2020年06月06日(土)

22,000円大台回復 [CFD]

【サマリー・06/01〜06/05】

 今週の日経平均は、週末の米株式が米中対立への懸念から小幅続落していたものの、警戒された中国高官を対象対とした制裁や旅券発行制限に言及が無く、米中第一段貿易協定続行見通しとなった事の安心感から週明けの寄り付きは小反発してスタートしその後も上げ幅を拡大させて前引け、後場は高値警戒感から利益確定売りも出て伸び悩んだものの反発し2月26日以来、およそ3か月ぶりの高値で引けた。翌日は更なる経済活動再開による景気回復への期待感から週明けの米株式が反発していた事を受け寄り付きは反発してスタート、その後も海外投資家などによるカバーが断続的に入ったとの観測から上げ幅を広げて前引け、後場に入ってからもこの地合いは衰えずに更に上値を切り上げ大幅続伸して引けた。週央は経済活動再開やワクチン・治療薬の開発が進んでいる事への期待から米株式が大幅続伸していた事を受け寄り付きは大幅続伸してスタート、その後は買い一巡感からやや上値重い展開で前引け、後場も引き続き前場の地合いを継続させ利益確定売りも出たが大幅に3日続伸して引けた。翌日は5月ADP雇用統計やISM非製造業指数が予想を上回った事を受けた米株式の大幅続伸を受け寄り付きは大幅続伸してスタート、その後は軟化していた円相場は下げ渋った事で高値からは値を削って前引け、後場は高値警戒感から序盤はマイナス圏スタートとなるもあと下値を拾う動きもあって再度プラス圏に切り返し4日続伸して引けた。週末は経済活動再開の広がりを好感した景気敏感株への買いから米株式は小幅に4日続伸していたものの、最近の上昇速度から高値警戒感も強く寄り付きは反落してスタートしその後は小安い水準で揉み合う展開で前引け、昼に米ダウ先物が上げ幅を拡大させた事から後場はプラス圏に浮上し5日続伸して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米中対立激化への警戒感が和らぎ日本初めとしたアジア株価指数が軒並み上昇した事で投資家心理が改善、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが出て週明けは反落してスタート、翌日もアジア主要株価指数の上昇を背景に比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが出て円は続落となり、週央も先進国の景気底入れ期待を背景に各国株式相場が上昇し、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが広がり3日続落となった。翌日も景気回復期待が高まり運用リスクを取る動きが広がった事で、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが優勢となり円は4日続落し、週末も4日にECBが追加金融緩和に踏み切り欧州景気回復期待から対ユーロで円が売られ、連れて対ドルの円売りに波及して円は5日続落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,145円、次の下値フシは大引で21,694円となっているが、今週は上記の通り東京など5都道府県で続く緊急事態宣言の全面解除や、世界的な経済活動再開に伴い景気回復への楽観的な見方が広がった事で上値フシを6段上まで抜いて来た。4月の上穴作成からの下値フシ割れも皮一枚の1文切りから切り返し、それ以降に作成した段上げ相場も5山以上を経て解消と目先陰転の一方手前で危うい動きとなった末に今週は久し振りに幅のある大陽線を立てた。この辺から強弱感も対立して来ようが、2月から引いた長大陰線に差し込んでいる事から関門自体はこの起点まで存在しなく来週以降もこの大陽線を伸ばせるか否かこの辺に注視したい。」としたが、今週は週末の米株式が米中対立への懸念から小幅続落していたものの、警戒された中国高官を対象対とした制裁や旅券発行制限に言及が無く、米中第一段貿易協定続行見通しとなった事の安心感から週明けは反発してスタート、翌日2日も経済活動再開による景気回復への期待感から週明けの米株式が反発していた事を受け22,325.61円と大幅続伸し先ずは設定していた22,145円の上値フシを抜いて来た。週央3日もワクチン・治療薬の開発が進んでいる事への期待から米株式が大幅続伸していた事を受け22,613.76円と大幅に3日続伸し更に一段上のフシも抜き、翌日も予想を上回った経済指標を受けた米株式の大幅続伸を受け4日続伸し、週末5日も米株式が4日続伸し時間外取引の米ダウ先物も上げ幅を拡大させた事で22,863.73円と5日続伸し更に一段上のフシも抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け8日の1-3月期四半期実質GDP改定値、4月国際収支・貿易収支、10日の5月国内企業物価指数、4月機械受注、週末12日の4月鉱工業生産確報値、4月設備稼働率等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で23,095円、次の下値フシは大引で22,624円となっているが、今週は上記の通り発表された欧米の各種経済指標がどれも軒並み予想を上回り世界的に景気の早期回復期待が高まった事で設定していた上値フシを3段上まで抜いて来た。