2019年10月12日(土)

一喜一憂 [CFD]

【サマリー・10/07〜10/11】

 今週の日経平均は、9月雇用統計において失業率が約50年ぶりの低水準に改善した事を受け先週末の米株式が大幅続伸していた事を受け週明けの寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は米国との貿易協議を前に中国当局者がトランプ米大統領の求める幅広い通商協定に合意する事に一段と消極的姿勢を示していると伝わりマイナス圏に沈んで前引け、後場は為替相場の円高一服と共に横這いとなったが反落して引けた。翌日は米中閣僚級貿易協議について協議難航への懸念が台頭し週明けの米株式は反落していたものの、米長期金利の上昇から円相場が下落した事を受け寄り付きは反発してスタートしその後も上げ幅を広げて前引け、連休明けの上海総合指数が堅調なことも背景に後場に入ってからも堅調持続し急反発して引けた。週央は中国がウイグル族を弾圧しているとしてトランプ政権が28の期間・企業を禁輸措置の対象に加えたと発表、ビザ発給制限とも併せ中国側も報復措置を検討していると伝わり米中摩擦への懸念が強まった事で米株式が大幅続落していた事を受け寄り付きは急反落してスタート、その後は円相場の伸び悩みを背景に下げ渋りながら前引け、後場に入ると日銀によるETF買い入れ観測もありやや下げ渋ったが反落して引けた。翌日は中国が米農産物の購入拡大を提案する一方で生産関税の一部撤回を米に求めている事で米中閣僚級協議への期待から米株式は反発していたものの、次官級協議に関して主要問題に進展が無かったと朝方伝わっていた事を受け寄り付きは僅かに続落してスタート、その後は短期筋などによる先物に対するカバーの動きが強まり中盤からプラス圏に浮上して前引け、後場は本日より始まる米中閣僚級協議の動向を見極めたいとするムードから上値重く推移したが反発して引けた。週末はトランプ米大統領が中国副首相と会談する予定を明らかにし米中閣僚級協議で何等かの進展が見られるとの思惑が強まり米株式が続伸していた事や、10月物オプションSQが買い越しだった事もあり寄り付きは大幅続伸してスタート、その後も上海総合指数が続伸スタートとなった事なども背景に上げ幅を広げて前引け、円相場が1ドル108円台まで円安が進んだ事で後場も高値圏で推移し大幅続伸して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米9月雇用統計が警戒したほど悪い結果ではなかったとの受け止めから円売り・ドル買いが出て週明けは4営業日ぶりに反落、翌日も9月米雇用統計の内容が再評価された事などから7日の米長期金利が上昇、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となり円は続落となり、週央も欧州主要株価指数が軒並み上昇し欧州主要国の国債利回りも上昇したのを受け比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが出て続落、翌日も米中閣僚級貿易協議に交渉進展の期待が高まり比較的低リスク通貨とされる円には売りが出て4日続落となり、週末も米中閣僚級協議が順調に進んでいるとの思惑から円は5日続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,565円、次の下値フシは大引で21,114円となっているが、今週は上記の通り9月ADP雇用統計が予想を下振れたほか、USTRがEUからの輸入品に追加関税を発動すると発表した事により米欧貿易摩擦の高まりも台頭しTOPIXと共に下値フシを切って来た。ここから先に下値フシを切ると半値引けとなるものの、こちらは陰転のまま戻り急であっただけにTOPIXのように空間を埋めるまでには至らないが、陽転のフシ取りも無いので下の関門が無いところは注視しておきたい。」としたが、今週は9月雇用統計において失業率が約50年ぶりの低水準に改善した事を受け先週末の米株式は大幅続伸していたものの、米国との貿易協議を前に中国当局者がトランプ米大統領の求める幅広い通商協定に合意する事に一段と消極的姿勢を示していると伝わり週明けは反落してのスタートとなったが、翌日8日は米中閣僚級貿易協議について協議難航への懸念が台頭し週明けの米株式は反落していたものの、米長期金利の上昇から円相場が下落した事や連休明けの上海総合指数が堅調なことも背景に21,587.78円と急反発し先ずは設定していた21,565円の上値フシを抜いて来た。週央は中国がウイグル族を弾圧しているとしてトランプ政権が28の期間・企業を禁輸措置の対象に加えたと発表、ビザ発給制限とも併せ中国側も報復措置を検討していると伝わり米中摩擦への懸念が強まった事で米株式が大幅続落していた事を受け反落となったが、翌日は中国が米農産物の購入拡大を提案する一方で生産関税の一部撤回を米に求めている事で米中閣僚級協議への期待から反発していた米株式を受け再度反発し、週末もトランプ米大統領が中国副首相と会談する予定を明らかにし米中閣僚級協議で何等かの進展が見られるとの思惑が強まり米株式が続伸していた事や、円安が進んだ事で大幅続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、15日の8月第三次産業活動指数、8月鉱工業生産指数確報値、8月設備稼働率、週末18日の9月CPI等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で21,815円、次の下値フシは大引で21,364円となっているが、今週は上記の通り米中閣僚級協議を睨みながら円安の進行やアジア主要株価指数堅調も背景にして上値フシを抜いて来た。