2019年04月20日(土)

22,000円大台回復 [CFD]

【サマリー・04/115〜04/19】

 今週の日経平均は、先週末の米3月輸入物価指数が予想を上振れモルガンが好決算だった事で金融セクターに買いが入り急反発となった米株式を受け週明けの寄り付きは続伸してスタートしその後も上げ幅を広げて前引け、中国の3月ドル建て輸出が前年同月比14%増と前月の21%減から持ち直した事もあって後場も高値圏を維持し大幅続伸して引けた。翌日は2019年1-3月期決算が減収減益となったゴールドマン・サックスが売られた事などで週明けの米株式が小反落していた事を受け寄り付きは小反落してスタート、売り一巡後はプラス圏に切り返し4日続伸して前引け、後場は非常に狭いレンジでの推移でこう着感の強い展開となったが4日続伸して引けた。週央は中国人民銀行が金融緩和を再開したほか、ドイツ景況感指数が改善した事を好感したアジア・欧州株高の流れで米株式も反発していた事を受け、寄り付きは小幅続伸してスタートしその後は一時マイナス圏に沈むもあと切り返して前引け、後場は様子見気分が強い展開となったが中国の経済統計が回復の兆しを見せた事でプラス圏は維持し5日続伸して引けた。翌日はベージュブックにて一部地域での経済成長が確認されたが相場への影響は限定的で小反落していた米株式を受け寄り付きは小反落してスタート、その後は前日までの続伸を受けた利益確定売りもあって下げ幅を広げて前引け、後場も利食いの動きが継続されじり安の推移となって6営業日ぶりに反落して引けた。週末は3月小売売上高が予想を上振れたほか、週間新規失業保険申請件数も予想より減少した事を好感し米株式が反発していた事を受け寄り付きは反発してスタートしその後は揉み合いながら前引け、先物への売りも嵩んだ事もあって後場も伸び悩む展開となったが反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、ユーロ圏や中国経済への過度な懸念が幾分和らぎ、調達通貨とされる比較的低金利通貨の円には売りが優勢となり週明けは続落してスタート、翌日は豪準備銀行が公表した理事会議事録要旨で近い将来利下げの可能性を議論した事が明らかとなり、豪ドル売り・円買いが進み連れて対米ドルでも円買いが入って円は小反発となった。週央は米長期金利の上昇に伴い日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが出て円は反落となった。翌日は日経平均の下落に歩調を合わせ持ち高整理の円買い・ドル売りが入り円は反発となった。週末は3月小売売上高が予想を上振れたほか、週間新規失業保険申請件数も予想より減少した事を好感し円売り・ドル買いが先行したことで円は反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で22,035円、次の下値フシも大引で21,584円とするが、今週は上記の通り心理的フシ目の22,000円接近から国内機関投資家の利益確定売りが出て上値を抑え上値フシは抜けなかった。とはいえ先月に付けた終値ベースでの年初来高値を曲がりなりにも更新してきており、特殊チャートの引線には至っていないものの2月の再陽転後に付けた高値フシ21,822.04円を週末終値では抜いている。というワケで来週以降も特殊チャートの引線条件である設定している高値フシを抜けるのかどうか注目だがこれを抜けて来た場合、次の関門としては昨年12月に付けた高値フシ22,570円ということになる。」としたが、今週は先週末の米3月輸入物価指数が予想を上振れモルガンが好決算だった事で金融セクターに買いが入り急反発となった米株式を受け週明け15日は22,169.11円と続伸してスタートし早速設定していた22,035円の上値フシを抜いて来た。翌日も週明けの米株式が小反落していたものの売り一巡後プラス圏に切り返し4日続伸し、週央も中国人民銀行が金融緩和を再開したほかドイツ景況感指数が改善した事を好感したアジア・欧州株高の流れで米株式も反発していた事を受け5日続伸となったが、翌日は小反落していた米株式や利益確定売りもあって6営業日ぶりに反落、週末は3月小売売上高が予想を上振れたほか週間新規失業保険申請件数も予想より減少した事を好感し米株式が反発していた事を受け再度反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、24日の3月企業向けサービス価格指数、2月全産業活動指数、2月景気先行指数改定値、2月景気一致指改定値、週末26日の3月失業率、3月有効求人倍率、3月小売業販売額、3月百貨店・スーパー販売額、3月鉱工業生産指数速報値のほか、24日からの日銀杞憂政策決定会合にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,405円次の下値フシは大引で21,934円となっているが、今週は上記の通り金融セクター物色から急反発した米株式を受け週明け早々に上値フシを抜いてきた。