2020年03月07日(土)

弥生相場 [CFD]

【サマリー・03/02〜03/06】

 今週の日経平均は、週末の米株式が新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が停滞するとの懸念が一段と強まり大幅に7日続落していた事を受け週明けの寄り付きは続落してのスタートとなったが、日銀総裁による談話が伝えられた事からプラス圏に浮上しその後も大きく上げ幅を拡大させて前引け、日銀によるETF買い入れ実施観測や上海総合指数が景気刺激策への期待で上昇した事もあって後場もプラス圏での推移となり6営業日ぶりに急反発して引けた。翌日はG7財務相・中央銀行が新型肺炎を巡る対応策で電話会談を開催すると報じられ、新型肺炎ワクチンの早期開発への期待も加わり週明けの米株式が急反発していた事を受け寄り付きは大幅続伸してスタート、その後は戻り待ちの売りが次第に膨らみ高値からは急速に値を切り下げて前引け、後場はG7の電話会談について具体的な政策対応は盛り込まない方向と伝わった事で期待が後退しマイナス圏に沈んだ後も下げ幅を拡大させて急反落して引けた。週央は金融市場が世界的な金融緩和期待を織り込む中をFRBの利下げを受けて材料出尽くし感で米株式が急反落していた事を受け寄り付きは続落してスタート、その後はスーパーチューズデーでの民主党候補者選びで中道派の前副大統領の勝利が伝わった事からプラス圏に浮上して前引け、後場は新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が漂う中を揉み合いで推移し小反発して引けた。翌日は世界各国の中央銀行や政府が景気刺激策を導入するとの期待や、米大統領選の民主党候補指名予備選で穏健派とされる前副大統領が予想外に健闘した事などを好感した米株式が急反発していた事を受け寄り付きは大幅続伸してスタートしその後は上値重く推移して前引け、後場は序盤からはやや上げ幅を広げたもののこう着感の強い展開で推移し続伸して引けた。週末はカリフォルニア州全域に非常事態宣言を発動するなど、米国でも新型コロナウイルスの感染拡大ペースが加速してきた事が報じられた事を嫌気し急反落していた米株式を受け寄り付きは急反落してスタートしその後も大きく下げ幅を拡大させて前引け、為替が1ドル105円台に入るなど急速に進んだ円高も嫌気され後場も安値低迷し3日ぶりに急反落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、新型コロナウイルスの世界的感染拡大への警戒感からリスク回避局面で資金が流入し易い円に買いが先行し週明けは続伸してスタート、翌日も主要先進国の協調利下げへの期待が一旦後退した事で投資家のリスク回避姿勢を強め比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となり円は6日続伸し、週央もFRBが緊急利下げに踏み切るも追加利下げ観測が燻り円買い・ドル売りが優勢となり円は7日続伸となり、翌日も時間外取引で米長期金利が低下したほか、FRBが追加利下げするとの観測も高まっている事で日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となり円は8日続伸し、更に週末も新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済の下押しに繋がるとの見方からリスク回避局面で資金が流入し易い円は階が優勢となり9営業日続伸となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で21,365円、次の下値フシは大引で20,914円となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの感染拡大による世界景気の下振れが懸念され下値フシを9段下まで切る暴落を演じた。こちらは数週前から陽の孕みと共に陰の孕みをも併せ持っており来週以降上値フシを抜くか下値フシを切るかで目先陽転と目先陰転の何れにもなり得る型を形成していると書いて来たが、コロナショックにはやはり抗する事も出来ず連休明け25日の下値フシ割れで陰転確認となった。昨年10月の長大陽線の起点も週末に割ってしまった事でこちらの次の安値関門はその前に立てた大陽線の起点である8月の安値フシ20,260円となっている。」