2019年09月14日(土)

27,000ドル大台回復 [CFD]

【サマリー・09/09〜09/13】

 今週の日経平均は、米中貿易協議の進展期待やFRBが近く追加利下げに踏み切るとの観測も台頭し、先週末の米株式が3日続伸していた事を受け週明けの寄り付きは小幅続伸してスタートしその後も上げ幅を広げて前引け、後場に入ると高値圏でこう着感を強める展開で推移したが5日続伸して引けた。翌日は米財務長官が米中貿易協議の進展に言及した事から週明けの米株式が4日続伸していた事を受け寄り付きは続伸してスタート、その後は上げ幅を拡大する場面もあったが高値警戒感も台頭しあと伸び悩む展開で前引け、後場に入ると前場より更に狭いレンジでの推移となったが6日続伸して引けた。週央はファーウェイへの制裁緩和等を条件に中国政府が米農産物を購入する方針と一部メディアが報じ、協議進展期待から米株式が5日続伸していた事を受け寄り付きは続伸してスタートしその後も上げ幅を広げて前引け、その後も円相場の軟化を背景に後場に入ってからも上げ幅を広げ大幅に7日続伸して引けた。翌日は新製品・新サービスを発表したアップル等のハイテクセクター物色で米株式が大幅に6日続伸していた事を受け寄り付きは続伸してスタートしその後はこう着状態で前引け、中国側が米農産物輸入を協議前の善意の印として検討しているとの報も伝わった事で後場に入ってからも高値圏を維持したまま8日続伸して引けた。週末はECBが量的緩和策の再開を決定し欧州株が全面高となった流れを継いだ米株式が7日続伸となっていた事を受け寄り付きは続伸してスタート、その後はトランプ米大統領が中間所得層を対象とする減税を計画しているとの報道が伝わり上げ幅を広げて前引け、後場に入ると3連休控えでこう着感を強めたものの大幅に9日続伸して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、6日発表の米8月雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想に届かなかった事から雇用鈍化を意識した円買い・ドル売りが優勢となり週明けは小反発してのスタートとなったが、翌日は米中貿易交渉が進展するとの思惑から比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり円は反落となり、週央も米中貿易協議進展期待から投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり続落、翌日も引き続き米中貿易協議進展期待の高まりから比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり続落し、更に週末も米中貿易協議進展期待からリスク回避姿勢が後退し比較的低リスク通貨とされる円には売りが優勢となり4日続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,315円、次の下値フシは大引で20,864円とするが、今週は上記の通り香港政府が大規模デモの発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回表明したほか、英議会で合意無き離脱が回避されるとの期待も広がった事で上値フシを抜いて来た。斯様な外部環境の好材料を背景に今週も陽線を伸ばして来たが、直近の日経平均の波形はDAXと全く同様のモノを描いており直近の長大陰線に差し込んでいる事からこの起点まで関門らしい関門は無くなったが、上下関門の丁度中間に位置しており目先はこの範囲での動きとなるか。」としたが、今週は米中貿易協議の進展期待やFRBが近く追加利下げに踏み切るとの観測も台頭し、先週末の米株式が3日続伸していた事を受け週明け9日は21318.42円と5日続伸してスタートし早速設定していた21,315円の上値フシを抜いて来た。翌日も米財務長官が米中貿易協議の進展に言及した事から週明けの米株式が4日続伸していた事を受け6日続伸、週央11日もファーウェイへの制裁緩和等を条件に中国政府が米農産物を購入する方針と一部メディアが報じ協議進展期待から米株式が5日続伸していた事を受け21,597.76円と大幅に7日続伸し更に一段上のフシも抜いて来た。翌日も新製品・新サービスを発表したアップル等のハイテクセクター物色で米株式が大幅に6日続伸していた事を受け8日続伸となり、週末13日もECBが量的緩和策の再開を決定し欧州株が全面高となった流れを継いだ米株式が7日続伸となっていた事やトランプ米大統領が中間所得層を対象とする減税を計画しているとの報道も伝わり21,988.29円と大幅に9日続伸し更に一段上のフシをも抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、18日の8月貿易収支、19日の7月全産業活動指数の他、18日からの日銀金融政策決定会合、日銀総裁記者会見等にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,215円次の下値フシは大引で21,764円となっているが、今週は上記の通り米中が貿易協議で歩み寄る姿勢を見せ貿易協議進展期待が一段と高まった事でTOPIXと共に設定していた上値フシを抜いて来た。