今週は連日で年初来高値を更新し5日続伸は2018年11/22〜12/03の7営業日の記録以来、約4か月半ぶりの長さである。上値フシを抜けてきた事で先週記の通り次の関門としては昨年12月に付けた高値フシ22,570円ということになる。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,634.50、次の下値フシも大引で1,575.49とするが、今週は上記の通り比較的堅調推移となった日経平均とは対照的に5日続落と冴えない展開に終始した。今週も顕著だったNT倍率の上昇が何所まで続くかというところがポイントだが、来週以降も先月わずか2ポイント足らずのところで抜けなかった昨年12月18日の再陰転前の戻り高値を抜くことが出来るのかどうか、設定している高値フシを抜けば自動的にここを抜き、そうなると次は一気に1,689ポイントまで関門らしい関門が存在しなくなるだけに引き続きこの辺に注目しておきたい。」としたが、今週は先週末の米3月輸入物価指数が予想を上振れモルガンが好決算だった事で金融セクターに買いが入り急反発となった米株式を受け週明けは反発してスタート、翌日は2019年1-3月期決算が減収減益となったゴールドマン・サックスが売られた事などで週明けの米株式が小反落していた事を受け小反落となったが、週央は中国人民銀行が金融緩和を再開したほかドイツ景況感指数が改善した事を好感したアジア・欧州株高の流れで米株式も反発していた事を受け反発、翌日は小反落していた米株式を受け再度反落となり、週末は3月小売売上高が予想を上振れたほか週間新規失業保険申請件数も予想より減少した事を好感し米株式が反発していた事を受け再度反発となったが今週もまた上下のフシは取らず終いであった。
 今週もまた上下いずれのフシも取らなかったことで、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,634.50、次の下値フシも大引で1,575.49とするが、今週は上記の通り一進一退の鯨幕相場に終始した一週間でまたもフシ目は取らず終いであった。先月わずか2ポイント足らずのところで抜けなかった昨年12月18日の再陰転前の戻り高値が引線上ではなかなかの壁になってはいるものの、週央はもう一歩のところまであっただけに来週以降は抜くことが出来るのかどうか、設定している高値フシを抜けば自動的にここを抜き、そうなると次は一気に1,689ポイントまで関門らしい関門が存在しなくなるだけに引き続きこの辺に注目しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「来週もまた現在値から次の上値フシが大引で26,519.50ドル、次の下値フシも大引で25,996.49ドルとするが、今週は上記の通り決算発表本格化を前にした手控えムードが広がりフシ目は取らず終いであった。NT倍率が上昇した今週の日本とは逆にこちらはS&P500種の上値フシ取りを横目に上値フシ抜けは適わなかったが、それでも週末は昨年10月3日に付けた最高値まであと416ドルに迫っており来週以降はこのS&P500種の後追いでこちらも昨年秋の高値フシに接近してくるのかどうかこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週は2019年1-3月期決算が減収減益となったゴールドマン・サックスが売られた事などで週明けは小反落してスタート、翌日は中国人民銀行が金融緩和を再開したほかドイツ景況感指数が改善した事を好感したアジア・欧州株高の流れで反発となったが、週央はベージュブックにて一部地域での経済成長が確認されたが相場への影響は限定的で小反落となり、翌日18日は3月小売売上高が予想を上振れたほか週間新規失業保険申請件数も予想より減少した事を好感し26,559.54ドルと反発し設定していた26519.50ドルの上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け22日の米3月中古住宅販売件数、23日の米2月住宅価格指数、4月リッチモンド連銀製造業指数、米3月新築住宅販売件数、25日の米3月耐久財受注、米週間新規失業保険申請件数、週末26日の米1-3月期四半期実質GDP速報値、4月ミシガン大学消費者態度指数確報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で26,824.50ドル次の下値フシは大引で26,295.49ドルとなっているが、今週は上記の通り好調な経済指標を好感し連休前に上値フシを抜いてきた。