2019年07月20日(土)

夏枯れ [CFD]

【サマリー・07/16〜07/19】

 今週の日経平均は、FRBが7月末にも利下げに踏み切るとの観測を手掛かりとした買いから米株式は大幅続伸していたものの、円相場が1ドル107円台後半と円高推移していた事で連休明けの寄り付きは反落してスタートしその後も下げ幅を広げて前引け、後場は日銀によるETF買い入れ観測が下支えとなるも軟調揉み合いが続き3日ぶりに反落して引けた。週央はトランプ米大統領が中国製品に新たな関税を課す可能性を示唆した事で米中貿易摩擦を巡る懸念が再燃し米株式が反落していた事を受け寄り付きは続落してスタート、その後は円高一服で下げ幅を縮小する場面があるも続落し前引け、後場は来週からの決算発表本格化を前に手控えムードから揉み合いが続き続落して引けた。翌日は住宅着工・建設許可件数が予想を下振れたほか、米中貿易摩擦を巡る先行き懸念から米株式が続落していた事を受け寄り付きは続落してスタート、その後も軟調な出足となった上海総合指数などを背景に更に下げ幅を拡大させて前引け、円高進行もあって後場も先物への売りから更に下げ幅を広げ大幅に3日続落して引けた。週末はNY連銀総裁が経済悪化の兆候を確認した場合、FFBは迅速に行動すべきと利下げに積極的な姿勢を示した事で米株式が小反発していた事や、前日大幅安となっていた反動から寄り付きは反発してスタートしその後も上げ幅を拡大させて前引け、後場は週末を控え膠着感の強い展開で推移したが4日ぶりに急反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、FRBの利下げ観測が根強く日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢となり連休明けは反発してスタート、週央は米経済の堅調さを背景に円売り・ドル買いが優勢となった前日の米市場の流れを継いで円は反落となった。翌日は日経平均が大幅に3日続落となった事に歩調を合わせて円買い・ドル売りが入り円は反発し、週末も18日のFRB高官らの発言を切っ掛けに米国での大幅利下げ観測が再度強まり日米金利差の縮小を見込んだ円買いが先行し円は続伸となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で21,955円、次の下値フシも大引で21,504円とするが、今週は上記の通り前半の雇用統計結果からの米利下げ期待の後退から、後半のFRB議長の議会証言から今月のFOMCでの利下げ期待の台頭まで揉み合いとなりフシ目は取らず終い。特殊チャートは孕み型となっている構図自体は変っていないので引き続き反落には注意しておきたいが、来週以降も仮に下値フシを切った場合でもS&P500種のように切り返し空間を埋めずこれを再陽転に利用出来るかどうかこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週はFRBが7月末にも利下げに踏み切るとの観測を手掛かりとした買いから米株式は大幅続伸していたものの、円相場が1ドル107円台後半と円高推移していた事で連休明けは3日ぶりに反落してスタート、週央17日もトランプ米大統領が中国製品に新たな関税を課す可能性を示唆した事で米中貿易摩擦を巡る懸念が再燃し米株式が反落していた事を受け21,469.18円と続落し先ずは設定していた21,504円の下値フシを切って来た。翌日18日も住宅着工・建設許可件数が予想を下振れたほか、米中貿易摩擦を巡る先行き懸念から米株式が続落していた事や円高進行から21,046.24円と大幅に3日続落し更に一段下のフシも切って来たが、週末19日はNY連銀総裁が利下げに積極的な姿勢を示した事や前日大幅安となっていた反動から21,466.99円と4日ぶりに急反発し新規設定された上値フシを大きく抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、24日の5月景気一致指数改定値、25日の6月企業向けサービス価格指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,695円次の下値フシは大引で21,244円となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦を巡る先行き懸念の再燃から下値フシを切るもNY連銀総裁が利下げに積極的な姿勢を示した事や前日大幅安となっていた反動から週末には一転して上値フシを抜いてきた。