2020年02月15日(土)

米独史上最高値更新 [CFD]

【サマリー・02/10〜02/14】

 今週の日経平均は、週末の米株式が新型肺炎の感染拡大による世界景気への悪影響が改めて意識された事もあり週末の米株式が5日ぶりに反落していた事を受け週明けの寄り付きは大幅続落してスタート、その後は中国1月CPIが前年同期比5.4%上昇した事が伝わり下げ幅を縮めて前引け、後場は祝日を控え積極的な売買が控えられるなか小動きに推移し続落して引けた。祝日明けの週央は週明けからの米株式が概ね堅調推移となっている事を受け寄り付きは反発してスタートしその後も堅調推移で前引け、後場も高寄与度のソフトバンクの急伸などが寄与し上げ幅を広げて3日ぶりに反発して引けた。翌日はコロナウイルスの新規感染者数が減少傾向と伝わり米株式は急反発していたものの、寄り前に中国湖北省で新型肺炎感染症例の急増が報じられた事を受け寄り付きは小反落してスタート、その後はアジア株式市場が底堅い展開を見せた事でプラス圏に浮上して前引け、後場はそのアジア株が総じて弱含むにつれて売りが優勢となり反落して引けた。週末は中国が新型肺炎の認定基準を変更した事による感染者数大幅増加を嫌気した米株式の反落を受け、寄り付きは続落してスタートしその後も軟調揉み合いで前引け、後場も新たな材料に欠けるうえに週末とあって模様眺めに終始し続落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、新型肺炎の感染拡大懸念から比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となり週明けは5営業日ぶりに反発してスタート、祝日明けの週央は新型肺炎の感染拡大ペースが鈍りつつあることから過度な警戒感が後退、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり円は反落となった。翌日は日経平均はじめとしたアジア主要株株式が総じて軟調で比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となり円は反発となった。週末は実質的に事業会社の決済が集中し易い5・10日にあたる事で国内輸入企業の円売り・ドル買いが出て円は反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で24,115円、次の下値フシは大引で23,624円となっているが、今週は上記の通り新型肺炎拡大による経済減速懸念の後退や米の各種経済指標の好調を囃し上値フシを三段上まで抜いて来た。同指数は唯一8日と6日の安値フシが揃っている事から陽の孕みと共に陰の孕みをも併せ持っており、今後の波形で上値フシを抜くか下値フシを切るかで目先陽転と目先陰転の何れにもなり得る型を形成しているだけに来週以降は他の指数と併せ見ながら注視しておきたいところ。」としたが、今週は週末の米株式が新型肺炎の感染拡大による世界景気への悪影響が改めて意識された事もあり週末の米株式が5日ぶりに反落していた事を受け週明けは続落してのスタートとなったが、祝日明けの週央は週明けからの米株式が概ね堅調推移となっている事を受け3日ぶりに反発、翌日は米株式が急反発していたものの寄り前に中国湖北省で新型肺炎感染症例の急増が報じられた事を受け反落し、週末も中国が新型肺炎の認定基準を変更した事による感染者数大幅増加を嫌気した米株式の反落を受け続落となったが下値フシを切るまでには至らずであった。
 来週の注目指標としては、週明け17日の10-12月期四半期GDP速報値、12月鉱工業生産確報値、12月設備稼働率、19日の12月機械受注、1月貿易統計、週末21日の1月CPI、12月全産業活動指数等がある。
 今週は上下いずれのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で24,115円、次の下値フシも大引で23,624円とするが、今週は上記の通り中国が新型肺炎の認定基準を変更した事による感染者数大幅増加など新型肺炎の影響度合いの読み辛さで振り回され上下のフシは取らず終い。同指数は唯一8日と6日の安値フシが揃っている事から陽の孕みと共に陰の孕みをも併せ持っており、今後の波形で上値フシを抜くか下値フシを切るかで目先陽転と目先陰転の何れにもなり得る型を形成しているだけに来週以降も他の指数と併せ見ながら注視しておきたいところ。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,767.50、次の下値フシは大引で1,706.49となっているが、今週は上記の通り米の各種経済指標の好調やコロナウイルスに効果的な治療薬を発見したとの報も好感され設定していた上値フシを抜いて来た。