2020年02月08日(土)

建国記念日 [CFD]

【サマリー・02/03〜02/07】

 今週の日経平均は、週末の米株式がコロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大で世界景気の先行き不透明感が強まり急反落していた事を受け、週明けの寄り付きは急反落してスタートしその後はカバーなども交えやや戻して前引け、中国人民銀行による資金供給が発表された事から上海総合指数が底堅く推移した事もあって後場は下げ渋る展開となったが急反落して引けた。翌日は11月ISM製造業景況指数が節目の50を半年ぶりに上回った事を好感し週明けの米株式は反発していたものの、新型肺炎により中国の日本企業など活動に影響が出て来ている事を嫌気し寄り付きは続落してスタート、その後は香港ハンセン指数や上海総合指数のアジア株の上昇と共にプラス圏に浮上して前引け、後場もその地合いを継いで上げ幅を拡大させ反発して引けた。週央は中国人民銀行が前日に続き大量の資金供給を行い、新型肺炎拡大による経済減速懸念が後退した事で大幅続伸となっていた米株式を受け寄り付きは大幅続落してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場も先物への断続的な買戻しから高値圏で推移し大幅続伸して引けた。翌日は1月ADP雇用統計やISM非製造業指数が市場予想を上回った事や、中国の大学がコロナウイルスに効果的な治療薬を発見したとの報も好感され米株式が大幅に3日続伸していた事を受け寄り付きは大幅続伸してスタート、その後も先物への買い戻しが続き上げ幅を拡大して前引け、後場に入ってからもCTA等による先物へのカバーの動きが続き更に上げ幅を拡大させ大幅に3日続伸して引けた。週末は中国政府が14日より米国からの一部輸入品の関税を半減させるとの発表で米中貿易協議進展期待が高まり4日続伸していた米株式を受け寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は前日までの上昇を受けた利益確定売りからマイナス圏に沈んで前引け、後場に入ると小安い水準でこう着感の強い展開で推移し4日ぶりに反落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、新型肺炎の感染拡大を警戒し世界的に運用リスクを回避する動きが強まり、比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが出て週明けは反発してスタート、翌日は日経平均が反発し米株価指数先物も時間外取引で上昇した事で比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが出て円は反落となり、週央も中国人民銀行が前日に続き大量の資金供給を行った事を好感した日米株式相場の上昇から比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり続落し、翌日も14日より米国からの一部輸入品の関税を半減させるとの発表で米中貿易摩擦深刻化への懸念が後退、比較的低リスク通貨とされる円を売り動きが継続し円は続落となり、週末も前日の好調な米経済指標や米株高を受けた円売り・ドル買いから円は小幅続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で23,215円、次の下値フシは大引で22,744円となっているが、先々週のフシ抜けで昨年12月の高値フシ一文抜きとなっていた今週は、一昨年10月に作成した高値関門を前に今週は上記の通りコロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大による世界経済の減速懸念で投資家のリスク圧縮の動きが強まるなかこれまで設定していた下値フシを切って来た。先週まで陽の孕み型を形成していたので30日の下げで8日と6日の同値フシを割り込みここで目先陰転を確認しこれで昨年12月と今月14日作成の高値フシとできれいな二番天井を形成することとなった。同時に8日と6日の安値フシが揃っている事で陰の孕み型をも形成しており今後の切り返し如何では再度ニュートラルとなる可能性もあるのでこの辺は注視しておきたい。」としたが、今週は週末の米株式がコロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大で世界景気の先行き不透明感が強まり急反落していた事を受け週明けは急反落してのスタートとなったが、翌日は11月ISM製造業景況指数が節目の50を半年ぶりに上回った事を好感した週明けの米株式反発や香港ハンセン指数や上海総合指数のアジア株の上昇を受け反発に転じ、週央5日も中国人民銀行が前日に続き大量の資金供給を行い新型肺炎拡大による経済減速懸念が後退した事で大幅続伸となっていた米株式を受け23,319.56円と大幅続伸し先ずは設定していた23,215円の上値フシを抜いて来た。翌日6日も1月ADP雇用統計やISM非製造業指数が市場予想を上回った事や中国の大学がコロナウイルスに効果的な治療薬を発見したとの報も好感され米株式が大幅に3日続伸していた事を受け23,873.59円と大幅に3日続伸し更に2段上のフシまで抜いたが、週末は米株式が4日続伸となっていたものの前日までの上昇を受けた利益確定売りから4日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け10日の12月貿易収支、12日の1月工作機械受注、13日の1月国内企業物価指数、週末14日の12月第三次産業活動指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で24,115円、次の下値フシは大引で23,624円となっているが、今週は上記の通り新型肺炎拡大による経済減速懸念の後退や米の各種経済指標の好調を囃し上値フシを三段上まで抜いて来た。