2019年12月14日(土)

24000円大台回復 [CFD]

【サマリー・12/09〜12/13】

 今週の日経平均は、米11月雇用統計において雇用者数が市場予想以上に増加、失業率も低下し長期金利の上昇から先週末の米株式が大幅に3日続伸していた事を受け週明けの寄り付きは大幅に続伸してスタート、その後は米中貿易協議の先行きを見極めたいとする見方が戻り待ちの売りを促し急速に上げ幅を縮小させて前引け、後場も米国の対中制裁関税措置第4弾発動を控え模様眺めから横這いで推移したが3日続伸して引けた。翌日は週明けの米株式がFOMC結果発表や、対中制裁関税第4弾全面発動期限を控えそれを見極めたいとの思惑から様子見ムードが広がり4日ぶりに反落していた事を受け寄り付きは反落してスタート、その後は押し目買いから一時プラス圏に浮上する場面があるもあと再度売られマイナス圏に沈んで前引け、後場は一段と方向感なくこう着感強く推移し4日ぶりに小反落して引けた。週央はFOMC結果発表や対中制裁関税措置第4弾発動を控え米株式は小幅続落していたものの、為替が前日比小幅に円安に振れていた事で寄り付きは小反発してスタートとなったがその後の買いは限定的で再度マイナス圏に沈んで前引け、後場に入ってからもマイナス圏で模様眺めムードが続き小幅続落して引けた。翌日はFOMCにて政策金利が据え置かれ先行き不透明感が払拭されて米株式が反発していた事を受け寄り付きは反発してスタート、その後一時マイナス圏に沈む場面があったものの上海総合指数はじめとしたアジア主要株式市場が総じて強含みとなった事で再度プラス圏に浮上して前引け、後場も対中制裁関税措置第4弾発動を控え手控えムードからこう着状態が続いたが3日ぶりに小反発して引けた。週末はトランプ大統領が米中合意を示唆するツイートを行ったほか、15日に予定される追加関税中止と既存関税措置の減額も提案されたのを好感し米株式が大幅続伸していた事を受け寄り付きは大幅続伸してスタートしその後も上げ幅を広げて前引け、後場に入ってからも騰勢衰えずに24,000円大台を回復し大幅続伸して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、対中制裁関税第4弾全面発動期限を控え米中貿易摩擦への警戒感から比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となり週明けは続伸してのスタートとなったが、翌日は国内輸入企業の円売り・ドル買いが重荷となり円は反落となり、週央も米政権が対中制裁関税第4弾全面発動を先送りするとの報道を受け比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが出て円は続落となった。翌日はFOMCの結果を受け米国で低金利政策が長期化するとの観測が広がり円は3日ぶりに反発となったが、週末は米中貿易協議が分部合意に至るとの報道や英国総選挙で与党・保守党が過半数議席を獲得した事などを背景に投資家のリスク選好姿勢が強まり、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり円は反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で23,385円、次の下値フシは大引で22,894円となっているが、今週は上記の通りトランプ大統領が米中協議合意に期限は無く大統領選まで延期出来るとの考えを示し、関税措置やデジタル課税への報復と巡り諸外国との関係悪化も懸念され米株式が大幅続落となっていた事を受け週央に下値フシを切って来た。先週記では「〜今週の上値フシ抜けでは直近高値を抜けたことで先週のフシ割れ陰線が孕む型となり今後仮に直近下値フシを割ってもその後戻ればこの高値圏で再陽転を狙える可能性が出てきた。」と書いておいたが、今週の下値フシ割れでは直近下値フシを割り込みここまでちょうどこのシナリオに即した動きとなっている。これで仮に来週以降切り返しに入り直近の高値フシを抜いて来ればそこで再陽転を確認となってくるのでこの辺は注目しておきたい。」としたが、今週は米11月雇用統計において雇用者数が市場予想以上に増加、失業率も低下し長期金利の上昇から先週末の米株式が大幅に3日続伸していた事を受け週明けは23,430.70円と大幅に3日続伸し早速設定していた23,385円の上値フシを抜いて来た。翌日は週明けの米株式が4日ぶりに反落していた事を受け4日ぶりに小反落となり、週央もFOMC結果発表や対中制裁関税措置第4弾発動を控え小幅続落していた米株式を受け小幅続落となったが、翌日はFOMCにて政策金利が据え置かれ先行き不透明感が払拭されて米株式が反発していた事を受け3日ぶりに小反発し、週末13日もトランプ大統領が米中合意を示唆するツイートを行ったほか15日に予定される追加関税中止と既存関税措置の減額も提案されたのを好感し米株式が大幅続伸していた事を受け24,023.10円と大幅続伸し更に一段上のフシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け16日の10月段三次産業活動指数、18日の11月貿易統計、週末20日の11月CPI等があるが、18日からの日銀金融政策決定会合にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で24,275円、次の下値フシは大引で23,764円となっているが、今週は上記の通り米11月雇用統計結果や、米中合意期待や15日に予定される追加関税中止と既存関税措置の減額も提案されたのを好感し今年最大の上げ幅を交え3段上のフシまで抜いて来た。