2020年07月04日(土)

文月相場 [CFD]

【サマリー・06/29〜07/03】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多となるなか一部州が経済活動の規制を再度強化した事を嫌気し急反落していた事を受け、週明けの寄り付きは急反落してスタートしその後も安値揉み合いで前引け、30日にも中国政府が香港国家安全維持法案を可決するとの観測から米中対立先鋭化懸念も台頭し後場も更に値位置を切り下げ急反落して引けた。翌日は5月中古住宅販売成約指数が過去最大の伸びを記録し6月ダラス連銀製造業活動指数も市場予想を上回った事を好感して急反発していた週明けの米株式を受け、寄り付きは急反発してスタートしその後も堅調揉み合いで前引け、後場に入ると国内外での主要経済指標発表を控え様子見気分強く推移したが反発して引けた。週央は6月消費者信頼感指数が予想以上の改善を示した事から米株式が続伸していた事を受け寄り付きは続伸してスタート、その後は時間外取引でのNYダウ先物の下落等が重しとなりマイナス圏に沈んで前引け、後場は都内の新型コロナウイルスの感染者数が緊急事態宣言解除後として最多となったと伝わり下げ幅を拡大させ反落して引けた。翌日は新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念の根強さからダウは小反落していたものの、ナスダックは6営業日ぶりに史上最高値を更新していた事から寄り付きは小反発してスタート、その後は円相場に歩調を合わせながら高下したが高値圏で前引け、後場は都内での新型コロナウイルスの感染者数が100人を超えたとの報から頭重く推移し小反発して引けた。週末は6月雇用統計において非農業部門雇用者数の増加が市場予想を大きく上回った事で、米株式が反発していた事を受け寄り付きは続伸してスタートしその後は揉み合いながら前引け、値嵩の一角が買われた事で後場も堅調に推移し続伸して今週の取引を終えることとなった。
 
 円相場は、米での感染再拡大で経済活動再開が遅れれば流動性を確保する目的のドル需要が増加するとの思惑から円売り・ドル買いが優勢となり週明けは反落してスタート、翌日も米経済指標の改善を背景にアジア主要株価指数が上昇し投資家の間で運用リスクを取る動きが広がった事から比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが出て続落となったが、週央は日経平均が後場に入って下げ足を早めた事で投資家のリスク回避姿勢が強まり、比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが出て反発、翌日も米での新型コロナウイルスの感染再拡大による経済活動の停滞への警戒感が高まり円買い・ドル売りが優勢となり続伸したが、週末は6月米雇用統計の内容が良好な結果となり円売り・ドル買いが先行し円は反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,745円、次の下値フシは大引で22,274円となっているが、今週は上記の通り米での感染再拡大を嫌気し設定していた下値フシを切って来たが、翌日には米での「ボルカールール」緩和を好感し一転して上値フシを抜いて来た。先週記ではここから反落に向かい先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるとしたが、先に下値フシを割るも安値フシを切らずに反発してきた事で今後は今週の動きも含めここまで2度孕んだ陽線が直近安値フシを割り込んでくるのかどうかこの辺を見ておきたいところ。」としたが、今週は先週末の米株式が新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多となるなか経済活動規制の再度強化等を嫌気し急反落していた事を受け、週明け29日は21,995.04円と急反落し早速設定していた22,274円の下値フシを切ってのスタートとなったが、翌日30日は5月中古住宅販売成約指数が過去最大の伸びや市場予想を上回った6月ダラス連銀製造業活動指数を好感し急反発していた週明けの米株式を受け22,288.14円と反発し新規設定された上値フシを抜いて来た。