2019年09月07日(土)

21000円大台回復 [CFD]

【サマリー・09/02〜09/06】

 今週の日経平均は、貿易協議に前向きと受け取れる姿勢を中国政府が見せた事から先週末の米株式は続伸していたもののトランプ米政権が予定通り対中制裁関税第4弾を発動、中国も即座に報復関税を発表した事が嫌気され週明けの寄り付きは反落してスタートしその後は揉み合いながら前引け、米国市場がレーバー・デ−で休場となる事で後場に入ってからも取引は低調となり反落して引けた。翌日は米市場がレーバー・デーで休場となる中を今月に予定している米中通商協議の日程調整が難航していると一部が報じた事で、寄り付きは小幅続落してスタートしその後は円相場の弱含みと共にプラス圏に浮上して前引け、後場も総じて売買低調で上値追いの動きは限られたが小反発して引けた。週央は中国が米国をWTOに提訴するなどした為に摩擦激化懸念が台頭、米8月ISM製造業景況指数がおよそ3年ぶりに節目の50を下回り景気減速への懸念も強まった事から連休明けの米株式が急反落した事を受け寄り付きは反落してスタート、その後は円相場の伸び悩みやアジア主要株価指数が堅調推移となった事からプラス圏に浮上して前引け、後場も序盤はマイナス圏に沈んでいたがあと前場同様に切り返してプラス圏に浮上し小幅続伸して引けた。翌日は香港政府が大規模デモの発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回表明したほか、英議会で合意無き離脱が回避されるとの期待も広がった事で米株式が急反発していた事を受け寄り付きは続伸してスタート、その後は米中両国が10月前半にワシントン貿易協議を開催するとの報道も伝わり上げ幅を拡大させて前引け、後場も概ね横這い推移となったが高値圏を維持し大幅に3日続伸して引けた。週末は10月に米中が閣僚級の貿易協議を開くと伝わったほか、8月ADP雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回った事を好感して大幅続伸していた米株式を受け寄り付きは続伸してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場は米8月雇用統計発表を前に様子見ムードが広がり伸び悩んだものの4日続伸して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、1日に米中が互いに追加制裁関税を課し改めて投資家のリスク回避姿勢が広がり比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となり週明けは反発してスタート、翌日も英国の政局不安が高まりEUからの合意無き離脱に対する警戒感から投資家のリスク回避姿勢が強まり、比較的低リスク通貨とされる円の買い意欲が高まり円は続伸となった。週央は時間外取引において米長期金利が上昇し日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが出て円は反落し、翌日も香港情勢や英国の政治混乱を巡る懸念が和らぎ比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり続落し、週末も5日発表の米経済指標が改善し米景気の底堅さを意識した円売り・ドル買いが優勢となり円は続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で20,915円、次の下値フシも大引で20,484円とするが、今週は米中貿易摩擦激化懸念から週明け早々に大きく下値フシを切って来たが、あと双方で対立姿勢を緩める方向になった事から懸念がやや後退し週末にかけて往って来いの相場展開となった。先週号では「〜来週以降仮に反落に向い設定した下値フシの少し下にある20,444円のフシを切って来るとそこで二度目の再陰転確認となる。」と書いておいたが、週明け26日の下値フシ割れではこの水準を割り込みこれで二度目の再陰転確認となった。あと切り返しを見せてはいるが今月二度目の陰転を確認しているだけに何時往って来いの反落となってもおかしくはない環境にある。」としたが、今週は貿易協議に前向きと受け取れる姿勢を中国政府が見せた事から先週末の米株式は続伸していたもののトランプ米政権が予定通り対中制裁関税第4弾を発動、中国も即座に報復関税を発表した事が嫌気され週明けは反落してのスタートとなったが、翌日は米市場がレーバー・デーで休場となる中を円相場の弱含みから小反発し、週央も景気減速懸念の強まりから連休明けの米株式が急反落したものの円相場の伸び悩みやアジア主要株価指数が堅調推移となった事から小幅続伸、翌日5日も香港政府が大規模デモの発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回表明したほか、英議会で合意無き離脱が回避されるとの期待も広がった事で米株式が急反発していた事を受け21,085.94円と大幅に3日続伸し設定していた20,915円の上値フシを抜いて週末も10月に米中が閣僚級の貿易協議を開くと伝わったほか、8月ADP雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回った事を好感して大幅続伸していた米株式を受け4日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け9日の7月貿易収支、4-6月期四半期実質GDP改定値、12日の8月国内企業物価指数、7月機械受注、7月第三次産業活動指数、13日の7月鉱工業生産指数確報値、7月設備稼働率等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,315円次の下値フシは大引で20,864円とするが、今週は上記の通り香港政府が大規模デモの発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回表明したほか、英議会で合意無き離脱が回避されるとの期待も広がった事で上値フシを抜いて来た。