2019年07月27日(土)

国内決算本格化 [CFD]

【サマリー・07/22〜07/26】

 今週の日経平均は、週末の米株式がFRBによる早期大幅利下げの期待が一部報道により後退した事や、イラン情勢を巡る地政学リスクへの懸念から反落していた事を受け週明けの寄り付きは反落してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場に入ってからも様子見ムードが強くマイナス圏で揉み合う展開が続き反落して引けた。翌日は週明けの米株式がアナリストの目標株価や投資判断の引き上げ等を受けアップルや半導体関連株の上昇から反発していた事を受け寄り付きは小反発してスタート、その後は値嵩の一角に買いが入り上げ幅を広げて前引け、後場も米によるファーウェイに対する制裁緩和期待が高まった事で高値圏を維持し急反発して引けた。週央は債務上限引き上げで与野党が合意した事や米中通商協議の進展期待が高まった事から米株式が続伸していた事を受け、寄り付きは続伸してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場も前場の地合いを引き継いで揉み合いに終始し続伸して引けた。翌日は複数の主要企業決算が嫌気され米株式は反落していたものの、CME清算値にサヤ寄せする格好で寄り付きは小幅続伸してスタート、その後も半導体関連を中心に買われ値位置を切り上げて前引け、後場はECB理事会を控え様子見姿勢が強まり小動き推移となったが3日続伸して引けた。週末は引き続き主要企業決算が嫌気され米株式が続落していた事を受け、寄り付きは小反落してスタートしその後はやや下げ渋る展開で前引け、後場に入ると週末とあって様子見姿勢から小動きが続き4日ぶりに反落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、FRBの早期利下げ観測の後退で円を売ってドルを買う動きが優勢となり週明けは反落してスタート、翌日も米によるファーウェイに対する制裁緩和期待から投資家心理が改善し円売りドル買いが優勢となり円は続落、週央は米長期金利が時間外取引で低下し日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りを誘い円は3営業日ぶりに小反発となったが、翌日は国内輸入企業による円売り・ドル買い観測から円は小反落となり、週末もECB理事会結果を受け市場の想定ほどはECBが利下げに積極的ではないとの受け止めが広がり円は続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,695円、次の下値フシは大引で21,244円となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦を巡る先行き懸念の再燃から下値フシを切るもNY連銀総裁が利下げに積極的な姿勢を示した事や前日大幅安となっていた反動から週末には一転して上値フシを抜いてきた。ただこちらはTOPIXとは真逆で今月上旬から上穴を作成した後の半値押しとなっていたところ、週末の戻りでハードルが一段上がった事により来週以降仮に反落に向かった場合は設定している下値フシの更に一段下にある21034円のフシを引線一波動で切って来るとそこで再陰転を確認する事になるのでこの辺は注視しておきたい。」としたが、今週は週末の米株式がFRBによる早期大幅利下げの期待が一部報道により後退した事や、イラン情勢を巡る地政学リスクへの懸念から反落していた事を受け週明け反落してのスタートとなったが、翌日は週明けの米株式が反発していた事や米によるファーウェイに対する制裁緩和期待が高まった事で急反発し、週央24日も債務上限引き上げで与野党が合意した事や米中通商協議の進展期待が高まった事から米株式が続伸していた事を受け21,709.57円と続伸し先ずは設定していた21,695円の上値フシを抜いて来た。翌日も複数の主要企業決算が嫌気され米株式は反落していたものの半導体関連中心に買いが入り3日続伸となったが、週末は引き続き主要企業決算が嫌気され米株式が続落していた事を受け4日ぶりに反落して今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、週明け29日の6月小売業販売額、6月百貨店・スーパー販売額、30日の6月失業率、6月有効求人倍率、6月鉱工業生産指数速報値のほか、週明けからの日銀金融政策決定会合、週末2日の日銀金融決定会合議事要旨にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,935円次の下値フシは大引で21,484円となっているが、今週は上記の通り債務上限引き上げで与野党が合意した事や米中通商協議の進展期待が高まった事を受けた米株式の続伸で上値フシを抜いて来た。