2019年06月01日(土)

水無月相場 [CFD]

【サマリー・05/27〜05/31】

 今週の日経平均は、トランプ米大統領が米中貿易戦争の早期終結の可能性に言及した事で先週末の米株式が3日ぶりに反発となった事を受け、週明けの寄り付きは小反発してスタートしその後は米市場が休場となることもあって揉み合いながら前引け、後場は日米首脳会談後の会見内容を見極めたいとの思惑もあり低調な売買のなか3日ぶりに反発して引けた。翌日は米市場がメモリアルデーで休場となるなかを朝方に円相場がやや円安ドル高に振れていた事から寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は先物への買いが入った事でやや上げ幅を広げる場面があって前引け、後場に入ると本日の高値圏でこう着感を強める展開で推移し続伸して引けた。週央は米長期金利低下が嫌気された上にトランプ米大統領が対中関税の大幅引き上げに言及した事で連休明けの米株式が急反落していた事を受け、寄り付きは急反落してスタートしその後も下げ幅を広げる場面もあったがあと往って来いで前引け、後場に入ると積極的な売買はより一層手控えられ凪のような展開が続き3日ぶりに急反落して引けた。翌日は中国が米国への対抗措置としてレアアースの輸出制限を検討しているとの報を嫌気し大幅続落していた米株式を受け寄り付きは続落してスタートしその後も軟調推移で前引け、後場は安値からは戻りを入れ本日の高値引けとはなったものの続落して引けた。週末は米長期金利の低下が一服し金融株等への買いが入った事で米株式は反発していたものの、朝方からトランプ米政権が不法移民問題が解決するまでメキシコからの全輸入品に5%の関税をかける旨の発言が伝わった事を嫌気して寄り付きは続落してスタート、その後はディフェンシブ銘柄ヘのカバーの動き等から安値からは戻して前引け、後場に入ると1ドル108円台後半まで円高が進んだ事が嫌気され下げ幅を拡大させ大幅に3日続落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、アジアイ主要株価指数の上昇を背景に投資家のリスク回避姿勢がやや和らぎ円売りが促され週明けは小反落してスタート、翌日はイタリアの財政悪化が改めて意識された事で円買いユーロ売りが進行、連れて対ドルの円買いに波及し円は反発となり、週央も日経平均の急反落や米長期金利の低下を受けて円買いが誘われ円は続伸となった。翌日は前日に米長期金利の低下が一服した事で円売り・ドル買いが先行し円は3日ぶりに反落となった。週末は米国を中心とする貿易摩擦激化で世界的景気減速懸念が強まり運用リスクを回避する円買いが入り円は反発となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,525円、次の下値フシは大引で21,074円となっているが、今週は上記の通り週明け発表の2019年1-3月期GDP速報値が前期比0.5%増と2四半期連続のプラス成長となった事を好感し上値フシを抜いてきた。先週記では「〜この21,000円トビ台のポイントは2月18日の再陽転以降の下落で何度も止まっている抵抗帯でもあり今回も一先ずここで止まったという感じだ。来週以降もこの抵抗帯を死守し切り返しに入れるのかどうかこの辺に注目〜」としたが、やはり今回もこの抵抗が働き切り返した。とはいえこの波形はちょうどS&P500種と同様に長大陽線に対して往って来いとなっている事から来週以降設定した下値フシを切れば目先陰転を確認することとなる。」としたが、今週はトランプ米大統領が米中貿易戦争の早期終結の可能性に言及した事で先週末の米株式が3日ぶりに反発となった事を受け週明けは小反発してスタート、翌日も米市場がメモリアルデーで休場となるなか円相場がやや円安ドル高に振れていた事で続伸となったが、週央29日は米長期金利低下が嫌気された上にトランプ米大統領が対中関税の大幅引き上げに言及した事で連休明けの米株式が急反落していた事を受けて21,003.37円と3日ぶりに急反落し先ずは設定していた21,074円の下値フシを切って来た。翌日も中国が米国への対抗措置としてレアアースの輸出制限を検討しているとの報を嫌気し大幅続落していた米株式を受け続落し、週末31日も米株式は反発していたもののトランプ米政権が不法移民問題が解決するまでメキシコからの全輸入品に5%の関税をかける旨の発言が伝わった事を嫌気し20,601.19円と大幅に3日続落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け3日の1-3月期四半期法人企業統計調査、週末7日の4月景気先行指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で20,815円次の下値フシは大引で20,384円となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦が激化するなか移民問題に絡んでメキシコへも追加関税を発表した事で世界的に景気が減速するとの懸念が広がり設定していた下値フシを三段下まで切って来た。