斯様な外部環境の好材料を背景に今週も陽線を伸ばして来たが、直近の日経平均の波形はDAXと全く同様のモノを描いており直近の長大陰線に差し込んでいる事からこの起点まで関門らしい関門は無くなったが、上下関門の丁度中間に位置しており目先はこの範囲での動きとなるか。

【TOPIX】
 先週号では、「来週も現在値から次の上値フシは大引で1,526.50、次の下値フシも大引で1,471.49とするが、今週は米中貿易摩擦激化懸念から週明けは大きく値を下げたものの、あと双方で対立姿勢を緩める方向になった事から懸念がやや後退し週末にかけて往って来いの相場展開となった。またもフシ取りならずというワケで引き続き次の安値関門は今年1月7日の陽転前の安値フシ1,471ポイントと奇しくも現在設定している下値フシとピタリと同じになっているが、これまで書いて来た通り仮に切り返しても直近の高値フシ抜けで既に日経平均が形成していた陽包み型に転換してしまう点には注意しておきたい。」としたが、今週は貿易協議に前向きと受け取れる姿勢を中国政府が見せた事から先週末の米株式は続伸していたもののトランプ米政権が予定通り対中制裁関税第4弾を発動、中国も即座に報復関税を発表した事が嫌気され週明けは反落してのスタートとなったが、翌日は米市場がレーバー・デーで休場となる中を円相場の弱含みから小反発、週央は景気減速懸念の強まりから連休明けの米株式が急反落していた事を受け再度反落となったが、翌日5日は香港政府が大規模デモの発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回表明したほか、英議会で合意無き離脱が回避されるとの期待も広がった事で米株式が急反発していた事を受け1,534.46と急反発し設定していた1,526.50の上値フシを抜き、週末も10月に米中が閣僚級の貿易協議を開くと伝わったほか、8月ADP雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回った事を好感して大幅続伸していた米株式を受け続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,562.50次の下値フシは大引で1,505.49とするが、今週は上記の通り香港政府が大規模デモの発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回表明したほか、英議会で合意無き離脱が回避されるとの期待も広がった事で上値フシを抜いて来た。この引線で7月18日に付けたフシと丁度ツラとなったが、この波形はこのまま上昇し続けて直近高値フシを抜いてきても既に日経平均が形成していた陽包み型に転換してしまう点には引き続き注意しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で26,624.50ドル、次の下値フシも大引で26,099.49ドルとするが、今週は上記の通りG7サミットで中国との貿易協議再開に前向きな姿勢を示し、中国政府も冷静な交渉による貿易摩擦解決を望む姿勢を示すなど双方で対立姿勢を緩めた事で米中貿易摩擦への警戒感が和らぎS&P500種と共に上値フシを二段上まで抜いて来た。先週号では来週以降に直近高値フシを抜いて来れば次の下値関門まで下落する確率はグンと下がると書いたが、29日のフシ抜けでは先週21日の直近高値を抜き特殊チャート上では14日の再陰転はここで一旦ニュートラルとなった。」としたが、今週は中国が米国をWTOに提訴するなどした為に摩擦激化懸念が台頭、米8月ISM製造業景況指数がおよそ3年ぶりに節目の50を下回り景気減速への懸念も強まった事から連休明けは急反落してのスタートとなったが、週央は香港政府が大規模デモの発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回表明したほか、英議会で合意無き離脱が回避されるとの期待も広がった事で急反発となり、翌日5日も10月に米中が閣僚級の貿易協議を開くと伝わったほか8月ADP雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回った事を好感して26,728.15ドルと大幅続伸し設定していた26,624.50ドルの上値フシを抜き、週末も引き続き米中貿易協議の進展期待やFRBが近く追加利下げに踏み切るとの観測も台頭し3日続伸して今週の取引を終えることとなった。
