2020年01月18日(土)

ダボス会議 [CFD]

【サマリー・01/14〜01/17】

 今週の日経平均は、トランプ政権が中国との貿易協議での第1段階の合意署名を控え米中関係改善期待の高まりで週明けの米株式が反発していた事を受け、連休明けの寄り付きは続伸してスタートしその後も高値圏を維持して前引け、後場はアジア主要株価指数の伸び悩みを受け上げ幅を縮める展開となったが3日続伸して引けた。週央は複数の大手銀行決算が好感され米株式は続伸していたものの、CME清算値が軟化していた事を受け寄り付きは反落してスタート、その後は米中貿易交渉第一段階目の合意署名・調印を前に模様眺めムードで前引け、アジア主要株価指数も弱含んだ事で後場も買い意欲薄く推移し4日ぶりに反落となった。翌日は米中貿易交渉での第一段階目の合意署名を控えて買いが先行し続伸していた米株式を受け寄り付きは反発してスタート、その後はマイナス圏に沈む場面もあったが再度プラス圏に浮上して前引け、後場も同様にマイナス圏に沈む場面があったものの再度プラス圏に浮上し小反発して引けた。週末は週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、12月小売売上高も堅調な内容となった事で大幅続伸していた米株式を受け寄り付きは続伸してスタートしその後は揉み合いながら前引け、台湾積体電路製造の業績・設備投資見通しを受けて半導体セクターの物色もあって後場も高値圏で推移し続伸して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米中貿易交渉第一段階目の合意署名・調印を前に両国関係が改善するとの期待などから比較的低リスク通貨とされる円には売りが出て連休明けは続落してスタート、週央は米中貿易協議に対する楽観的な見方がやや後退し比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが先行し円は6営業日ぶりに反発した。翌日は米中貿易交渉を巡る第一段階合意で正式署名がなされた事で運用リスクを取り易い雰囲気が広がるなかで比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり円は反落、週末も12月小売売上高が堅調な内容となった事で円売り・ドル買いが優勢となり円は続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で23,985円、次の下値フシは大引で23,494円となっているが、今週は上記の通りイラン情勢を巡る中東地政学リスクに振り回される格好で新規設定された上下のフシを交互に取るボラタイルな展開に終始した。この過程で下値が同値で止まった事で陽陰共に孕みにも包みにも転換できる型を形成、来週以降の波動如何で最終的な型を形成してくるニュートラルな波形となった。」としたが、今週はトランプ政権が中国との貿易協議での第1段階の合意署名を控え米中関係改善期待の高まりで週明けの米株式が反発していた事を受け連休明けは24,025.17円と3日続伸してスタートし、早速設定していた23,985円の上値フシを抜いて来た。週央は米株式が続伸していたもののCME清算値の軟化やアジア主要株価指数も弱含んだ事で4日ぶりに反落となったが、翌日は米中貿易交渉での第一段階目の合意署名を控えて買いが先行し続伸していた米株式を受け小反発し、週末も週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか12月小売売上高も堅調な内容となった事で大幅続伸していた米株式を受け続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け20日の11月鉱工業生産確報値、11月設備稼働率、23日の12月貿易統計、11月全産業活動指数、11月景気先行指数改定値、週末24日の12月CPI、日銀金融政策決定会合議事録要旨等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で24,285円、次の下値フシは大引で23,774円となっているが、今週は上記の通り米中貿易協議での第1段階の合意署名を控え関係改善期待の高まりから連休明けに設定していた上値フシを抜いて来た。このフシ抜けで昨年12月の高値フシを一文抜きとなったが、来週以降今回設定した上値フシを抜いてくるとその上に位置する一昨年10月に作成した高値関門をも抜いてくる事になるのでこれが適うかどうかこの辺を見ておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,759.50、次の下値フシは大引で1,698.49となっているが、今週は上記の通りイラン情勢を巡る中東地政学リスクに振り回される格好で週初に下値フシを切るもあと過度な警戒感が後退し上値フシを抜いて来た。十分な空間を有している事で来週以降先に設定した上値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となり、一昨年9月の高値関門を目指す展開となってくる。」としたが、今週はトランプ政権が中国との貿易協議での第1段階の合意署名を控え米中関係改善期待の高まりで週明けの米株式が反発していた事を受け連休明けは3日続伸してのスタートとなったが、週央は米株式が続伸していたもののCME清算値の軟化やアジア主要株価指数も弱含んだ事で4日ぶりに反落し、翌日も米株式は続伸していたものの主力銘柄への売りが出て小幅続落となったが、週末は週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか12月小売売上高も堅調な内容となった事で大幅続伸していた米株式を受け反発したものの上下のフシは何れも取らず終いであった。
 今週は上下いずれのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で1,759.50、次の下値フシは大引で1,698.49とするが、今週は上記の通り米中貿易協議での第1段階の合意署名を控え神経質な雰囲気の中を小動きでの推移となりフシ目は取らず終い。引き続き十分な空間を有している事で来週以降も先に設定した上値フシを抜いて来ればそこで再陽転確認となり、一昨年9月の高値関門を目指す展開となってくる。

