2019年03月30日(土)

新年度相場入り [CFD]

【サマリー・03/25〜03/29】

 今週の日経平均は、3月ドイツ製造業PMI速報値が2012年以来の低水準を付けたほか、米国債イールドカーブが再度逆転した事で世界経済の鈍化懸念が高まり先週末の米株式が急反落していた事を受け、週明けの寄り付きは急反落してスタートしその後も断続的なインデックス売りから下げ止まりを見せず下げ幅を広げて前引け、後場に入ると安値圏で凪のような横這いが続き3日ぶりに急反落して引けた。翌日は前週末に大幅安となった反動からの押し目買いで週明けの米株式が小反発していた事を受け寄り付きは反発してスタート、その後も3月期末の権利付き最終売買日とあって配当取りの買いや配当再投資に絡んだ思惑からの買いも入った事で上げ幅を拡大して前引け、後場もその地合いを継いでジリジリと上げ幅を拡大させ急反発して引けた。週央は長期金利の低下が一服したほか原油相場の反発も好感されて米株式は続伸していたものの、3月期末の権利落ち日となり配当落ち分もあって寄り付きは反落してスタートしその後は下げ幅を広げて前引け、後場に入ると日銀によるETF買い入れ観測が下支えとなりやや下げ渋ったが反落して引けた。翌日は米株式が長期金利の低下で長短金利の逆転が更に広がるとの警戒感から反落していた事やCME清算値に寄せる形で寄り付きは続落してスタート、その後は他アジア市場も軟調スタートとなった事などで更に下げ幅を広げて前引け、後場も米中貿易交渉やブレグジットの動向を見極めたいとのムードも根強く押し目買いの動きも限られ大幅続落して引けた。週末は米中協議が再開され交渉進展への期待感から米株式が反発していた事を受け寄り付きは反発してスタート、その後はやや伸び悩む場面もあったものの他のアジア株式の堅調を受け再度強含んで前引け、後場に入ると米中協議結果等を見極めたいとのムードも強く揉み合いに終始したが3日ぶりに反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米欧の経済指標の悪化を切っ掛けに22日の米長期金利が大幅に低下し、日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが入り週明けは大幅続伸してスタートとなったが、翌日は日経平均が急反発した事で運用リスクを積極的に取る姿勢を強めた投資家が円売り・ドル買いに動き円は反落し、週央も米長期金利低下に一服感が出て円売り・ドル買いにつながり円は続落となった。翌日はトルコリラ急落からリスク回避ムードから円は買いが優勢となり3営業日ぶりに反発となった。週末は米長期金利の上昇を受け、日米金利差の拡大を手掛かりとした円売り・ドル買いが優勢となり円は再度反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが21,725円、次の下値フシも大引で21,274円とするが、今週は上記の通り米欧相場を横目で見ながら権利付き最終日を控えた権利取りの動きや配当再投資に絡んだ買い需要等への期待感で全般堅調となるも上値フシを抜くまでには至らずであった。先週記では「〜半値引き上げまで戻りを入れてきたがこれで再度往って来いとなって直近安値フシを切ったらそこで仕切り直しとなってしまう〜」と書いたが、週末の米欧株式が大きく下落しCME清算値も355円安となっていることで21,000円台のフシ目維持出来るのかどうか来週以降はこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週は3月ドイツ製造業PMI速報値が2012年以来の低水準を付けたほか、米国債イールドカーブが再度逆転した事で世界経済の鈍化懸念が高まり先週末の米株式が急反落していた事を受け週明け25日は20,977.11円と急反落してスタートし早速設定していた21,274円の下値フシを切って来た。翌日26日は前週末に大幅安となった反動からの押し目買いで週明けの米株式が小反発していた事や、3月期末の権利付き最終売買日とあって配当取りの買いや配当再投資に絡んだ思惑からの買いも入った事で21,428.39円と急反発し一転して新規設定された上値フシを抜いて来たが、週央は米株式が続伸していたものの3月期末の権利落ち日となり配当落ち分もあって反落し、翌日28日も米株式が長期金利の低下で長短金利の逆転が更に広がるとの警戒感から反落していた事や他アジア市場も軟調となった事などで21,033.76円と大幅続落し新規設定された下値フシを切って、週末は米中協議が再開され交渉進展への期待感から米株式が反発していた事や他のアジア株式の堅調を受け3日ぶりに反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け1日の1-3月期日銀短観、週末5日の2月景気先行指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,255円次の下値フシは大引で20,804円となっているが、今週は上記の通り米中貿易交渉を睨んだ米株式や他アジア市場に翻弄される形で高下したが全般通して軟調展開であった。先週記では「〜21,000円台のフシ目維持出来るのかどうか来週以降はこの辺を注視〜」と書いたが、週明けからあっさりとこれを割り込んで来た。