2020年02月22日(土)

天皇誕生日 [CFD]

【サマリー・02/17〜02/21】

 今週の日経平均は、週末の米株式が中国での新型肺炎の感染拡大が続き景気への悪影響を懸念した売りが優勢となり続落となっていた上に、寄り前の10-12月GDP速報値悪化も嫌気され週明けの寄り付きは続落してスタートしその後はやや下げ幅を縮めて前引け、後場は上海総合指数や香港ハンセン指数の上昇を支えに下げ渋ったが3日続落して引けた。翌日は米市場がプレジデンツデーで休場となるなか、アップルが新型肺炎の影響で1-3月期の売上高予想を達成できない見込みと発表した事で、半導体や電子部品関連等のハイテク系中心に売りが先行し寄り付きは続落してスタートしその後も下げ幅を広げて前引け、後場も時間外取引で米株価指数先物が下げ幅を広げた事もあり安値圏で推移し大幅に4日続落して引けた。週央はアップルが1-3月期売上高見通し未達を示唆した事で連休明けの米株式は3日続落していたものの、昨日の大幅続落で織り込み済みであった事から寄り付きは反発してスタート、その後も上海総合指数や香港ハンセン指数の落ち着いた値動きも安心感につながり上げ幅を広げて前引け、後場も為替の円安基調や先物ヘの買い戻しが入り高値圏での推移となり5日ぶりに急反発して引けた。翌日は中国政府による景気支援策が好感され米株式が反発していた事や為替も1ドル111円台と約9か月ぶりの円安水準となっていた事を受け寄り付きは大幅続伸してスタート、その後は上海総合指数はじめとしたアジア株式が伸び悩んだ事からやや上げ幅を削って前引け、後場は新型肺炎の感染拡大を警戒し戻り売りから値を削る展開となったが続伸して引けた。週末はゴールドマン・サックスがコロナウイルスの影響等が過小評価されており短期的な株価調整が入る可能性を指摘した事で米株式が反落していた事を受け寄り付きは反落してスタート、その後は円安を背景にプラス圏に浮上する場面があったが再度マイナス圏に沈んで前引け、後場も週末控えで前日終値を挟んで揉み合う展開が続いたが3日ぶりに反落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、新型肺炎の感染拡大を背景に中国が景気対策を積極化させるとの期待から上海総合指数や香港ハンセン指数が堅調に推移し、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが出て週明けは続落してスタート、翌日は日経平均が大幅に4日続落となった事でリスク回避の円買いが入り円は反発となった。週央は日経平均が5営業日ぶりに反発した事を受けて比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり円は再度反落し、翌日も良好な米経済指標を手掛かりに円売り・ドル買いの動きが優勢となり円は大幅続落、週末は予想を上回る米経済指標が相次いだ事で米景気の堅調さを意識した円売り・ドル買いが出て円は続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で24,115円、次の下値フシも大引で23,624円とするが、今週は上記の通り中国が新型肺炎の認定基準を変更した事による感染者数大幅増加など新型肺炎の影響度合いの読み辛さで振り回され上下のフシは取らず終い。同指数は唯一8日と6日の安値フシが揃っている事から陽の孕みと共に陰の孕みをも併せ持っており、今後の波形で上値フシを抜くか下値フシを切るかで目先陽転と目先陰転の何れにもなり得る型を形成しているだけに来週以降も他の指数と併せ見ながら注視しておきたいところ。」としたが、今週は週末の米株式が中国での新型肺炎の感染拡大が続き景気への悪影響を懸念した売りが優勢となり続落となっていた上に、寄り前の10-12月GDP速報値悪化も嫌気され週明け17日は23,523.24円と続落してスタートし早速設定していた23,624円の下値フシを切って来た。翌日18日も米市場がプレジデンツデーで休場となるなかハイテク系中心に売りが先行、時間外取引で米株価指数先物が下げ幅を広げた事もあり23,193.80円と大幅に4日続落し更に一段下のフシも切ってきたが、週央は連休明けの米株式が3日続落していたものの上海総合指数や香港ハンセン指数が落ち着いた値動となり、為替の円安基調や先物ヘの買い戻しが入り5日ぶりに急反発、翌日も中国政府による景気支援策が好感され米株式が反発していた事や為替も1ドル111円台と約9か月ぶりの円安水準となっていた事を受け続伸し、週末は米株式が反落していた事を受け3日ぶりに反落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、25日の1月企業向けサービス価格指数、12月景気先行指数改定値、12月景気一致指数改定値、週末28日の1月失業率、1月有効求人倍率、1月鉱工業生産速報値、1月小売業販売額、1月百貨店・スーパー販売額等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で23,725円、次の下値フシは大引で23,234円となっているが、今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大の影響を睨みながら上下のフシを取り高下する一週間となった。この過程でNT倍率は20日、約28年ぶりに14倍の大台に乗せる歴史的な水準を記録、1992年4月8日に記録した14.08倍以来の水準となる14.02倍に上昇したがCTA等のファンド勢の短期売買の向きの短期マネーの流入が押し上げ要因か。いち早くTOPIXは陰転確認したが、この日経平均は今週も上下のフシを取りながら陽の孕みと共に陰の孕みをも併せ持っており来週以降上値フシを抜くか下値フシを切るかで目先陽転と目先陰転の何れにもなり得る型を形成しているだけに引き続き来週以降も他の指数と併せ見ながら注視しておきたいところ。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,733.50、次の下値フシは大引で1,672.49となっているが、今週は上記の通り中国が新型肺炎の認定基準を変更した事による感染者数大幅増加など新型肺炎の影響度合いの読み辛さを嫌気し設定していた下値フシを切って来た。米S&P500種が今週上値フシを抜いている一方でこちらは下値フシ割れと軟調展開だが、来週以降今回設定した下値フシを大引で切ると教科書通りの型で陰転を確認することとなる。」としたが、今週は週末の米株式が中国での新型肺炎の感染拡大が続き景気への悪影響を懸念した売りが優勢となり続落となっていた上に、寄り前の10-12月GDP速報値悪化も嫌気され週明けは続落してスタート、翌日18日も米市場がプレジデンツデーで休場となるなかハイテク系中心に売りが先行し時間外取引で米株価指数先物が下げ幅を広げた事もあり1,665.71と大幅に5日続落し先ずは設定していた1,672.49の下値フシを切って来た。週央は連休明けの米株式が3日続落していたものの上海総合指数や香港ハンセン指数が落ち着いた値動となり、為替の円安基調や先物ヘの買い戻しが入り反発、翌日も中国政府による景気支援策が好感され米株式が反発していた事や為替も1ドル111円台と約9か月ぶりの円安水準となっていた事を受け続伸し、週末は米株式が反落していた事を受け3日ぶりに小反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,695.50、次の下値フシは大引で1,636.49となっているが、先週記で「来週以降今回設定した下値フシを大引で切ると教科書通りの型で陰転を確認することとなる。」とした通り18日に下値フシを割った事からここで陰転を確認、28年ぶりとなる歴史的水準の14倍の大台に乗せたNT倍率の是正があるや否やだが、同時にこれで直近の長大陽線に差し込んだ事でここから大きな関門らしい関門としてはこの長大陽線の起点である1,569ポイントまで存在しなくなる。