 来週の注目指標としては、11日の米8月PPI、12日の8月CPI、米週間新規失業保険申請件数、米8月月次財政収支、13日の米8月小売売上高、9月ミシガン大学消費者態度指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で26,994.50ドル次の下値フシは大引で26,461.49ドルとするが、今週は上記の通り10月に米中が閣僚級の貿易協議を開くと伝わるなど米中貿易協議の進展期待からS&P500種と共に設定していた上値フシを抜いて来た。先週のフシ抜けで直近高値を抜き再陰転が一旦ニュートラルとなった勢いを保持して今週も陽線を伸ばして来たが、これで7月中旬から引いた直近大陰線に差し込みこれでこの起点まで再度関門は存在しなくなった。目先はこの直近下穴と長大陰線の起点での範囲の動きとなろうが応分に幅もあるのでその間に波形に変化が見られるのかどうかこの辺をS&P500種と共に見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,953.50、次の下値フシも大引で2,896.49とするが、今週は上記の通りG7サミットで中国との貿易協議再開に前向きな姿勢を示し、中国政府も冷静な交渉による貿易摩擦解決を望む姿勢を示すなど双方で対立姿勢を緩めた事で米中貿易摩擦への警戒感が和らぎDOWと共に上値フシを二段上まで抜いて来た。先週号では来週以降に直近高値フシを抜いて来れば次の下値関門まで下落する確率はグンと下がると書いたが、29日のフシ抜けでは先週19日の直近高値を一文抜きながらクリヤしているだけに特殊チャート上では2840台での逆三尊を形成した事になる。」としたが、今週は中国が米国をWTOに提訴するなどした為に摩擦激化懸念が台頭、米8月ISM製造業景況指数がおよそ3年ぶりに節目の50を下回り景気減速への懸念も強まった事から連休明けは急反落してのスタートとなったが、週央は香港政府が大規模デモの発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回表明したほか、英議会で合意無き離脱が回避されるとの期待も広がった事で急反発となり、翌日5日も10月に米中が閣僚級の貿易協議を開くと伝わったほか8月ADP雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回った事を好感して2,976.00と大幅続伸し設定していた2,953.50の上値フシを抜き、週末も引き続き米中貿易協議の進展期待やFRBが近く追加利下げに踏み切るとの観測も台頭し3日続伸して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,004.50次の下値フシは大引で2,947.49とするが、今週は上記の通り10月に米中が閣僚級の貿易協議を開くと伝わるなど米中貿易協議の進展期待からDOWと共に設定していた上値フシを抜いて来た。先週の逆三尊を経て今週も引き続き陽線を上に伸ばして来たが、これで7月下旬から引いた直近大陰線に差し込みこれでこの起点まで再度関門は存在しなくなった。目先はこの逆三尊と長大陰線の起点での範囲の動きとなろうが応分に幅もあるのでその間に波形に変化が見られるのかどうかこの辺をDOWと共に見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で11,956.50、次の下値フシも大引で11,721.49とするが、今週は上記の通り米中貿易協議の行方を睨みながらイタリアの政治的混乱への警戒感が後退した事などで設定していた上値フシを抜いて来た。ドイツ中央銀行は先の8月の月報でドイツ経済が2019年7-9月期に2四半期連続のマイナス成長となり景気後退に陥る恐れがあると警告していたが、8月独IFO業況指数も約7年ぶりの水準に悪化するなどドイツのリセッション懸念が深まっている。木曜日の引線ではちょうど14日の再陰転前の戻り高値と同水準のところで止まっているが、来週以降このまま陽線を伸ばし直近の長大陰線に差し込めるのか否かこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は電力大手RWEやドイツ証取の上昇を受け週明けは続伸してスタート、翌日は鉄鋼のティッセンクルップが需要の減速懸念で下落した事などから反落となったが、週央4日はイタリアで左派「五つ星運動」と中道左派「民主党」等による連立政権が発足するほか、英国でも下院がEUからの合意無き離脱を防ぐための離脱延期を政府に義務付ける法案が採決される事になるなど両国の政治的進展が好感されるなか、オンライン決済大手ワイヤカードや鉄鋼大手ティッセンクルップの大幅高を受け12,025.04と再度反発し設定していた11,956.50の上値フシを抜いて来た。翌日も米中貿易協議が進展するとの期待が高まるなか、欧州の長期金利上昇を背景にドイツ銀行が大幅高し半導体大手インフィニオンテクノロジーズも高く大幅続伸し、週末6日も鉄鋼大手ティッセンクルップやアディダスの大幅高を受けて12,191.73と続伸し更に一段上のフシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,312.50次の下値フシは大引で12,071.49とするが、今週は上記の通りイタリアで連立政権が発足するほか、英国でも下院がEUからの合意無き離脱を防ぐための離脱延期を政府に義務付ける法案が採決される事になるなど両国の政治的進展が好感されるなか二段上のフシまで抜いて来た。斯様な外部環境の好材料を背景に今週も陽線を伸ばし、先週記でこのまま陽線を伸ばし直近の長大陰線に差し込めるのか否かとした水準まで伸びてきた。これでこの長大陰線の起点まで関門らしい関門は無くなったが、上下関門の丁度中間に位置しており目先はこの範囲での動きとなるか。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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