としたが、今週は週末の米株式が大幅に7日続落していたものの日銀総裁による談話が伝えられた事や上海総合指数が景気刺激策への期待で上昇した事で週明けは6営業日ぶりに急反発してスタート、翌日は週明けの米株式が急反発していたもののG7の電話会談について具体的な政策対応は盛り込まない方向と伝わった事で期待が後退し急反落となり、週央は材料出尽くし感で米株式が急反落していたもののスーパーチューズデーでの民主党候補者選びで中道派の前副大統領の勝利が伝わった事から小反発に転じ、翌日も世界各国の中央銀行や政府が景気刺激策を導入するとの期待や米大統領選の民主党候補指名予備選で穏健派とされる前副大統領が予想外に健闘した事などを好感した米株式が急反発していた事を受け続伸となったが、週末6日は米国でも新型コロナウイルスの感染拡大ペースが加速してきた事が報じられた事を嫌気し急反落していた米株式を受け20,749.75円と3日ぶりに急反落し設定していた20,914円の下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け9日の1月貿易収支、10-12月期四半期GDP改定値、12日の2月国内企業物価指数、週末13日の1月段三次産業活動指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で20,965円、次の下値フシは大引で20,534円となっているが、今週は上記の通り米国でも新型コロナウイルスの感染拡大が米国にも波及してきた事などを嫌気し下値フシを切って来た。既報の通り先月の25日に陰転確認した引け値から週末の引け値まで約1,900円の暴落を演じることとなったが、昨年の8月から9月までの長大陽線に差し込んでいる事で、次の安値関門はこの起点である20,260円まで存在しない。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,539.50、次の下値フシは大引で1,482.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの感染拡大による世界景気の下振れが懸念され下値フシを5段下まで切る急落を演じた。こちらは既に18日に陰転を確認しておりその際に直近長大陽線に差し込んだ事でここから大きな関門らしい関門としてはこの起点である1,569ポイントまで存在しなくなると書いていたが、27日には僅かながらもこれを割り込んだ事で次は昨年10月15日まで立てた大陽線の起点である1,499ポイントを死守出来るかどうか先ずはこの辺を来週以降は見ておきたいところ。」としたが、今週は週末の米株式が大幅に7日続落していたものの日銀総裁による談話が伝えられた事や上海総合指数が景気刺激策への期待で上昇した事で週明けは6営業日ぶりに急反発してのスタートとなったが、翌日は週明けの米株式が急反発していたもののG7の電話会談について具体的な政策対応は盛り込まない方向と伝わった事で期待が後退し急反落となり、週央も材料出尽くし感で米株式が急反落していた事を受け小幅続落、翌日は世界各国の中央銀行や政府が景気刺激策を導入するとの期待や米大統領選の民主党候補指名予備選で穏健派とされる前副大統領が予想外に健闘した事などを好感した米株式が急反発していた事を受け反発したが、週末6日は米国でも新型コロナウイルスの感染拡大ペースが加速してきた事が報じられた事を嫌気し急反落していた米株式を受け1,471.46と急反落し設定していた1,482.49の下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,498.50、次の下値フシは大引で1,443.49となっているが、今週は上記の通り米国でも新型コロナウイルスの感染拡大が米国にも波及してきた事などを嫌気し下値フシを切って来た。既報の通り先月の18日に陰転を確認した翌日の引けからは約200ポイントの暴落を演じることとなったが、設定した安値フシを切った週末の引けは昨年の大発会で付けた安値フシとピタリと同値となった。これを割ると次の安値関門はその前の1,416ポイントなるが、今回設定した安値フシを死守出来るのか否かこの辺を来週以降は見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で25,662.50ドル、次の下値フシは大引で25,155.49ドルとなっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの感染拡大による世界景気の下振れが懸念され下値フシを13段下まで切る暴落を演じた。DOWの7日続落は2018年6月半ば以来1年8ヵ月ぶりの事で、先週記では型はTOPIXに近く半値引けの28,773.50ドルを割ると空間も同時に埋めきれいな教科書通りの陽の孕み型からの陰転待ちといった形になるとしたが果たして週明けの下値フシ割れで陰転を確認、その後の暴落で週間の下げ幅は約3583ドルとリーマン・ショック直後の2008年10月6日〜10日の1874ドルを上回る過去最大を演じた。