先週記で「〜今後切り返しに入り直近の高値フシを抜いてもそこで陽の孕み型を形成してくる〜」と書いた通りDOWやDAX同様に今週の動きで陽の孕み型が完成しており、新値を取る前に今後仮に下落に向かった場合は教科書通りの陰転の型になり易くもなるのでこの辺には注意しておきたい。」としたが、今週は週末の米株式が新型肺炎の感染拡大による世界景気への悪影響が改めて意識された事もあり週末の米株式が5日ぶりに反落していた事を受け週明けは続落してスタート、祝日明けの週央も新型肺炎の影響度合いの読み辛さから国内景気や企業業績の先行き不透明感が意識され小幅続落、週末14日も中国が新型肺炎の認定基準を変更した事による感染者数大幅増加を嫌気した米株式の反落を受け1,702.87と3日続落し、設定していた1,706.49の下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,733.50、次の下値フシは大引で1,672.49となっているが、今週は上記の通り中国が新型肺炎の認定基準を変更した事による感染者数大幅増加など新型肺炎の影響度合いの読み辛さを嫌気し設定していた下値フシを切って来た。米S&P500種が今週上値フシを抜いている一方でこちらは下値フシ割れと軟調展開だが、来週以降今回設定した下値フシを大引で切ると教科書通りの型で陰転を確認することとなる。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で29,582.50ドル、次の下値フシは大引で28,999.49ドルとなっているが、今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大を巡る過度な警戒感が和らぎ各種経済指標も好感された事でS&P500種と共に上値フシを三段上まで抜いてきた。6日には3週間ぶりに史上最高値を更新となったが、先週記で「〜今後切り返しに入り直近の高値フシを抜いてもそこで陽の孕み型を形成してくる〜」と書いた通り4日続伸で1,123ドルも上昇し陽の孕み型が完成、S&P500種のように特殊チャート上では新値まであと一歩足りに終っているだけに今後仮に下落に向かった場合は教科書通りの陰転の型になり易くもなるのでこの辺には注意しておきたい。」としたが、今週は前週に発表された各種経済指標がいずれも好調で先高感を背景にした買いから週明けは反発してスタート、翌日は米議会で証言に臨んだFRB議長から金融緩和を示唆する発言が無かった事で小反落し、週央はコロナウイルスによる新型肺炎の新規感染者数が減少傾向と伝わり急反発となったが、翌日は中国が新型肺炎の認定基準を変更した事による感染者数大幅増加を嫌気し再度反落、週末も中国での新型肺炎の感染拡大が続き景気への悪影響を懸念した売りが優勢となり続落となったが上下のフシはいずれも取らず終いであった。
 来週の注目指標としては、18日の2月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米2月NAHB住宅市場指数、19日の米1月PPI、米1月住宅着工件数、米1月建設許可件数、20日の2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米週間新規失業保険申請件数、米1月景気先行指標総合指数、週末21日の米2月PMI速報値、米1月中古住宅販売件数等がある。
 今週は上下いずれのフシも取らなかった事で、来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で29,582.50ドル、次の下値フシも大引で28,999.49ドルとするが、今週は上記の通りコロナウイルスによる新型肺炎の新規感染者数を睨み一喜一憂の展開となったもののフシ目は取らず終い。とはいえ今週も連日で3指数が揃って史上最高値を更新しており、S&P500種の後追いで来週以降また陽線を伸ばしてくるのかどうかこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,367.50、次の下値フシは大引で3,302.49となっているが、今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大を巡る過度な警戒感が和らぎ、で各種経済指標も好感された事でDOWと共に上値フシを三段上まで抜いてきた。