この引線で先の高値フシを抜けばそこでこれまで作成してきた孕み型が一旦消滅となったのだがあとわずか30円足らずでこのフシ抜けは適わず。というワケで引き続き来週以降仮に先に反落に向かった場合は引き続き孕み型維持しているだけに再陰転には注意しなければならないが、このまま先に設定した上値フシを抜いて来ればそこで上記の通りこれまで作成してきた孕み型が一旦消滅となる事からこの辺は注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,592.50、次の下値フシは大引で1,535.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易摩擦を巡る先行き懸念の再燃から下値フシを切るもNY連銀総裁が利下げに積極的な姿勢を示した事や前日大幅安となっていた反動から週末には一転して上値フシを抜いてきた。先に下穴を作成した後の半値引き上げ達成後は反落していたが、今週の反落でハードルが一段下がった事により来週以降設定している上値フシを抜けばそこで再陽転を確認するのでこれが適うかどうか見ておきたい。」としたが、今週は週末の米株式がFRBによる早期大幅利下げの期待が一部報道により後退した事や、イラン情勢を巡る地政学リスクへの懸念から反落していた事を受け週明け反落してのスタートとなったが、翌日は週明けの米株式が反発していた事や米によるファーウェイに対する制裁緩和期待が高まった事で反発し、週央も債務上限引き上げで与野党が合意した事や米中通商協議の進展期待が高まった事から米株式が続伸していた事を受け続伸、翌日も複数の主要企業決算が嫌気され米株式は反落していたものの半導体関連中心に買いが入り3日続伸となり、週末は引き続き主要企業決算が嫌気され米株式が続落していた事を受け4日ぶりに反落となったが上値フシを取るまでには至らずであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,592.50次の下値フシも大引で1,535.49とするが、今週は上記の通り中通商協議の進展期待が高まった事や半導体関連中心に買いが入り全般堅調となるも上値フシを取るまでには至らず。とはいえ今週S&P500種は再度の史上最高値を更新しており、こちらも先週ハードルが一段下がった事により来週以降設定している上値フシを抜けばそこで再陽転を確認するのでこれが適うかどうか見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で27,631.50ドル、次の下値フシは大引で27,086.49ドルとなっているが、今週は上記の通りFRB議長が前週の議会証言で7月末の利下げに前向きな姿勢を示し資金が流入し易い地合いが続くとの期待から設定していた上値フシを抜き引き続き陽線を伸ばして来た。初の3000大台超えを達成したS&P500種と共にこちらも初の27,000ドル台乗せを達成しているが、引き続き何所まで陽線を伸ばしてくるのか来週以降も注目しておきたい。」としたが、今週はアナリストの目標株価や投資判断の引き上げ等を受けアップルや半導体関連株の上昇から週明けは反発してスタート、翌日も債務上限引き上げで与野党が合意した事や米中通商協議の進展期待が高まった事から続伸となったが、週央は複数の主要企業決算が嫌気され反落し、翌日も引き続き主要企業の決算が嫌気され続落、週末は朝方発表の4-6月期の米実質GDP速報値が市場予想を上回り米景気の減速に対する過度な警戒感が和らいだ事で再度反発となったが上下のフシは何れも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、30日の米6月個人所得・支出、5月ケース・シラー米住宅価格指数、米7月消費者信頼感指数、31日の7月ADP雇用統計、米4-6月期四半期雇用コスト指数、7月シカゴ購買部協会景気指数、月替り1日の米週間新規失業保険申請件数、米7月PMI改定値、米7月ISM製造業景況指数、週末2日の米6月貿易収支、米7月雇用統計、米6月製造業新規受注、7月ミシガン大学消費者態度指数確報値等のほか、30日からのFOMC、31日のFRB議長定例記者会見にも注目しておきたい。
