2019年04月06日(土)

卯月相場 [CFD]

【サマリー・04/01〜04/05】
 
 今週の日経平均は、米中協議が再開され交渉進展への期待感から週末の米株式が反発していた事や、3月中国製造業PMIも好感され週明けの寄り付きは続伸してスタート、その後も名実ともに新年度相場入りとなった事で上げ幅を拡大させて前引け、後場に入ると利益確定売りが出て高値からは値を削ったが大幅続伸して引けた。翌日は3月ISM製造業景況指数が堅調な内容となったほか、3月中国製造業PMIが予想を上振れ世界経済の景気後退懸念が和らいだ事で欧州株がほぼ全面高となった流れを受け週明けの米株式が大幅続伸していた事を受け寄り付きは大幅続伸してスタート、その後は上昇に対する利益確定売りが次第に嵩み高値からは大きく値を削って前引け、後場に入ってからもこの地合いを継いでジリジリと値位置を切り下げ引け際にはマイナス圏に沈んで3日ぶりに小反落して引けた。週央は前日に約半年ぶりの高値を付けて短期的な利益確定売りが優勢となった事で米株式は4日ぶりに反落していたものの、ナスダックが4日続伸で約半年ぶりに高値圏に浮上した事が投資家のセンチメントを強気に傾け寄り付きは小反発してスタート、その後マイナス圏に沈む場面があったが米中協議で合意が近づいているとの一部報道を受けて再度プラス圏に切り返して上げ幅を拡大させて前引け、米中の経済指標の改善が続き世界経済の減速懸念が一段と後退した事もあり後場も高値圏での推移が続き急反発して引けた。翌日は米中貿易交渉の合意が近いとの報道でアジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを受けた米株式が小反発していた事を受け寄り付きは小反発してスタート、その後はマイナス圏に沈む場面があったものの上海総合指数始めとしたアジア株の堅調を背景にプラス圏に浮上し上げ幅を広げて前引け、後場は米雇用統計等の重要指標の発表を控え上値重く推移し小幅続伸して引けた。週末は米中貿易交渉の最終合意が近いとの期待感から米株式が続伸していた事を受け寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は上げ幅を拡大させるも利益確定売りから伸び悩んで前引け、後場は1ドル111円台後半の円安を背景にやや強含み推移し21,807.50円と3日続伸しさらに一段上のフシを抜いて今週の取引を終えた。

 円相場は、日経平均が大幅続伸となった事に歩調を合わせた売りが優勢となり週明けは反落してスタート、翌日も米中の景気指標の改善を受けて世界経済の先行きに対する過度な悲観が和らぎ、低金利で投資資金の調達通貨とされる円には売りが出て続落となり、週央も日経平均の急反発を受けて円の売りが優勢となり続落となった。翌日は持ち高整理に伴う円買い・ドル売りや国内輸出企業による円買い注文もあって5営業日ぶりに反発となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,255円、次の下値フシは大引で20,804円となっているが、今週は上記の通り米中貿易交渉を睨んだ米株式や他アジア市場に翻弄される形で高下したが全般通して軟調展開であった。先週記では「〜21,000円台のフシ目維持出来るのかどうか来週以降はこの辺を注視〜」と書いたが、週明けからあっさりとこれを割り込んで来た。翌日上値フシを抜いた戻りが直近高値を超えていたら陽の包み型となり次に反落したら陰転の素地が出来易かったものの、一先ずはこれを超えず再度反落に向かった。ここから段下げとなって下穴を作るか再度直近高値フシを舐めに来るか引き続き来週以降の波動に注視しておきたい。」としたが、今週は米中協議が再開され交渉進展への期待感から週末の米株式が反発していた事や3月中国製造業PMIも良好であった事から週明けは21,509.03円と大幅続伸してスタートし早速設定していた21,255円の上値フシを抜いて来た。翌日は週明けの米株式が大幅続伸していたものの上昇に対する利益確定売りから3日ぶりに小反落となったが、週央は米株式が4日ぶりに反落していたものの、米中協議で合意が近づいているとの一部報道を受け21,713.21円と急反発し、翌日も米中貿易交渉の合意が近いとの報道でアジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを受けた米株式が小反発していた事を受け小幅続伸、週末は米中貿易交渉の最終合意が近いとの期待感から米株式が続伸していた事を受け寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は上げ幅を拡大させるも利益確定売りから伸び悩んで前引け、後場は1ドル111円台後半の円安を背景にやや強含み推移し21,807.50円と3日続伸しさらに一段上のフシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け8日の2月貿易収支、10日の3月国内企業物価指数、2月機械受注のほか日銀総裁発言にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは現在値から次の上値フシが大引で22,035円次の下値フシは大引で21,584円となっているが、今週は上記の通り米中貿易交渉の最終合意が近いとの期待感や良好な米国と中国の経済指標が好感された事で上値フシを二段上まで抜いてきた。