ただこちらはTOPIXとは真逆で今月上旬から上穴を作成した後の半値押しとなっていたところ、週末の戻りでハードルが一段上がった事により来週以降仮に反落に向かった場合は設定している下値フシの更に一段下にある21034円のフシを引線一波動で切って来るとそこで再陰転を確認する事になるのでこの辺は注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,613.50、次の下値フシは大引で1,556.49とするが、今週は上記の通り前半の雇用統計結果からの米利下げ期待の後退から、後半のFRB議長の議会証言から今月のFOMCでの利下げ期待の台頭まで揉み合いとなりフシ目は取らず終い。先週は漸く半値引き上げと同時に空間も埋めてくる事となったが、これまでに下穴も作成しているので来週以降先に設定した上値フシを抜くか、先に下値フシを切った場合でもその後の切り返しで1日の高値フシを抜いて来れば再陽転となるがこのパターンの方がハードルは低くなる。」としたが、今週はFRBが7月末にも利下げに踏み切るとの観測を手掛かりとした買いから米株式は大幅続伸していたものの、円相場が1ドル107円台後半と円高推移していた事で連休明けは3日ぶりに反落してスタート、週央もトランプ米大統領が中国製品に新たな関税を課す可能性を示唆した事で米中貿易摩擦を巡る懸念が再燃し米株式が反落していた事を受け続落となり、翌日18日も住宅着工・建設許可件数が予想を下振れたほか、米中貿易摩擦を巡る先行き懸念から米株式が続落していた事や円高進行から1,534.27と続落し設定していた1,556.49の下値フシを切って来たが、週末19日はNY連銀総裁が利下げに積極的な姿勢を示した事や前日大幅安となっていた反動から1,563.96と急反発し一転して新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,592.50次の下値フシは大引で1,535.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦を巡る先行き懸念の再燃から下値フシを切るもNY連銀総裁が利下げに積極的な姿勢を示した事や前日大幅安となっていた反動から週末には一転して上値フシを抜いてきた。先に下穴を作成した後の半値引き上げ達成後は反落していたが、今週の反落でハードルが一段下がった事により来週以降設定している上値フシを抜けばそこで再陽転を確認するのでこれが適うかどうか見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で27,357.50ドル、次の下値フシは大引で26,818.49ドルとなっているが、今週は上記の通りFRB議長の議会証言から今月のFOMCでの利下げが意識され設定していた上値フシを抜いて来た。2週間フシ取り無しの揉み合いを続けた後に3週ぶりに上値フシを抜き、初の27,000ドル台乗せを達成した。S&P500種の初の3000大台乗せと共にこちらも何所まで陽線を伸ばしてくるのか来週以降も注目しておきたい。」としたが、今週はFRBが7月末にも利下げに踏み切るとの観測を手掛かりとした買いが続き週明け15日は27,359.16ドルと続伸してスタートし、先ずは設定していた27,357.50ドルの上値フシを抜いて来た。翌日はトランプ米大統領が中国製品に新たな関税を課す可能性を示唆した事で米中貿易摩擦を巡る懸念が再燃し反落となり、週央も住宅着工・建設許可件数が予想を下振れたほか米中貿易摩擦を巡る先行き懸念から続落、翌日はNY連銀総裁が経済悪化の兆候を確認した場合FFBは迅速に行動すべきと利下げに積極的な姿勢を示した事で小反発したが、週末は一部報道によりFRBによる早期大幅利下げの期待が後退した事で再度反落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、23日の米5月住宅価格指数、7月リッチモンド連銀製造業指数、米6月中古住宅販売件数、24日の米7月PMI速報値、米6月新築住宅販売件数、25日の米週間新規失業保険申請、米6月耐久財受注、週末26日の米4-6月期四半期GDP速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で27,631.50ドル次の下値フシは大引で27,086.49ドルとなっているが、今週は上記の通りFRB議長が前週の議会証言で7月末の利下げに前向きな姿勢を示し資金が流入し易い地合いが続くとの期待から設定していた上値フシを抜き引き続き陽線を伸ばして来た。