2020年06月20日(土)

水無月相場 [CFD]

【サマリー・06/15〜06/19】

 今週の日経平均は、前週末の米株式が6月ミシガン大学消費者信頼感指数や5月輸入物価指数が予想を上回ったため景気見通し改善を好感し急反発していたものの、アメリカ疾病管理予防センターの警告や東京都の新型コロナウイルスの感染者数が増加した事も嫌気され週明けの寄り付きは続落してスタートしその後は揉み合い推移で前引け、後場に入ると時間外取引のNYダウ先物の下落や円高進行から下げ幅を広げて大幅に3日続落して引けた。翌日はFRBが広範な社債の買い入れ開始を発表した事で週明けの米株式が続伸していた事や、前日急落の反動からを受け寄り付きは急反発してスタートしその後も上げ幅を広げて前引け、後場に入ると米政権が更なる景気刺激策を準備している事が伝わり更に上げ幅を広げ4日ぶりに急反発して引けた。週央は5月小売売上高が過去最大の伸びを記録したうえに、トランプ政権が1兆ドル規模のインフラ支出を検討しているとの報で米株式が大幅に3日続伸していたものの、この上昇を前日に織り込んでいた為に寄り付きは小反落してスタートしその後下げ幅を広げる場面もあったがあと収斂する格好で前引け、後場も時間外取引のNYダウ先物を睨みながらマイナス圏で推移し反落して引けた。翌日は大統領選世論調査で幾つかの激戦区でトランプ大統領の支持率が第電候補を下回った事が報じられ米株式が反落していた事を受け寄り付きは続落してスタート、その後は米でウイグル人権法が成立し米中対立が更に激化するのではとの警戒感から更に下げ幅を広げる場面があり前引け、後場は日銀によるETF買い入れ観測や米中外交トップによるハワイ会談が行われた事もあって下げ幅を縮小させたが続落して引けた。週末は米週間新規失業保険申請件数が市場予想を上回った事で米株式は小幅続落していたものの、都道府県をまたぐ移動制限が全面解除となった事が好感され寄り付きは反発してスタート、その後は時間外取引のNYダウ先物の伸び悩みなどから上げ幅を縮めて前引け、後場に入ると日銀によるETF買い入れ観測から再度値位置を切り上げ3日ぶりに反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、世界各地での新型コロナウイルスの感染第2波への警戒から流動性を確保する為のドル資金需要が根強く円売り・ドル買いが出て週明けは続落してスタート、翌日は北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破したとの報で比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となり円は小反発、週央は欧州株が総じて上昇して始まったのを受け次第に売りが優勢となり円は小反落となった。翌日は世界的な新型コロナウイルスの感染再拡大でリスク回避の動きが強まり、比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが出て反発となった。週末は国内で都道府県をまたぐ移動制限が全面解除となった一方で米中の新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感とが交錯し円は横這いとなった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,705円、次の下値フシは大引で22,234円となっているが、今週は上記の通り景気の早期回復期待が高まった事で週初に上値フシを抜いたものの、あとFRBの景気悲観的見通し維持でV字回復への期待が後退した事で下値フシを切って来た。こちらは先週に大暴落の始まりとなった2月末の陰転確認値である23,190に接近していたが、今週は週初の大幅続伸で23,180円と10円違いだがほぼこれに到達、あと達成感から急反落となっているが空間を十分に残している事でここから切り返して直近高値フシを抜けばそこで再陽転確認となるが、来週以降欧米に左右され半値引けまで押してしまうようだとその後のリカバーもハードルがやや高くなって来るか。」としたが今週は前週末の米株式が急反発していたものの、アメリカ疾病管理予防センターの警告や東京都の新型コロナウイルスの感染者数も増加、時間外取引のNYダウ先物の下落や円高進行から週明け15日は21,530.95円と大幅に3日続落し早速設定していた22,234円の下値フシを切ってのスタートとなったが、翌日16日は週明けの米株式が続伸していた事や米政権が更なる景気刺激策を準備している事が伝わり22,582.21円と4日ぶりに急反発し新規設定された上値フシを抜いて来た。週央は米株式が大幅に3日続伸していたもののこの上昇を前日に織り込んでいた為に反落となり、翌日も大統領選世論調査で幾つかの激戦区でトランプ大統領の支持率が第電候補を下回った事が報じられ米株式が反落していた事を受け続落となったが、週末は米株式が小幅続落していたものの都道府県をまたぐ移動制限が全面解除となった事が好感され3日ぶりに反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、24日の5月企業向けサービス価格指数、4月景気先行指数改定値、25日の4月全産業活動指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,815円、次の下値フシは大引で22,344円となっているが、今週は上記の通り東京都の新型コロナウイルスの感染者数増加に円高進行から週初に陰線を伸ばしたものの、翌日にはトランプ政権による更なる景気刺激策準備報道を好感し新規設定の上値フシを抜いて来た。