2019年05月25日(土)

日米蜜月 [CFD]

【サマリー・05/20〜05/24】

 今週の日経平均は、複数の報道で米中貿易協議の不透明感を謳うのが目立ち週末の米株式は4日ぶりに反落していたものの、朝方発表された2019年1-3月期GDP速報値が前期比0.5%増と2四半期連続のプラス成長となった事を好感し、週明けの寄り付きは続伸してスタートしその後も上げ幅を広げたがあと米中関係への警戒感もあって高値からは値を削って前引け、後場は買い一巡感から狭いレンジでの揉み合いとなったが続伸して引けた。翌日は複数の企業が中国通信最大手ファーウェイとの取引を事実上禁じる米政府の方針を順守する事が報じられ、米中関係の更なる悪化懸念から週明けの米株式が続落していた事を受け寄り付きは続落してスタートしその後は為替相場を睨みながら揉み合いで前引け、あと米商務省が複数企業に対してファーウェイ規制を巡る猶予措置を発表した事で上海総合指数が反発、それを受け後場はプラス圏に浮上する場面もあったが買いは続かず再度マイナス圏に沈んで引けた。週央は米商務省が複数企業に対してファーウェイ規制を巡る猶予措置を発表した事を好感して反発していた米株式を受け寄り付きは反発してスタート、その後はヤレヤレ売りも出たがあと再度切り返して前引け、米政権が中国監視カメラメーカー等に米技術の購入制限を検討しているとの報が流れた事で後場は再度値を削る展開となったが辛うじて小反発で引けた。翌日はトランプ政権が中国監視カメラメーカー等複数の企業に対し米国製部品等の調達禁止を検討しているとの報を嫌気し反落していた米株式を受け寄り付きは反落してスタート、その後は上海総合指数の軟調な出足を見た先物への売りも観測され下げ幅を広げて前引け、後場に入ってからも積極的な押し目買いの動きは限られ反落して引けた。週末は長期金利の低下や原油相場の大幅続落に加え、米中間の対立が続いている事を嫌気し大幅続落となった米株式を受け寄り付きは続落してのスタートとなったがあとカバーから戻りを入れ前引け、後場も日銀によるETF買い入れ観測から更に上げ幅を広げたが小幅続落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、朝方発表された1-3月期のGDP速報値発表を受けた日経平均の上昇に歩調を合わせる形で円売り・ドル買いが出て週明けは続落してスタート、翌日は時間外取引における米長期金利と米株価指数の上昇を手掛かりにやや円売り・ドル買いが優勢となり円はわずかに続落、週央は米中貿易摩擦への過度な警戒感が一服し比較的低リスク通貨とされる円には売りが優勢となり続落となった。翌日は再度米中貿易摩擦への懸念が台頭しアジア主要株価指数の下落を受けた投資家のリスク回避目的の円買い・ドル売りから円は5営業日ぶりに反発し、週末も世界景気の減速懸念から運用リスクを回避する目的の円買い・ドル売りが優勢となり円は続伸となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,295円、次の下値フシは大引で20,844円となっているが、今週は上記の通りトランプ米大統領発言が更に中国産品に対する制裁関税適用の準備を始め、中国政府も米国製品に対する追加関税を引き上げるとの発表をするなど米中貿易摩擦への激化懸念から設定した下値フシを切って来た。下値フシ割れまでの7営業日続落は2016年3〜4月以来、約3年1か月ぶりの事で、先週記では「〜上穴も作成している事で来週以降は直近で作成した下値フシを守れるかどうかこの辺に注視〜」としたが、この21,000円トビ台のポイントは2月18日の再陽転以降の下落で何度も止まっている抵抗帯でもあり今回も一先ずここで止まったという感じだ。来週以降もこの抵抗帯を死守し切り返しに入れるのかどうかこの辺に注目しておきたい。」としたが、今週は週末の米株式が4日ぶりに反落していたものの朝方発表された2019年1-3月期GDP速報値が前期比0.5%増と2四半期連続のプラス成長となった事を好感し21,301.73円と続伸し早速設定していた21,295円の上値フシを抜いてきた。翌日は米中関係の更なる悪化懸念から週明けの米株式が続落していた事を受け小反落となったが、週央は米商務省が複数企業に対してファーウェイ規制を巡る猶予措置を発表した事を好感して反発していた米株式を受け小反発となり、翌日はトランプ政権が中国監視カメラメーカー等複数の企業に対し米国製部品等の調達禁止を検討しているとの報を嫌気し反落していた米株式を受け再度反落し、週末も長期金利の低下や原油相場の大幅続落に加え米中間の対立が続いている事を嫌気し大幅続落となった米株式を受け小幅続落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け27日の3月景気先行指数改定値、28日の4月企業向けサービス価格指数、週末31日の4月鉱工業生産指数速報値、4月小売業販売額、4月百貨店・スーパー販売額等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,525円次の下値フシは大引で21,074円となっているが、今週は上記の通り週明け発表の2019年1-3月期GDP速報値が前期比0.5%増と2四半期連続のプラス成長となった事を好感し上値フシを抜いてきた。