2019年09月21日(土)

22,000円大台回復 [CFD]

【サマリー・09/17〜09/20】

 今週の日経平均は、14日にサウジアラビアの石油施設が攻撃を受けイランの関与が疑われるなど中東情勢を巡る地政学リスクが高まり原油価格が急騰、これらを受けた週明けの米株式が9日ぶりに反落していた事を受け連休明けの寄り付きは小反落してスタート、その後は円相場の下落を支えにプラス圏に浮上したがあと再度マイナス圏に沈むなど方向感に乏しい展開で前引け、後場も前場同様にプラス圏とマイナス圏の往来の末引け際にプラス圏に浮上し小幅乍ら10日続伸して引けた。週央はサウジアラビアが石油施設への攻撃で失われた生産量の7割を回復したと報じ、石油相も月内に攻撃前水準を回復すると述べたと伝わった事で米株式が小反発していた事を受け寄り付きは小幅続伸してスタートしその後は方向感に乏しい展開で前引け、後場に入ると円相場の下げ一服と共にマイナス圏での推移となり11日ぶりに小反落して引けた。翌日は注目されたFOMCで予想通り追加利下げが行われそれに対する意見が分かれたものの米株式が続伸していた事を受け寄り付きは反発してスタート、その後は米金融イベントの灰汁抜け感から大きく上げ幅を広げる場面もあったが日銀金融政策決定会合結果発表を控え様子見気分強く前引け、後場は為替の円安一服やアジア主要株価指数の上値の重さからやや水準を切り下げたが反発して引けた。週末は米中貿易協議で合意が叶わなかった場合、トランプ米大統領は貿易戦争を更に激化させる準備がある等と米政権アドバイザーが述べたと報じられた事で米株式は3日ぶりに反落していたものの、8月末配当権利取りの買いが先行した事などを受け寄り付きは続伸してスタートしその後も上げ幅を広げて前引け、後場に入ると3連休を控え利益確定売りも出て上げ幅を削ったが小幅続伸して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米中貿易交渉の先行きに対する悲観的な見方が和らいでいるほか、国内輸入企業の円売りドル買も出て連休明けは5日続落してスタート、週央も前日に続いて国内輸入企業からの円売りが出て円は小幅ながら6日続落となった。翌日は日銀が金融政策決定会合で大規模金融緩和策の現状維持を決めた事で円買い・ドル売りが優勢となり円は7日ぶりに反発し、週末も事業会社の決済が集中し易い5・10日にあたり国内輸出企業などからの円買いが優勢となり円は続伸となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,215円、次の下値フシは大引で21,764円となっているが、今週は上記の通り米中が貿易協議で歩み寄る姿勢を見せ貿易協議進展期待が一段と高まった事でTOPIXと共に設定していた上値フシを抜いて来た。連続9日続伸は2017年10月2日〜24日の16連騰以来約2年ぶりの長さを記録したワケだが、先週号でも日経平均の波形はDAXと全く同様のモノを描いていると書いていたが今週の動きもそれと酷似したものになった。この指数も来週以降に今回設定した上値フシを抜けば今年4月に付けた高値関門を抜いて来ることになる。」としたが、今週は14日にサウジアラビアの石油施設が攻撃を受けイランの関与が疑われるなど中東情勢を巡る地政学リスクが高まり原油価格が急騰、これらを受けた週明けの米株式が9日ぶりに反落していたものの円相場の下落を支えに連休明けは小幅乍ら10日続伸してスタート、週央はサウジアラビアが石油施設への攻撃で失われた生産量の7割を回復したと報じ、石油相も月内に攻撃前水準を回復すると述べたと伝わった事で米株式が小反発していたものの円相場の下げ一服から11日ぶりに小反落、翌日は注目されたFOMCで予想通り追加利下げが行われそれに対する意見が分かれたものの米株式が続伸していた事を受け再度反発し、週末も米中貿易協議で合意が叶わなかった場合トランプ米大統領は貿易戦争を更に激化させる準備がある等と米政権アドバイザーが述べたと報じられ、米株式は3日ぶりに反落していたものの8月末配当権利取りの買いが先行し小幅続伸となったが上下のフシは取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、24日の7月景気先行指数改定値、7月景気一致指数改定値、25日の日銀金融政策決定会合議事要旨、8月企業向けサービス価格指数等がある。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で22,215円次の下値フシも大引で21,764円とするが、今週は上記の通り14日のサウジアラビア石油施設攻撃で中東情勢を巡る地政学リスクの高まりが投資家心理を冷やす一方、円相場の下落や権利取りの動きも交錯しフシ目は取らず終い。とはいえ4月26日以来終値で22,000円大台を回復し、10日続伸は2017年10月2日〜24日の16日続伸以来、およそ2年ぶりの長さを今週は記録した。