2019年03月02日(土)

弥生相場 [CFD]

【サマリー・02/25〜03/01】

 今週の日経平均は、トランプ米大統領と中国国家主席との会談を来月に調整している事が報じられた事で米中通商協議の進展期待を背景に週末の米株式が再度反発となっていた事を受け、週明けの寄り付きは反発してスタートしその後も節目の21,500円を保ったまま前引け、後場に入ると非常に狭いレンジでの揉み合いで推移したが反発して引けた。翌日はトランプ大統領が米中通商協議交渉期限の延長を発表、通商合意に署名する可能性も示唆した事を好感し週明けの米株式が続伸していた事を受け寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は為替の円安一服等からマイナス圏に沈んで前引け、南アジアの地政学リスクが意識された事もあって後場も終始マイナス圏での推移となり反落して引けた。週央は12月住宅着工件数が軟調だった事で米株式は反落していたものの、CME高に寄せる形で寄り付きは小反発してスタートしその後は膠着感の強い展開で前引け、上海総合指数はじめアジア株も総じて堅調だった事で後場も堅調推移となり反発して引けた。翌日はインドとパキスタンを巡る地政学リスクへの警戒感から米株式が続落していた事を受け、寄り付きは小反落してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場に入ると中盤から短期筋による売りが観測されて下げ幅をやや拡大させ反落して引けた。週末は米朝首脳会談が合意に至らず市場心理の悪化から米株式は3日続落となっていたものの、円相場が1ドル111円台半ばに下落していたほか、寄り前発表の10-12月期法人企業統計で設備投資額が連続プラスとなった事も好感され寄り付きは反発してスタートしその後も堅調持続し前引け、中国2月PMIが前月から上昇した事もあって後場も一段高のレンジで推移し反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米中貿易交渉を前に一旦の利益確定目的の円買い・ドル売りが優勢となり週明けは続伸してスタート、翌日は米中貿易交渉が決着に向かうとの期待から投資家心理が改善し低金利通貨の円は売られ反落となった。週央はFRBの利上げ見送り姿勢で米長期金利が低下し、日米金利差を意識した円買いが優勢となり円は反発となった。翌日は前日の米市場で長期金利が上昇し日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが先行し円は反落となり、週末も米景気の底堅さを示す経済指標を材料に米長期金利が上昇し、日米金利差を意識した円売り・ドル買いが出て円は続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,505円、次の下値フシは大引で21,054円となっているが、今週は上記の通り米中貿易協議が米で継続される見通しとなり合意に向けて協議が進むとの期待感や米株高を背景にTOPIXと共に週明けから上値フシを抜いて来た。この上値フシ抜けで再度再陽転のフシを抜いたのでここで先月15月に続き再陽転を確認となった。オプションマーケットでは3月限コールの建玉別価格帯では権利行使価格21500円が最多となっておりこれを抜けると上げが加速するとの見方も出ているが、今回設定された上値フシはちょうどこれと同水準であり、こうした内部要因と共に来週以降も今週の再陽転が効いてくるのかどうかこの辺に注目しておきたい。」としたが、今週はトランプ米大統領と中国国家主席との会談を来月に調整している事が報じられた事で米中通商協議の進展期待を背景に週末の米株式が再度反発となっていた事を受け、週明け25日は21,528.23円と反発してスタート、早速設定していた21,505円の上値フシを抜いて来た。翌日は週明けの米株式が続伸していたものの為替の円安一服や、南アジアの地政学リスクが意識された事もあって反落、週央は米株式が反落していたもののCME高や上海総合指数はじめアジア株も総じて堅調だった事で再度反発し、翌日はインドとパキスタンを巡る地政学リスクへの警戒感から米株式が続落していた事を受け反落となったが週末は米朝首脳会談が合意に至らず市場心理悪化から米株式は3日続落となっていたものの、円相場が1ドル111円台半ばに下落していたほか、10-12月期法人企業統計で設備投資額が連続プラスとなった事も好感され反発して今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、7日の1月景気先行指数速報値、8日の10-12月期四半期実質GDP改定値、1月貿易収支・国際収支等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,755円次の下値フシは大引で21,304円となっているが、今週は上記の通り米中通商交渉の進展期待から週明け早々に上値フシを抜いて来た。