連続9日続伸は2017年10月2日〜24日の16連騰以来約2年ぶりの長さを記録したワケだが、先週号でも日経平均の波形はDAXと全く同様のモノを描いていると書いていたが今週の動きもそれと酷似したものになった。この指数も来週以降に今回設定した上値フシを抜けば今年4月に付けた高値関門を抜いて来ることになる。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,562.50、次の下値フシは大引で1,505.49とするが、今週は上記の通り香港政府が大規模デモの発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回表明したほか、英議会で合意無き離脱が回避されるとの期待も広がった事で上値フシを抜いて来た。この引線で7月18日に付けたフシと丁度ツラとなったが、この波形はこのまま上昇し続けて直近高値フシを抜いてきても既に日経平均が形成していた陽包み型に転換してしまう点には引き続き注意しておきたい。」としたが、今週は米中貿易協議の進展期待やFRBが近く追加利下げに踏み切るとの観測も台頭し、先週末の米株式が3日続伸していた事を受け週明けは5日続伸してスタート、翌日も米財務長官が米中貿易協議の進展に言及した事から週明けの米株式が4日続伸していた事を受け6日続伸、週央11日もファーウェイへの制裁緩和等を条件に中国政府が米農産物を購入する方針と一部メディアが報じ協議進展期待から米株式が5日続伸していた事を受け1,583.66と大幅に7日続伸し先ずは設定していた1,562.50の上値フシを抜いて来た。翌日も新製品・新サービスを発表したアップル等のハイテクセクター物色で米株式が大幅に6日続伸していた事を受け8日続伸となり、週末もECBが量的緩和策の再開を決定し欧州株が全面高となった流れを継いだ米株式が7日続伸となっていた事やトランプ米大統領が中間所得層を対象とする減税を計画しているとの報道も伝わり大幅に9日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,612.50次の下値フシは大引で1,555.49となっているが、今週は上記の通り米中が貿易協議で歩み寄る姿勢を見せ貿易協議進展期待が一段と高まった事で日経平均と共に設定していた上値フシを抜いて来た。先週号まで「〜この波形はこのまま上昇し続けて直近高値フシを抜いてきても既に日経平均が形成していた陽包み型に転換してしまう点には引き続き注意しておきたい。」と書いていたが、今週の上値フシ抜きで陽包み型が形成される事となった。僅かながら上値下値共に切り下げ型になっており日経平均と同様の波動を描いてくるのかどうか来週以降この辺を見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で26,994.50ドル、次の下値フシは大引で26,461.49ドルとするが、今週は上記の通り10月に米中が閣僚級の貿易協議を開くと伝わるなど米中貿易協議の進展期待からS&P500種と共に設定していた上値フシを抜いて来た。先週のフシ抜けで直近高値を抜き再陰転が一旦ニュートラルとなった勢いを保持して今週も陽線を伸ばして来たが、これで7月中旬から引いた直近大陰線に差し込みこれでこの起点まで再度関門は存在しなくなった。目先はこの直近下穴と長大陰線の起点での範囲の動きとなろうが応分に幅もあるのでその間に波形に変化が見られるのかどうかこの辺をS&P500種と共に見ておきたい。」としたが、今週は米財務長官が米中貿易協議の進展に言及した事から週明けは4日続伸してスタート、翌日もファーウェイへの制裁緩和等を条件に中国政府が米農産物を購入する方針と一部メディアが報じ協議の進展期待から5日続伸、週央11日も新製品・新サービスを発表したアップル等のハイテクセクター物色から27,137.04ドルと大幅に6日続伸し先ずは設定していた26,994.50ドルの上値フシを抜いて来た。翌日もECBが量的緩和策の再開を決定し欧州株が全面高となった流れを継いで7日続伸となり、週末も中国が対米報復関税の対象から大豆など一部農産物を除外すると伝わり米中が貿易協議で歩み寄るとの期待が高まったほか、8月米小売売上高も市場予想を上回った事で8日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け16日の9月ニューヨーク連銀製造業景気指数、17日の米8月鉱工業生産指数、米8月設備稼働率、9月NAHB住宅市場指数、18日の米8月住宅着工件数、米8月建設許可件数、FRB議長定例記者会見、19日の米4-6月期四半期経常収支、9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米週間新規失業保険申請件数、米8月景気先行指標総合指数、米8月中古住宅販売件数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で27,407.50ドル次の下値フシは大引で26,866.49ドルとなっているが、今週は上記の通り米中が貿易協議で歩み寄る姿勢を見せ貿易協議進展期待が一段と高まった事でS&P500種と共に設定していた上値フシを抜いて来た。週末までの8日続伸は昨年5月以来、1年4ヵ月ぶりの連続上昇記録。