先週記では21,000円トビ台のポイントは2月18日の再陽転以降の下落で何度も止まっている抵抗帯でもありこの抵抗帯を死守し切り返しに入れるのかどうかこの辺に注目としたが、29日の下値フシ割れでは21,000ドタで止まったもののここでS&P500種と同様に往って来いからの目先陰転を確認した事で、週末の大幅続落でこれを音も無く割り込むこととなった。今年1月の段上げ帯に差し掛かっている事で目先の関門は今年1月の再陽転後の安値フシである20,330円となっている。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,569.50、次の下値フシは大引で1,512.49とするが、今週は上記の通り米中の貿易戦争を巡る応酬を睨みながらの揉み合いが続きフシ目は取らず終い。というワケで先週まで米株の急落の影響でこのフシを割ったがそれでも2月18日の再陽転前の安値フシとツラで止まっており、来週以降切り返しに入れるのかどうか引き続きこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はトランプ米大統領が米中貿易戦争の早期終結の可能性に言及した事で先週末の米株式が3日ぶりに反発となった事を受け週明けは小反発してスタート、翌日も米市場がメモリアルデーで休場となるなか円相場がやや円安ドル高に振れていた事で続伸となったが、週央は米長期金利低下が嫌気された上にトランプ米大統領が対中関税の大幅引き上げに言及した事で連休明けの米株式が急反落していた事を受け3日ぶりに急反落となり、翌日も中国が米国への対抗措置としてレアアースの輸出制限を検討しているとの報を嫌気し大幅続落していた米株式を受け続落し、週末31日も米株式は反発していたもののトランプ米政権が不法移民問題が解決するまでメキシコからの全輸入品に5%の関税をかける旨の発言が伝わった事を嫌気し1,512.28と大幅に3日続落し設定していた1,512.49の下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,540.50次の下値フシは大引で1,483.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦が激化するなか移民問題に絡んでメキシコへも追加関税を発表した事で世界的に景気が減速するとの懸念が広がり設定していた下値フシを切って来た。2月18日に再陽転して以降、昨年12月18日の再陰転前の高値フシ1,607ポイントを特殊チャート上の引線で抜け切れずここまでモタついて来たがこの間に約4ヵ月の日柄を消化し切ってしまった事でやはり下に振れてきた。前回の長大陽線に差し込んでいる事から、来週以降の次の関門としてはこの起点である1,471ポイントとなっている。

【NY DOW】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で25,903.50ドル、次の下値フシも大引で25,392.49ドルとするが、今週は米中の貿易戦争を巡る応酬を睨みながら高下し全般軟調となったが下値フシを切るまでには至らずであった。とはいえ週間ベースでは5週の続落となり、2011年6月10日終了週の6週続落以来の長期続落を記録することとなった。こちらは直近安値フシを切っているもののDAXとは逆に陰孕みの型を作成していることで、引き続き来週以降も半値引き上げ若しくはこれに孕む形になるのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は米長期金利低下が嫌気された上にトランプ米大統領が対中関税の大幅引き上げに言及した事で連休明け28日は25,347.77ドルと急反落してスタートし早速設定していた25,392.49ドルの下値フシを切って来た。週央も中国が米国への対抗措置としてレアアースの輸出制限を検討しているとの報を嫌気し大幅続落し、翌日は米長期金利の低下が一服し金融株等への買いが入った事で反発となったが、週末31日はトランプ米政権が不法移民問題が解決するまでメキシコからの全輸入品に5%の追加関税をかける旨の発表が伝わった事を嫌気し24,815.04ドルと急反落し更に二段下の下値フシまで切って今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、週明け3日の米5月PMI改定値、米5月ISM製造業景況指数、4日のFRB議長発言、米4月製造業新規受注、5日の5月ADP雇用統計、米5月PMI改定値、5月ISM非製造業景況指数、ベージュブック、6日の米4月貿易収支、米週間新規失業保険申請件数、週末7日の米5月雇用統計等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で25,062.50ドル次の下値フシは大引で24,567.49ドルとなっているが、今週は長期金利低下が嫌気された上にトランプ米大統領が対中関税の大幅引き上げに言及、更にはトランプ米政権が不法移民問題が解決するまでメキシコからの全輸入品に5%の追加関税をかける旨の発表が伝わった事を嫌気し下値フシを三段下まで切って来た。