2019年10月05日(土)

神無月相場 [CFD]

【サマリー・09/30〜10/04】

 今週の日経平均は、トランプ米政権が中国企業の米株式市場での上場廃止や政府年金基金を通じた中国市場への投資制限を協議している事が伝わり、週末の米株式が続落していた事を受け寄り付きは続落してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場に入ると配当再投資に絡んだ思惑一服などから下げ幅を広げ続落して引けた。翌日は米財務省報道官が前日の投資制限検討の報を否定、中国政府も10月の米中高官協議の具体的日程に言及するなど米中摩擦を巡る懸念が後退し米株式が3日ぶりに反発していた事を受け、寄り付きは反発してスタートしその後も断続的なカバーが入り上げ幅を広げて前引け、後場に入ると買戻し一巡感から伸び悩んだが3日ぶりに反発して引けた。週央は9月ISM製造業景況指数が2ヵ月連続で節目の50を割り、2009年6月以来の低水準となった事を嫌気し急反落となった米株式を受け寄り付きは反落してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場に入ると日銀によるETF買い入れ期待からやや下げ渋ったが反落して引けた。翌日は9月ADP雇用統計が予想を下振れたほか、USTRがEUからの輸入品に追加関税を発動すると発表した事により米欧貿易摩擦の高まりも台頭し米株式が大幅続落となっていた事を受け寄り付きは大幅続落してスタート、その後も高寄与度の値嵩の一角が大きく売り込まれた事で下げ幅を広げて前引け、後場は日銀のETF買い入れ思惑も出たが概ね横這いで推移し大幅続落して引けた。週末は9月ISM非製造業景況指数がおよそ3年ぶりの低水準となるなど軟調な経済指標が続いている事で利下げを予想する見方が強まり米株式は反発していたものの、円相場が1ドル106円台後半と円高方向に振れていた事から寄り付きは小幅続落してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場に入るとスマホの2019年生産台数が上方修正された等と伝わった事でプラス圏に浮上し3日ぶりに反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米中貿易協議の見方が交錯するなか週明けは小幅続落してスタート、翌日も時間外取引において米長期金利が上昇し日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが出て4日続落した。週央は9月ISM製造業景況指数の悪化を受けて米景気減速を意識した円買い・ドル売りが先行し円は反発となり、翌日も世界的な株安現象から比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となって続伸し、週末も米9月ISM非製造業景況指数がおよそ3年ぶりの低水準となるなど米景気の先行き懸念が強まり円は続伸となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「引き続き来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で22,215円、次の下値フシも大引で21,764円とするが、今週は上記の通り下院がトランプ米大統領の弾劾調査を開始すると伝わった事やトランプ米大統領とウクライナ大統領の電話会談を巡る内部告発書で政権側が会談記録を隠蔽した事が明らかになるなど政権運営の先行き不透明感から様子見気分が強まりTOPIXと共に節目は取らず終い。特殊チャートの形状は8月以降は独DAXと全く同じ波形を描いているだけにこちらの指数とも併せて見てゆきたい。」としたが、今週はトランプ米政権が中国企業の米株式市場での上場廃止や政府年金基金を通じた中国市場への投資制限を協議している事が伝わり、週末の米株式が続落していた事を受け週明け30日は21,755.84円と続落してスタートし、これまで設定していた21,764円の下値フシを切って来た。翌日は米財務省報道官が前日の投資制限検討の報を否定、中国政府も10月の米中高官協議の具体的日程に言及するなど米中摩擦を巡る懸念が後退し米株式が3日ぶりに反発していた事を受け3日ぶりに反発となったが、週央は9月ISM製造業景況指数が2ヵ月連続で節目の50を割り2009年6月以来の低水準となった事を嫌気し急反落となった米株式を受け再度反落し、翌日3日も9月ADP雇用統計が予想を下振れたほか、USTRがEUからの輸入品に追加関税を発動すると発表した事により米欧貿易摩擦の高まりも台頭し米株式が大幅続落となっていた事を受け21,341.74円と大幅続落し更に一段下のフシも切って来たが、週末は9月ISM非製造業景況指数がおよそ3年ぶりの低水準となるなど軟調な経済指標が続いている事で利下げを予想する見方が強まり反発していた米株式事を受け3日ぶりに反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け7日の8月景気先行指数速報値、8日の8月貿易収支、10日の9月国内企業物価指数、8月機械受注等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,565円、次の下値フシは大引で21,114円となっているが、今週は上記の通り9月ADP雇用統計が予想を下振れたほか、USTRがEUからの輸入品に追加関税を発動すると発表した事により米欧貿易摩擦の高まりも台頭しTOPIXと共に下値フシを切って来た。