これでトリガーとされていた21,500円のポイントを抜いて来たが、来週以降仮に今週設定した21,755円の上値フシを抜いてくると次は昨年12月に引いた長大陰線に差し込むこととなり、その起点22,570円まで関門らしい関門を存在しなくなる。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,631.50、次の下値フシは大引で1,572.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易協議が米で継続される見通しとなり合意に向けて協議が進むとの期待感や米株高を背景に日経平均と共に週明けから上値フシを抜いて来た。先週号では、「〜来週以降設定した上値フシを抜いて来れば自動的に再陽転確認となるの〜」としたが、週明け早々に上値フシ抜けが適いここで再陽転確認となった。特殊チャートではちょうど直近で引いた長大陰線の起点の僅か手前で止まったが、週末の終値自体はこれを抜いており来週以降特殊チャートでも上値フシを抜いてくるのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はトランプ米大統領と中国国家主席との会談を来月に調整している事が報じられた事で、米中通商協議の進展期待を背景に週末の米株式が再度反発となっていた事を受け週明けは反発してスタート、翌日は週明けの米株式が続伸していたものの為替の円安一服や南アジアの地政学リスクが意識された事もあって反落、週央は米株式が反落していたもののCME高や上海総合指数はじめアジア株も総じて堅調だった事で再度反発し、翌日はインドとパキスタンを巡る地政学リスクへの警戒感から米株式が続落していた事を受け反落となったが週末は米朝首脳会談が合意に至らず市場心理悪化から米株式は3日続落となっていたものの、円相場が1ドル111円台半ばに下落していたほか、10-12月期法人企業統計で設備投資額が連続プラスとなった事も好感され再度反発したが上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週以降も現在値から次の上値フシは大引で1,631.50次の下値フシは大引で1,572.49とするが、先週の引線で最後に引いた長大陰線の起点にほぼ到達している事で一旦の足踏みはやむなしか。仮にこのポイントを抜けるとその前の長大陰線に差し込むが、その起点は1,689ポイントとなりそのポイントまで関門らしい関門は存在しない。

【NY DOW】
 先週号では、「来週以降も現在値から次の上値フシは大引で26,140.50ドル、次の下値フシも大引で25,625.49ドルとするが、今週は上記の通り米中の通商協議の再開を受けた進展への期待感からS&P500種と共に堅調推移となったものの、上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえ今週は昨年11月8日以来、約3か月半ぶりに26,000ドル台を回復して週間では9週間続伸、1995年5月以来の長期連騰記録となった。こちらは既に先週末で長大陰線を引く前の昨年12月の高値フシを抜いており、来週以降はその前の昨年11月の高値関門をも抜けて来るのかどうか引き続き注視しておきたい。」としたが、今週はトランプ大統領が米中通商協議交渉期限の延長を発表、通商合意に署名する可能性も示唆した事を好感し週明けは続伸してのスタートとなったが、翌日は12月住宅着工件数が軟調だった事で反落、週央もインドとパキスタンを巡る地政学リスクへの警戒感から続落し、翌日も米朝首脳会談が合意に至らず市場心理の悪化から3日続落となり、週末は米中通商交渉の進展期待から4日ぶりに反発となったが上下のフシは今週もまた取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、5日の米2月PMI改定値、米2月ISM非製造業景況指数、米12月新築住宅販売件数、米1月月次財政収支、6日の2月ADP雇用統計、米12月貿易収支、ベージュブック、7日の米週間新規失業保険申請件数、週末8日の米1月住宅着工件数、米1月建設許可件数、米2月雇用統計等がある。