先週記では「〜この21,000円トビ台のポイントは2月18日の再陽転以降の下落で何度も止まっている抵抗帯でもあり今回も一先ずここで止まったという感じだ。来週以降もこの抵抗帯を死守し切り返しに入れるのかどうかこの辺に注目〜」としたが、やはり今回もこの抵抗が働き切り返した。とはいえこの波形はちょうどS&P500種と同様に長大陽線に対して往って来いとなっている事から来週以降設定した下値フシを切れば目先陰転を確認することとなる。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,569.50、次の下値フシは大引で1,512.49となっているが、今週は上記の通りトランプ米大統領発言が更に中国産品に対する制裁関税適用の準備を始め、中国政府も米国製品に対する追加関税を引き上げるとの発表をするなど米中貿易摩擦への激化懸念から設定した下値フシを切って来た。売り圧力のなかでも先週までは3月に付けた直近の下値フシを死守していたものの、今週は米株の急落の影響でこのフシを割ったがそれでも2月18日の再陽転前の安値フシとツラで止まっており、来週以降切り返しに入れるのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は週末の米株式が4日ぶりに反落していたものの朝方発表された2019年1-3月期GDP速報値が前期比0.5%増と2四半期連続のプラス成長となった事を好感し週明けは小幅続伸してスタートとなったが、翌日は米中関係の更なる悪化懸念から週明けの米株式が続落していた事を受け反落、週央も米政権が中国監視カメラメーカー等に米技術の購入制限を検討しているとの報が流れた事で続落し、翌日もトランプ政権が中国監視カメラメーカー等複数の企業に対し米国製部品等の調達禁止を検討しているとの報を嫌気し反落していた米株式を受け続落、週末は米株式が大幅続落となっていたものの日銀によるETF買い入れ観測から小反発したものの結局上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,569.50、次の下値フシは大引で1,512.49とするが、今週は上記の通り米中の貿易戦争を巡る応酬を睨みながらの揉み合いが続きフシ目は取らず終い。というワケで先週まで米株の急落の影響でこのフシを割ったがそれでも2月18日の再陽転前の安値フシとツラで止まっており、来週以降切り返しに入れるのかどうか引き続きこの辺を見ておきたい

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で25,903.50ドル、次の下値フシは大引で25,392.49ドルとなっているが、今週は上記の通り中国政府の報復措置発表を受けた投資家心理の悪化で週初から下値フシを切って来たが、あとトランプ米大統領が輸入自動車に対する追加関税導入を軟化させた事で新規設定された上値フシを抜いて来た。先週記では「〜曲がりなりにもまだ空間も残している事で来週以降仮に切り返しに入って直近高値フシを抜くまでの勢いがあるのかどうか〜」としたが、今週の下げではこの空間を埋めて更に直近安値フシまで切って来た。ただこれで陰の包み型となっており、来週以降は半値引き上げ若しくはこれに孕む形になるのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は複数の企業が中国通信最大手ファーウェイとの取引を事実上禁じる米政府の方針を順守する事が報じられ米中関係の更なる悪化懸念から週明けは続落してスタート、翌日は米商務省が複数企業に対してファーウェイ規制を巡る猶予措置を発表した事を好感して反発となったが、週央はトランプ政権が中国監視カメラメーカー等複数の企業に対し米国製部品等の調達禁止を検討しているとの報を嫌気し反落し、翌日も長期金利の低下や原油相場の大幅続落に加え米中間の対立が続いている事を嫌気し大幅続落となり、週末はトランプ米大統領が米中貿易戦争の早期終結の可能性に言及した事で過度な懸念が後退し3日ぶりに反発となったが結局上下何れのフシも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、28日の3月ケース・シラー米住宅価格指数、5月消費者信頼感指数、29日の5月リッチモンド連銀製造業指数、30日の米1-3月期四半期GDP改定値、米週間新規失業保険申請件数、週末31日の米4月個人所得・支出、5月シカゴ購買部協会景気指数、5月ミシガン大学消費者態度指数確報値等がある。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で25,903.50ドル次の下値フシも大引で25,392.49ドルとするが、今週は米中の貿易戦争を巡る応酬を睨みながら高下し全般軟調となったが下値フシを切るまでには至らずであった。とはいえ週間ベースでは5週の続落となり、2011年6月10日終了週の6週続落以来の長期続落を記録することとなった。