ここから先に下値フシを切ると半値引けとなるものの、こちらは陰転のまま戻り急であっただけにTOPIXのように空間を埋めるまでには至らないが、陽転のフシ取りも無いので下の関門が無いところは注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,644.50、次の下値フシも大引で1,585.49とするが、今週は上記の通り下院がトランプ米大統領の弾劾調査を開始すると伝わった事やトランプ米大統領とウクライナ大統領の電話会談を巡る内部告発書で政権側が会談記録を隠蔽した事が明らかになるなど政権運営の先行き不透明感から様子見気分が強まり日経平均と共に節目は取らず終い。既に先週は高値フシを抜くと同時に3月に作成した高値関門を抜き去り、この上の関門は昨年12月3日の戻り高値フシ1,689ポイントまで存在しなくなっているが、一方で日経平均が先に形成し再陰転となった陽包み型を既に作成しているだけにこの辺には引き続き注意しておきたい。」としたが、今週はトランプ米政権が中国企業の米株式市場での上場廃止や政府年金基金を通じた中国市場への投資制限を協議している事が伝わり、週末の米株式が続落していた事を受け週明けは続落してスタート、翌日は米財務省報道官が前日の投資制限検討の報を否定、中国政府も10月の米中高官協議の具体的日程に言及するなど米中摩擦を巡る懸念が後退し米株式が3日ぶりに反発していた事を受け3日ぶりに反発となったが、週央は9月ISM製造業景況指数が2ヵ月連続で節目の50を割り2009年6月以来の低水準となった事を嫌気し急反落となった米株式を受け再度反落し、翌日3日も9月ADP雇用統計が予想を下振れたほか、USTRがEUからの輸入品に追加関税を発動すると発表した事により米欧貿易摩擦の高まりも台頭し米株式が大幅続落となっていた事を受け1,568.87と大幅続落しこれまで設定していた1,585.49の下値フシを切って来たが、週末は9月ISM非製造業景況指数がおよそ3年ぶりの低水準となるなど軟調な経済指標が続いている事で利下げを予想する見方が強まり反発していた米株式事を受け3日ぶりに反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,597.50、次の下値フシは大引で1,540.49となっているが、今週は上記の通り9月ADP雇用統計が予想を下振れたほか、USTRがEUからの輸入品に追加関税を発動すると発表した事により米欧貿易摩擦の高まりも台頭し日経平均と共に下値フシを切って来た。今週の引線では辛うじて空間を保持しておりここから切り返して高値フシを抜けば再陽転となるが、先に下値フシを切ると空間埋めから半値引けとなり先に作成している陽包み型と併せ更に再陰転の素地が作られる事になる。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で27,075.50ドル、次の下値フシは大引で26,540.49ドルとなっているが、今週は上記の通りトランプ米大統領が国連総会で中国の貿易慣行などを批判した他、下院がトランプ大統領の弾劾調査を開始すると伝わった事などから下値フシを切って来た。先週号では、来週以降に設定している上値フシを抜けば自動的に7月末に作成した起点の関門をも抜き去り特殊チャート上でも史上最高値に躍り出ることになるとしたが、この起点を前に今週は一服しS&P500種と共に下値フシを割って来た。とはいえまだ応分の空間を有している事で仮に来週以降切り返し直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転となり、再度7月末の起点の関門抜きから史上最高値を狙って来ることになるので来週以降この辺をまた見てゆきたい。」としたが、今週は米財務省報道官が前日の投資制限検討の報を否定、中国政府も10月の米中高官協議の具体的日程に言及するなど米中摩擦を巡る懸念が後退し週明けは3日ぶりに反発してのスタートとなったが、翌日は9月ISM製造業景況指数が2ヵ月連続で節目の50を割り2009年6月以来の低水準となった事を嫌気し急反落となり、週央2日も9月ADP雇用統計が予想を下振れたほかUSTRがEUからの輸入品に追加関税を発動すると発表した事により米欧貿易摩擦の高まりも台頭し26,078.62ドルと大幅続落し先ずは設定していた26,540.49ドルの下値フシを切って来た。