2019年01月26日(土)

順次陽転 [CFD]

【サマリー・01/21〜01/25】

 今週の日経平均は、米中政府の歩み寄りで貿易交渉が進展するとの期待が高まり週末の米株式が大幅に4日続伸していた事を受けて週明けの寄り付きは大幅続伸してスタート、その後は中国の経済指標の結果を見極めたいとする模様眺めムードもあり高値からは上げ幅を削って前引け、後場に入ってからも上値が重い展開に終始したがプラス圏は維持し続伸して引けた。翌日は週明けの米株式がキング牧師生誕記念日のために休場となるなか、朝方の為替相場がやや円安に振れていた事を受け寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は手掛かり材料に乏しい中を利益確定売りに押されてマイナス圏に沈み前引け、後場に入ると上海総合指数などアジア株の下落が重しとなって更に一段と値位置を下げ3日ぶりに反落して引けた。週央は連休明けの米株式が世界経済の減速懸念のほか、今週予定されていた米中貿易協議が知的財産権を巡る意見の相違で取り消された事が報じられ急反落となった事を受け寄り付きは大幅続落してスタート、その後は断続的に先物への買いが入った事や為替相場が円安に振れた事を支援材料にプラス圏に転じて前引け、日銀が金融緩和策の現状維持を決定したが反応は薄く後場は前日終値を挟んだ揉み合いに終始し小幅続落して引けた。翌日はIBMやP&Gなど主要企業の好決算が相次いでいる事を受け米株式が反発していたものの、CME清算値に寄せる格好で寄り付きは続落してスタート、その後は一時プラス圏に浮上する場面があったものの往って来いで売られ再度マイナス圏に沈んで前引け、アジア株式の戻りも鈍いまま後場はマイナス圏の動きに終始し小幅に3日続落して引けた。週末は中国との通商交渉について米商務長官が依然大きな隔たりがあると発言したほか、政府機関閉鎖解除に向けて与野党がそれぞれ起草した法案が上院で否決された事もあって米株式は小反落していたものの、為替相場が落ち着いた動きとなっている事で寄り付きは小反発してスタートしその後は上げ幅を大きく広げて前引け、後場は前場ほどの上値追いの動きはなかったが時間外取引での米株先物や上海総合指数の上昇も背景に高値圏維持し4日ぶりに急反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米中貿易交渉が進展するとの期待から比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり週明けは続落してスタート、翌日は時間外取引において米長期金利が低下し日米金利差の縮小を意識した円買いも入り円は反発した。週央は国内輸入企業からの円売り・ドル買いが出て円は反落し、翌日もアジア株式の上昇を背景に低金利で投資資金の調達通貨とされる円は売りがやや優勢となり円は続落、週末も事業会社の決済が集中する5・10日にあたり海外送金や手形決済を目的とする円売り・ドル買いが出て円は続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で20,775円、次の下値フシは大引で20,344円となっているが、今週は上記の通り中国の国家発展改革委員会が景気対策を講じることを示唆した事が好感され連休明け早々に上値フシを抜いて来た。先週記では「〜仮に来週以降切り返し今回設定した上値フシの更に一段上にある20,445円の上値フシを抜いてくるとそこで陽転確認となる〜」と書いていたが、連休明けのフシ抜けではこの上値フシを抜いてシナリオ通りの展開で陽転確認となった。陽転したものの翌日からモタついた要因として一部高寄与度銘柄が決算悪で売られた部分が大きいと思われるが、週末は急反発で切り返してきており、こちらも直近の長大陰線の起点である先月12日の21,600円まで抵抗らしい関門自体も存在しないだけに値運びが軽くなるのかどうか来週以降この辺も見ておきたい。」としたが、今週は米中政府の歩み寄りで貿易交渉が進展するとの期待が高まり週末の米株式が大幅に4日続伸していた事を受けて週明けは続伸してスタート、翌日は週明けの米株式がキング牧師生誕記念日のために休場となるなか、上海総合指数などアジア株の下落が重しとなって3日ぶりに反落、週央も連休明けの米株式が世界経済の減速懸念のほか、今週予定されていた米中貿易協議が知的財産権を巡る意見の相違で取り消された事が報じられ急反落となった事を受け小幅続落し、翌日も主要企業の好決算が相次いでいる事を受け米株式が反発していたもののアジア株式の戻りも鈍く小幅に3日続落となった。週末は米株式が小反落していたものの為替相場が落ち着いた動きとなり、時間外取引での米株先物や上海総合指数の上昇も背景に高値圏を維持し4日ぶりに急反発となったが上値フシを抜くまでには至らずに今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け28日の12月企業向けサービス価格指数、30日の12月小売業販売額、12月百貨店・スーパー販売額、1月消費者態度指数、31日の12月鉱工業生産指数速報値、月替り1日の12月失業率、12月有効求人倍率等がある。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週以降も現在値から次の上値フシは大引で20,775円次の下値フシも大引で20,344円となっているが、今週は上記の通り欧米市場の高下やアジア市場を横目にした動きとなったがフシ目は取らず終いであった。