翌日上値フシを抜いた戻りが直近高値を超えていたら陽の包み型となり次に反落したら陰転の素地が出来易かったものの、一先ずはこれを超えず再度反落に向かった。ここから段下げとなって下穴を作るか再度直近高値フシを舐めに来るか引き続き来週以降の波動に注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,634.50、次の下値フシも大引で1,575.49とするが、今週は上記の通り米欧相場を横目で見ながら権利付き最終日を控えた権利取りの動きや配当再投資に絡んだ買い需要等への期待感で全般堅調となるも上値フシを抜くまでには至らずであった。というワケで来週以降も先週わずか2ポイント足らずで抜けなかった昨年12月18日の再陰転前の戻り高値を抜くことが出来るのかどうか、設定している高値フシを抜けば自動的にここを抜き、そうなると次は一気に1,689ポイントまで関門らしい関門が存在しなくなるだけに引き続きこの辺を注目しておきたい。」としたが、今週は3月ドイツ製造業PMI速報値が2012年以来の低水準を付けたほか、米国債イールドカーブが再度逆転した事で世界経済の鈍化懸念が高まり先週末の米株式が急反落していた事を受け週明けは急反落してのスタートとなったが、翌日は前週末に大幅安となった反動からの押し目買いで週明けの米株式が小反発していた事や、3月期末の権利付き最終売買日とあって配当取りの買いや配当再投資に絡んだ思惑からの買いも入った事で急反発、週央は米株式が続伸していたものの3月期末の権利落ち日となり配当落ち分もあって反落し、翌日も米株式が長期金利の低下で長短金利の逆転が更に広がるとの警戒感から反落していた事や他アジア市場も軟調となった事などで大幅続落となり、週末は米中協議が再開され交渉進展への期待感から米株式が反発していた事や他のアジア株式の堅調を受け3日ぶりに反発となったが、今週もまた上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,634.50次の下値フシも大引で1,575.49とするが、今週は上記の通り他アジア市場が冴えず配当落ち分もあって弱含み推移となったが下値フシを切るまでには至らずであった。というワケで来週以降も先々週わずか2ポイント足らずで抜けなかった昨年12月18日の再陰転前の戻り高値を抜くことが出来るのかどうか、設定している高値フシを抜けば自動的にここを抜き、そうなると次は一気に1,689ポイントまで関門らしい関門が存在しなくなるだけに引き続きこの辺を注目しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で25,756.50ドル、次の下値フシは大引で25,247.49ドルとなっているが、今週は上記の通り主力の大幅高から後半は堅調推移となっていたものの米欧の経済指標が低水準となった事で世界経済の減速懸念から週末には一転して下値フシを切ってきた。こちらは先週は再陽転まであと一歩及ばずであったがこれが適わぬうちに急反落となった。S&P500種の方は昨年11月の高値フシをクリヤしたもののDOWの方はこの昨年11月の高値フシが関門として大きな壁になった格好だ。週末の下落でも直近安値フシは死守した格好だが、ここで往来相場となると陽線を孕んでくるパターンとなってくるのでその辺は次の方向性を探る上でも注視しておきたいところ。」としたが、今週は前週末に大幅安となった反動からの押し目買いで週明けは小反発してスタート、翌日も長期金利の低下が一服したほか原油相場の反発も好感されて続伸し、週央は長期金利の低下で長短金利の逆転が更に広がるとの警戒感から反落となったが、翌日は米中協議が再開され交渉進展への期待感から再度反発し、週末29日も今週北京で開いた閣僚級の米中貿易交渉が順調だったとの見方が広がり25,928.68ドルと大幅続伸し設定していた25,756.50ドルの上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け1日の米2月小売売上高、米3月PMI改定値、米3月ISM製造業景況指数、2日の米2月耐久財受注、3日の3月ADP雇用統計、3月ISM非製造業景況指数、4日の米週間新規失業保険申請件数、そして週末5日の米3月雇用統計がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で26,187.50ドル次の下値フシは大引で25,670.49ドルとなっているが、今週は上記の通り北京で開いた閣僚級の米中貿易交渉が順調だったとの見方が広がり週末に上値フシを抜いて来た。先週記では「〜ここで往来相場となると陽線を孕んでくるパターンとなってくるのでその辺は次の方向性を探る上でも注視しておきたいところ。」と書いたが、陽線を一本孕んだのみで今週は直近高値フシを抜き往来相場を離脱した格好になった。これで再度次の関門となってくるのは昨年11月に作成した高値フシ26,180ドルとなる。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,828.50、次の下値フシは大引で2,773.49となっているが、今週は上記の通り主力の大幅高から先に設定していた上値フシを抜くも翌日は米欧の経済指標が低水準となった事で世界経済の減速懸念から一転して下値フシを切ってきた。