初の3000大台超えを達成したS&P500種と共にこちらも初の27,000ドル台乗せを達成しているが、引き続き何所まで陽線を伸ばしてくるのか来週以降も注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で3,024.50、次の下値フシも大引で2,967.49とするが、今週は上記の通りFRB議長の議会証言から今月のFOMCでの利下げが意識され全般堅調となったものの上値フシを抜くまでには至らず。とはいえやはり1日の再陽転が効いてか4日続伸で初の3000大台超えを今週は達成、引き続き陽線を伸ばしてくるのか来週以降も注視しておきたい。」としたが、今週はFRBが7月末にも利下げに踏み切るとの観測を手掛かりとした買いが続き週明けは小幅続伸してスタート、翌日はトランプ米大統領が中国製品に新たな関税を課す可能性を示唆した事で米中貿易摩擦を巡る懸念が再燃し反落となり、週央も住宅着工・建設許可件数が予想を下振れたほか米中貿易摩擦を巡る先行き懸念から続落、翌日はNY連銀総裁が経済悪化の兆候を確認した場合FFBは迅速に行動すべきと利下げに積極的な姿勢を示した事で小反発となったが、週末は一部報道によりFRBによる早期大幅利下げの期待が後退した事で再度反落し今週の取引を終えたが上下のフシは何れも取らず終いであった。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で3,024.50次の下値フシも大引で2,967.49とするが、今週は上記の通りFRBによる利下げ観測期待と米中貿易摩擦を巡る先行き懸念が交錯し引き続きフシ目は取らず終い。3000の大台を史上初めて突破した後だけに達成感から一服といった感じが継続しているが、引き続き来週以降も陽線を伸ばしてくるのかどうかこの辺を注視しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,495.50、次の下値フシは大引で12,250.49となっているが、今週は上記の通り個々の主力銘柄の悪材料が嫌気された事から週を通じて続落し下値フシを切って来た。米株式はFRB議長の議会証言からFOMCでの利下げ期待が台頭し主要三指数が揃って史上最高値を更新しているものの、こちらは6日続落と冴えない動きであった。とはいえ世界景気の減速を背景にFRBのみならずECBも緩和の動きに傾いており、来週以降切り返しに向い設定した高値フシの更に一段上にある直近高値を抜いてくればそこで再陽転を確認する事になる。」としたが、今週は先週6日続落となっていた反動で幅広い銘柄が買い戻されるなか、先週弱かった自動車セクターやオンライン決済大手ワイヤカードの大幅高を受け週明けは7営業日ぶりに反発してスタート、翌日も英同業他社がボーイングの航空機737MAXの受け渡しが遅れると発表し供給過剰に対する懸念が後退した事で大幅高となったルフトハンザや、米子会社モンサントの除草剤の発がん性を巡る訴訟で賠償金が引き下げられた事を好感した医薬・某業大手バイエルの上昇等から続伸となったが、週央は米ドラッグストア大手CVSヘルスが今週から新在宅透析システムの臨床試験を開始すると発表した事が嫌気され、透析器大手フルゼニウスメディカルケアと医療機器大手フルゼニウスが揃って大幅安となった事で3日ぶりに反落し、翌日18日も第2四半期の営業利益が大幅に減少し利益率の改善は2020年以降との見通しを示したIT大手SAPや、オンライン決済大手ワイヤカードの大幅安を受けて12,227.85と続落し設定していた12,250.49の下値フシを切ったが、週末は独格安スーパーのアルディの国内全店舗であらゆるクレジットカードとデビットカードを処理出来るようにすると発表した事を好感したオンライン決済大手ワイヤカードが大幅高となった事などから3日ぶりに反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,349.50次の下値フシは大引で12,106.49となっているが、今週は上記の通り先週に続いて個別の主力銘柄の悪材料等が嫌気された事から陰線を下に伸ばして来た。来週以降先に下値フシを切って来ると現在の大陽線の半値引け水準12,179.50を切ってしまうが、何処かで大幅な切り返しに入れば空間を保持しているだけに再陽転確認の可能性もありこの辺が適うかどうか見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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