先週号では来週以降切り返しに入り直近の高値フシを抜いて来ればそこで再陽転を確認となってくるとしたが、今週の上値フシ抜けでこれが適い再陽転確認。当欄では11月2日号で、昨年10月からの長大陰線に差し込むことになると次は23,000円台での高値関門が存在しなくなると書いていたが、再陽転を経て2018年10月以来、1年2か月ぶりに24,000円大台回復となった。

【TOPIX】
 先週号では、「来週も現在値から次の上値フシは大引で1,723.50、次の下値フシも大引で1,664.49とするが、今週は上記の通り好調な米中の経済指標等を背景に再度1700ポイント台回復となるも上値フシを抜くまでには至らずであった。今週は再度1,700ポイント大台を回復してきたが、これまで書いたように1,700ポイント台での高値関門は存在しない事から昨年9月の高値フシが次の関門となって来る事で来週以降も引き続き注視しておきたい。」としたが、今週は米11月雇用統計において雇用者数が市場予想以上に増加、失業率も低下し長期金利の上昇から先週末の米株式が大幅に3日続伸していた事を受け週明けは3日続伸してスタート、翌日は週明けの米株式が4日ぶりに反落していた事を受け4日ぶりに小反落となり、週央もFOMC結果発表や対中制裁関税措置第4弾発動を控え小幅続落していた米株式を受け小幅続落となり、翌日も対中制裁関税措置第4弾発動を控え手控えムードから小幅続落となったが、週末はトランプ大統領が米中合意を示唆するツイートを行ったほか15日に予定される追加関税中止と既存関税措置の減額も提案されたのを好感し米株式が大幅続伸していた事を受け1,739.98と急反発し、これまで設定していた1,723.50の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,770.50、次の下値フシは大引で1,709.49となっているが、今週は上記の通り今週は上記の通り米11月雇用統計結果や、米中合意期待や15日に予定される追加関税中止と既存関税措置の減額も提案されたのを好感し上値フシを抜いて来た。前回のフシ抜けから5週間の日柄をこなし上値フシを抜いて来たが、これまで書いたように1,700ポイント台での高値関門は存在しない事から昨年9月の高値フシが次の関門となるので来週以降も引き続き注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で28,294.50ドル、次の下値フシは大引で27,735.49ドルとなっているが、今週は上記の通り週初に製造業景況感悪化が嫌気された上に諸外国との貿易摩擦への懸念も台頭し下値フシを切るも週末には11月雇用統計が好感され新規設定の上値フシを抜いてきた。週初に2段下のフシ割れまで突っ込みを見せるもあと切り返し週末の上げ幅は10月4日以来、2ヵ月ぶりの大きさとなっているが、半値引けまで下落せず十分な空間を有している事で来週以降先に今回設定した上値フシを抜いて来ればそこで再陽転を確認となる。」としたが、今週はFOMC結果発表や対中制裁関税第4弾全面発動期限を控えそれを見極めたいとの思惑から様子見ムードが広がり週明けは4日ぶりに反落してスタート、翌日もFOMC結果発表や対中制裁関税措置第4弾発動を控え小幅続落となったが、週央はFOMCにて政策金利が据え置かれ先行き不透明感が払拭されて反発に転じ、翌日もトランプ大統領が米中合意を示唆するツイートを行ったほか15日に予定される追加関税中止と既存関税措置の減額も提案されたのを好感し大幅続伸し、週末も米政府が15日に予定していたスマホ等への対中制裁関税発動を見送った事を好感し小幅に3日続伸となったが、上値フシを抜くまでには至らずであった。
 来週の注目指標としては、週明け16日の12月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米12月PMI速報値、米12月NAHB住宅市場指数、17日の米11月住宅着工件数、米11月建設許可件数、米11月鉱工業生産指数、米11月設備稼働率、週末19日の米7-9月期四半期経常収支、米週間新規失業保険申請件数、米11月景気先行指標総合指数、米11月中古住宅販売件数、週末20日の米7-9月期四半期GDP確定値、米11月個人所得・支出、12月ミシガン大学消費者態度指数確報値等がある。