【NY DOW】
 先週号では、「来週の特殊チャートも現在値から次の上値フシが大引で29,582.50ドル、次の下値フシも大引28,999.49ドルとするが、今週は上記の通りコロナウイルスによる新型肺炎の新規感染者数を睨み一喜一憂の展開となったもののフシ目は取らず終い。とはいえ今週も連日で3指数が揃って史上最高値を更新しており、S&P500種の後追いで来週以降また陽線を伸ばしてくるのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はアップルが1-3月期売上高見通し未達を示唆した事で連休明けは3日続落してスタート、週央は中国政府による景気支援策が好感され反発となったが、翌日はゴールドマン・サックスがコロナウイルスの影響等が過小評価されており短期的な株価調整が入る可能性を指摘した事で再度反落し、週末21日も米2月PMI速報値が1月から大幅に低下し6年4ゕ月ぶりの水準に低下した事で新型肺炎の悪影響が米企業業績に広く及ぶとの警戒感が高まり28,992.41ドルと続落し設定していた28,999.49ドルの下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、25日の12月ケース・シラー米住宅価格指数、米2月消費者信頼感指数、2月リッチモンド連銀製造業指数、26日の米1月新築住宅販売件数、27日の10-12月期GDP改定値、米1月耐久財受注、米週間新規失業保険申請件数、週末28日の米1月個人所得・支出、2月シカゴ購買部協会景気指数、2月ミシガン大学消費者態度指数確報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で29,280.50ドル、次の下値フシは大引で28,703.49ドルとなっているが、今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大を睨みながら景気への悪影響を懸念した売りから設定した下値フシを切って来た。こちらはS&P500種のように特殊チャート上では新値まであと僅かのところで足らずその型はTOPIXに近いが、半値引け水準は28,773.50ドルとなっておりこれを割ると空間も同時に埋めきれいな教科書通りの陽の孕み型からの陰転待ちといった形になるのでその辺は注視しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,411.50、次の下値フシは大引で3,346.49となっているが、今週は上記の通りコロナウイルスによる新型肺炎の新規感染者数が減少傾向と伝わる場面を好感して連日で3指数が揃って史上最高値を更新し、設定していた上値フシを抜いて来た。他の指数同様に陽の孕み型を形成していたものの同指数は他に先駆けて特殊チャート上でも新値に躍り出ていただけに今週も継続して陽線を伸ばしてきている。他と同様に陽の孕み型を形成しているが、大きく空間を有している事で半値引けまで押さない限りトレンドは変らないか。」としたが、今週はアップルが1-3月期売上高見通し未達を示唆した事で連休明けは反落してスタート、週央は中国政府による景気支援策が好感され反発となったが、翌日はゴールドマン・サックスがコロナウイルスの影響等が過小評価されており短期的な株価調整が入る可能性を指摘した事で再度反落し、週末21日も米2月PMI速報値が1月から大幅に低下し6年4ゕ月ぶりの水準に低下した事で新型肺炎の悪影響が米企業業績に広く及ぶとの警戒感が高まり3,337.75と大幅続落し設定していた3,346.49の下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,370.50、次の下値フシは大引で3,305.49となっているが、今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大を睨みながら景気への悪影響を懸念した売りから設定した下値フシを切って来た。DAXと共に特殊チャート上の新値に躍り出て陽線を伸ばしていたが、ここからは半値引けまで押すか否かでその水準は3,302.50となっておりこの辺までは調整の範囲内と捉え、これを割ってきた段階で改めて陽の孕み型を意識してゆきたいところ。