こちらはTOPIXに遅れて週明けと週末のザラバ高値では半値戻し水準といわれた20,823円をクリヤしたものの大引では適わずとなっているが、既に15日に陽転確認しているだけにもうあと5円と迫っている上値フシを抜いてこの水準もしっかりと抜き切るのかどうかこの辺を見ておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,571.50、次の下値フシは大引で1,514.49となっているが、今週は上記の通り中国の国家発展改革委員会が景気対策を講じることを示唆した事が好感され連休明け早々に上値フシを抜いて来た。S&P500種と比較するに戻りが鈍い気もするものの、DOWやS&P500種の長大陰線の起点日である12月3日のザラバ高値1,696.14に対し26日の年初来安値である1,408.89からの半値戻し水準1,552.50を週末にクリヤして来ている。特殊チャートの引線は15日で止まっている為にこちらの方ではこれを未だ抜けてきていないが、来週以降設定した上値フシを抜いてこれをクリヤしてくるのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は米中政府の歩み寄りで貿易交渉が進展するとの期待が高まり週末の米株式が大幅に4日続伸していた事を受けて週明けは続伸してスタート、翌日は週明けの米株式がキング牧師生誕記念日のために休場となるなか、上海総合指数などアジア株の下落が重しとなって3日ぶりに反落、週央も連休明けの米株式が世界経済の減速懸念のほか、今週予定されていた米中貿易協議が知的財産権を巡る意見の相違で取り消された事が報じられ急反落となった事を受け小幅続落し、翌日も主要企業の好決算が相次いでいる事を受け米株式が反発していたもののアジア株式の戻りも鈍く小幅に3日続落となった。週末は米株式が小反落していたものの為替相場が落ち着いた動きとなり、時間外取引での米株先物や上海総合指数の上昇も背景に高値圏を維持し4日ぶりに急反発となったが上値フシを抜くまでには至らずに今週の取引を終えた。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週以降も現在値から次の上値フシは大引で1,571.50次の下値フシも大引で1,514.49とするが、今週は上記の通り欧米市場の高下やアジア市場を横目にした動きとなったがフシ目は取らず終いであった。というワケで引き続き来週以降も、DOWやS&P500種の長大陰線の起点日である12月3日のザラバ高値に対し年初来安値からの半値戻し水準1,552.50を設定した上値フシを抜きこれをクリヤしてくるのかどうかこの辺を見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で24,952.50ドル、次の下値フシは大引で24,459.49ドルとなっているが、今週は上記の通り米連邦政府の閉鎖解除に向け大統領への働き掛けを強めている事への期待感や、米中政府の歩み寄りで貿易交渉が進展するとの期待、更に良好な経済指標を背景に三段上の上値フシまで抜いて来た。先週記では一部連邦政府機関の閉鎖が継続する懸念材料や決算本格化を控え反落も想定していたが、杞憂に終わりS&P500種と共に更に陽線を上に伸ばして来た。もともと直近で12月3日を起点にした長大陰線を引いていただけに抵抗らしい関門自体も存在しなく値運びが極端に軽いのは当然のところだが、12月7日の陰転値を超えてきた事でこのまま起点をターゲットプライスとして伸びるのか、若しくは反落しても再陽転値を超えて来るのかどうか来週以降はこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週は世界経済の減速懸念のほか今週予定されていた米中貿易協議が知的財産権を巡る意見の相違で取り消された事が報じられ連休明け22日は24,404.48ドルと急反落してスタート、早速設定していた24,459.49ドルの下値フシを切って来た。週央はIBMやP&Gなど主要企業の好決算が相次いでいる事を受け反発となったが、翌日は中国との通商交渉について米商務長官が依然大きな隔たりがあると発言したほか、政府機関閉鎖解除に向けて与野党がそれぞれ起草した法案が上院で否決された事もあって小反落、週末25日はFRBが金融政策正常化のペースを緩めるとの思惑が広がったほか連邦政府機関閉鎖の一部解除も好感され24,737.20ドルと反発し新規設定されていた上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、29日の11月ケース・シラー米住宅価格指数、米1月消費者信頼感指数、30日の米1月ADP雇用統計、米10-12月期四半期実質GDP速報値、31日の米週間新規失業保険申請件数、米12月個人所得・支出、1月シカゴ購買部協会景気指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で24,983.50ドル次の下値フシは大引で24,490.49ドルとなっているが、今週は上記の通り前半は米中貿易協議が取り消された事が報じられ下値フシを切ってのスタートとなったが、週末にはFRBが金融政策正常化のペースを緩めるとの思惑が広がったほか連邦政府機関閉鎖の一部解除も好感され上値フシを抜いてきた。