S&P500種や独DAXは今週の上昇で大暴落の始まりとなった2月末の陰転確認値に一気に接近してきているが、日経平均も今週はその陰転値でまであと300円ちょっとのところまで接近しており来週以降これらの後追いでこの値を舐めに来るのか否かこの辺を見ておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,605.50、次の下値フシは大引で1,548.49となっているが、今週は上記の通り東京など5都道府県で続く緊急事態宣言の全面解除や、世界的な経済活動再開に伴い景気回復への楽観的な見方が広がった事で上値フシを3段上まで抜いて来た。日経平均同様に4月末からほぼ上げ幅を同じくした小刻みな段上げを形成していたが、今週は幅のある大陽線を立てこの波形から離脱した。た。こちらも2月から引いた長大陰線に差し込んでいる事から関門自体はこの起点まで存在しなく来週以降もこの大陽線を伸ばせるか否かこの辺に注視したい。」としたが、今週は週末の米株式が米中対立への懸念から小幅続落していたものの、警戒された中国高官を対象対とした制裁や旅券発行制限に言及が無く、米中第一段貿易協定続行見通しとなった事の安心感から週明けは反発してスタート、翌日も経済活動再開による景気回復への期待感から週明けの米株式が反発していた事を受け大幅続伸となり、週央もワクチン・治療薬の開発が進んでいる事への期待から米株式が大幅続伸していた事を受け3日続伸、翌日も予想を上回った経済指標を受けた米株式の大幅続伸を受け4日続伸し、更に週末5日も米株式が4日続伸し時間外取引の米ダウ先物も上げ幅を拡大させた事で1,612.48と5日続伸し設定していた1,605.50の上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,641.50、次の下値フシは大引で1,582.49となっているが、今週は上記の通り発表された欧米の各種経済指標がどれも軒並み予想を上回り世界的に景気の早期回復期待が高まった事で設定していた上値フシを抜いて来た。これまでの小刻みな段上げから上っ離れた後は上昇値幅も大きくなってきているが、前述したように2月から引いた長大陰線に差し込んでいる事から関門自体はこの時の陰転値まで存在しなく、S&P500種やDAXなどは今週の上昇で同様にこの陰転値に急接近し指呼の間となっている事でこのTOPIXもこれに続く事が出来るのかどうかこの辺を来週以降は見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,000.50、次の下値フシは大引で2,943.49となっているが、今週は上記の通り2ヵ月閉鎖されていたニューヨーク証券取引所の立会取引が一部再開されるなど経済活動再開に伴い景気回復への楽観的な見方が広がった事で上値フシを2段上まで抜いて来た。先週までS&P500種が陽の孕み型を解消させていた一方でこのDOWは陽の孕み型完成後の一服の後の戻りでもその前の高値フシを抜いていなかったが、週明けの急反発でこの高値フシを抜きそれまでの陽の孕み型は解消となった。翌日も陽線を伸ばしているが、前回の長大陰線に差し込んでいる事でこの起点までまだ幅があることから引き続きこの辺は注視しておきたい。」としたが、今週は更なる経済活動再開による景気回復への期待感から週明けは反発してスタート、翌日も経済活動再開やワクチン・治療薬の開発が進んでいる事への期待から大幅続伸し、週央3日も5月ADP雇用統計やISM非製造業指数が予想を上回った事を受け26,269.89ドルと大幅続伸し先ずは設定していた25,802.50ドルの上値フシを大きく抜いて来た。翌日も経済活動再開の広がりを好感した景気敏感株への買いから小幅に4日続伸し、週末5日も5月雇用統計において雇用者数が市場予想に反して急増した事で米景気が早期回復に向かうとの楽観論から27,110.98ドルと大幅に5日続伸し更に3段上の上値フシまで抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、10日の米5月CPI、米5月月次財政収支、FRB議長定例記者会見、11日の米5月PPI、米週間新規始業保険申請件数、週末12日の6月ミシガン大学消費者態度指数速報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で27,381.50ドル、次の下値フシは大引で26,840.49ドルとなっているが、今週は上記の通り発表された各種経済指標がどれも軒並み予想を上回り米景気の早期回復期待が高まった事で週間では6.81%高を演じ上値フシを5段上まで抜いて来た。