【NY DOW】
 先週号では、「来週の特殊チャートは現在値から次の上値フシが大引で29,156.50ドル、次の下値フシは大引で28,581.49ドルとするが、今週は上記の通りイラン情勢を巡る中東の地政学リスクに神経質な展開となるなか週間では0.66%高と強含んだものの上値フシは抜けず終い。とはいえ今週も取引希時間中の史上最高値を更新してきており来週以降も再び長大陽線を伸ばしてくるのかS&P500種と共に注目しておきたい。」としたが、今週はトランプ政権が中国との貿易協議での第1段階の合意署名を控え米中関係改善期待の高まりから週明けは反発してスタート、翌日も複数の大手銀行決算が好感され続伸し、週央も米中貿易交渉での第一段階目の合意署名を控えて買いが先行し続伸、翌日16日も週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか12月小売売上高も堅調な内容となった事で29,297.64ドルと大幅続伸し設定していた29,156.50ドルの上値フシを抜き、週末も中国が発表した12月経済指標が市場予想を上回り世界景気への楽観から続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、22日の米12月中古住宅販売件数、23日の米週間新規失業保険申請件数、米12月景気先行指標総合指数、週末24日の米1月PMI速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で29,589.50ドル、次の下値フシは大引で29,006.49ドルとなっているが、今週は上記の通り良好な各種経済指標を受け設定していた上値フシを抜いて来た。週間では1.82%高と今週も順調に上値を伸ばしS&P500種と共に史上最高値を更新してきているが、引き続き来週も現在の長大陽線を伸ばしてくるのかどうかこの辺に注目しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「来週の特殊チャートは現在値から次の上値フシが大引で3,289.50、次の下値フシは大引で3,226.49とするが、今週は上記の通りイラン情勢を巡る中東の地政学リスクに神経質な展開となるなか週間では0.94%高と強含んだものの上値フシは抜けず終い。とはいえ今週も取引希時間中の史上最高値を更新してきており来週以降も再び長大陽線を伸ばしてくるのかDOWと共に注目しておきたい。」としたが、今週はトランプ政権が中国との貿易協議での第1段階の合意署名を控え米中関係改善期待の高まりから週明けは反発してスタート、翌日は米が発動済みの対中追加関税を今秋の米大統領選後まで維持するとの報を嫌気し小反落となったが、週央は米中貿易交渉での第一段階目の合意署名を控えて買いが先行し反発、翌日16日も週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか12月小売売上高も堅調な内容となった事で3,316.81と大幅続伸し設定していた3,289.50の上値フシを抜き、週末も中国が発表した12月経済指標が市場予想を上回り世界景気への楽観から続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,349.50、次の下値フシは大引で3,284.49となっているが、今週は上記の通り良好な各種経済指標を受け設定していた上値フシを抜いて来た。週間では1.97%高と今週も順調に上値を伸ばしDOWと共に史上最高値を更新してきているが、引き続き来週も現在の長大陽線を伸ばしてくるのかどうかこの辺に注目しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で13,628.50、次の下値フシは大引で13,361.49となっているが、今週は上記の通り週初こそ突っ込みを入れたもののあと中東地政学リスクの後退やドイツ鉱工業生産の改善を背景に上値フシを2段上まで抜いて来た。週明けに下値フシ切りがあったので前号までの孕み型シナリオは無くなり、また昨年末までに下穴の作成は完了していたので8日の上値フシ抜けで再陽転を達成。同時に18年1月と17年11月の高値フシで構成していた二番天井の関門をも抜き9日は2018年1月下旬に付けた史上最高値に次ぎ、約2年ぶりの高値を示現することとなった。」としたが、今週はタイヤ大手コンチネンタルや航空大手ルフトハンザの下落を受けて週明けは続落してスタート、翌日は前日に続きオンライン決済大手ワイヤカードの大幅続伸などから小幅乍ら3営業日ぶりに反発となったが、週央はダイムラー等の自動車セクターや半導体大手インフィニオンテクノロジーズの下落を受け再度反落し、翌日も前日に引き続いて自動車セクターの下げやタイヤ大手コンチネンタルも安く小幅続落、週末は電力大手エーオンやIT大手SAPの大幅高を受け3日ぶりに反発となったが上下のフシは何れも取らす終いであった。
 今週は上下いずれのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートは現在値から次の上値フシが大引で13,628.50、次の下値フシも大引で13,361.49とするが、今週は上記の通り個別材料で強弱はあったものの低ボラでフシ目は取らず終い。先週で前号までの孕み型シナリオは無くなると共に8日の上値フシ抜けで再陽転を達成、約2年ぶりの高値を示現しているが引き続き2018年1月下旬に付けた史上最高値を抜いてくるかどうかこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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