6日には3週間ぶりに史上最高値を更新となったが、先週記で「〜今後切り返しに入り直近の高値フシを抜いてもそこで陽の孕み型を形成してくる〜」と書いた通り今週の動きで陽の孕み型が完成、今後仮に下落に向かった場合は教科書通りの陰転の型になり易くもなるが日経平均やDAXと違ってこちらは特殊チャート上でも新値に躍り出ているので半値引けまで押さない限りはまだ勢力を保持しているといえるか。」としたが、今週は前週に発表された各種経済指標がいずれも好調で先高感を背景にした買いから週明けは反発してのスタートとなったが、翌日は新型肺炎の感染拡大が弱まりつつあるとの見方から反発に転じ、週央12日もコロナウイルスによる新型肺炎の新規感染者数が減少傾向と伝わり3,379.45と大幅続伸し先ずは設定していた3,367.50の上値フシを抜いて来た。翌日は中国が新型肺炎の認定基準を変更した事による感染者数大幅増加を嫌気し再度反落し、週末も中国での新型肺炎の感染拡大が続き景気への悪影響を懸念した売りが優勢となり続落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,411.50、次の下値フシは大引で3,346.49となっているが、今週は上記の通りコロナウイルスによる新型肺炎の新規感染者数が減少傾向と伝わる場面を好感して連日で3指数が揃って史上最高値を更新し、設定していた上値フシを抜いて来た。他の指数同様に陽の孕み型を形成していたものの同指数は他に先駆けて特殊チャート上でも新値に躍り出ていただけに今週も継続して陽線を伸ばしてきている。他と同様に陽の孕み型を形成しているが、大きく空間を有している事で半値引けまで押さない限りトレンドは変らないか。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で13,611.50、次の下値フシは大引で13,344.49となっているが、今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大を巡る過度な警戒感が和らぐなか個別の好業績が囃され上値フシを三段上まで抜いて来た。先週30日の下値フシ割れでは目先陰転を確認となったが、12月2日の安値フシを切らずに切り返し下穴作成から先週29日の直近高値フシを抜いて来た事で先の目先陰転はニュートラルへ。ただ日米株価指数同様に今週の動きで陽の孕み型が完成しており、新値を取る前に今後仮に下落に向かった場合は教科書通りの陰転の型になり易くもなるのでこの辺には注意しておきたい。」としたが、今週は新型肺炎の影響で世界の自動車メーカーが中国で工場を再開出来ない事の業績先行き懸念で一部を除いた自動車セクターの下落から週明けは続落してのスタートとなったが、翌日11日は新型肺炎の感染拡大を巡る過度な警戒感が一先ず和らぎ買い安心感が出るなか、ニューヨーク連邦地裁が子会社の米通信会社TモバイルUSと米スプリントの合併を認めた事を材料にしたドイツテレコムの大幅高や、航空大手ルフトハンザの大幅高などから13,627.84と急反発し先ずは設定していた13,611.50の上値フシを抜いて来た。週央も中国での新型肺炎患者の増加ペースが減速した事で感染拡大懸念が和らぐなか中国売上高比率の高い自動車セクターやタイヤ大手コンチネンタルの大幅高から続伸となったが、翌日は新型肺炎の感染拡大急増が伝えられ売りが広がるなかアナリストが目標価格を引き下げたハイデルベルクセメントや、化学大手BASFや重電大手シーメンスの下落を受け3日ぶりに反落し、週末もオンライン決済大手ワイヤカードの2019年10〜12月期の利益が市場予想の水準にとどまり2020年の利益見通しも据え置いた事が嫌気され大幅安となった同社株の動き等から続落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,763.50、次の下値フシは大引で13,492.49となっているが、今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大を巡る過度な警戒感が一先ず和らぎ買い安心感が出るなか、個別の好材料への反応から設定していた上値フシを抜いて来た。これで11日、12日と連日で史上最高値を更新し特殊チャート上でも5日に付けた直近高値フシを抜き新値に躍り出てきた。これで同指数も新ステージとなるが、曲がりなりにも先週の今週の動きで陽の孕み型も完成させているのでこの点だけには注意しておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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