斯様にことごとく安値関門を割ってきているが、次の安値関門は昨年5月から7月にかけて作成した長大陽線の起点である24,815ドルとなっている。」としたが、今週はG7財務相・中央銀行が新型肺炎を巡る対応策で電話会談を開催すると報じられ新型肺炎ワクチンの早期開発への期待も加わり週明け2日は26,703.32ドルと急反発してスタートし、早速設定していた25,662.50ドルの上値フシを大きく抜いて来た。翌日3日は金融市場が世界的な金融緩和期待を織り込む中をFRBの利下げを受けた材料出尽くし感で25,917.41ドルと急反落し新規設定された下値フシを大きく切るも、週央4日は世界各国の中央銀行や政府が景気刺激策を導入するとの期待や米大統領選の民主党候補指名予備選で穏健派とされる前副大統領が予想外に健闘した事などを好感し27,090.86ドルと急反発し新規設定された上値フシを大きく抜いて来た。翌日5日はカリフォルニア州全域に非常事態宣言を発動するなど、米国でも新型コロナウイルスの感染拡大ペースが加速してきた事が報じられた事を嫌気し26,121.28ドルと急反落し新規設定された下値フシを大きく切って、週末も新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず景気や企業業績への懸念が一段と強まり大幅続落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け11日の米2月CPI、米2月月次財政収支、12日の米2月PPI、米週間新規失業保険申請件数、週末13日の米2月輸入物価指数、3月ミシガン大学消費者態度指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で26,381.50ドル、次の下値フシは大引で25,860.49ドルとなっているが、今週は上記の通り新型肺炎を巡りG7財務相・中央銀行が対応策で電話会談を開催するとの報や新型肺炎ワクチンの早期開発への期待、一方で米国でも新型コロナウイルスの感染拡大ペースが加速してきた事が報じられるなど好悪材料入り交じり乱高下の一週間となった。今週は過去最大の上げ幅を演じたかと思えばほぼ往って来いの暴落を演じるなどボラタイルな週となったがこの過程で陰の孕み型を作成しつつある。週末の続落では今週設定した安値フシの通りあと5ドルほど安く引けていたらS&P500種のようにきれいにこの陰の孕み型を作成していたのだが、相場だけにこの辺は致し方なしか。そんなワケで先ずは来週以降この安値フシを切るのか否か若しくはここから切り返しに入るのかどうかこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,007.50、次の下値フシは大引で2,950.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの感染拡大による世界景気の下振れが懸念され下値フシを11段下まで切る暴落を演じた。先週記では半値引けの3,302.50までは調整の範囲内と捉えと書いていたがそれどころか25日のフシ割れで陰転を確認、週間では11.49%安となり2週続落を演じた。この下げで昨年12月中旬までの長大陽線に差し込んでいる事で次の安値関門はその起点である2,893となっている。」としたが、今週はG7財務相・中央銀行が新型肺炎を巡る対応策で電話会談を開催すると報じられ新型肺炎ワクチンの早期開発への期待も加わり週明け2日は3,090.23と急反発してスタートし、早速設定していた3,007.50の上値フシを大きく抜いて来た。翌日3日は金融市場が世界的な金融緩和期待を織り込む中をFRBの利下げを受けた材料出尽くし感で3,003.37と急反落し新規設定された下値フシを大きく切るも、週央4日は世界各国の中央銀行や政府が景気刺激策を導入するとの期待や米大統領選の民主党候補指名予備選で穏健派とされる前副大統領が予想外に健闘した事などを好感し3,130.12と急反発し新規設定された上値フシを大きく抜いて来た。