先週までで折角DAXとは逆に陰孕みの型を形成し連休明けの下値フシ切りでも直近安値を割ることなく止まったところまでは良かったものの、週末の一段安でこれを割り込んだ事でこの陰孕みの型は一旦解消となった。週末で1月25日の再陽転値に急接近しているが差し込んでいる長大陽線の起点はこの再陽転前の安値フシ24,404ドルとなっておりここまでは関門らしい関門は現在無い。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,849.50、次の下値フシは大引で2,794.49となっているが、今週は上記の通り激化する米中間の対立に加え長期金利の低下や原油相場の大幅続落を嫌気し設定していた下値フシを切って来た。先週記では半値引き上げまで再度切り返せるかどうかと書いたが、逆に反落へと向かう事になり先の長大陽線に対して往って来いとなっている事から引き続き来週以降設定した下値フシを切れば目先陰転を確認となって来る。」としたが、今週は米長期金利低下が嫌気された上にトランプ米大統領が対中関税の大幅引き上げに言及した事で連休明けはと急反落してスタート、週央29日も中国が米国への対抗措置としてレアアースの輸出制限を検討しているとの報を嫌気し2,783.02と大幅続落し先ずは設定していた2,794.49の下値フシを切って来た。翌日は米長期金利の低下が一服し金融株等への買いが入った事で反発となったが、週末31日はトランプ米政権が不法移民問題が解決するまでメキシコからの全輸入品に5%の追加関税をかける旨の発表が伝わった事を嫌気し2,752.06と急反落し更に一段下の下値フシまで切って今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,778.50次の下値フシは大引で2,725.49となっているが、今週は長期金利低下が嫌気された上にトランプ米大統領が対中関税の大幅引き上げに言及、更にはトランプ米政権が不法移民問題が解決するまでメキシコからの全輸入品に5%の追加関税をかける旨の発表が伝わった事を嫌気し下値フシを二段下まで切って来た。先週記では「〜先の長大陽線に対して往って来いとなっている事から引き続き来週以降設定した下値フシを切れば目先陰転を確認となって来る。」としたが、週央に下値フシを切り目先陰転を確認。週末に一段安となり2月12日の再陽転後の安値フシにほぼ面合わせとなっているが、来週以降この陽転値を割り込んでくるのかどうか先ずはこの辺を見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,070.50、次の下値フシは大引で11,833.49となっているが、今週は上記の通り米国による中国通信最大手ファーウェイの制裁措置を受けた個別株の急落で下値フシを割り、あと好材料を好感した個別の上昇から新規設定の上値フシを抜くも5月の低調な経済指標を受けユーロ圏景気の先行き不安が台頭し再度新規設定の下値フシを割り込んで終えた。先週はほぼ往って来いの戻りを演じ、今週は設定していた上値フシを抜けばそこで4月3日に続く再陽転確認となったのだがこれを達成出来ずに反落、更に陽孕み型を作成している事で仮に切り返し高値フシを抜いてもこれを包む形になる為に次の反落には注意しておきたい。」としたが、今週はオンライン決済大手ワイヤカードや医薬・化学大手バイエルの上昇を受け週明け27日は12,071.18と続伸し早速設定していた12,070.50の上値フシを抜いてのスタートとなったが、翌日はイタリアの財政赤字を巡りEUの欧州委員会が課徴金を命じる可能性があるとの報が嫌気されるなかドイツ銀行や工業用ガス大手リンデの値下がりから反落となり、週央29日も引き続きイタリア財政問題が重荷となるなかオンライン決済大手ワイヤカードや鉄鋼大手ティッセンクルップの下落等から11,837.81と大幅続落し新規設定された下値フシを切って来た。翌日は前日に急落したオンライン決済大手ワイヤカードの反発やミュンヘン再保険の上昇等から3日ぶりに反発となったが、週末は米国とメキシコとの貿易摩擦が激化し世界的に景気が減速するとの懸念が広がるなか、詐欺行為で関係当局が調査しているとの市一部報道を受けたオンライン決済大手ワイヤカードの急反落や鉄鋼大手ティッセンクルップの下落を受け再度急反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で11,955.50次の下値フシは大引で11,720.49となっているが、今週は上記の通りイタリア財政問題が重荷となるなか米国とメキシコとの貿易摩擦激化も台頭し世界的に景気が減速するとの懸念が広がり終値ベースで4月上旬以来、約2か月ぶりの安値となった。これで直近高値フシからの押し目で付けた安値フシを割り込んだが、これで目先は直近大陽線の起点まで節目らしい節目は存在しなくなりその起点は3月の安値フシ11,364ポイントとなっている。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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