2020年06月27日(土)

感染再拡大 [CFD]

【サマリー・06/22〜06/26】

 今週の日経平均は、週末の米株式が米南部や西部を中心に新型コロナウイルスの感染再拡大が顕著となり、米経済の正常化遅れ懸念から大幅に3日続落していた事を受け週明けの寄り付きは反落してスタート、その後は金融緩和継続や財政出動の効果が下支え要因となるとの見方からプラス圏に切り返して前引け、後場もやや値位置を切り上げてのスタートとなったがそれ以上の上値追いには材料不足であと伸び悩んで推移し再度マイナス圏に沈んで引けた。翌日はトランプ大統領が第2弾の現金支給を指示する考えを示した事から週明けの米株式が反発していたのを受け寄り付きは反発してスタート、その後は米大統領補佐官が中国との通商協議は終わったと報じられマイナス圏に転じるもあと本人が発言趣旨に否定的見解を示したと伝わり往って来いでプラス圏に切り返して前引け、後場も概ね高値圏で推移し反発して引けた。週央はトランプ大統領が米中貿易協議における第1弾合意の継続再確認の投稿を入れた事や、財務長官が追加支援策について7月にも可決される見通しと述べた事を好感し米株式は続伸していたものの、為替が1ドル106円台半ばと円高に振れていた事を受け寄り付きは小反落してスタート、その後はIPO再開で個人の投資家心理改善が下支えとなりプラス圏に浮上して前引け、後場は前日終値を挟み揉み合う展開で推移し引け際に再度マイナス圏に沈み小反落して引けた。翌日は経済活動を早期に再開した州で新規感染者が過去最高を更新し続けるなど感染再拡大を嫌気し、3営業日ぶりに急反落となっていた米株式を受け寄り付きは続落してスタートしその後も下げ幅を広げて前引け、後場は配当再投資の買いや107円台に軟化した円相場から下げ渋ったものの大幅続落して引けた。週末は米金融当局が金融規制「ボルカールール」の緩和を承認、スワップ取引の証拠金要件撤廃を発表した事を好感し反発していた米株式を受け寄り付きは反発してスタートしその後も堅調揉み合いで前引け、後場も値嵩の一角が牽引し高値圏維持して3日ぶりに急反発して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米南部や西部を中心にした新型コロナウイルスの再拡大を受けて比較的低リスク通貨とされる円を買う動きと投資家からの円売りとが交錯し週明けも引き続き横這いでスタート、翌日は米景気の回復期待などを背景に投資家が運用リスクを取る姿勢を強め、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが出て円は下落した。週央は欧州の景況感改善を受けユーロ等に対してドルが下落、連れて対ドルの円買いに繋がり円は反発となった。翌日は米での新型コロナウイルスの感染再拡大を受けリスク回避目的でドルが買われ円は反落したが、週末は米での新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒し比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となり円は再度反発となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,815円、次の下値フシは大引で22,344円となっているが、今週は上記の通り東京都の新型コロナウイルスの感染者数増加に円高進行から週初に陰線を伸ばしたものの、翌日にはトランプ政権による更なる景気刺激策準備報道を好感し新規設定の上値フシを抜いて来た。TOPIXが半値引けを回避した一方でこの日経平均は週初の下値フシ割れで現在の大陽線の半値引け水準である21,545円を僅かながら割り込んでしまった事で半値引けが成立、このまま来週以降陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるが、ここから反落に向かい先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるので何れに向うのかこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週は週末の米株式が新型コロナウイルスの感染再拡大が顕著となり米経済の正常化遅れ懸念から大幅に3日続落していた事を受け週明けは反落してスタート、翌日はトランプ大統領が第2弾の現金支給を指示する考えを示した事から週明けの米株式が反発していたのを受け反発したが、週央は米株式が続伸していたものの為替が円高に振れていた事を受け小反落し、翌日25日も経済活動を早期に再開した州で新規感染者が過去最高を更新し続けるなど感染再拡大を嫌気し3営業日ぶりに急反落となっていた米株式を受け22,259.79円と大幅続落し設定していた22,344円の下値フシを切って来たが、週末26日は米金融当局が金融規制「ボルカールール」の緩和を承認、スワップ取引の証拠金要件撤廃を発表した事を好感し反発していた米株式を受け22,512.08円と3日ぶりに急反発し新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け29日の5月小売業販売額、5月百貨店・スーパー販売額、月末30日の5月失業率、5月有効求人倍率、5月鉱工業生産速報値、月替り1日の4-6月期日銀短観等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,745円、次の下値フシは大引で22,274円となっているが、今週は上記の通り米での感染再拡大を嫌気し設定していた下値フシを切って来たが、翌日には米での「ボルカールール」緩和を好感し一転して上値フシを抜いて来た。