【DAX】 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で13,763.50、次の下値フシは大引で13,492.49となっているが、今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大を巡る過度な警戒感が一先ず和らぎ買い安心感が出るなか、個別の好材料への反応から設定していた上値フシを抜いて来た。これで11日、12日と連日で史上最高値を更新し特殊チャート上でも5日に付けた直近高値フシを抜き新値に躍り出てきた。これで同指数も新ステージとなるが、曲がりなりにも先週の今週の動きで陽の孕み型も完成させているのでこの点だけには注意しておきたい。」としたが、週明け17日は中国が景気対策を積極的に実施するとの期待が高まるなか、アナリストが目標価格を引き上げた工業用ガス大手リンデや電力大手エーオンの大幅高から13,783.39と3営業日ぶりに反発し、早速設定していた13,763.50の下値フシを抜いて来た。翌日は新型肺炎の感染拡大を理由に世界規模で企業業績への影響が懸念されるなか四半期の売り上げが減少したハイデルベルクセメントの大幅安等から反落し、週央は新型肺炎の感染拡大増加ペースが鈍化してきたため過度な警戒感が薄らぐなか2019年通期の業績が堅調で20年も利益が増加するとの見通しからドイツテレコムが大幅高となったほか、素材大手コベストロも業績軟調にもかかわらずEBITDAが市場予想の範囲内にとどまり上昇した事などから反発、翌日は新型肺炎の感染拡大による事業への悪影響見通しから航空大手ルフトハンザやエンジン大手MTUエアロ・エンジンズが売られ再度反落に転じ、週末21日は引き続き新型肺炎の感染拡大で世界景気の下振れ懸念が広がるなかこうした懸念が事業リスクになるとの見通しで自動車大手ダイムラーやドイツ取引所が大幅安となり13,579.33と続落し、新規設定された下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,713.50、次の下値フシは大引で13,444.49となっているが、今週は上記の通り今週は上記の通り新型肺炎の感染拡大の影響を睨みながら上下のフシを取り高下する一週間となった。前週末比で反落とはなったものの今週も17日、19日と史上最高値を更新、ここからは半値引けまで押すか否かだがその水準は13,383となっておりこの辺までは調整の範囲内と捉え、これを割ってきた段階で改めて陽の孕み型を意識してゆきたいところ。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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