週央は米株式が続伸していたものの都内の新型コロナウイルス感染者数が緊急事態宣言解除後として最多となったと伝わり反落となったが、翌日はダウは小反落していたもののナスダックは6営業日ぶりに史上最高値を更新していた事から小反発し、週末も6月雇用統計において非農業部門雇用者数の増加が市場予想を大きく上回った事で反発していた米株式を受け続伸して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、7日の5月景気先行・一致指数速報値、8日の5月貿易収支、9日の5月機械受注、週末10日の6月国内企業物価指数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,525円、次の下値フシは大引で22,054円となっているが、今週は上記の通り週初に新型コロナウイルスの感染再拡大を嫌気し突っ込みを入れるも翌日には米株式に連れて戻りを入れた。この30日の戻りで空間を埋めてきた事で波形的にはちょうどS&P500種の今週29日の波形と全く同様のものとなるが、来週以降はこのS&P500種の後追いで同じく陽の包み型を完成させてくるのか否かこの辺を見ておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で1,590.50、次の下値フシは大引で1,533.49となっているが、今週は上記の通り米が経済活動を早期に再開した州で新規感染者が過去最高を更新し続けるなど感染再拡大を嫌気し設定していた下値フシを切って来た。先週記ではこのまま来週以降陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるとしたが、高値フシを抜く前に反落し下値フシを切ってきた事で今後は直近の長い大陽線や陰線に対して来週以降の波形がどう絡んでくるのかに注視しておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多となるなか経済活動規制の再度強化等を嫌気し急反落していた事を受け週明けは急反落してのスタートとなったが、翌日は5月中古住宅販売成約指数が過去最大の伸びや市場予想を上回った6月ダラス連銀製造業活動指数を好感し急反発していた週明けの米株式を受け反発、週央は米株式が続伸していたものの都内の新型コロナウイルス感染者数が緊急事態宣言解除後として最多となったと伝わり再度反落となったが、翌日はダウが小反落していたもののナスダックは6営業日ぶりに史上最高値を更新していた事から小反発し、週末も6月雇用統計において非農業部門雇用者数の増加が市場予想を大きく上回った事で反発していた米株式を受け続伸となったが上下のフシは何れも取らず終いで今週の取引を終えた。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週もまた現在値から次の上値フシは大引で1,590.50、次の下値フシも大引で1,533.49とするが、今週は中央にザラバ安値で1,533.94と安値フシに接近するもギリギリ回避し戻り歩調となった。というワケで引き続き直近の長い大陽線や陰線に対して来週以降の波形がどう絡んでくるのかに注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で25,265.50ドル、次の下値フシは大引で24,766.49ドルとなっているが、今週は上記の通り経済活動を早期に再開した州で新規感染者が過去最高を更新し続けるなど感染再拡大を嫌気し、設定していた下値フシを3段下まで切って来た。先週記ではここから陰線を伸ばし先に直近安値フシを切ってきたらそこで目先陰転となるとしたが、週初の上値フシ抜けがあったもののあと急落して下値フシ割れした後の戻りが前回の安値フシに到達せず、空間を作成していたところに週末の急落では直近の安値フシをも割り込んだ事で目先陰転を確認となった。」としたが、今週は5月中古住宅販売成約指数が過去最大の伸びを記録し6月ダラス連銀製造業活動指数も市場予想を上回った事を好感し週明け29日は25,595.80ドルと急反発してスタートし早速設定していた25,265.50ドルの上値フシを大きく抜いて来た。翌日も6月消費者信頼感指数が予想以上の改善を示した事で続伸し、週央は新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念の根強さから小反落となったが、翌日は6月雇用統計において非農業部門雇用者数の増加が市場予想を大きく上回った事で再度反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け6日の6月ISM非製造業景況指数、9日の米週間新規失業保険申請件数、週末10日の6月PPI等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で25,850.50ドル、次の下値フシは大引で25,341.49ドルとなっているが、先週に目先陰転を確認しているが上記の通り発表された各種経済指標が予想以上に良好なものが多かった事を好感し今週は陰転のまま上値フシを2段上まで抜いてきた。