TOPIXが半値引けを回避した一方でこの日経平均は週初の下値フシ割れで現在の大陽線の半値引け水準である21,545円を僅かながら割り込んでしまった事で半値引けが成立、このまま来週以降陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるが、ここから反落に向かい先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるので何れに向うのかこの辺を注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,599.50、次の下値フシは大引で1,542.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの感染拡大第2波への警戒感やFRBの景気悲観的見通し維持でV字回復への期待が後退した事で下値フシを切って来た。こちらは2月から引いた長大陰線に差し込んでいるもののこの時の陰転値までまだ幅がある点が欧米とは異なっている分、ここから切り返して直近高値フシを抜けばそこで再陽転確認となるが、来週以降欧米に左右され半値引けまで押してしまうようだとその後のリカバーもハードルがやや高くなって来るか。」としたが、今週は前週末の米株式が急反発していたものの、アメリカ疾病管理予防センターの警告や東京都の新型コロナウイルスの感染者数も増加、時間外取引のNYダウ先物の下落や円高進行から週明け15日は1,530.78と大幅に5日続落し早速設定していた1,542.49の下値フシを切ってのスタートとなったが、翌日16日は週明けの米株式が続伸していた事や米政権が更なる景気刺激策を準備している事が伝わり1,593.45と6日ぶりに急反発し新規設定された上値フシを抜いて来た。週央は米株式が大幅に3日続伸していたもののこの上昇を前日に織り込んでいた為に反落となり、翌日も大統領選世論調査で幾つかの激戦区でトランプ大統領の支持率が第電候補を下回った事が報じられ米株式が反落していた事を受け続落し、週末も米週間新規失業保険申請件数が市場予想を上回った事で小幅続落していた米株式を受けて3日続落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,621.50、次の下値フシは大引で1,564.49となっているが、今週は上記の通り東京都の新型コロナウイルスの感染者数増加に円高進行から週初に陰線を伸ばしたものの、翌日にはトランプ政権による更なる景気刺激策準備報道を好感し新規設定の上値フシを抜いて来た。週初の下値フシ割れでも辛うじて現在の大陽線の半値引け水準である1,529ポイントをギリギリ死守した事で半値引けは成立せず、このまま来週以降陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるのでこれが適うか否かこの辺を見ておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で25,861.50ドル、次の下値フシは大引で25,354.49ドルとなっているが、今週は新型コロナウイルス感染拡大第2波警戒感やFRBの景気悲観的見通し維持でV字回復への期待が後退し下値フシを5段下まで切って来た。先週は大暴落の起点となった2月末の陰転値まであと約1,000ドルとやや幅があるもののナスダック等の後追いで来週以降陽線を更に大きく伸ばしてくるのか否かとしたが、これを目前に急反落を演じた。ここまでの大陽線上での空間を保持しているもののS&P500種同様に半値引け以上の押しを入れており、来週以降仮に先に切り返しがあった場合はその後の反落には注意しておきたい。」としたが、今週はFRBが広範な社債の買い入れ開始を発表した事で週明けは続伸してスタート、翌日16日も5月小売売上高が過去最大の伸びを記録したうえトランプ政権が1兆ドル規模のインフラ支出を検討しているとの報で26,289.98ドルと大幅に3日続伸し先ずは設定していた25,861.50ドルの上値フシを大きく抜いて来た。週央は大統領選世論調査で幾つかの激戦区でトランプ大統領の支持率が第電候補を下回った事が報じられ反落し、翌日も米週間新規失業保険申請件数が市場予想を上回った事で小幅続落、週末も米南部や西部を中心に新型コロナウイルスの再拡大が顕著となり米経済の正常化遅れ懸念から25,871.46ドルと大幅に3日続落し新規設定された下値フシを切って今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け22日の米5月中古住宅販売件数、23日の米6月PMI速報値、米5月新築住宅販売件数、6月リッチモンド連銀製造業指数、24日の米4月住宅価格指数、25日の1-3月期四半期GDP確定値、米5月耐久財受注、米週間新規失業保険申請件数、週末26日の米5月個人所得・支出、6月ミシガン大学消費者態度指数確報値等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で26,128.50ドル、次の下値フシは大引で25,613.49ドルとなっているが、今週は上記の通りトランプ政権による更なる景気刺激策準備報道を好感し設定していた上値フシを大きく抜いて来たが、新型コロナウイルスの再拡大で米経済の正常化遅れ懸念が台頭し週末には下値フシを切って来た。