S&P500種や独DAXは今週の上昇で大暴落の始まりとなった2月末の陰転確認値に一気に接近してきているが、このDOWはその陰転値でまであと約1,000ドルとやや幅があるもののナスダックに至ってはザラバに続き終値ベースでも史上最高値を更新しているだけに来週以降これらの後追いで陽線を更に大きく伸ばしてくるのか否かこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,065.50、次の下値フシは大引で3,006.49となっているが、今週は上記の通り2ヵ月閉鎖されていたニューヨーク証券取引所の立会取引が一部再開されるなど経済活動再開に伴い景気回復への楽観的な見方が広がった事で上値フシを2段上まで抜いて来た。先週20日の戻りでその前の高値フシを抜き、それまでの陽の孕み型が解消となっているがこれによって更に陽線を伸ばしてきた。前回の長大陰線に差し込んでいる事で、この起点までまだ幅があることから引き続きこの辺は注視しておきたい。」としたが、今週は更なる経済活動再開による景気回復への期待感から週明けは反発してスタート、翌日2日も経済活動再開やワクチン・治療薬の開発が進んでいる事への期待から3,080.82と大幅続伸し先ずは設定していた3,065.50の上値フシを抜いて来た。更に週央3日も5月ADP雇用統計やISM非製造業指数が予想を上回った事を受け3,122.57と大幅続伸し更に1段上のフシも抜き、翌日は週間新規失業保険申請件数が市場予想より多く雇用回復への不透明感から反落となったが、週末5日は5月雇用統計において雇用者数が市場予想に反して急増した事で米景気が早期回復に向かうとの楽観論から3,193.93と大幅に5日続伸し更に2段上の上値フシまで抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,224.50、次の下値フシは大引で3,163.49となっているが、今週は上記の通り発表された各種経済指標がどれも軒並み予想を上回り米景気の早期回復期待が高まった事で週間では4.91%高を演じ上値フシを5段上まで抜いて来た。独DAXも今週は大暴落の始まりとなった2月末の陰転確認値に一気に接近してきているが、このS&P500種もその陰転値である3,226までもう指呼の間となっており来週以降いよいよこれをも抜いてくるのか否かこの辺を見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で11,701.50、次の下値フシは大引で11,472.49となっているが、今週は上記の通りEUの復興計画案が追い風となるなかドイツ政府から公的支援を受ける事が決まった航空大手ルフトハンザ等の主力が大きく戻した事で上値フシを6段上まで抜いて来た。先週記では「〜空間を有している事で来週以降先に直近の高値フシを抜いてくるとそこで再度の再陽転確認となる〜」としたが、週明けには早速これを達成しここで今月18日に続いて2度目の再陽転を確認した。その後も順調に陽線を伸ばしあと一服と先週と同じような波形を描いている事で、来週以降も先週同様空間を有している事から先に直近の高値フシを抜いてくるとそこで再度の再陽転確認となるのでこの辺を注目しておきたい。」としたが、今週はECBが来る理事会で追加緩和に踏み切るとの期待が高まるなか、業績が景気動向に左右され易い航空エンジン大手エアロエンジンズ、やダイムラーやフォルクスワーゲン等の自動車セクターの大幅高を受け連休明け2日は12,021.28と急反発してスタート、週央3日も前日に続いて航空エンジン大手MTUエアロエンジンズが大幅続伸したほか、保険大手ミュンヘン再保険やアリアンツの大幅高を受けて12,487.36と大幅続伸し更に3段上のフシまで抜いて来た。翌日は高値警戒感が台頭するなか不動産大手ヴォノビアやドイツ銀行等の下落を受けて3日ぶりに反落となったが、週末5日は5月米雇用統計の内容が市場予想を大きく上回った事が好感されるなか自動車部品大手コンチネンタルやダイムラー、フォルクスワーゲン等の自動車セクターが大幅高となり12847.68と急反発し更に2段上のフシまで抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,610.50、次の下値フシは大引で12,363.49となっているが、今週は上記の通りユーロ圏経済指標の上方修正や中国非製造業景況感指数の大幅改善、5月米雇用統計の内容も市場予想を大きく上回るなど世界的な景気底入れ期待の高まりで上値フシを10段上まで抜いて来た。先週記では「〜来週以降も先週同様空間を有している事から先に直近の高値フシを抜いてくるとそこで再度の再陽転確認となる〜」と書いたが、連休明けの2日には一気に12,000大台に乗ってこのフシを抜きこれで5月25日に続く再陽転確認となった。米指数も大暴落の始まりとなった2月末の陰転確認値に軒並み接近してきているが、このDAXもその陰転値である12,982までもう指呼の間となっており来週以降いよいよこれをも抜いてくるのか否かこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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