2019年06月15日(土)

21,000円台回復 [CFD]

【サマリー・06/10〜06/14】

 今週の日経平均は、5月雇用統計の結果を受けFRBが早期に利下げするとの観測が一段と強まった事で先週末の米株式が5日続伸し、米政権がメキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明した事も好感され週明けの寄り付きは続伸してスタートしその後は高値圏で揉み合いながら前引け、後場に入ってからも高値圏を維持して推移し大幅続伸して引けた。翌日はトランプ米大統領がメキシコからの全輸入品への関税発動を見送ると発表した事を好感し週明けの米株式は6日続伸となっていたものの、前日の東京市場ではこれを織り込んでいた事から寄り付きは小反落してスタート、その後は円相場がやや下落した事から買戻しが入りプラス圏に浮上して前引け、後場はアジア株高も追い風となって高値圏を維持し3日続伸して引けた。週央はトランプ米大統領がG20首脳会議の際に米中首脳会談が無ければ中国からの輸入品に追加関税を課すと発言した事で7日ぶりに反落した米株式を受けて寄り付きは反落してスタート、その後は朝方発表の4月機械受注の改善を受けてプラス圏に浮上して前引け、後場は上海総合指数などアジア株が軟調だった事も相場の重しとなり再度マイナス圏に沈んで4日ぶりに反落して引けた。翌日は原油相場の急反落を嫌気して続落していた米株式を受け寄り付きは続落してスタート、その後は半ばから開始されたアジア主要株価指数が総じて軟調展開となった事から下げ幅を拡大させて前引け、後場は軟調だったアジア主要株価指数が下げ渋りを見せた事で安値からはやや戻したものの続落して引けた。週末は早期利下げ観測が台頭するなか、ホルムズ海峡近くで石油タンカー2隻が攻撃され原油価格が急反発した事で石油株が買われ米株式が3日ぶりに反発した事を受け寄り付きは小反発してスタート、その後は地政学リスクの高まりが意識されマイナス圏に沈む場面もあったがあと切り返し再度プラス圏に浮上して前引け、後場に入ると膠着感が強まったが高値圏を維持し3日ぶりに反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、トランプ米大統領が週末にメキシコからの全輸入品への関税発動を見送ると発表した事を受け、投資家のリスク回避姿勢がやや和らぎ比較的低リスク通貨とされる円には売りが優勢となり週明けは続落してスタート、翌日はトランプ米大統領が月内の米中首脳会談が実現しなければ全輸入品に改善を課す第4弾を直ちに実施すると発言した事等を背景に米中貿易摩擦への警戒感が改めて広がりリスク回避の円買い・ドル売りが優勢となり円は反発した。週央も夕刻から米長期金利が時間外取引で低下し日米金利差の縮小を見込んだ円買いが入り円は続伸となった。翌日は機関投資家等の円売り・ドル買い意欲から円は小反落となった。週末はホルムズ海峡近くで石油タンカー2隻が攻撃され地政学リスクが高まるなか比較的低リスク通貨とされる円が買われ反発した。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,095円、次の下値フシは大引で20,664円となっているが、今週は上記の通り貿易摩擦に対する懸念が後退するような展開となり米株が大幅に5日続伸した事を受け上値フシを抜いて来た。とはいえ今週上値フシを四段上まで抜いて来たDOWやS&P500種と比べるに、直近陰線の半値引き上げにも満たない戻りの鈍さは否めないところ。未だ空間を残している事で来週以降は再度反落し直近安値を切ってしまうとそこで再陰転となるが、来週以降そうなるのか若しくは戻り継続で半値引き上げまで戻すのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は5月雇用統計の結果を受けFRBが早期に利下げするとの観測が一段と強まった事で先週末の米株式が5日続伸し、米政権がメキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明した事も好感され週明けは21,134.42円と続伸してスタートし早速設定していた21,095円の高値フシを抜いて来た。翌日もトランプ米大統領がメキシコからの全輸入品への関税発動を見送ると発表した事を好感し6日続伸となっていた週明けの米株式を受け3日続伸となったが、週央はトランプ米大統領がG20首脳会議の際に米中首脳会談が無ければ中国からの輸入品に追加関税を課すと発言した事で7日ぶりに反落した米株式を受けて4日ぶりに反落し、翌日も原油相場の急反落を嫌気して続落していた米株式を受け続落、週末は早期利下げ観測が台頭するなかホルムズ海峡近くで石油タンカー2隻が攻撃され原油価格が急反発した事で石油株が買われ米株式が3日ぶりに反発した事を受け3日ぶりに反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、19日の5月貿易統計、20日の4月全産業活動指数、週末21日の5月CPI等があるが、19日からの日銀金融政策決定会合にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,355円次の下値フシは大引で20,904円となっているが、今週は上記の通り早期利下げ観測が一段と強まるなか米政権がメキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明した事も好感され5日続伸となった米株式を受けTOPIXと共に週明けから上値フシを抜いて来た。