先週記の通りS&P500種と違って直近高値フシを抜く前に下値フシ割れと反落に転じている事でここから陰線を伸ばし先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるのでこの辺は注視しておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,070.50、次の下値フシは大引で3,011.49となっているが、今週は新型コロナウイルス感染拡大第2波警戒感やFRBの景気悲観的見通し維持でV字回復への期待が後退し下値フシを6段下まで切って来た。先週は大暴落の始まりとなった2月末の陰転値3,226までもう指呼の間となっており来週以降いよいよこれをも抜いてくるのか否かと書き、週明けの大幅続伸ではこれを一気に抜き去ったがこの達成感からかあと急反落を演じた。ここまでの大陽線上での空間を保持しているもののDOW同様に半値引け以上の押しを入れており、来週以降仮に先に切り返しがあった場合はその後の反落には注意しておきたい。」としたが、今週はFRBが広範な社債の買い入れ開始を発表した事で週明けは続伸してスタート、翌日16日も5月小売売上高が過去最大の伸びを記録したうえトランプ政権が1兆ドル規模のインフラ支出を検討しているとの報で3,124.74と大幅に3日続伸し先ずは設定していた3,070.50の上値フシを大きく抜いて来た。週央は大統領選世論調査で幾つかの激戦区でトランプ大統領の支持率が第電候補を下回った事が報じられ反落となったが、翌日は6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や5月景気先行指数が予想を上回った事で小反発し、週末は米南部や西部を中心に新型コロナウイルスの再拡大が顕著となり米経済の正常化遅れ懸念から再度反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,155.50、次の下値フシは大引で3,094.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの再拡大が警戒されるなかトランプ政権が1兆ドル規模のインフラ支出など更なる景気刺激策準備報道を好感し設定していた上値フシを大きく抜いて来た。このまま陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるものの、先週記の通り来週以降仮にここから反落に向かい先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるので何れに向うのかこの辺を注視しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,088.50、次の下値フシは大引で11,851.49となっているが、今週は上記の通りFRBが慎重な経済見通しを示し世界景気回復の遅れが意識されるなか世界景気動向に左右され易い銘柄の下落を受け下値フシを7段下まで切って来た。先週までコロナショックの大暴落がスタートとなった陰転値である12,982までもう指呼の間となっておりいよいよこれをも抜いてくるのか否かと書いたが、これを目前にして今週は急反落となった。辛うじて大陽線上での空間を保持しているものの半値引けをも大きく切っており、来週以降仮に先に切り返しがあった場合はその後の反落には注意しておきたい。」としたが、今週は新型コロナウイルスの感染第2波や経済再開の遅れを警戒した売りが出るなか、航空大手ルフトハンザや化粧品メーカーバイヤスドルフの大幅安から週明けは6日続落してのスタートとなったが、翌日16日は米政権が更なる景気刺激策を準備している事が伝わるなか、医薬・化学大手バイエル、ホームケア大手ヘンケル、アディダス等の上昇から12,315.66と7日ぶりに急反発し先ずは設定していた12,088.50の上値フシを抜いて来た。週央も欧州各国の移動制限緩和により景気が回復に向かうとの期待感が漂うなかオンライン決済大手ワイヤカードや国際物流・郵便大手ドイツポスト等の上昇から小幅続伸となったが、翌日は新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されるなか、オンライン決済大手ワイヤカードが監査法人から現金残高に絡み2019年通期決算の会計監査を終えられない為に、20億ユーロの借り入れが19日に期限を迎える事が明らかとなり60%を超える大暴落を演じた事などから3日ぶりに反落、週末はIT大手SAPやドイツ証取等の上昇から再度反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,439.50、次の下値フシは大引で12,194.49となっているが、今週は上記の通り米政権の更なる景気刺激策準備報道や欧州各国の移動制限緩和により景気が回復に向かうとの期待感から設定した上値フシを抜いて来た。このまま陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるものの、先週記の通り来週以降仮にここから反落に向かい先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるので何れに向うのかこの辺を注視しておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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