2020年06月13日(土)

23,000円大台回復 [CFD]

【サマリー・06/08〜06/12】

 今週の日経平均は、米5月雇用統計において雇用者数が市場予想に反して急増した事で米景気が早期回復に向かうとの楽観論から週末の米株式が大幅に5日続伸していた事を受け、週明けの寄り付きは大幅続伸してスタートしその後はこう着感が強まる展開で前引け、後場は内閣府発表の5月景気ウォッチャー調査で景気悪化に歯止めがかかりつつあるとの判断が示された事で一段の買い戻しが入り大幅に6日続伸して引けた。翌日は全米経済への貢献度の高いニューヨーク市が今週から第1段階の活動を再開した事で景気回復期待が強まり週明けの米株式が大幅に6日続伸していたものの、米長期金利の低下と共に為替が1ドル108円台と円高方向に振れていた事を受け寄り付きは小反落してスタート、その後も下げ幅を拡大させたが売り一巡後は下げ渋って前引け、アジア株の堅調推移もあって後場も安値からやや戻し7日ぶりに反落して引けた。週央は米4月JOLT求人件数が2014年来で最少を記録した事で速やかな景気回復期待が後退し米株式が7日ぶりに反落していた事を受け、寄り付きは続落してスタートしその後は時間外取引のNYダウ先物が上昇した事でプラス圏に浮上して前引け、後場はFOMCの結果を見極めたいとの思惑から揉み合いとなったが小反発して引けた。翌日はFOMCの発表を受けて米長期金利が低下した事による銀行株の大幅安を受け米株式が大幅続落していた事を受け、寄り付きは反落してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場は時間外取引のNYダウ先物が下げ幅を広げた事も嫌気され下げ幅を拡大させて急反落して引けた。週末は米株式が新型コロナウイルスの感染拡大第2波への警戒感が強まり、FRBも景気の悲観的見通しを維持した事でV字回復への期待が後退し続急落していた事を受け寄り付きは大幅続落してスタートしその後はやや下げ渋って前引け、後場も売り一巡感で安値からは戻したが続落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、世界的な景気回復期待から投資家が運用リスクを取り易くなり、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが出て週明けは続落してスタートとなったが、翌日はFOMCを控えFRBがイールドカーブ・コントロールを導入すれば米金利が低下するとの見方から円買い・ドル売りが入り円は7営業日ぶりに急反発し、週央も前日の米長期金利の低下で日米金利差の縮小観測が高まり続伸、翌日も10日のFOMCを受けて米国の低金利が長期化するとの見方から円買い・ドル売りが入り円は続伸となった。週末は日経平均が大幅続落から下げ幅を縮小する場面で円売り・ドル買いが優勢となり円は反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で23,095円、次の下値フシは大引で22,624円となっているが、今週は上記の通り発表された欧米の各種経済指標がどれも軒並み予想を上回り世界的に景気の早期回復期待が高まった事で設定していた上値フシを3段上まで抜いて来た。S&P500種や独DAXは今週の上昇で大暴落の始まりとなった2月末の陰転確認値に一気に接近してきているが、日経平均も今週はその陰転値でまであと300円ちょっとのところまで接近しており来週以降これらの後追いでこの値を舐めに来るのか否かこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は米5月雇用統計において雇用者数が市場予想に反して急増した事で米景気が早期回復に向かうとの楽観論から週末の米株式が大幅に5日続伸していた事を受け週明け8日は23,178.10円と大幅に6日続伸し、早速設定していた23,095円の上値フシを抜いて来た。翌日は週明けの米株式が大幅に6日続伸していたものの米長期金利の低下と共に為替が1ドル108円台と円高方向に振れていた事を受け7日ぶりに反落となり、週央は米株式が7日ぶりに反落していたものの時間外取引のNYダウ先物が上昇した事で小反発となったが、翌日11日は米長期金利が低下した事で米株式が大幅続落していた事やNYダウ先物が下げ幅を広げた事も嫌気され22,472.91円と急反落し新規設定された下値フシを大きく切って、週末も新型コロナウイルスの感染拡大第2波への警戒感やFRBの悲観的見通しを維持した事で続急落していた米株式を受け続落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け15日からの日銀金融政策決定会合、4月第三次産業活動指数、17日の5月貿易統計、週末19日の5月CPI、日銀金融政策決定会合議事録要旨等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,705円、次の下値フシは大引で22,234円となっているが、今週は上記の通り景気の早期回復期待が高まった事で週初に上値フシを抜いたものの、あとFRBの景気悲観的見通し維持でV字回復への期待が後退した事で下値フシを切って来た。こちらは先週に大暴落の始まりとなった2月末の陰転確認値である23,190に接近していたが、今週は週初の大幅続伸で23,180円と10円違いだがほぼこれに到達、あと達成感から急反落となっているが空間を十分に残している事でここから切り返して直近高値フシを抜けばそこで再陽転確認となるが、来週以降欧米に左右され半値引けまで押してしまうようだとその後のリカバーもハードルがやや高くなって来るか。