同指数は唯一8日と6日の安値フシが揃っている事から陽の孕みと共に陰の孕みをも併せ持っており、今後の波形で上値フシを抜くか下値フシを切るかで目先陽転と目先陰転の何れにもなり得る型を形成しているだけに来週以降は他の指数と併せ見ながら注視しておきたいところ。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,721.50、次の下値フシは大引で1,662.49となっているが、今今週は上記の通りコロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大による世界経済の減速懸念で投資家のリスク圧縮の動きが強まるなかこれまで設定していた下値フシを切って来た。昨年10月15日の再陽転以降順調に上値を伸ばして来たがさすがにパンデミック懸念を背景に直近の下値フシを割り込んできた。仮に今後切り返しに入り直近の高値フシを抜いてもそこで陽の孕み型を形成してくることから直近高値フシを抜き新値に出るまでその辺には注意しておきたい。」としたが、今週は週末の米株式がコロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大で世界景気の先行き不透明感が強まり急反落していた事を受け週明けは急反落してのスタートとなったが、翌日は11月ISM製造業景況指数が節目の50を半年ぶりに上回った事を好感した週明けの米株式反発や香港ハンセン指数や上海総合指数のアジア株の上昇を受け反発に転じ、週央も中国人民銀行が前日に続き大量の資金供給を行い新型肺炎拡大による経済減速懸念が後退した事で大幅続伸し、翌日6日も1月ADP雇用統計やISM非製造業指数が市場予想を上回った事や中国の大学がコロナウイルスに効果的な治療薬を発見したとの報も好感され米株式が大幅に3日続伸していた事を受け1,736.98と大幅に3日続伸し設定していた1,721.50の上値フシを抜いたが、週末は米株式が4日続伸となっていたものの前日までの上昇を受けた利益確定売りから4日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,767.50、次の下値フシは大引で1,706.49となっているが、今週は上記の通り米の各種経済指標の好調やコロナウイルスに効果的な治療薬を発見したとの報も好感され設定していた上値フシを抜いて来た。先週記で「〜今後切り返しに入り直近の高値フシを抜いてもそこで陽の孕み型を形成してくる〜」と書いた通りDOWやDAX同様に今週の動きで陽の孕み型が完成しており、新値を取る前に今後仮に下落に向かった場合は教科書通りの陰転の型になり易くもなるのでこの辺には注意しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で28,537.50ドル、次の下値フシは大引で27,974.49ドルとなっているが、今週は上記の通りコロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大による世界経済の減速懸念で投資家のリスク圧縮の動きが強まるなか下値フシを二段下まで切って来た。ここまで順調に史上最高値を更新させてきたがさすがにパンデミック懸念を背景に週間では2.53%安となったが、仮に今後切り返しに入り直近の高値フシを抜いても、そこで陽の孕み型を形成してくることからその辺には注意しておきたい。」としたが、今週は11月ISM製造業景況指数が節目の50を半年ぶりに上回った事を好感し週明けは反発してスタート、翌日4日も中国人民銀行が前日に続き大量の資金供給を行い新型肺炎拡大による経済減速懸念が後退した事で28,807.63ドルと大幅続伸し、設定していた28,537.50ドルの上値フシを大きく抜いて来た。週央5日も1月ADP雇用統計やISM非製造業指数が市場予想を上回った事や中国の大学がコロナウイルスに効果的な治療薬を発見したとの報も好感され29,290.85ドルと大幅に3日続伸し更に一段上のフシも抜き、翌日も中国政府が14日より米国からの一部輸入品の関税を半減させるとの発表で米中貿易協議進展期待が高まり4日続伸となったが、週末は新型肺炎の感染拡大による世界景気への悪影響が改めて意識されるなか、前日に3週ぶりに史上最高値を更新していただけに高値警戒感が出て5日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、12日の米1月月次財政収支、13日の米1月CPI、米週間新規失業保険申請件数、週末14日の米1月小売売上高、米1月鉱工業生産、米1月設備稼働率、2月ミシガン大学消費者態度指数速報値等があるが、FRB議長発言にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で29,582.50ドル、次の下値フシは大引で28,999.49ドルとなっているが、今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大を巡る過度な警戒感が和らぎ各種経済指標も好感された事でS&P500種と共に上値フシを三段上まで抜いてきた。