というワケで引き続き現在設定している上値フシを抜けば今年4月に付けた高値関門を抜いて来ることになるのでこの辺は注目しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,612.50、次の下値フシは大引で1,555.49となっているが、今週は上記の通り米中が貿易協議で歩み寄る姿勢を見せ貿易協議進展期待が一段と高まった事で日経平均と共に設定していた上値フシを抜いて来た。先週号まで「〜この波形はこのまま上昇し続けて直近高値フシを抜いてきても既に日経平均が形成していた陽包み型に転換してしまう点には引き続き注意しておきたい。」と書いていたが、今週の上値フシ抜きで陽包み型が形成される事となった。僅かながら上値下値共に切り下げ型になっており日経平均と同様の波動を描いてくるのかどうか来週以降この辺を見ておきたい。」としたが、今週は14日にサウジアラビアの石油施設が攻撃を受けイランの関与が疑われるなど中東情勢を巡る地政学リスクが高まり原油価格が急騰、これらを受けた週明けの米株式が9日ぶりに反落していたものの円相場の下落を支えに連休明け17日は1,614.58と続伸してスタート、早速設定していた1,612.50の上値フシを抜いて来た。週央はサウジアラビアが石油施設への攻撃で失われた生産量の7割を回復したと報じ、石油相も月内に攻撃前水準を回復すると述べたと伝わった事で米株式が小反発していたものの円相場の下げ一服から小反落となったが、翌日は注目されたFOMCで予想通り追加利下げが行われそれに対する意見が分かれたものの米株式が続伸していた事を受け反発し、週末も米中貿易協議で合意が叶わなかった場合トランプ米大統領は貿易戦争を更に激化させる準備がある等と米政権アドバイザーが述べたと報じられ、米株式は3日ぶりに反落していたものの8月末配当権利取りの買いが先行し小幅続伸して今週の取引を終えることとなった。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,644.50次の下値フシは大引で1,585.49となっているが、今週は上記の通り中東情勢を巡る地政学リスクの高まりによる売り圧力を円相場の下落が上回り連休明け早々に上値フシを抜いて来た。これで3月に作成した高値関門を抜き去り、この上の関門としては昨年12月3日の戻り高値フシ1,689ポイントまで関門らしい関門は存在しなくなった。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で27,407.50ドル、次の下値フシは大引で26,866.49ドルとなっているが、今週は上記の通り米中が貿易協議で歩み寄る姿勢を見せ貿易協議進展期待が一段と高まった事でS&P500種と共に設定していた上値フシを抜いて来た。週末までの8日続伸は昨年5月以来、1年4ヵ月ぶりの連続上昇記録。先週号では、7月中旬から引いた直近大陰線に差し込みこれでこの起点まで再度関門は存在しなくなったと書いていた通り、あっという間に今年7月15日に付けた大引ベースでの史上最高値まで139.64ドルに迫っている。こちらもS&P500種同様、来週以降に今回設定した上値フシを抜けば自動的にこの関門をも抜き去り特殊チャート上でも史上最高値に躍り出ることになる。」としたが、今週は14日にサウジアラビアの石油施設が攻撃を受けイランの関与が疑われるなど中東情勢を巡る地政学リスクが高まり原油価格が急騰、これらを受けた週明けは9日ぶりに反落してのスタートとなったが、翌日はサウジアラビアが石油施設への攻撃で失われた生産量の7割を回復したと報じ石油相も月内に攻撃前水準を回復すると述べたと伝わった事で小反発し、週央も注目されたFOMCで予想通り追加利下げが行われそれに対する意見が分かれたものの続伸、翌日は米中貿易協議で合意が叶わなかった場合にトランプ米大統領は貿易戦争を更に激化させる準備がある等と米政権アドバイザーが述べたと報じられた事3日ぶりに反落となり、週末も米中貿易協議の進展期待が後退し続落となったが結局上下何れのフシも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、週明け23日の米9月PMI速報値、24日の米7月住宅価格指数、7月ケースシラー米住宅価格指数、9月リッチモンド連銀製造業指数、米9月消費者信頼感指数、25日の米8月新築住宅販売件数、26日の米4-6月期四半期GDP確定値、米週間新規失業保険申請件数、米8月住宅販売保留指数、週末27日の米8月個人所得・支出、 米8月耐久財受注、9月ミシガン大学消費者態度指数確報値等がある。