 今週は上下いずれのフシも取らなかった事で、来週も現在値から次の上値フシは大引で28,294.50ドル、次の下値フシも大引で27,735.49ドルとするが、今週は上記の通りFOMCにて政策金利が据え置かれ先行き不透明感が払拭されたほか、15日予定の追加関税中止と既存関税措置の減額も提案された事を好感し後半伸びたものの上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえ今週も0.43%となっており半値引けまで下落せず十分な空間を有している事で、来週以降先に今回設定した上値フシを抜いて来ればそこで再陽転を確認となる。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,176.50、次の下値フシは大引で3,115.49となっているが、今週は上記の通り週初に製造業景況感悪化が嫌気された上に諸外国との貿易摩擦への懸念も台頭し下値フシを切るも週末には11月雇用統計が好感され新規設定の上値フシを抜いてきた。週初に一服したものの早くも切り返し今週も0.16%と2週続伸となっているが、半値引けまで下落せず十分な空間を有している事で来週以降先に今回設定した上値フシを抜いて来ればそこで再陽転を確認となる。」としたが、今週はFOMC結果発表や対中制裁関税第4弾全面発動期限を控えそれを見極めたいとの思惑から様子見ムードが広がり週明けは4日ぶりに反落してスタート、翌日もFOMC結果発表や対中制裁関税措置第4弾発動を控え小幅続落となったが、週央はFOMCにて政策金利が据え置かれ先行き不透明感が払拭されて反発に転じ、翌日もトランプ大統領が米中合意を示唆するツイートを行ったほか15日に予定される追加関税中止と既存関税措置の減額も提案されたのを好感し大幅続伸し、週末も米政府が15日に予定していたスマホ等への対中制裁関税発動を見送った事を好感し小幅に3日続伸となったが、上値フシを抜くまでには至らずであった。
 今週は上下いずれのフシも取らなかった事で、来週も現在値から次の上値フシは大引で3,176.50、次の下値フシも大引で3,115.49とするが、今週は上記の通り今週は上記の通りFOMCにて政策金利が据え置かれ先行き不透明感が払拭されたほか、15日予定の追加関税中止と既存関税措置の減額も提案された事を好感し後半伸びたものの上値フシを抜くまでには至らずであった。とはいえ今週も0.73%と3週続伸となっており、半値引けまで下落せず十分な空間を有している事で来週以降先に設定している上値フシを抜いて来ればそこで再陽転を確認となる。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で13,271.50、次の下値フシは大引で13,010.49となっているが、今週は上記の通り米株式のツレ安で週明けに下値フシを切るも週央には米中貿易協議の進展期待から新規設定の上値フシを抜いてきた。先週記では設定した高値フシを抜けば再陽転確認となるとしたが、先に下値フシを切りこれが一旦先延ばしになるも後の切り返しでは空間を埋めこれにより下穴が作成されることとなった。これで来週以降半値引き上げの位置から高値フシを抜けばそこで再陽転確認となるが、同時に陽の孕み型も作成されるのでこれが吉と出るか凶と出るかこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週は米国の対中追加関税第4弾発動を巡る警戒感が出るなか、アディダスや医薬・化学大手メルクの大幅安等から週明けは反落してスタート、翌日もECB理事会を控え持ち高調整目的の売りが出るなか、オンライン決済大手ワイヤカードや航空エンジン大手MTUエアロ・エンジンズの大幅安から続落となったが、週央は電力大手エーオンやフォルクスワーゲンやダイムラー等の自動車株の上昇から3日ぶりに反発、翌日も米の低金利政策が継続するとの見方が広がるなかドイツ銀行や半導体大手インフィニオンテクノロジーズ等の上昇を受け続伸となり、週末も米中貿易協議と英国のEU離脱という二大問題に大きな進展が見られ買いが広がるなか自動車のフォルクスワーゲンや医薬・農業大手バイエルの大幅高から13,282.72と3日続伸し設定していた高値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,414.50、次の下値フシは大引で13,151.49となっているが、今週は上記の通り米中貿易協議と英国のEU離脱という二大問題に大きな進展が見られた事で上値フシを抜いて来た。この12,300を前に価格帯で抵抗に遭うのはこれで3回目だが、先ず直近引いた大陽線で一服した11月7日の13,289.46、次に一服から切り返しを試みた11月27日の13,287.07、そして今週末の13,282.72だが順次僅かに値が削れて来ているのが気になるところで、引き続き仮に来週以降高値フシを抜けばそこで再陽転確認となるが、同時に陽の孕み型も作成されるのでこれが吉と出るか凶と出るかこの辺を注視しておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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