先週記ではここから反落に向かい先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるとしたが、先に下値フシを割るも安値フシを切らずに反発してきた事で今後は今週の動きも含めここまで2度孕んだ陽線が直近安値フシを割り込んでくるのかどうかこの辺を見ておきたいところ。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,621.50、次の下値フシは大引で1,564.49となっているが、今週は上記の通り東京都の新型コロナウイルスの感染者数増加に円高進行から週初に陰線を伸ばしたものの、翌日にはトランプ政権による更なる景気刺激策準備報道を好感し新規設定の上値フシを抜いて来た。週初の下値フシ割れでも辛うじて現在の大陽線の半値引け水準である1,529ポイントをギリギリ死守した事で半値引けは成立せず、このまま来週以降陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるのでこれが適うか否かこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は週末の米株式が新型コロナウイルスの感染再拡大が顕著となり米経済の正常化遅れ懸念から大幅に3日続落していた事を受け週明けは反落してスタート、翌日はトランプ大統領が第2弾の現金支給を指示する考えを示した事から週明けの米株式が反発していたのを受け反発したが、週央は米株式が続伸していたものの為替が円高に振れていた事を受け小反落し、翌日25日も経済活動を早期に再開した州で新規感染者が過去最高を更新し続けるなど感染再拡大を嫌気し3営業日ぶりに急反落となっていた米株式を受け1,580.50と大幅続落し設定していた1,564.49の下値フシを切って来たが、週末は米金融当局が金融規制「ボルカールール」の緩和を承認、スワップ取引の証拠金要件撤廃を発表した事を好感し反発していた米株式を受け3日ぶりに反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で1,590.50、次の下値フシは大引で1,533.49となっているが、今週は上記の通り米が経済活動を早期に再開した州で新規感染者が過去最高を更新し続けるなど感染再拡大を嫌気し設定していた下値フシを切って来た。先週記ではこのまま来週以降陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるとしたが、高値フシを抜く前に反落し下値フシを切ってきた事で今後は直近の長い大陽線や陰線に対して来週以降の波形がどう絡んでくるのかに注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で26,128.50ドル、次の下値フシは大引で25,613.49ドルとなっているが、今週は上記の通りトランプ政権による更なる景気刺激策準備報道を好感し設定していた上値フシを大きく抜いて来たが、新型コロナウイルスの再拡大で米経済の正常化遅れ懸念が台頭し週末には下値フシを切って来た。先週記の通りS&P500種と違って直近高値フシを抜く前に下値フシ割れと反落に転じている事でここから陰線を伸ばし先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるのでこの辺は注視しておきたい。」としたが、今週はトランプ大統領が第2弾の現金支給を指示する考えを示した事から週明けは反発してスタート、翌日23日もトランプ大統領が米中貿易協議における第1弾合意の継続再確認の投稿を入れた事や財務長官が追加支援策について7月にも可決される見通しと述べた事を好感し26,156.10ドルと続伸し先ずは設定していた26,128.50ドルの上値フシを抜いて来た。週央24日は経済活動を早期に再開した州で新規感染者が過去最高を更新し続けるなど感染再拡大を嫌気し25,445.94ドルと3営業日ぶりに急反落し新規設定された下値フシを切って、翌日25日は米金融当局が金融規制「ボルカールール」の緩和を承認、スワップ取引の証拠金要件撤廃を発表した事を好感し25,745.60ドルと反発し一転して新規設定された上値フシを抜いたが、週末26日は新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多となるなか一部州が経済活動の規制を再度強化した事を嫌気し25,015.55ドルと再度急反落し新規設定された下値フシを大きく切って今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、月末30日の4月ケース・シラー米住宅価格指数、6月シカゴ購買部協会景気指数、6月消費者信頼感指数、FRB議長発言、月替り1日の6月ADP雇用統計、6月PMI改定値、6月ISM製造業景況指数、FOMC議事録要旨、2日の米6月雇用統計、5月貿易収支、米週間新規失業保険申請件数、米5月製造業新規受注等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で25,265.50ドル、次の下値フシは大引で24,766.49ドルとなっているが、今週は上記の通り経済活動を早期に再開した州で新規感染者が過去最高を更新し続けるなど感染再拡大を嫌気し、設定していた下値フシを3段下まで切って来た。先週記ではここから陰線を伸ばし先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるとしたが、週初の上値フシ抜けがあったもののあと急落して下値フシ割れした後の戻りが前回の安値フシに到達せず、空間を作成していたところに週末の急落では直近の安値フシをも割り込んだ事で目先陰転を確認となった。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,155.50、次の下値フシは大引で3,094.