスタート、翌日は米中貿易交渉が進展するとの期待感のなか医薬・農業大手バイエルやスポーツ用品大手アディダスの値上がりから反発、週央9日も引き続き米中協議に進展があったとの見方のなかダイムラーやフォルクスワーゲン等の自動車株やオンライン決済サービス大手ワイヤカードの値上がりから10,893.32と続伸し新規設定された上値フシを抜いて来た。翌日も工業ガス大手リンデや医療機器大手フルゼニウスの大幅高がけん引し小幅続伸となったが、週末はアナリストが目標価格を引き下げたタイヤ大手コンチネンタルの大幅安に、前日上昇した医療機器大手フルゼニウスの急反落を受け4日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で11,000.50次の下値フシは大引で10,785.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦を巡る高官協議による進展期待のなか主力株の上昇を受け上値フシを抜いて来た。こちらも上に大きく空間を作りつつあるが目先陽転のフシを取っていないまま上伸している状況と、先月20日の再陰転前の戻り高値フシの直前まで迫った事で来週以降はこのまま設定した高値フシを抜けることが適うのかどうか先ずはこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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