2020年03月21日(土)

3年4ヵ月ぶり16000円台 [CFD]

【サマリー・03/16〜03/19】

 今週の日経平均は、新型コロナウイルスのパンデミックを受け米政府の対策が本格的に始動するとの期待から週末の米株式が急反発していた事を受け週明けの寄り付きは反発してスタート、その後はFRBが事実上のゼロ金利政策に踏み切った事を受けたグローベックスの米株式先物の弱さが嫌気され一時マイナス圏に沈むも辛うじてプラス圏に戻して前引け、後場は日銀が緊急金融政策決定会合でETF買い入れ額倍増などの金融緩和を決めたが内容への失望感などからマイナス圏に沈んだ後も下げ幅を拡大させ大幅に4日続落して引けた。翌日はFRBが緊急利下げしたもののこれが投資家の恐怖心に繋がり、トランプ大統領もこの危機が7〜8月頃まで継続する可能性があると警告した事も嫌気され週明けの米株式が過去最大の下げ幅の暴落を演じていた事を受け寄り付きは続落してスタート、その後は日銀総裁が買い入れ増額を決めたETF買い入れ観測期待からプラス圏に浮上し上げ幅を広げる場面もあったがアジア株式軟調を見て急速に値を消して前引け、後場に入ると売り買い交錯し一進一退の展開に終始し5日ぶりに小幅ながら反発して引けた。週央は連銀がCPの買い取りプログラムを再開し短期流動性を供給する処置を取った事を好感した米株式の急反発を受けて寄り付きは続伸してスタート、米長期金利の上昇を受け為替も円安基調で推移した事でその後も上げ幅を広げて前引け、後場に入ってからは時間外取引で米株価指数先物がサーキットブレイカー発動を交えた急落を演じた事で急速に値を消しマイナス圏に沈んだ後も下げ幅を拡大させ急反落して引けた。翌日は全米50州でコロナウイルスの感染が確認された事や原油先物の暴落を受け米株式は急反落となっていたものの、ECBによる7500億ユーロのパンデミック対応購入プログラムが発表された事を好感し寄り付きは反発してスタート、その後は戻り売り圧力からマイナス圏に沈んで前引け、後場に入ってからも国内外のファンド勢の売りが出て値嵩株中心に下げ幅を拡大させ大幅続落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、先週末に米株式が急反発し円安・ドル高が進んだニューヨーク市場の流れを継いで週明けは続落してスタート、翌日は金融・資本市場の混乱で投資家が運用資産を現金化しドル需要が高まるとの観測が円売り・ドル買いを促し円は3日続落し、週央も大規模な経済対策への期待で米株式が急反発した事で比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが先行し円は4日続落となった。翌日はドル資金需要が高まるとの観測から主要通貨に対してドルを買う動きや、3連休を前に国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発になった事もあり円は5日続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で17,615円、次の下値フシは大引で17,244円となっているが、今週は上記の通りWHOが新型コロナウイルスの感染拡大をパンデミックと認定、米国が欧州からの入国を30日間禁止すると発表した事で乱高下の末に下値フシを16段下まで切る暴落を演じた。特殊チャートの長大陰線も数多の関門を無視しての暴落を演じただけに当面は過去の関門もあまり参考にはならない可能性があり、当然ながらこの大陰線間は真空地帯となるだけに来週以降も応分のボラタイルな展開となるか。」としたが、今週は新型コロナウイルスのパンデミックを受け米政府の対策が本格的に始動するとの期待から週末の米株式が急反発していたものの、グローベックスの米株式先物の弱さが嫌気されたほか日銀緊急金融政策決定会合内容への失望感などから週明け16日は17,002.04円と大幅に4日続落し早速設定した17,244円の下値フシを切って来た。翌日は週明けの米株式が過去最大の下げ幅の暴落を演じていたものの、日銀総裁が買い入れ増額を決めたETF買い入れ観測期待から5日ぶりに小幅ながら反発となったが、週央18日は米株式が急反発していたものの時間外取引で米株価指数先物がサーキットブレイカー発動を交えた急落を演じた事で16,726.55円と急反落し更に一段下のフシを割り、翌日19日も全米50州でコロナウイルスの感染が確認された事や原油先物の暴落を受けた米株式の急反落を受け16,552.83円と大幅続落し更に一段下のフシを切って今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、24日の1月景気先行指数改定値、26日の2月企業向けサービス価格指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で16,725円、次の下値フシは大引で16,374円となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの欧州での感染拡大加速から各国移動制限による経済活動の停滞が警戒され、グローベックス米株式先物がサーキットブレイカー発動を交えた急落を演じるなどの弱さも嫌気され4段下の下値フシまで切って来た。TOPIXが下値フシを割った翌日に一転して上値フシを抜いたような戻りも無いまま今週も長大陰線を下に伸ばして来たが、依然VIXが高水準な米株式が何所でコツンと来るかが焦点となっており、来週以降もこれらと併せこの辺に注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,287.50、次の下値フシは大引で1,236.49となっているが、今週は上記の通りWHOが新型コロナウイルスの感染拡大をパンデミックと認定、米国が欧州からの入国を30日間禁止すると発表した事で乱高下の末に下値フシを8段下まで切る暴落を演じた。