下値で再陰転したままの戻りの割に今週は半値引けまで押しを入れる前に切り返しを見せたが、来週以降仮にこのまま戻り継続し設定している高値フシの更に上に位置する直近高値フシを抜けば、そこで一旦ニュートラルとなり4月の高値フシに対する二番天井?を取りにゆく動きになるかどうかというところ。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,597.50、次の下値フシは大引で1,540.49となっているが、今週は上記の通り9月ADP雇用統計が予想を下振れたほか、USTRがEUからの輸入品に追加関税を発動すると発表した事により米欧貿易摩擦の高まりも台頭し日経平均と共に下値フシを切って来た。今週の引線では辛うじて空間を保持しておりここから切り返して高値フシを抜けば再陽転となるが、先に下値フシを切ると空間埋めから半値引けとなり先に作成している陽包み型と併せ更に再陰転の素地が作られる事になる。」としたが、今週は9月雇用統計において失業率が約50年ぶりの低水準に改善した事を受け先週末の米株式は大幅続伸していたものの、米国との貿易協議を前に中国当局者がトランプ米大統領の求める幅広い通商協定に合意する事に一段と消極的姿勢を示していると伝わり週明けは僅かに反落してのスタートとなったが、翌日は米中閣僚級貿易協議について協議難航への懸念が台頭し週明けの米株式は反落していたものの、米長期金利の上昇から円相場が下落した事や連休明けの上海総合指数が堅調なことも背景に急反発となり、週央は中国がウイグル族を弾圧しているとしてトランプ政権が28の期間・企業を禁輸措置の対象に加えたと発表、ビザ発給制限とも併せ中国側も報復措置を検討していると伝わり米中摩擦への懸念が強まった事で米株式が大幅続落していた事を受け再度反落となり翌日も小幅続落、週末はトランプ米大統領が中国副首相と会談する予定を明らかにし米中閣僚級協議で何等かの進展が見られるとの思惑が強まり米株式が続伸していた事や、円安が進んだ事で再度急反発となったが上値フシを抜くまでには至らず今週の取引を終えた。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,597.50、次の下値フシも大引で1,540.49とするが、今週は上記の通り米中閣僚級協議の進展期待や円安進行で堅調地合いとなったものの上値フシまではあと一歩届かずであった。先週の引線では辛うじて空間を保持しており来週以降仮にここから切り返して高値フシを抜けば再陽転となるが、先に下値フシを切ると空間埋めから半値引けとなり先に作成している陽包み型と併せ更に再陰転の素地が作られる事になる。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で26,838.50ドル、次の下値フシは大引で26,309.49ドルとなっているが、今週は上記の通り9月ADP雇用統計の下振れで先に下値フシを切ったもののあと9月雇用統計が警戒したほど悪くないとの見方で切り返し新規設定の上値フシを抜いてきた。とはいえ2日の下値フシ割れではS&P500種同様に半値引けと同時に空間も埋め切っており、来週以降は直近の安値フシを切って来ると目先陰転となる。」としたが、今週は米中閣僚級貿易協議について協議難航への懸念が台頭し週明けは反落してスタート、翌日8日も中国がウイグル族を弾圧しているとしてトランプ政権が28の期間・企業を禁輸措置の対象に加えたと発表、ビザ発給制限とも併せ中国側も報復措置を検討していると伝わり米中摩擦への懸念が強まった事で26,164.04ドルと大幅続落し先ずは設定していた26,309.49ドルの下値フシを切って来た。週央は中国が米農産物の購入拡大を提案する一方で生産関税の一部撤回を米に求めている事で米中閣僚級協議への期待から反発し、翌日10日もトランプ米大統領が中国副首相と会談する予定を明らかにし米中閣僚級協議で何等かの進展が見られるとの思惑が強まり26,496.67ドルと続伸し新規設定された上値フシを抜き、週末も米中が貿易協議において複数項目で合意したようだと報じられ貿易摩擦緩和期待から26,816.59ドルと大幅に3日続伸し更に一段上のフシまで抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、15日の10月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日の米9月小売売上高、10月NAHB住宅市場指数、米8月企業在庫、ベージュブック、17日の米9月住宅着工件数、米9月建設許可件数、10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米週間新規失業保険申請件数、米9月鉱工業生産指数、米9月設備稼働率、週末18日の米9月景気先行指標総合指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で27,085.50ドル、次の下値フシは大引で26,549.49ドルとなっているが、今週は上記の通り前半は米中閣僚級貿易協議について協議難航懸念から下値フシを切ったが、その後は複数項目で合意したようとの報から貿易摩擦緩和期待が台頭しS&P500種と共に大幅に上値フシを抜いて来た。