先週号では、7月中旬から引いた直近大陰線に差し込みこれでこの起点まで再度関門は存在しなくなったと書いていた通り、あっという間に今年7月15日に付けた大引ベースでの史上最高値まで139.64ドルに迫っている。こちらもS&P500種同様、来週以降に今回設定した上値フシを抜けば自動的にこの関門をも抜き去り特殊チャート上でも史上最高値に躍り出ることになる。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,004.50、次の下値フシは大引で2,947.49とするが、今週は上記の通り10月に米中が閣僚級の貿易協議を開くと伝わるなど米中貿易協議の進展期待からDOWと共に設定していた上値フシを抜いて来た。先週の逆三尊を経て今週も引き続き陽線を上に伸ばして来たが、これで7月下旬から引いた直近大陰線に差し込みこれでこの起点まで再度関門は存在しなくなった。目先はこの逆三尊と長大陰線の起点での範囲の動きとなろうが応分に幅もあるのでその間に波形に変化が見られるのかどうかこの辺をDOWと共に見ておきたい。」としたが、今週は先週後半の急上昇に対する警戒感が台頭し週明けは小反落してのスタートとなったが、翌日はファーウェイへの制裁緩和等を条件に中国政府が米農産物を購入する方針と一部メディアが報じ協議の進展期待から小反発となり、週央も新製品・新サービスを発表したアップル等のハイテクセクター物色から大幅続伸、翌日12日もECBが量的緩和策の再開を決定し欧州株が全面高となった流れを継いで3,009.57と続伸して設定していた3,004.50の上値フシを抜いたが、週末はアナリストの目標株価引き下げを嫌気し下落したアップル等が足を引っ張り4日ぶりに小反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,039.50次の下値フシは大引で2,980.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易協議の進展期待が一段と高まりECBの量的緩和策再開決定から欧州株が全面高となった事も背景にDOWと共に設定していた上値フシを抜いて来た。先週号で7月下旬から引いた直近大陰線に差し込みこれでこの起点まで再度関門は存在しなくなったと書いていた通り、あれよあれよという間にはや7月末に作成したこの起点まで特殊チャート上ではあとわずか16ポイントに迫っている。こちらもDOW同様、来週以降に今回設定した上値フシを抜けば自動的にこの関門をも抜き去り特殊チャート上でも史上最高値に躍り出ることになる。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,312.50、次の下値フシは大引で12,071.49とするが、今週は上記の通りイタリアで連立政権が発足するほか、英国でも下院がEUからの合意無き離脱を防ぐための離脱延期を政府に義務付ける法案が採決される事になるなど両国の政治的進展が好感されるなか二段上のフシまで抜いて来た。斯様な外部環境の好材料を背景に今週も陽線を伸ばし、先週記でこのまま陽線を伸ばし直近の長大陰線に差し込めるのか否かとした水準まで伸びてきた。これでこの長大陰線の起点まで関門らしい関門は無くなったが、上下関門の丁度中間に位置しており目先はこの範囲での動きとなるか。」としたが、今週は理事会を控えECBが追加緩和に向かうとの観測が出る中、タイヤ大手コンチネンタルはじめ自動車セクター等の輸出株が相場を牽引し週明けは4日続伸してスタート、翌日も前日に続いてタイヤ大手コンチネンタルが大幅続伸したほか鉄鋼大手ティッセンクルップや航空のルフトハンザも大幅高し5日続伸し、週央11日も中国政府が追加関税をかける対象米国製品から16品目を除外すると発表し米中貿易交渉が進展するとの期待感が出るなか、半導体大手インフィニオンテクノロジーズや工業用ガス大手リンデの値上がりから12,359.07と6日続伸となり、先ずは設定していた12,312.50の上値フシを抜いて来た。翌日もECB理事会が3年半ぶりの金融緩和を決めた事を受け買いが広がるなか、医薬化学大手メルクや工業用ガス大手リンデの値上がりから7日続伸となり、更に週末も前日に続き米中貿易協議進展期待のほか、ECBによる金融緩和策も投資家心理を支えるなか、素材大手コベストロやハイデルベルクセメントが上昇し8日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,481.50次の下値フシは大引で12,236.49となっているが、今週は上記の通りECBによる追加緩和策の期待が理事会で現実のものとなり、米中貿易協議の進展期待の高まりもあって8日続伸し設定していた上値フシを抜いて来た。8月24日号でECBは景気刺激策でドイツを中心とした欧州経済全体を下支えするために9月に追加金融緩和に踏み切る構えと書いていた通りこれの実現となったが、金利は既に下がっておりその効果は果たして如何ほどのものか、これが限定的となってしまうのか否かその辺が今後注視されるところか。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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