翌日5日はカリフォルニア州全域に非常事態宣言を発動するなど、米国でも新型コロナウイルスの感染拡大ペースが加速してきた事が報じられた事を嫌気し3,023.94と急反落し新規設定された下値フシを大きく切って、週末6日も新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず景気や企業業績への懸念が一段と強まり2,972.37と大幅続落し更に一段下のフシを切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,000.50、次の下値フシは大引で2,943.49となっているが、今週は上記の通り新型肺炎を巡りG7財務相・中央銀行が対応策で電話会談を開催するとの報や新型肺炎ワクチンの早期開発への期待、一方で米国でも新型コロナウイルスの感染拡大ペースが加速してきた事が報じられるなど好悪材料から乱高下の一週間となった。こちらは今週の乱高下でDOWがもう一歩のところで作成し切れなかった幅の大きい陰の孕み型を完成させている。これで来週以降の切り返し方で直近高値を抜いて来ればそこで目先陽転確認となるが、先ずは引線一波動で3,003ポイント以上まで戻し空間を埋めるか、更には半値引き上げの3,051ポイント以上まで戻すか否かこの辺を見ておきたいところ。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,007.50、次の下値フシは大引で11,772.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの感染拡大による世界景気の下振れが懸念され下値フシを13段下まで切る暴落を演じた。先週に史上最高値を更新のも束の間、先週記では半値引けの13,383までは調整の範囲内と捉えと書いていたがそれどころか25日のフシ割れで陰転を確認しその後の暴落で2019年8月上旬以来、約6か月半ぶりの安値まであっという間に沈む事態となった。今週の暴落では13,000の大台に乗せた時の長大陽線の起点をも割り込んでいる事で次の安値関門は昨年8月の再陰転後の安値フシ11,493となっている。」としたが、今週は新型コロナウイルスの感染拡大による景気への悪影響が懸念されるなか、アナリストが投資判断と株価目標を共に引き下げた航空エンジン大手MTUエアロ・エンジンズや航空大手ルフトハンザの大幅安から週明けは8日続落してのスタートとなったが、翌日は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界景気への悪影響に対して主要各国が対応策を講じるとの期待感が高まるなか、前日に大幅安となった航空大手ルフトハンザや航空エンジン大手MTUエアロ・エンジンズが急反発した事などで9日ぶりに反発となり、週央4日は世界景気の下振れが懸念される事で各国中銀と政府が景気刺激策に動き出すとの観測が広がるなか、アナリストが投資判断を引き上げた医薬・農業大手バイエルや不動産大手ヴォノヴィアの上昇等から12,127.69と続伸し先ずは設定していた12,007.50の上値フシを抜いて来たが、翌日5日は欧州でも新型コロナウイルスの感染が拡大してきた事で懸念が強まるなか、乗用車向けの需要が世界規模で落ち込み2019年通期に純損失となった事が嫌気されたタイヤ大手コンチネンタルや、19年通期の業績を発表した消費財大手ヘンケル等が大幅安となり11,944.72と3日ぶりに急反落し新規設定された下値フシを切って、週末6日も電力大手RWEや航空エンジン大手エアロ・エンジンズ、工業用ガス大手リンデの大幅安などから11,541.87と大幅続落し更に3段下の下値フシまで切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で11,656.50、次の下値フシは大引で11,427.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの感染拡大による景気への悪影響や欧州でも感染が拡大してきた事で一層懸念が強まり下値フシを2段下まで切って来た。週明けの上値フシ抜けで再陰転のフシを作成しており週末の下値フシ割れではこのフシを切ってここで再陰転を確認となった。特殊チャート上では安値の関門となっている昨年8月の11,493の安値フシを切らずに週末は踏み止まっているが、来週以降もこれを死守出来るのかどうか先ずはこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

ページのトップへ ページのトップへ

広告

プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

検索


カテゴリーリスト

タグリスト

最近の記事

広告


RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2010 CapitalF Co.,Ltd. All rights reserved.