先週段階では半値引けと同時に空間も埋め直近安値フシを切って来ると目先陰転のコースであったが、今週8日の急落でもこの直近安値フシを死守した後の切り返しで直近高値フシを抜いて来たので今度は陰の孕みを形成、次に大きく押して安値フシを切ってもその後の切り返しによってはこの位置で目先陽転となる可能性もあるのでこの辺を来週以降は見てゆきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,980.50、次の下値フシは大引で2,923.49となっているが、今週は上記の通り9月ADP雇用統計の下振れで先に下値フシを切ったもののあと9月雇用統計が警戒したほど悪くないとの見方で往って来いとなった。とはいえ2日の下値フシ割れではDOW同様に半値引けと同時に空間も埋め切っており、来週以降は直近の安値フシを切って来ると目先陰転となる。」としたが、今週は米中閣僚級貿易協議について協議難航への懸念が台頭し週明けは反落してスタート、翌日8日も中国がウイグル族を弾圧しているとしてトランプ政権が28の期間・企業を禁輸措置の対象に加えたと発表、ビザ発給制限とも併せ中国側も報復措置を検討していると伝わり米中摩擦への懸念が強まった事で2,893.06と大幅続落し先ずは設定していた2,923.49の下値フシを大きく切って来た。週央は中国が米農産物の購入拡大を提案する一方で生産関税の一部撤回を米に求めている事で米中閣僚級協議への期待から急反発し、翌日10日もトランプ米大統領が中国副首相と会談する予定を明らかにし米中閣僚級協議で何等かの進展が見られるとの思惑が強まり2.938.13と続伸し新規設定された上値フシを抜き、週末も米中が貿易協議において複数項目で合意したようだと報じられ貿易摩擦緩和期待から2,970.27と大幅に3日続伸し更に一段上のフシまで抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,998.50、次の下値フシは大引で2,941.49となっているが、今週は上記の通り前半は米中閣僚級貿易協議について協議難航懸念から下値フシを切ったが、その後は複数項目で合意したようとの報から貿易摩擦緩和期待が台頭しDOWと共に大幅に上値フシを抜いて来た。先週段階では半値引けと同時に空間も埋め直近安値フシを切って来ると目先陰転のコースであったが、今週8日の急落でもこの直近安値フシを死守した後の切り返しで直近高値フシを抜いて来たので今度は陰の孕みを形成、次に大きく押して安値フシを切ってもその後の切り返しによってはこの位置で目先陽転となる可能性もあるのでこの辺を来週以降は見てゆきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,043.50、次の下値フシは大引で11,806.49となっているが、今週は上記の通り世界景気の減速リスクが強まるなか主力株の下落を受け下値フシを切って来た。先週にフシ抜けしたとはいえニュートラルゾーンに戻った状態だっただけに直近の大陽線は真空地帯で動き易く1ヵ月ぶりの安値水準まで沈んだ。ここからは切り返して下穴作成や空間埋めから目先陽転のフシ取って来る事が出来るかどうか、この辺を来週以降は見てゆきたい。」としたが、今週は米中貿易摩擦を見極めたいと様子見姿勢が広がるなか、ドイツの空港を拠点にグループ企業の航空便を増便すると伝わったルフトハンザやオンライン決済大手ワイヤカードが大幅高となり週明け7日は12097.43と続伸し先ずは設定していた12,043.50の上値フシを抜いてのスタートとなったが、翌日8日は10日からの米中貿易協議の進展期待が後退するなか、一部アナリストに業績の懐疑的見通しが出た事で前日大幅高のオンライン決済大手ワイヤカードが急反落し、半導体大手インフィニオンテクノロジーズも大幅安となった事から11,970.20と急反落し一転して新規設定された下値フシを切って来た。週央9日は中国が米国との貿易協議で分部合意に前向きとの報道を受け全般堅調となるなか、オンライン決済大手ワイヤカードが再度反発しアディダスの大幅高等から12,094.26と再度反発し新規設定された上値フシを抜いて来た。翌日もドイツ銀行やフォルクスワーゲンやダイムラー等の自動車セクターの値上がりから続伸し、週末11日も米中貿易協議進展と英国のEU離脱への期待が高まるなか、堅調な第三四半期の業績とCEOの辞任発表でIT大手のSAPが大幅高となり、半導体大手インフィニオンテクノロジーズやドイツ銀行も高く12,511.65と大幅続伸となり更に三段上のフシまで抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,636.50、の下値フシは大引で12,387.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易協議や英国のEU離脱動向を睨みながら水準を大きく切り上げることとなった。このニュートラルゾーンにおいてボラタイルで不安定な動きが続いているが、今週の戻りでは先月27日の目先陽転のフシをも抜いて来た事で前述した特殊チャートの三尊型は一旦崩れ解消されることとなった。これで殆ど7月の高値関門ツラとなったが、来週以降これも抜いてくるのかどうかこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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