先週記で「〜来週以降はこのS&P500種の後追いでこちらも昨年秋の高値フシに接近してくるのかどうかこの辺を注視〜」としたが、今週はS&P500種が足踏み状態となるなかこちらは上値フシを取りこれに追い付いた格好。先週は昨年10月3日に付けた最高値まであと416ドルに迫っておりと書いたが、今週は更に其の幅を縮め史上最高値まであと269ドルに迫り、これで来週以降に今回設定した上値フシを抜けると昨年10月から引いた長大陰線の起点と更にその上の昨年9月に付けた高値フシをも抜きいよいよ特殊チャートでも新値に躍り出ることとなる事でこれが適うのかどうか注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,923.50、次の下値フシは大引で2,868.49となっているが、今週は上記の通り週明けからアップルやアマゾンなどの主力株の一角が買われ上値フシを抜いて来た。先週に引き続きのフシ抜けで先週記の昨年9月からの長大陰線の起点である昨年9月に付けた高値フシである2,908ポイントに急接近となった今週だが、これで来週以降に今回設定した上値フシを抜けるとこの起点と更にその上の昨年8月に付けた高値フシを抜きいよいよ特殊チャートでも新値に躍り出ることとなる事でこれが適うのかどうか注目しておきたい。」としたが、今週は2019年1-3月期決算が減収減益となったゴールドマン・サックスが売られた事などで週明けは小反落してスタート、翌日は中国人民銀行が金融緩和を再開したほかドイツ景況感指数が改善した事を好感したアジア・欧州株高の流れで反発となったが、週央はベージュブックにて一部地域での経済成長が確認されたが相場への影響は限定的で小反落となり、翌日18日は3月小売売上高が予想を上振れたほか週間新規失業保険申請件数も予想より減少した事を好感し再度反発となったが上下のフシはいずれも取らず終いであった。
 今週は上下いずれのフシも取らなかったことで、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,923.50次の下値フシも大引で2,868.49とするが、今週は上記の通りアジア欧州株高の好地合いに好調な経済指標から全般堅調相場であったが上値フシを抜くまでには至らずであった。先週はDOWに先行し上値フシを抜いていただけに自然な一服であったが、これで来週以降に今回設定した上値フシを抜けるとこの起点と更にその上の昨年8月に付けた高値フシを抜きいよいよ特殊チャートでも新値に躍り出ることとなる事でこれが適うのかどうか注目しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で12,072.50、次の下値フシも大引で11,835.49とするが、今週は上記の通り好悪材料が交錯し個別で選別色が強まった結果小動きに終始し節目は取らず終いであった。とはいえ先週の再陽転で昨年10月23日の再陰転前の戻り高値を超え、下落中段の大陰線に差し込んだ事で次の関門らしい関門はその起点である12,431ポイントまで存在しなくなっているだけに来週以降もその起点を目指して陽線を伸ばしてゆくのかどうかその辺を見ておきたい。」としたが、今週は米中貿易協議に対する楽観的な見方が広がるなかオンライン決済大手ワイヤカードや鉄鋼大手ティッセンクルップの上昇から週明けは4日続伸してスタート、翌日16日も朝方にZEW(欧州経済研究センター)が発表したドイツ景気予測指数が改善し、ドイツ取引所の上昇や前日に続いてオンライン決済大手ワイヤカードも続伸した事で12,101.32と5日続伸し先ずは設定していた12,072.50の上値フシを抜いて来た。週央もオンライン決済大手ワイヤカードの連日の続伸や鉄鋼大手ティッセンクルップの上昇から6日続伸、更に翌日18日もダイムラーやフォルクスワーゲン等の自動車セクターの堅調を受け12,222.39と7日続伸し更に一段上のフシまで抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,343.50次の下値フシは大引で12,100.49となっているが、今週は上記の通り連日で2018年10月上旬以来、約半年ぶりの高値となり上値フシを二段上まで抜いて来た。既に04/03の再陽転で昨年10月23日の再陰転前の戻り高値を超え下落中段の大陰線に差し込んでいだ事で、次の関門らしい関門はその起点である12,431ポイントまで存在しなくなっているとこれまで書いてきたが、着実に陽線を伸ばしてきており来週以降もこの起点まで一気に陽線を伸ばすのかどうかこの辺に注目しておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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