先週の再陽転確認から陽線を伸ばすも急反落となったものの、なお半値引けまで押さずに空間も保持している事で、来週以降仮に往って来いの切り返しで直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となって来るので引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は世界景気の減速懸念からアジア・欧州株が売られた流れを引き継ぎ週明けは小幅続落してスタート、翌日は長期金利の低下が一服したほか原油相場の反発も好感されて反発したが、週央は長期金利の低下で長短金利の逆転が更に広がるとの警戒感から反落し、翌日は米中協議が再開され交渉進展への期待感から再度反発し、週末29日も今週北京で開いた閣僚級の米中貿易交渉が順調だったとの見方が広がり2,834.40と大幅続伸し設定していた2,828.50の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,861.50次の下値フシは大引で2,806.49となっているが、今週は上記の通り北京で開いた閣僚級の米中貿易交渉が順調だったとの見方が広がり週末に上値フシを抜いて来た。先週記では、「〜半値引けまで押さずに空間も保持している事で、来週以降仮に往って来いの切り返しで直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となって来る〜」と書いたが、往って来いの引き上げまで戻らなかったものの切り返し上値フシを抜いている事で、来週以降も引き続き陽線を伸ばし直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となるので引き続きこの辺を見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で11,476.50、次の下値フシは大引で11,251.49となっているが、今週は上記の通り長期金利が下落したほか3月ドイツ製造業PMI速報値やユーロ圏PMIの製造業指数が軒並み悪化した事で下値フシを二段下まで切って来た。19日の反発では2018年10月上旬以来、約5か月半ぶりの高値で引けることとなったが、抜ければ12,400台まで関門らしい関門が存在しなくなる節目のポイントである昨年10月23日の再陰転前の戻り高値はやはり風当たりが強く、一気に二段下のフシまで切った。それでも今週は半値引けまで押さずに空間も保持している事で、来週以降仮に往って来いの切り返しで直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となって来るので引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は世界景気の減速懸念を背景に投資家が運用リスクを回避する動きのなか、複数のアナリストが目標株価を引き下げたBMWや、医薬農業大手バイエルの下落を受け週明けは4日続落してスタートとなったが、翌日はオンライン決済大手ワイヤカードが外部の再調査で改易不正疑惑の証拠は見つからなかったと発表した事を好感して大幅高となった事や、医療機器大手フルゼニウスの上昇が牽引して5日ぶりに反発、週央は2019年の売上高見通しを引き下げた半導体大手インフィニオンテクノロジーズが大幅安となった事などで小反落となったが、翌日はUBSが目標価格を引き上げた工業ガス大手リンデや、バイオ医薬品の生産能力を拡大するための投資を発表した事が好感された医薬・化学大手メルクの上昇等から小反発し、週末29日は米中の閣僚級の貿易交渉が順調に進んだとの見方から買いが広がるなか、鉄鋼大手ティッセンクルップや医薬・農業大手バイエルの上昇等から11,526.04と続伸し設定していた11,476.50の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で11,640.50次の下値フシは大引で11,411.49となっているが、今週は上記の通りアナリストによる主力株の目標価格引き上げや米中の閣僚級の貿易交渉が順調に進んだとの見方から買いが広がり上値フシを抜いて来た。先週記では「〜半値引けまで押さずに空間も保持している事で、来週以降仮に往って来いの切り返しで直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となって来る〜」と書いたが、往って来いの引き上げまで戻らなかったものの切り返し上値フシを抜いている事で、来週以降も引き続き陽線を伸ばし直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となるので引き続きこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

ページのトップへ ページのトップへ

広告

プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

検索


カテゴリーリスト

タグリスト

最近の記事

広告


RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2010 CapitalF Co.,Ltd. All rights reserved.