こちらは直近安値フシを切っているもののDAXとは逆に陰孕みの型を作成していることで、引き続き来週以降も半値引き上げ若しくはこれに孕む形になるのかどうかこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,878.50、次の下値フシは大引で2,823.49となっているが、今週は上記の通り中国政府の報復措置発表を受けた投資家心理の悪化で週初から下値フシを切って来たが、あとトランプ米大統領が輸入自動車に対する追加関税導入を軟化させた事で新規設定された上値フシを抜いて来た。先週記では「〜長大陽線に対して半値引けまで押しておらず空間も残している事で来週以降仮に切り返しに入って設定している高値フシの更に一段上に位置する2,935.50の高値フシを抜けばそこで再陽転確認となる。」としたがほぼ長大陽線に対して往って来いの下げを演じた。来週以降は半値引き上げまで再度切り返せるかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は複数の企業が中国通信最大手ファーウェイとの取引を事実上禁じる米政府の方針を順守する事が報じられ米中関係の更なる悪化懸念から週明けは続落してスタート、翌日は米商務省が複数企業に対してファーウェイ規制を巡る猶予措置を発表した事を好感して反発となったが、週央はトランプ政権が中国監視カメラメーカー等複数の企業に対し米国製部品等の調達禁止を検討しているとの報を嫌気し反落し、翌日23日も長期金利の低下や原油相場の大幅続落に加え米中間の対立が続いている事を嫌気し2,822.24と大幅続落となり、設定していた2,823.49の下値フシを切り、週末はトランプ米大統領が米中貿易戦争の早期終結の可能性に言及した事で過度な懸念が後退し3日ぶりに反発して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,849.50次の下値フシは大引で2,794.49となっているが、今週は上記の通り激化する米中間の対立に加え長期金利の低下や原油相場の大幅続落を嫌気し設定していた下値フシを切って来た。先週記では半値引き上げまで再度切り返せるかどうかと書いたが、逆に反落へと向かう事になり先の長大陽線に対して往って来いとなっている事から引き続き来週以降設定した下値フシを切れば目先陰転を確認となって来る。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,432.50、次の下値フシは大引で12,187.49となっているが、今週は上記の通り中国政府の報復措置発表を受けた投資家心理の悪化で週初から下値フシを切って来たが、あとトランプ米大統領が輸入自動車に対する追加関税導入を軟化させた事で自動車セクターが戻し、個別の好材料も出た事から三段上のフシまで戻りを入れてきた。下落中段の大陰線に差し込んでいる事で一先ずのメドであった次の関門であるその起点12,431ポイントを先週きれいに達成しただけに応分の一服を入れていたが、やはり半値引けまで押さずの切り返しだけに往って来い水準まで戻してきた。来週以降仮に設定した上値フシを抜けばそこで自動的に再陽転を確認となる。」としたが、今週は米国による中国通信最大手ファーウェイの制裁措置を受けてインフィニオン・テクロノジーズへの取引を停止した模様との一部報道が売り材料視された同社株の急落や、配当権利落ちとなった医療機器大手フルゼニウスの下落などから週明け20日は12,041.29と大幅続落し、早速設定していた12,187.49の下値フシを切って来た。翌日は米中貿易摩擦激化に対する過度な懸念が和らぐなか、新経営戦略の承認作業が最終段階に入っていると発表した鉄鋼大手ティッセンクルップの大幅高や、前日に続いてオンライン決済大手ワイヤカードの続伸を受け反発し、週央22日も前日に続いてオンライン決済大手ワイヤカードの大幅続伸等を受けて12,168.74と続伸し新規設定された上値フシを抜いて来た。翌日23日はこの日発表された5月のドイツとユーロ圏のPMIが共に市場予想を下回りユーロ圏景気の先行き不安が台頭するなか、配当権利落ちのダイムラーや素材大手コベストロの大幅安を受け11,952.41と3日ぶりに急反落となり一転して新規設定された下値フシを切り、週末はトランプ米大統領が中国の譲歩で貿易交渉は早期に妥結すると語った事で買い優勢となるなか、ドイツ取引所とミュンヘン再保険等の値上がりから反発して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,070.50次の下値フシは大引で11,833.49となっているが、今週は上記の通り米国による中国通信最大手ファーウェイの制裁措置を受けた個別株の急落で下値フシを割り、あと好材料を好感した個別の上昇から新規設定の上値フシを抜くも5月の低調な経済指標を受けユーロ圏景気の先行き不安が台頭し再度新規設定の下値フシを割り込んで終えた。先週はほぼ往って来いの戻りを演じ、今週は設定していた上値フシを抜けばそこで4月3日に続く再陽転確認となったのだがこれを達成出来ずに反落、更に陽孕み型を作成している事で仮に切り返し高値フシを抜いてもこれを包む形になる為に次の反落には注意しておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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