翌日は9月ISM非製造業景況指数がおよそ3年ぶりの低水準となるなど軟調な経済指標が続いている事で利下げを予想する見方が強まり反発、週末も朝方発表された9月雇用統計が警戒したほど悪くないとの見方から米景気後退懸念が和らぎ26,573.72ドルと大幅続伸し新規設定されていた上値フシを大きく抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、8日の米9月PPI、FRB議長発言、9日のFRB議長発言、10日の米9月消費者物価指数、米週間新規失業保険申請件数、週末11日の10月ミシガン大学消費者態度指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で26,838.50ドル、次の下値フシは大引で26,309.49ドルとなっているが、今週は上記の通り9月ADP雇用統計の下振れで先に下値フシを切ったもののあと9月雇用統計が警戒したほど悪くないとの見方で切り返し新規設定の上値フシを抜いてきた。とはいえ2日の下値フシ割れではS&P500種同様に半値引けと同時に空間も埋め切っており、来週以降は直近の安値フシを切って来ると目先陰転となる。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,995.50、次の下値フシは大引で2,938.49となっているが、今週は上記の通りトランプ米大統領が国連総会で中国の貿易慣行などを批判した他、下院がトランプ大統領の弾劾調査を開始すると伝わった事などから下値フシを切って来た。先週号では設定している上値フシを抜けば自動的に7月末に作成した起点の関門をも抜き去り特殊チャート上でも史上最高値に躍り出ることになるとしたが、この起点を前に今週は一服しDOWと共に下値フシを割って来た。とはいえまだ応分の空間を有している事で仮に来週以降切り返し直近高値フシを抜いて来ればそこで再陽転となり、再度7月末の起点の関門抜きから史上最高値を狙って来ることになるので来週以降この辺をまた見てゆきたい。」としたが、今週は米財務省報道官が前日の投資制限検討の報を否定、中国政府も10月の米中高官協議の具体的日程に言及するなど米中摩擦を巡る懸念が後退し週明けは3日ぶりに反発してのスタートとなったが、翌日は9月ISM製造業景況指数が2ヵ月連続で節目の50を割り2009年6月以来の低水準となった事を嫌気し急反落となり、週央2日も9月ADP雇用統計が予想を下振れたほかUSTRがEUからの輸入品に追加関税を発動すると発表した事により米欧貿易摩擦の高まりも台頭し2,887.61と大幅続落し先ずは設定していた2,938.49の下値フシを切って来た。翌日は9月ISM非製造業景況指数がおよそ3年ぶりの低水準となるなど軟調な経済指標が続いている事で利下げを予想する見方が強まり反発、週末も朝方発表された9月雇用統計が警戒したほど悪くないとの見方から米景気後退懸念が和らぎ2,952.01と大幅続伸し新規設定されていた上値フシを大きく抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,980.50、次の下値フシは大引で2,923.49となっているが、今週は上記の通り9月ADP雇用統計の下振れで先に下値フシを切ったもののあと9月雇用統計が警戒したほど悪くないとの見方で往って来いとなった。とはいえ2日の下値フシ割れではDOW同様に半値引けと同時に空間も埋め切っており、来週以降は直近の安値フシを切って来ると目先陰転となる。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,503.50、次の下値フシは大引で12,258.49となっているが、今週は週央に下値フシを割るも切り返し週末に直近高値フシを抜いて先の陰転はニュートラルに。これで再度7月の高値フシを狙う素地は整ったが、ここで戻り一杯となると今月の高値フシと4月末の高値フシで菩薩を形成、釈迦となる7月の高値フシとで三尊天井を形成し易くなってくるので来週以降この辺を注目しておきたい。」としたが、今週はJPモルガンがユーロ圏の株には割安感があるとして買い推奨に引き上げるなか、航空のルフトハンザやドイツポストの上昇を受け週明けは3日続伸してのスタートとなったが、翌日は米ISM製造業景況指数が予想を下回り約10年ぶりの低水準となった事が嫌気されるなか、前日上昇していたドイツポストが2022年の業績見通しに警戒感を示し急反落となったほか医薬・農業大手のバイエルの下落等から4日ぶりに反落し、週央2日も世界景気の減速リスクが強まりリスク回避の売りが広がるなか、ハイデルベルグセメントやアディダス、オンライン決済大手ワイヤカードの大幅安などから11,925.25と大幅続落し、先ずは設定していた12,258.49の下値フシを切ったが、統一記念日明けの週末はMTUエアロエンジンズや医薬・農業大手バイエルの大幅高を受け反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,043.50、次の下値フシは大引で11,806.49となっているが、今週は上記の通り世界景気の減速リスクが強まるなか主力株の下落を受け下値フシを切って来た。先週にフシ抜けしたとはいえニュートラルゾーンに戻った状態だっただけに直近の大陽線は真空地帯で動き易く1ヵ月ぶりの安値水準まで沈んだ。ここからは切り返して下穴作成や空間埋めから目先陽転のフシ取って来る事が出来るかどうか、この辺を来週以降は見てゆきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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