この週末の上値フシ取りで直近の高値フシを抜きここで再陽転を確認、ここで陽転のフシを抜いた事で直近で引いた長大陰線の起点をターゲットプライスに来週以降戻りに弾みがつくのかどうか、長大陰線に差し込んでいる事で抵抗らしい関門も存在しないだけにその辺を注視しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,696.50、次の下値フシは大引で2,645.49となっているが、今週は上記の通り米連邦政府の閉鎖解除に向け大統領への働き掛けを強めている事への期待感や、米中政府の歩み寄りで貿易交渉が進展するとの期待、更に良好な経済指標を背景に三段上の上値フシまで抜いて来た。先週記では一部連邦政府機関の閉鎖が継続する懸念材料を抱えている事で反落も想定していたが、杞憂に終わりDOWと共に更に陽線を上に伸ばして来た。もともと直近で12月3日を起点にした長大陰線を引いていただけに抵抗らしい関門自体も存在しなく値運びが極端に軽いのは当然のところだが、12月7日の陰転値を超えてきた事でこのまま起点をターゲットプライスとして伸びるのか、若しくは反落しても再陽転値を超えて来るのかどうか来週以降はこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週は世界経済の減速懸念のほか今週予定されていた米中貿易協議が知的財産権を巡る意見の相違で取り消された事が報じられ連休明け22日は2,632.90と急反落してスタート、早速設定していた2,645.49の下値フシを切って来た。週央はIBMやP&Gなど主要企業の好決算が相次いでいる事を受け反発となり、翌日もハイテクセクターの上昇から小幅続伸、更に週末25日もFRBが金融政策正常化のペースを緩めるとの思惑が広がったほか連邦政府機関閉鎖の一部解除も好感され2,664.76と反発し新規設定されていた上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,690.50次の下値フシは大引で2,639.49となっているが、今週は上記の通り前半は米中貿易協議が取り消された事が報じられ下値フシを切ってのスタートとなったが、週末にはFRBが金融政策正常化のペースを緩めるとの思惑が広がったほか連邦政府機関閉鎖の一部解除も好感され上値フシを抜いてきた。DOWと違ってこちらは再陽転のフシを抜くまであと一歩であったが、来週以降に設定した上値フシを抜けば自動的に再陽転のフシを抜いて来るのでDOWの後追いでこれが適うのかどうかまずこの辺を見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で11,317.50、次の下値フシは大引で11,094.49となっているが、今週は上記の通り翌日は中国当局による景気下支え策への期待や、米中政府の歩み寄りで貿易交渉が進展するとの期待からの世界的株高の流れを受け設定していた11,000.50の上値フシを大きく抜いて来た。先週記では「〜先月20日の再陰転前の戻り高値フシの直前まで迫った事で来週以降はこのまま設定した高値フシを抜けることが適うのかどうか〜」としたが、今週も世界的株高の流れに乗ってこの直近の戻り高値フシを抜いて来た。ここまで戻ると昨年12月からの下落最終波も順次縮小型だったことが解るが、このままその最終波の起点まで戻るのかどうか来週以降はその辺を見ておきたい。」としたが、今週は前週末に急反発となった反動が広がるなか、事業投資の増加計画が利益を圧迫するとの懸念から消費財大手ヘンケルが大幅安となり、電力大手RWE等も大幅安となった事などで週明けは反落してスタート、翌日22日は世界的な景気減速が警戒され素材メーカー大手コベストロや鉄鋼大手ティッセンクルップ、半導体大手インフィニオンテクノロジーズ等が大幅安となり11,090.11と続落し、先ずは設定していた11,094.49の下値フシを切って来た。週央も前日に続いて素材メーカー大手コベストロや鉄鋼大手ティッセンクルップが続落となり小幅続落となったが、翌日は欧州の同業者STマイクロエレクトロニクスが下半期の業績に強気な見通しを示した事で、半導体大手インフィニオンテクノロジーズが大幅高となった事などから4日ぶりに反発、週末25日も素材大手コベストロや自動車のフォルクスワーゲン等の大幅高が牽引し11,281.79と続伸し新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で11,393.50次の下値フシは大引で11,170.49となっているが、今週は上記の通り世界的な景気減速が警戒され前半は下値フシを切ってきたが、週末には軟調だった主力株のカバーなどから新規設定された上値フシを抜いてきた。先週は世界的株高の流れに乗って陽転の節目を取らないままに直近戻り高値フシを抜いて来たが、今週は週末の上値フシ取りで直近の高値フシを抜き漸くこの位置で目先転確認となった。ここで陽転のフシを抜いた事で最終波の起点までの戻りに弾みがつくのかどうか来週以降もその辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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