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で27,407.50ドル次の下値フシも大引で26,866.49ドルとするが、今週は上記の通り14日のサウジアラビア石油施設攻撃で中東情勢を巡る地政学リスクの高まりが投資家心理を冷やすなかFOMCでの追加利下げに対する意見も分かれ小動きに終始した。というワケで引き続き来週以降に設定している上値フシを抜けば自動的に7月末に作成した起点の関門をも抜き去り特殊チャート上でも史上最高値に躍り出ることになるのでこの辺はS&P500種と共に注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,039.50、次の下値フシは大引で2,980.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易協議の進展期待が一段と高まりECBの量的緩和策再開決定から欧州株が全面高となった事も背景にDOWと共に設定していた上値フシを抜いて来た。先週号で7月下旬から引いた直近大陰線に差し込みこれでこの起点まで再度関門は存在しなくなったと書いていた通り、あれよあれよという間にはや7月末に作成したこの起点まで特殊チャート上ではあとわずか16ポイントに迫っている。こちらもDOW同様、来週以降に今回設定した上値フシを抜けば自動的にこの関門をも抜き去り特殊チャート上でも史上最高値に躍り出ることになる。」としたが、今週は14日にサウジアラビアの石油施設が攻撃を受けイランの関与が疑われるなど中東情勢を巡る地政学リスクが高まり原油価格が急騰、これらを受けた週明けは反落してのスタートとなったが、翌日はサウジアラビアが石油施設への攻撃で失われた生産量の7割を回復したと報じ石油相も月内に攻撃前水準を回復すると述べたと伝わった事で小反発し、週央も注目されたFOMCで予想通り追加利下げが行われそれに対する意見が分かれたものの続伸し翌日も僅かながら3日続伸、週末は米中貿易協議の進展期待が後退し続落となったが結局上下何れのフシも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で3,039.50次の下値フシも大引で2,980.49とするが、今週は上記の通り14日のサウジアラビア石油施設攻撃で中東情勢を巡る地政学リスクの高まりが投資家心理を冷やすなかFOMCでの追加利下げに対する意見も分かれ小動きに終始した。というワケで引き続き来週以降に設定している上値フシを抜けば自動的に7月末に作成した起点の関門をも抜き去り特殊チャート上でも史上最高値に躍り出ることになるのでこの辺はDOWと共に注目しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,481.50、次の下値フシは大引で12,236.49となっているが、今週は上記の通りECBによる追加緩和策の期待が理事会で現実のものとなり、米中貿易協議の進展期待の高まりもあって8日続伸し設定していた上値フシを抜いて来た。8月24日号でECBは景気刺激策でドイツを中心とした欧州経済全体を下支えするために9月に追加金融緩和に踏み切る構えと書いていた通りこれの実現となったが、金利は既に下がっておりその効果は果たして如何ほどのものか、これが限定的となってしまうのか否かその辺が今後注視されるところか。」としたが、今週は14日にサウジアラビアの石油施設が攻撃を受けイランの関与が疑われるなど中東情勢を巡る地政学リスクが高まり投資家心理を冷やすなか、原油価格の急騰を受け燃料費の高騰が業績を圧迫するとの見方から航空のルフトハンザやドイツ長期金利の低下を受けたドイツ銀行の下げが目立ち週明けは9日ぶりに反落してスタート、翌日も米FOMCの結果公表等を控え積極的な売買が控えられるなかドイツ銀行の続落などから小幅続落となったが、週央はFOMCの結果公表を控え様子見姿勢が広がるなかオンライン決済サービス大手ワイヤカードの上昇を受け小幅ながら3日ぶりに小反発となり、翌日も18日の米利下げを受けて幅広く値上がりするなか、医薬・化学大手メルクやハイデルベルグセメントの上昇を受け続伸、週末も電力大手RWEや医薬・化学大手メルク等の上昇が目立ち3日続伸となったが上値フシを抜くまでには至らずに今週の取引を終えた。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で12,481.50次の下値フシも大引で12,236.49とするが、今週は上記の通り14日のサウジアラビア石油施設攻撃で中東情勢を巡る地政学リスクの高まりが投資家心理を冷やすなか個別のハ行色から節目は取らず終い。引き続きECBによる追加緩和策効果は果たして如何ほどのものかこの辺を注視しつつ今年7月の高値フシを舐めにゆくのか否かも併せて見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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