 今週もまた先週に続いて上下何れのフシも取らなかった事で、来週以降も現在値から次の上値フシは大引で26,140.50ドル次の下値フシも大引で25,625.49ドルとするが、先週まで9週間続伸で1995年5月以来の長期連騰記録となっていたが10週間ぶりに漸くの一服という感じ。とはいえ先週記の通り長大陰線を引く前の昨年12月の高値フシを抜いていることで、来週以降はその前の昨年11月の高値関門をも抜けて来るのかどうか引き続き注視しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「来週以降も現在値から次の上値フシは大引で2,802.50、次の下値フシも大引で2,749.49とするが、今週は上記の通り米中の通商協議の再開を受けた進展への期待感からDOWと共に堅調推移となったものの、上値フシを抜くまでには至らずであった。というワケで特殊チャートの引線は無かったものの心理的な節目となっている2,800台回復は目前、週末の終値も長大陰線を引く前の昨年12月の高値フシを抜いており、その前の昨年11月の高値関門をも抜けて来るのかどうか来週以降も注視しておきたい。」としたが、今週はトランプ大統領が米中通商協議交渉期限の延長を発表、通商合意に署名する可能性も示唆した事を好感し週明けは続伸してのスタートとなったが、翌日は12月住宅着工件数が軟調だった事で反落、週央もインドとパキスタンを巡る地政学リスクへの警戒感から続落し、翌日も米朝首脳会談が合意に至らず市場心理の悪化から3日続落となったが、週末は米中通商交渉の進展期待から2,803.69と4日ぶりに反発し設定していた2,802.50の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,831.50次の下値フシは大引で2,776.49となっているが、今週は上記の通り米中通商交渉の進展期待から堅調持続し上値フシを抜いて来た。先週記では「〜心理的な節目となっている2,800台回復は目前〜」と書いたが、週末は11月8日以来、約4か月ぶり心理的フシ目とされる2,800ポイントを上回っての終了が適った。来週以降も設定した上値フシを抜けると昨年11月の高値関門をも抜くこととなり、そうなると昨年9月から引いた長大陰線に差し込む事でその起点となる2,908ポイントまで関門らしい関門を存在しなくなる。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で11,536.50、次の下値フシは大引で11,309.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易協議が進展するとの期待感のなか個別への物色も旺盛で上値フシを抜いて来た。先週末の再陽転を経て先月初回の陽転より更に上に行き易くなったが今週も上値フシを抜いて来た。ちょうど先週末の終値は昨年10月の再陰転時から作成した段下げの抵抗帯が直ぐ上に控えている事から、来週以降も引き続き上値フシを突破しながらここを抜いてくることが適うのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は米中貿易交渉が合意に向っているとの期待が高まってきている事から、フォルクスワーゲンやダイムラー等の自動車株が買われ週明けは5日続伸してスタート、翌日26日も化学大手BASFが第4四半期の営業利益が減少したものの市場予想を上回った事から大幅高し、アナリストが投資判断と株価目標を共に引き上げた重電大手シーメンスの上昇などから11,540.79と6日続伸し先ずは設定していた、11,536.50の上値フシを抜いて来た。週央は2019年の増収率と営業利益率が共に前年を下回るとの見通しを示した事が嫌気された日用品大手のバイヤスドルフが急落、米産業ガス企業に買収提案をした医薬化学大手メルクも大幅安となったことで7日ぶりに反落となったが、翌日は欧州の長期金利の上昇を背景にドイツ銀行が買われたほか素材大手コベストロの上昇などから再度反発し、週末も米中の貿易交渉を巡る進展期待から中国関連銘柄とされるフォルクスワーゲン等の自動車株が上昇、前日下落した航空のルフトハンザグループも買い戻された事で続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で11,655.50次の下値フシは大引で11,426.49となっているが、今週は上記の通り米中の貿易交渉を巡る進展期待から中国関連銘柄が上昇した事で先週に続いて上値フシを抜いて来た。派手さこそないものの先月15日の再陽転が効いている形で以降順調に上値を伸ばしている。今週の上値フシ抜けで昨年10月23日の再陰転値も抜けてきており目先の関門はその再陰転前の戻り高値ということになるが、そこを抜けるとその上の関門は長大陰線に差し込む事で12,400台まで無くなる。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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