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの再拡大が警戒されるなかトランプ政権が1兆ドル規模のインフラ支出など更なる景気刺激策準備報道を好感し設定していた上値フシを大きく抜いて来た。このまま陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるものの、先週記の通り来週以降仮にここから反落に向かい先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるので何れに向うのかこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週はトランプ大統領が第2弾の現金支給を指示する考えを示した事から週明けは反発してスタート、翌日もトランプ大統領が米中貿易協議における第1弾合意の継続再確認の投稿を入れた事や財務長官が追加支援策について7月にも可決される見通しと述べた事を好感し続伸したが、週央24日は経済活動を早期に再開した州で新規感染者が過去最高を更新し続けるなど感染再拡大を嫌気し3,050.33と3営業日ぶりに急反落し先ずは設定していた3,094.49の下値フシを切って来た。翌日25日は米金融当局が金融規制「ボルカールール」の緩和を承認、スワップ取引の証拠金要件撤廃を発表した事を好感し3,083.76と反発し新規設定された上値フシを抜いたが、週末26日は新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多となるなか一部州が経済活動の規制を再度強化した事を嫌気し3,009.05と再度急反落し新規設定された下値フシを大きく切って今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,038.50、次の下値フシは大引で2,979.49となっているが、今週は上記の通り経済活動を早期に再開した州で新規感染者が過去最高を更新し続けるなど感染再拡大を嫌気し、設定していた下値フシを3段下まで切って来た。先週記ではこのまま陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるとしたが、高値フシを抜く前に反落した事で今後は今週の動きも含めここまで2度孕んだ陽線が再度直近高値フシを抜いてくるのかどうかこの辺を見ておきたいところ。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,439.50、次の下値フシは大引で12,194.49となっているが、今週は上記の通り米政権の更なる景気刺激策準備報道や欧州各国の移動制限緩和により景気が回復に向かうとの期待感から設定した上値フシを抜いて来た。このまま陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるものの、先週記の通り来週以降仮にここから反落に向かい先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるので何れに向うのかこの辺を注視しておきたい。」としたが、今週はドイツでの患者1人から何人新たに感染するかを示す再生産数が上昇し感染第二波の懸念が強まるなか、不正会計疑惑が燻り米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが信用格付けを取り下げると発表したオンライン決済大手ワイヤカードが暴落した事などで週明けは反落してスタート、翌日23日は6月ユーロ圏PMI速報値が市場予想を上回り前月から改善し景気の先行き不安が後退するなか医薬・農業大手バイエルや樹脂大手コベストロ等の上昇を受け12,523.76と反発し先ずは設定していた12,439.50の上値フシを抜いて来たが、週央24日は米政府が欧州航空大手エアバスへの補助が不当だとしてEU各国に課している報復関税の拡大を検討すると発表、米欧の貿易摩擦激化を懸念した売りが出て12,093.94と急反落し新規設定された下値フシを大きく切って来た。翌日はECBが市場混乱に備えユーロ圏外の中央銀行に対し債権を担保にユーロ資金を提供する新たな枠組みを発表、ユーロ調達に関する安全網の強化策を好感し反発となったが、週末は新型コロナウイルスの感染者数が過去最高となった米への懸念が高まるなかドイツ銀行やダイムラー等の下落を受け再度反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,213.50、次の下値フシは大引で11,974.49となっているが、今週は上記の通り6月ユーロ圏PMI速報値の市場予想を上回る改善から上値フシを抜いたものの、あと米欧の貿易摩擦激化を懸念し設定していた下値フシを大きく切る急反落を演じた。先週記ではこのまま陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるとしたが、高値フシを抜く前に反落した事で今後は前回の陽線もしくは陰線に対して孕んでくるのか又は包んでくるのか来週以降の波形ではこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

ページのトップへ ページのトップへ

広告

プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

検索


カテゴリーリスト

タグリスト

最近の記事

広告


RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2010 CapitalF Co.,Ltd. All rights reserved.