上値での乱高下があったものの、これで2月の再陽転後に付けた高値フシ21,822.04円とほぼ同値水準まで戻ってきたことになる。来週以降設定した上値フシを抜いてきたら自動的にこの水準を抜くこととなり、そうなると次の関門としては昨年12月に付けた高値フシ22,570円ということになる。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,634.50、次の下値フシも大引で1,575.49とするが、今週は上記の通り他アジア市場が冴えず配当落ち分もあって弱含み推移となったが下値フシを切るまでには至らずであった。というワケで来週以降も先々週わずか2ポイント足らずで抜けなかった昨年12月18日の再陰転前の戻り高値を抜くことが出来るのかどうか、設定している高値フシを抜けば自動的にここを抜き、そうなると次は一気に1,689ポイントまで関門らしい関門が存在しなくなるだけに引き続きこの辺を注目しておきたい。」としたが、今週は米中協議が再開され交渉進展への期待感から週末の米株式が反発していた事や3月中国製造業PMIも良好であった事から週明けは大幅続伸してスタート、翌日は週明けの米株式が大幅続伸していたものの上昇に対する利益確定売りから3日ぶりに小反落し、週央は米株式が4日ぶりに反落していたものの米中協議で合意が近づいているとの一部報道を受け再度反発し、翌日も米中貿易交渉の合意が近いとの報道でアジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを受け米株式は小反発していたものの利益確定売りから小反落、週末は米中貿易交渉の最終合意が近いとの期待感から米株式が続伸していた事を受け再度反発となったが結局上下いずれのフシも取らず終いで今週の取引を終えた。
 今週もまた上下いずれのフシも取らなかったことで来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,634.50次の下値フシも大引で1,575.49とするが、今週は米中協議で合意が近づいているとの報道や良好な米国と中国の経済指標が好感された事で概ね堅調推移となったものの節目は取らず終い。というワケで来週以降も先月わずか2ポイント足らずのところで抜けなかった昨年12月18日の再陰転前の戻り高値を抜くことが出来るのかどうか、設定している高値フシを抜けば自動的にここを抜き、そうなると次は一気に1,689ポイントまで関門らしい関門が存在しなくなるだけに引き続きこの辺を注目しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で26,187.50ドル、次の下値フシは大引で25,670.49ドルとなっているが、今週は上記の通り北京で開いた閣僚級の米中貿易交渉が順調だったとの見方が広がり週末に上値フシを抜いて来た。先週記では「〜ここで往来相場となると陽線を孕んでくるパターンとなってくるのでその辺は次の方向性を探る上でも注視しておきたいところ。」と書いたが、陽線を一本孕んだのみで今週は直近高値フシを抜き往来相場を離脱した格好になった。これで再度次の関門となってくるのは昨年11月に作成した高値フシ26,180ドルとなる。」としたが、今週は3月ISM製造業景況指数が堅調な内容となったほか、3月中国製造業PMIが予想を上振れ世界経済の景気後退懸念が和らいだ事を受け週明けは26,258.42ドルと大幅続伸してスタート、早速設定していた26,187.50ドルの上値フシを抜いて来た。翌日は前日に約半年ぶりの高値を付けて短期的な利益確定売りが優勢となった事で4日ぶりに反落となったが、週央は米中貿易交渉の合意が近いとの報道でアジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを受け小反発し、翌日も米中貿易交渉の最終合意が近いとの期待感から続伸し、週末も3月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大きく上振れ原油相場も反発となったことで3日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け8日の米2月製造業新規受注、10日の米3月CPI、FOMC議事録要旨、米3月月次財政収支、11日の米週間新規失業保険申請件数、米3月PPI、週末12日の4月ミシガン大学消費者態度指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは現在値から次の上値フシが大引で26,519.50ドル次の下値フシは大引で25,996.49ドルとなっているが、今週は上記の通り良好な米国と中国の経済指標が好感された事で上値フシを抜いてきた。1月と2月に再陽転を重ね既に昨年10月からの長大陰線に差し込んでいる事で、こちらの指数の次の関門としてはこの起点である昨年10月に付けた高値フシである26,651ドルとなる。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,861.50、次の下値フシは大引で2,806.49となっているが、今週は上記の通り北京で開いた閣僚級の米中貿易交渉が順調だったとの見方が広がり週末に上値フシを抜いて来た。