 今週もまた上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で27,631.50ドル次の下値フシも大引で27,086.49ドルとするが、今週は上記の通り米中通商協議進展期待と主要企業決算悪が交錯し週初から往って来いの展開となりフシ目は取らず終い。S&P500種は再陽転から初の3000大台超えを達成、あと暫く日柄消化で休んでいたが今週は再度陽線を伸ばし史上最高値を更新している。こちらも初の27,000ドル台乗せを達成しあと揉み合いとなっているが、S&P500種の後追いでこちらも来週以降史上最高値を更新してくるかどうか引き続き注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で3,024.50、次の下値フシも大引で2,967.49とするが、今週は上記の通りFRBによる利下げ観測期待と米中貿易摩擦を巡る先行き懸念が交錯し引き続きフシ目は取らず終い。3000の大台を史上初めて突破した後だけに達成感から一服といった感じが継続しているが、引き続き来週以降も陽線を伸ばしてくるのかどうかこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週はアナリストの目標株価や投資判断の引き上げ等を受けアップルや半導体関連株の上昇から週明けは反発してスタート、翌日も債務上限引き上げで与野党が合意した事や米中通商協議の進展期待が高まった事から続伸し、週央も好決算から半導体セクターが買われ3日続伸、翌日は主要企業の決算が嫌気され反落となったが、週末は朝方発表の4-6月期の米実質GDP速報値が市場予想を上回り米景気の減速に対する過度な警戒感が和らいだ事で3,025.86と再度反発しこれまで設定していた3,024.50の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,055.50次の下値フシは大引で2,996.49となっているが、今週は上記の通り好決算を囃した半導体セクターの物色から週末に今月3日以来の上値フシ抜けとなり15日以来となる史上最高値を更新することとなった。空間を生かした再陽転達成から3000の大台を史上初めて突破、あと達成感から一服といった感じが継続していたが日柄を消化し再度しっかりと史上最高値を更新と教科書通りの非常に強い軌道が継続している。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,349.50、次の下値フシは大引で12,106.49となっているが、今週は上記の通り先週に続いて個別の主力銘柄の悪材料等が嫌気された事から陰線を下に伸ばして来た。来週以降先に下値フシを切って来ると現在の大陽線の半値引け水準12,179.50を切ってしまうが、何処かで大幅な切り返しに入れば空間を保持しているだけに再陽転確認の可能性もありこの辺が適うかどうか見ておきたい。」としたが、今週は米中貿易協議を巡り米交渉担当者が来週にも中国を訪問するとの一部報道を受け半導体大手インフィニオンテクノロジーズが買われ、アナリストが目標価格を引き上げたオンライン決済大手ワイヤカードも買われた事で週明けは続伸してスタート、翌日23日もECBが25日の定例理事会で利下げするとの観測のなか、中国国有自動車大手の北京汽車集団が23日にダイムラーの株式5%を取得したと発表した事が材料視され同社株やタイヤ大手コンチネンタルの大幅高から12,490.74と3日続伸し、先ずは設定していた12,349.50の上値フシを抜いて来た。週央も通期の利益見通しを据え置いた事が好感された素材大手コベストロが大幅高し、米同業テキサス・インスツルメンツ発表の4-6月期決算が市場が懸念したほど悪くなかった事を好感した半導体大手インフィニオンテクノロジーズ等の上昇を受け4日続伸となったが、翌日25日はECB理事会後のドラギ総裁発言から緩和策への過度な期待が後退するなか、前日大幅高を演じた素材大手コベストロや半導体大手インフィニオンテクノロジーズが急反落した事で12,362.10と5日ぶりに急反落し新規設定された下値フシを切ったが、週末はアディダスやドイツテレコムの上げから再度反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,484.50次の下値フシは大引で12,239.49となっているが、今週は上記の通り中国国有自動車大手がダイムラーの一部株式を取得との報から前半に上値フシを抜いたが、あとECB理事会後のドラギ総裁発言から緩和策への過度な期待が後退し新規設定の下値フシを切って来た。先週記では大幅な切り返しに入れば空間を保持しているだけに再陽転確認の可能性もありこの辺が適うかどうかとしたが、23日の上値フシ取りでは再陽転のフシまであと一歩のところまであったがこれが適わずに反落してしまい空間を生かした再陽転のシナリオはこれで一先ず消滅、ちょうど1年前の段下げ帯に差し掛かっておりそれなりの抵抗といったところか。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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