特殊チャートの長大陰線も数多の関門を無視しての暴落を演じただけに当面は過去の関門もあまり参考にはならない可能性があり、当然ながらこの大陰線間は真空地帯となるだけに来週以降も応分のボラタイルな展開となるか。」としたが、今週は新型コロナウイルスのパンデミックを受け米政府の対策が本格的に始動するとの期待から週末の米株式が急反発していたものの、グローベックスの米株式先物の弱さが嫌気されたほか日銀緊急金融政策決定会合内容への失望感などから週明け16日は1,236.34と大幅に4日続落し早速設定した1,236.49の下値フシを切って来た。翌日17日は週明けの米株式が過去最大の下げ幅の暴落を演じていたものの、日銀総裁が買い入れ増額を決めたETF買い入れ観測期待から5日ぶりに1,268.46と5日ぶりに急反発となり新規設定された上値フシを抜き、週央も連銀がCPの買い取りプログラムを再開し短期流動性を供給する処置を取った事を好感した米株式の急反発を受けて小幅続伸し、翌日も全米50州でコロナウイルスの感染が確認された事や原油先物の暴落を受け米株式は急反落していたものの、ECBによる量的緩和規模拡大をテコにショートカバーを誘発し続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,293.50、次の下値フシは大引で1,242.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの欧州での感染拡大加速から各国移動制限による経済活動の停滞が警戒され週初に下値フシを切るも、主要中銀の矢継ぎ早の金融緩和が好感され往って来いの戻りを入れている。500ポイントを超える長大陰線も今週漸く終了となったが、空間も応分にある事で来週以降引線一波動で今回設定した下値フシの更に一段下にある1,234.49の下値フシを切ってくるとそこで今週の米指数のように再陰転確認となるのでこの辺は注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で23,416.50ドル、次の下値フシは大引で22,955.49ドルとなっているが、今週は上記の通りWHOが新型コロナウイルスの感染拡大をパンデミックと認定、具体的な財政支援策発表も無いなか米国が欧州からの入国を30日間禁止すると発表した事で12日にはブラックマンデー以来の下落率を記録したかと思えば翌13日には過去最大の上げ幅を記録するなど暴落暴騰の乱高下の末に下値フシを11段下まで切る暴落を演じた。この暴落の過程でS&P500種と共に11日には再陰転のフシを割り込み再陰転を確認、昨日の早速の暴落から週末は一転して暴騰を演じているが長大線の幅が非常に大きいことで来週以降もこの範囲で応分の振れ幅となって来ようか。」としたが、今週はFRBが緊急利下げしたもののこれが投資家の恐怖心に繋がり、トランプ大統領もこの危機が7〜8月頃まで継続する可能性があると警告した事も嫌気され週明け16日は20,188.52ドルと過去最大の下げ幅の暴落を演じ設定していた22,955.49ドルの下値フシを大きく切ってスタート、翌日17日は連銀がCPの買い取りプログラムを再開し短期流動性を供給する処置を取った事を好感し21,237.38ドルと急反発し新規設定された上値フシを抜いて来たが、週央18日は全米50州でコロナウイルスの感染が確認された事や原油先物の暴落を受け19,898.92ドルと急反落し一転して新規設定された下値フシを切って来た。翌日は主要中銀の矢継ぎ早の金融緩和が好感され反発となったが、週末20日は新型コロナウイルスの感染急増による移動制限で米景気が落ち込むとの懸念が強まり19,173.98ドルと急反落し更に3段下の下値フシまで切って今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、24日の米3月PMI速報値、米2月新築住宅販売件数、3月リッチモンド連銀製造業指数、25日の米2月耐久財受注、26日の10-12月期GDP確定値、米週間新規失業保険申請件数、週末27日の2月個人所得・支出、3月ミシガン大学消費者態度指数確報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で19,364.50ドル、次の下値フシは大引で18,983.49ドルとなっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの欧州での感染拡大加速から各国移動制限による経済活動の停滞が警戒され18段下の下値フシまで切るリーマンショック級の暴落を演じた。この一連の過程で週明けと週末にそれぞれ再陰転のフシを割って2度の再陰転確認となったが、5桁大台が変わっての値位置の再陰転でさえその後大きく急落する様は尋常ではない様子を如実に表しており、直近の先週11日の再陰転確認からでさえ7営業日で4000ドル超の暴落を演じており来週以降コツンと来る場面が到来するのか否か引き続きS&P500種と共に注視して行きたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で2,737.50、次の下値フシは大引で2,684.49となっているが、今週は上記の通りWHOが新型コロナウイルスの感染拡大をパンデミックと認定、具体的な財政支援策発表も無いなか米国が欧州からの入国を30日間禁止すると発表した事で暴落暴騰の乱高下の末に下値フシを9段下まで切る暴落を演じた。