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,641.50、次の下値フシは大引で1,582.49となっているが、今週は上記の通り発表された欧米の各種経済指標がどれも軒並み予想を上回り世界的に景気の早期回復期待が高まった事で設定していた上値フシを抜いて来た。これまでの小刻みな段上げから上っ離れた後は上昇値幅も大きくなってきているが、前述したように2月から引いた長大陰線に差し込んでいる事から関門自体はこの時の陰転値まで存在しなく、S&P500種やDAXなどは今週の上昇で同様にこの陰転値に急接近し指呼の間となっている事でこのTOPIXもこれに続く事が出来るのかどうかこの辺を来週以降は見ておきたい。」としたが、今週は米5月雇用統計において雇用者数が市場予想に反して急増した事で米景気が早期回復に向かうとの楽観論から週末の米株式が大幅に5日続伸していた事を受け週明けは大幅に6日続伸してのスタートとなったが、翌日は週明けの米株式が大幅に6日続伸していたものの米長期金利の低下と共に為替が1ドル108円台と円高方向に振れていた事を受け7日ぶりに反落となり、週央も米株式の7日ぶり反落を受けて小幅続落し、翌日も米長期金利が低下した事で米株式が大幅続落していた事やNYダウ先物が下げ幅を広げた事も嫌気され大幅続落となり、週末12日も新型コロナウイルスの感染拡大第2波への警戒感やFRBの景気悲観的見通し維持でV字回復への期待が後退した事で続急落していた米株式を受け1,570.68と続落して設定していた1,582.49の下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,599.50、次の下値フシは大引で1,542.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの感染拡大第2波への警戒感やFRBの景気悲観的見通し維持でV字回復への期待が後退した事で下値フシを切って来た。こちらは2月から引いた長大陰線に差し込んでいるもののこの時の陰転値までまだ幅がある点が欧米とは異なっている分、ここから切り返して直近高値フシを抜けばそこで再陽転確認となるが、来週以降欧米に左右され半値引けまで押してしまうようだとその後のリカバーもハードルがやや高くなって来るか。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で27,381.50ドル、次の下値フシは大引で26,840.49ドルとなっているが、今週は上記の通り発表された各種経済指標がどれも軒並み予想を上回り米景気の早期回復期待が高まった事で週間では6.81%高を演じ上値フシを5段上まで抜いて来た。S&P500種や独DAXは今週の上昇で大暴落の始まりとなった2月末の陰転確認値に一気に接近してきているが、このDOWはその陰転値でまであと約1,000ドルとやや幅があるもののナスダックに至ってはザラバに続き終値ベースでも史上最高値を更新しているだけに来週以降これらの後追いで陽線を更に大きく伸ばしてくるのか否かこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は全米経済への貢献度の高いニューヨーク市が今週から第1段階の活動を再開した事で景気回復期待が強まり週明け8日は27,572.44ドルと大幅に6日続伸してスタートし早速設定していた27,381.50ドルの上値フシを抜いてのスタートとなったが、翌日9日は速やかな景気回復期待が後退し27,272.30ドルと7日ぶりに反落し新規設定された下値フシを切って来た。週央10日もFOMCの発表を受けて米長期金利が低下した事による銀行株の大幅安を受け26,989.99ドルと大幅続落し更に1段下のフシを切り、翌日11日も新型コロナウイルス感染拡大第2波警戒感やFRBの景気悲観的見通しの維持でV字回復への期待が後退し25,128.17ドルと続急落し更に5段下のフシまで切って来たが、週末12日は前日の史上4番目の急落に対する反動から25,605.54ドルと急反発して新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け15日の6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日の米5月小売売上高、米5月鉱工業生産、米5月設備稼働率、6月NAHB住宅市場指数、17日の米5月住宅着工件数、米5月建設許可件数、18日の6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米週間新規失業保険申請件数、米5月景気先行指標総合指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で25,861.50ドル、次の下値フシは大引で25,354.49ドルとなっているが、今週は新型コロナウイルス感染拡大第2波警戒感やFRBの景気悲観的見通し維持でV字回復への期待が後退し下値フシを5段下まで切って来た。先週は大暴落の起点となった2月末の陰転値まであと約1,000ドルとやや幅があるもののナスダック等の後追いで来週以降陽線を更に大きく伸ばしてくるのか否かとしたが、これを目前に急反落を演じた。