これで漸く欧米に遅れること直近陰線の半値引き上げを達成し空間も埋めてきたが、これで来週以降も陽線を伸ばし設定した上値フシを抜いてくるとそこで5月29日の再陰転は一旦ニュートラルとなるものの、同時にS&P500種同様に陽孕みを包む型を作成してしまっており仮に反落し直近安値フシを切って来るような波形になればそこで再度陰転を確認することとなるのでその辺は注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,540.50、次の下値フシも大引で1,483.49とするが、今週は上記の通り貿易摩擦問題に対する警戒感に後退の兆しが見えた事で後半は堅調推移となったが上値フシを取るまでには至らずであった。直近で前回の長大陽線に差し込んでいる事から次の関門としてはこの起点である1,471ポイントとなっているが、米国同様下穴を作成しているので米指数同様に上に抜けて再陽転まで達成出来るのか、先ずはここから切り返し半値引き上げの位置まで戻せるのかどうか来週以降はこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は5月雇用統計の結果を受けFRBが早期に利下げするとの観測が一段と強まった事で先週末の米株式が5日続伸し、米政権がメキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明した事も好感され週明けは1,552.94と続伸してスタートし早速設定していた1,540.50の高値フシを抜いて来た。翌日もトランプ米大統領がメキシコからの全輸入品への関税発動を見送ると発表した事を好感し6日続伸となっていた週明けの米株式を受け3日続伸となったが、週央はトランプ米大統領がG20首脳会議の際に米中首脳会談が無ければ中国からの輸入品に追加関税を課すと発言した事で7日ぶりに反落した米株式を受けて4日ぶりに反落し、翌日も原油相場の急反落を嫌気して続落していた米株式を受け続落、週末は早期利下げ観測が台頭するなかホルムズ海峡近くで石油タンカー2隻が攻撃され原油価格が急反発した事で石油株が買われ米株式が3日ぶりに反発した事を受け3日ぶりに反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1581.50次の下値フシは大引で1,524.49となっているが、今週は上記の通り早期利下げ観測が一段と強まるなか米政権がメキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明した事も好感され5日続伸となった米株式を受け日経平均と共に週明けから上値フシを抜いて来た。あと数ポイント伸びれば半値引き上げとなったのだがこれには僅かに足りずであったものの、今回設定した上値フシを抜けば半値引き上げと同時に空間も埋める事で下穴からの再陽転の可能性がグンと高まる事になるので来週以降はこの辺に注目しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で26,242.50ドル、次の下値フシは大引で25,725.49ドルとなっているが、今週は上記の通りFRB議長が必要であれば利下げに動く可能性を示唆した事や中国政府が貿易摩擦問題で米国との対話による交渉を求めた事に加え、トランプ政権がメキシコとの移民政策を巡る交渉を進めるため同国への関税引き上げ延期を検討している事も伝わった事で上値フシを四段上まで抜いて来た。S&P500種と同様にこのDOWもまた下穴から直近高値フシを抜いたパターンだが、こちらは目先陰転も経ない状態であったので結局往って来いと現状は変らず。直近長大陽線の終点は26,560ドル、直近下値フシは24,815ドルのほぼ中心に位置しておりそれなりに振れ幅の範囲は広くなっている。」としたが、今週はトランプ米大統領がメキシコからの全輸入品への関税発動を見送ると発表した事を好感し週明けは6日続伸してのスタートとなったが、翌日はトランプ米大統領がG20首脳会議の際に米中首脳会談が無ければ中国からの輸入品に追加関税を課すと発言した事で7日ぶりに反落し、週央も原油相場の急反落を嫌気して続落となり、翌日はホルムズ海峡近くで石油タンカー2隻が攻撃され原油価格が急反発した事で石油株が買われ3日ぶりに反発、週末は中国国家統計局発表の経済指標が軒並み市場予想を下回った事で先行き不透明感から投資家心理が悪化し再度反落して今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、週明け17日の6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、6月NAHB住宅市場指数、18日の米5月住宅着工件数、米5月建設許可件数、20日の米1-3月期四半期経常収支、6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米週間新規失業保険申請件数、米5月景気先行指標総合指数、週末21日の米6月PMI速報値、米5月中古住宅販売件数等のほか、18日からのFOMCにも注目しておきたい。