先週記では、「〜半値引けまで押さずに空間も保持している事で、来週以降仮に往って来いの切り返しで直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となって来る〜」と書いたが、往って来いの引き上げまで戻らなかったものの切り返し上値フシを抜いている事で、来週以降も引き続き陽線を伸ばし直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となるので引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は3月ISM製造業景況指数が堅調な内容となったほか、3月中国製造業PMIが予想を上振れ世界経済の景気後退懸念が和らいだ事を受け週明けは2,867.19と大幅続伸してスタート、早速設定していた2,861.50の上値フシを抜いて来た。その地合いを次いで翌日も小幅続伸し、週央も米中貿易交渉の合意が近いとの報道でアジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを受け続伸、翌日も米中貿易交渉の最終合意が近いとの期待感から続伸し、週末も3月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大きく上振れ原油相場も反発となったことで7日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは現在値から次の上値フシが大引で2,894.50次の下値フシは大引で2,839.49となっているが、今週は上記の通り良好な米国と中国の経済指標が好感された事で上値フシを抜いてきた。先々月と先月と再陽転を重ね既に昨年9月からの長大陰線に差し込んでいる事で、こちらの指数の次の関門としてはこの起点である昨年9月に付けた高値フシである2,908ポイントとなる。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で11,640.50、次の下値フシは大引で11,411.49となっているが、今週は上記の通りアナリストによる主力株の目標価格引き上げや米中の閣僚級の貿易交渉が順調に進んだとの見方から買いが広がり上値フシを抜いて来た。先週記では「〜半値引けまで押さずに空間も保持している事で、来週以降仮に往って来いの切り返しで直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となって来る〜」と書いたが、往って来いの引き上げまで戻らなかったものの切り返し上値フシを抜いている事で、来週以降も引き続き陽線を伸ばし直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となるので引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は3月中国製造業PMIが予想を上振れ世界経済の景気後退懸念が和らぐなか、米アップルに部品供給する中国業者が予想を上回る業績を発表した事から半導体大手インフィニオンテクノロジーズが大幅高となり、鉄鋼大手ティッセンクルップやタイヤ大手コンチネンタルも大幅高となった事を受け週明け1日は11,681.99と大幅続伸してスタート、早速設定していた11,640.50の上値フシを抜いてきた。翌日もBMWの上昇や前日大幅高となったタイヤ大手コンチネンタルの続伸等を受けて4日続伸、週央3日も良好な中国と欧州の経済指標が発表され市場心理が好転するなか、米中協議の期待から日米の半導体株が買われた事に連動して半導体大手インフィニオンテクノロジーズが大幅高した事などから11,954.40と大幅に5日続伸し更に一段上のフシも抜いてきた。翌日も航空のルフトハンザグループやオンライン決済大手ワイヤカードの上昇が牽引し6日続伸となり、週末も半導体大手インフィニオンテクノロジーズやハイデルベルグセメントの上昇が牽引し7日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは現在値から次の上値フシが大引で12,072.50次の下値フシは大引で11,835.49となっているが、今週は上記の通り良好な欧州と中国の経済指標が発表され半導体セクターも強含んだ事で終値ベースで2018年10月上旬以来、約6か月ぶりの高値で引け二段上のフシまで抜いて来た。先週記で「〜来週以降も引き続き陽線を伸ばし直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となる〜」としたが、週明けの上値フシ取りであと一歩及ばずであったフシ抜けも週央の大幅続伸で適いここで再陽転確認となった。これで昨年10月23日の再陰転前の戻り高値を超え下落中段の大陰線に差し込んだ事で次の関門らしい関門はその起点である12,431ポイントまで存在しなくなる。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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