先週までボラタイルな展開で幅の大きい陰の孕み型を完成させていた事で切り返しから陽転への一縷の望みも先週末段階であったものだったが、新型コロナウイルスのパンデミックの前にこれも吹き飛ぶこととなった。この暴落の過程でDOWと共に11日には再陰転のフシを割り込み再陰転を確認、昨日の早速の暴落から週末には一転して暴騰を演じているが長大線の幅が非常に大きいことで来週以降もこの範囲で応分の振れ幅となって来ようか。」としたが、今週はFRBが緊急利下げしたもののこれが投資家の恐怖心に繋がり、トランプ大統領もこの危機が7〜8月頃まで継続する可能性があると警告した事も嫌気され週明け16日は2,386.13と暴落を演じ設定していた2,684.49の下値フシを大きく切ってスタート、翌日17日は連銀がCPの買い取りプログラムを再開し短期流動性を供給する処置を取った事を好感し2,529.17と急反発し新規設定された上値フシを抜いて来たが、週央18日は全米50州でコロナウイルスの感染が確認された事や原油先物の暴落を受け2,398.10と急反落し一転して新規設定された下値フシを切って来た。翌日は主要中銀の矢継ぎ早の金融緩和が好感され反発となったが、週末20日は新型コロナウイルスの感染急増による移動制限で米景気が落ち込むとの懸念が強まり2,304.92と急反落し更に4段下の下値フシまで切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で2,327.50、次の下値フシは大引で2,282.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの欧州での感染拡大加速から各国移動制限による経済活動の停滞が警戒され16段下の下値フシまで切るリーマンショック級の暴落を演じた。この一連の過程で週明けと週末にそれぞれ再陰転のフシを割って2度の再陰転確認となったが、4桁大台が変わっての値位置の再陰転でさえその後大きく急落する様は尋常ではない様子を如実に表しており、直近の先週11日の再陰転確認からでさえ7営業日で400ポイント超の暴落を演じており来週以降コツンと来る場面が到来するのか否か引き続きDOWと共に注視して行きたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で9,251.50、次の下値フシは大引で9,070.49となっているが、今週は上記の通りWHOが新型コロナウイルスの感染拡大をパンデミックと認定、具体的な財政支援策発表も無いなか米国が欧州からの入国を30日間禁止すると発表した事で下値フシを23段下まで切る暴落を演じた。12日には1日の下落率としては1989年10月以降で最大となったが、特殊チャートの長大陰線も過去最大の長さとなり数多の関門を無視しての暴落を演じただけに当面は過去の関門もあまり参考にはならないか。当然ながらこの大陰線間は真空地帯となるだけに来週以降も応分のボラタイルな展開となるか。」としたが、今週は新型コロナウイルスの感染拡大が欧州で加速しており各国の移動制限による経済活動の停滞が警戒されるなか、航空エンジン大手MTUエアロエンジンズや半導体大手インフィニオンテクノロジーズほか自動車セクターの暴落などで週明け16日は8,742.25と急反落してスタートし早速設定していた9,070.49の下値フシを切って来た。翌日17日は各国の景気刺激策で景気の冷え込みが和らぐとの期待が高まるなかエネルギー大手RWEやドイツ銀行等の上昇から8,939.10と反発し新規設定された上値フシを抜いて来たが、週央18日は新型コロナウイルスの感染拡大の終息が見えないなか航空エンジン大手MTUエアロエンジンズや半導体大手インフィニオンテクノロジーズほか重電大手シーメンスの暴落を受け8441.71と急反落し新規設定された下値フシを大きく切って来た。翌日19日はECBが90兆円規模の緊急資産購入策を決めイングランド中央銀行も緊急利下げや資産購入策の再開を決めた事で景気の下支えや金融市場の混乱が和らぐとの見方が広がるなか、MTUエアロエンジンズやミュンヘン再保険の大幅高から8610.43と急反発し新規設定された上値フシを抜き、週末20日も引き続き一連の政策効果で景気の悪化が和らぐとの期待感が追い風となるなかハイデルベルクセメントや保険大手アリアンツの大幅高から8928.95と大幅続伸し更に3段上のフシまで抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で9,017.50、次の下値フシは大引で8,840.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの欧州での感染拡大加速から各国移動制限による経済活動の停滞が警戒され8段下の下値フシまで切った後に主要中銀の矢継ぎ早の金融緩和が好感され5段上の上値フシまで戻りを入れるボラタイルな展開に終始した。この一連の過程で18日には再陰転のフシを割って再陰転を確認となったが後の急反発でほぼ直近上値フシまで戻しており、来週以降ここで一旦下値フシを切る一服を見せるのかこのまま陽線を上に伸ばしてくるのか先ずはこの辺を見たいところ。

Posted by 雲遊

ページのトップへ ページのトップへ

広告

プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

検索


カテゴリーリスト

タグリスト

最近の記事

広告


RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2010 CapitalF Co.,Ltd. All rights reserved.