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で26,242.50ドル次の下値フシも大引で25,725.49ドルとするが、今週は上記の通りトランプ米大統領の各国に対する追加関税措置の動向が注目されるなか、ホルムズ海峡近くでの石油タンカー襲撃で原油価格が急反発した事もあり全般堅調となったが上値フシを抜くまでには至らずであった。というワケで引き続き現在の位置としては直近長大陽線の終点は26,560ドル、直近下値フシは24,815ドルのほぼ中心に位置しておりそれなりに振れ幅の範囲は広くなっている状況である。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,900.50、次の下値フシは大引で2,845.49となっているが、今週は上記の通りFRB議長が必要であれば利下げに動く可能性を示唆した事や中国政府が貿易摩擦問題で米国との対話による交渉を求めた事に加え、トランプ政権がメキシコとの移民政策を巡る交渉を進めるため同国への関税引き上げ延期を検討している事も伝わった事で上値フシを四段上まで抜いて来た。これで2月12日の再陽転後の安値フシを切ることなく直近の上値フシを抜き、先週まで下穴を作成していた事から先週の目先陰転は一旦ニュートラルになったが、大戻りとはいえこれで陽の孕み型を作成してしまっており仮に反落し直近安値フシを切って来るような波形になればそこで再度陰転を確認することとなるので4月の高値フシを抜くまではこの反落に注意しておきたい。」としたが、今週はトランプ米大統領がメキシコからの全輸入品への関税発動を見送ると発表した事を好感し週明けは続伸してのスタートとなったが、翌日はトランプ米大統領がG20首脳会議の際に米中首脳会談が無ければ中国からの輸入品に追加関税を課すと発言した事で反落し、週央も原油相場の急反落を嫌気して続落となり、翌日はホルムズ海峡近くで石油タンカー2隻が攻撃され原油価格が急反発した事で石油株が買われ3日ぶりに反発、週末は中国国家統計局発表の経済指標が軒並み市場予想を下回った事で先行き不透明感から投資家心理が悪化し再度反落となったが上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で2,900.50次の下値フシも大引で2,845.49とするが、今週は上記の通りトランプ米大統領の各国に対する追加関税措置の動向が注目されるなか、ホルムズ海峡近くでの石油タンカー襲撃で原油価格が急反発した事もあり全般堅調となったが上値フシを抜くまでには至らずであった。先週は2月12日の再陽転後の安値フシを切ることなく直近の上値フシを抜き下穴も作成していた事から先々週の目先陰転は一旦ニュートラルになったが、同時に陽の孕み型を作成してしまっており仮に反落し直近安値フシを切って来るような波形になればそこで再度陰転を確認することとなるので4月の高値フシを抜くまで引き続きこの反落に注意しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,089.50、次の下値フシは大引で11,852.49となっているが、今週は上記の通り好材料の出た個別株の上昇を受け上値フシを抜いて来た。現在の位置は直近大陽線に差し込んでいる事でその起点である3月の安値フシ11,364ポイントまで節目らしい節目は存在しないが、ここまでの下落で空間の無いきれいな段下げ型を作成しており下穴も含めここから設定した上値フシを抜けば目先陽転となる。米の戻りを横目にここから反発の切っ掛けを掴めるのかどうか来週以降はこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は中国の投資促進策を受けて中国景気が下支えされ世界景気にも好影響があるとの見方が広がるなか、鉄鋼大手ティッセンクルップやドイツ銀行等の上昇から連休明け11日は12,155.81と続伸してスタート、早速設定していた12,089.50の上値フシを抜いて来た。週央は米中貿易摩擦が懸念されるなか透析器大手フルゼニウス・メディカル・ケアや医療機器大手フルゼニウスが揃って下落し3日ぶりに反落となったが、翌日は前日に大幅安となった医療機器大手フルゼニウスや透析器大手フルゼニウス・メディカル・ケア等が買戻しから反発した事で反発、週末は軟調な中国の経済指標を受けて中国景気の先行きに対する警戒感が強まるなか半導体大手インフィニオンテクノロジーズや鉄鋼大手ティッセンクルップの下落を受け反落して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,276.50次の下値フシは大引で12,035.49となっているが、今週は上記の通り中国の投資促進策を受けて中国景気が下支えされ世界景気にも好影響があるとの見方が広がり週明け早々に上値フシを抜いて来た。これで先週記で「〜空間の無いきれいな段下げ型を作成しており下穴も含めここから設定した上値フシを抜けば目先陽転となる。」としていた目先陽転確認となったが、ここから段下げ起点の高値を抜いてくる事が出来るのかどうか来週以降はこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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