ここまでの大陽線上での空間を保持しているもののS&P500種同様に半値引け以上の押しを入れており、来週以降仮に先に切り返しがあった場合はその後の反落には注意しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,224.50、次の下値フシは大引で3,163.49となっているが、今週は上記の通り発表された各種経済指標がどれも軒並み予想を上回り米景気の早期回復期待が高まった事で週間では4.91%高を演じ上値フシを5段上まで抜いて来た。独DAXも今週は大暴落の始まりとなった2月末の陰転確認値に一気に接近してきているが、このS&P500種もその陰転値である3,226までもう指呼の間となっており来週以降いよいよこれをも抜いてくるのか否かこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は全米経済への貢献度の高いニューヨーク市が今週から第1段階の活動を再開した事で景気回復期待が強まり週明け8日は3,232.39と大幅に6日続伸してスタートし早速設定していた3,224.50の上値フシを抜いてのスタートとなったが、翌日9日は速やかな景気回復期待が後退し7日ぶりに反落、週央10日もFOMCの発表を受けて米長期金利が低下した事による銀行株の大幅安を受け3,190.14と大幅続落し更に1段下のフシを切り、翌日11日も新型コロナウイルス感染拡大第2波警戒感やFRBの景気悲観的見通しの維持でV字回復への期待が後退し3,002.10と続急落し更に7段下のフシまで切って来たが、週末12日は前日の史上4番目の急落に対する反動から3,041.31と急反発して新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,070.50、次の下値フシは大引で3,011.49となっているが、今週は新型コロナウイルス感染拡大第2波警戒感やFRBの景気悲観的見通し維持でV字回復への期待が後退し下値フシを6段下まで切って来た。先週は大暴落の始まりとなった2月末の陰転値3,226までもう指呼の間となっており来週以降いよいよこれをも抜いてくるのか否かと書き、週明けの大幅続伸ではこれを一気に抜き去ったがこの達成感からかあと急反落を演じた。ここまでの大陽線上での空間を保持しているもののDOW同様に半値引け以上の押しを入れており、来週以降仮に先に切り返しがあった場合はその後の反落には注意しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,610.50、次の下値フシは大引で12,363.49となっているが、今週は上記の通りユーロ圏経済指標の上方修正や中国非製造業景況感指数の大幅改善、5月米雇用統計の内容も市場予想を大きく上回るなど世界的な景気底入れ期待の高まりで上値フシを10段上まで抜いて来た。先週記では「〜来週以降も先週同様空間を有している事から先に直近の高値フシを抜いてくるとそこで再度の再陽転確認となる〜」と書いたが、連休明けの2日には一気に12,000大台に乗ってこのフシを抜きこれで5月25日に続く再陽転確認となった。米指数も大暴落の始まりとなった2月末の陰転確認値に軒並み接近してきているが、このDAXもその陰転値である12,982までもう指呼の間となっており来週以降いよいよこれをも抜いてくるのか否かこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は前週末に2月下旬以来、およそ3か月半ぶりの高値を付けた為に利益確定売りが先行するなかアディダスや不動産大手ヴォノビア等の下落から週明けは反落してスタート、翌日9日もFOMCの結果発表を控えるなか、航空エンジン大手MTUエアロエンジンズや樹脂大手コベストロ、ドイツ銀行など世界景気動向に左右され易い銘柄の下落を受け12,617.99と大幅続落し先ずは設定していた12,363.49の下値シを切って来た。週央も前日に続いてMTUエアロエンジンズや樹脂大手コベストロなどの大幅続落を受け3日続落し、翌日11日もFRBが慎重な経済見通しを示し世界景気回復の遅れが意識されるなか、航空大手ルフトハンザやダイムラー、フォルクスワーゲン等の自動車セクターの大幅安を受け11,970.29と大幅に4日続落し更に5段下のフシまで切って、週末も医薬化学大手メルクや化学世界最大手BASFの下落を受け小幅に5日続落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,088.50、次の下値フシは大引で11,851.49となっているが、今週は上記の通りFRBが慎重な経済見通しを示し世界景気回復の遅れが意識されるなか世界景気動向に左右され易い銘柄の下落を受け下値フシを7段下まで切って来た。先週までコロナショックの大暴落がスタートとなった陰転値である12,982までもう指呼の間となっておりいよいよこれをも抜いてくるのか否かと書いたが、これを目前にして今週は急反落となった。辛うじて大陽線上での空間を保持しているものの半値引けをも大きく切っており、来週以降仮に先に切り返しがあった場合はその後の反落には注意しておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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