6日には3週間ぶりに史上最高値を更新となったが、先週記で「〜今後切り返しに入り直近の高値フシを抜いてもそこで陽の孕み型を形成してくる〜」と書いた通り4日続伸で1,123ドルも上昇し陽の孕み型が完成、S&P500種のように特殊チャート上では新値まであと一歩足りに終っているだけに今後仮に下落に向かった場合は教科書通りの陰転の型になり易くもなるのでこの辺には注意しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,257.50、次の下値フシは大引で3,194.49となっているが、今週は上記の通りコロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大による世界経済の減速懸念で投資家のリスク圧縮の動きが強まるなか下値フシを二段下まで切って来た。ここまで順調に史上最高値を更新させてきたがさすがにパンデミック懸念を背景に月間では0.16%安となり5か月ぶりの反落となった。DOWも同形だが仮に今後切り返しに入り直近の高値フシを抜いても、そこで陽の孕み型を形成してくるのでその辺には注意しておきたい。」としたが、今週は11月ISM製造業景況指数が節目の50を半年ぶりに上回った事を好感し週明けは反発してスタート、翌日4日も中国人民銀行が前日に続き大量の資金供給を行い新型肺炎拡大による経済減速懸念が後退した事で3,297.59と大幅続伸し、設定していた3,257.50の上値フシを大きく抜いて来た。週央5日も1月ADP雇用統計やISM非製造業指数が市場予想を上回った事や中国の大学がコロナウイルスに効果的な治療薬を発見したとの報も好感され3,334.69と大幅に3日続伸し更に一段上のフシも抜き、翌日も中国政府が14日より米国からの一部輸入品の関税を半減させるとの発表で米中貿易協議進展期待が高まり4日続伸となったが、週末は新型肺炎の感染拡大による世界景気への悪影響が改めて意識されるなか、前日に3週ぶりに史上最高値を更新していただけに高値警戒感が出て5日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,367.50、次の下値フシは大引で3,302.49となっているが、今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大を巡る過度な警戒感が和らぎ、で各種経済指標も好感された事でDOWと共に上値フシを三段上まで抜いてきた。6日には3週間ぶりに史上最高値を更新となったが、先週記で「〜今後切り返しに入り直近の高値フシを抜いてもそこで陽の孕み型を形成してくる〜」と書いた通り今週の動きで陽の孕み型が完成、今後仮に下落に向かった場合は教科書通りの陰転の型になり易くもなるが日経平均やDAXと違ってこちらは特殊チャート上でも新値に躍り出ているので半値引けまで押さない限りはまだ勢力を保持しているといえるか。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で13,110.50、次の下値フシは大引で12,853.49となっているが、今週は上記の通りコロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大による世界経済の減速懸念で投資家のリスク圧縮の動きが強まるなか下値フシを三段下まで切って来た。既報の通り1月8日の上値フシ抜けで再陽転を達成、その後特殊チャート上でも新値に躍り出て順調に終値ベースでの史上最高値を更新となったが、今週の30日の下値フシ切りでは目先陰転を確認、辛うじて12月2日の安値フシは切っていないが、これを切ると前回の長大陽線に差し込む為に12,000大台前半まで関門は存在しなくなるので注意しておきたい。」としたが、今週は工業用ガス大手リンデやアナリストが目標価格を引き上げたIT大手SAPの上昇により週明けは3日ぶりに反発してスタート、翌日4日もアジア主要株式や米株式の上昇に連動し幅広い銘柄に買いが広がるなか、前日に引き続き工業用ガス大手リンデの大幅続伸やオンライン決済大手ワイヤカードの大幅高を受け13,281.74と大幅続伸し先ずは設定していた13,110.50の上値フシを抜いて来た。週央5日も新型肺炎の感染拡大を巡る過度な警戒感が和らぎ買い安心感が広がるなか、通年の決算が増収になる見通しを示した半導体大手インフィニオンテクノロジーズの大幅高などから13,478.33と大幅続伸し更に一段上のフシも抜き、翌日も米中貿易摩擦への警戒感が薄らぐなか米投資会社キャピタル・グループが3.1%の株式を取得した事でドイツ銀行が大幅高となり、アナリストが目標株価を引き上げた電力大手RWEも大幅高となり4日続伸となったが、週末はダイムラーやフォルクスワーゲン、BMW等の自動車セクターの下落から5日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,611.50、次の下値フシは大引で13,344.49となっているが、今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大を巡る過度な警戒感が和らぐなか個別の好業績が囃され上値フシを三段上まで抜いて来た。先週30日の下値フシ割れでは目先陰転を確認となったが、12月2日の安値フシを切らずに切り返し下穴作成から先週29日の直近高値フシを抜いて来た事で先の目先陰転はニュートラルへ。ただ日米株価指数同様に今週の動きで陽の孕み型が完成しており、新値を取る前に今後仮に下落に向かった場合は教科書通りの陰転の型になり易くもなるのでこの辺には注意しておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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