空間を埋める前に安値フシを切っているあたりS&P500種より弱い感じは否めないが、直近の戻り高値のフシが段階的に上方に位置するだけに来週以降ここを抜いてくる勢いがあるか否かこの辺を見ておきたい。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,038.50、次の下値フシは大引で2,979.49となっているが、今週は上記の通り経済活動を早期に再開した州で新規感染者が過去最高を更新し続けるなど感染再拡大を嫌気し、設定していた下値フシを3段下まで切って来た。先週記ではこのまま陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるとしたが、高値フシを抜く前に反落した事で今後は今週の動きも含めここまで2度孕んだ陽線が再度直近高値フシを抜いてくるのかどうかこの辺を見ておきたいところ。」としたが、今週は5月中古住宅販売成約指数が過去最大の伸びを記録し6月ダラス連銀製造業活動指数も市場予想を上回った事を好感し週明け29日は3,053.24と急反発してスタートし早速設定していた3,038.50の上値フシを抜いてスタート、翌日30日も6月消費者信頼感指数が予想以上の改善を示した事で3,100.29と続伸して更に1段上のフシを抜き、週央も6月ADP雇用統計や6月ISM製造業景況感指数が良好な内容となった事で4日続伸して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,130.50、次の下値フシは大引で3,069.49となっているが、今週は上記の通り発表された各種経済指標が予想以上に良好なものが多かった事が好感され上値フシを3段上まで抜いてきた。先週記では今週の動きも含めここまで2度孕んだ陽線が再度直近高値フシを抜いてくるのかどうか見ておきたいと書いたが、果たして30日には直近高値フシを抜いて来た。これでまだ確定ではないもののDAXとは真逆の陽の包み型を完成させており、来週以降は直近の下値フシ割れで目先陰転し易くなる事でこの辺には注視しておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,213.50、次の下値フシは大引で11,974.49となっているが、今週は上記の通り6月ユーロ圏PMI速報値の市場予想を上回る改善から上値フシを抜いたものの、あと米欧の貿易摩擦激化を懸念し設定していた下値フシを大きく切る急反落を演じた。先週記ではこのまま陽線を伸ばし続け直近の高値フシを抜いてくればそこで再陽転となるとしたが、高値フシを抜く前に反落した事で今後は前回の陽線もしくは陰線に対して孕んでくるのか又は包んでくるのか来週以降の波形ではこの辺を見ておきたい。」としたが、今週はドイツ銀行、自動車部品大手コンチネンタル、樹脂大手コベストロ等の上昇から週明け29日は12,232.12と反発し早速設定していた12,213.50の上値フシを抜いてスタート、翌日も欧州で経済活動の正常化に向けた動きが続き景気回復が期待されるなか国際物流・郵便大手ドイツポストや不動産サービス大手ヴォノビア、半導体大手インフィニオンテクノロジーズの上昇から続伸、週央は新型コロナウイルスの感染第2波の懸念が重しとなるなか自動車部品大手コンチネンタルやダイムラー、フォルクスワーゲン等の自動車ポストが売られ3日ぶりに反落となったが、翌日2日は米雇用統計が予想外の改善を示した事で景気回復への期待が高まるなか前日下落した自動車部品大手コンチネンタルが反発しダイムラー、アディダス等の上昇から12,608.46と急反発し更に3段上のフシまで抜いて来たが、週末は米での新型コロナウイルスの感染再拡大から経済への悪影響が懸念されるなか、BMWやダイムラー等の自動車セクターへの売りで再度反落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で12,733.50、次の下値フシは大引で12,482.49となっているが、今週は上記の通り世界景気回復期待から上値フシを4段上迄抜いて来た。先週記では前回の陽線もしくは陰線に対して孕んでくるのか又は包んでくるのかこの辺を見ておきたいと書いたが、前週陰線に対し往って来いの上昇から直近高値フシを抜いた事で来週以降の波動で仮に下値フシを先に割ってきた場合には陰の孕みが完成するのでこの辺は注視しておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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