2020年07月11日(土)

ナスダック史上最高値更新 [CFD]

【サマリー・07/06~07/10】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が独立記念日の振替休日で休場となるなか週明けの寄り付きは半導体関連の一角への買いから小幅続伸してスタート、その後は上海総合指数の大幅上昇や時間外取引の米株価指数先物も総じて堅調であった事を受け上げ幅を広げて前引け、後場も引き続き上海総合指数や香港ハンセン指数の上昇を背景に高値圏で推移し大幅続伸して引けた。翌日は6月ISM非製造業景況指数が予想以上の改善を示していた事から連休明けの米株式が大幅続伸していたものの、前日に約1ヵ月ぶりの高値を付けていた事で利益確定売りが先行し寄り付きは小反落してスタート、その後は一時プラス圏に浮上する場面があるもあと再度マイナス圏に売られて前引け、ETF決算日を控え分配金支払いに伴う換金売りへの警戒も重荷となり後場も軟調揉み合いが続き4日ぶりに反落して引けた。週央は一部州が他州からの旅行者に対する一定期間の遠隔要請を拡大する方針を示し感染再拡大への懸念が強まった事で急反落していた米株式を受け寄り付きは続落してスタート、その後は一時プラス圏に浮上する場面があるもあと再度マイナス圏に売られて前引け、後場に入るとETFの分配金捻出に絡んだ売りの観測もあり下げ幅を拡大させて続落し安値引けとなった。翌日はハイテク株が牽引する形で米株式が反発していた事を受け寄り付きは小反発してスタートしその後は揉み合いながら前引け、後場は海外短期筋等による先物買いから上げ幅拡大場面もあったが新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多と確認された事が重しとなり急速に上げ幅を縮めたが3日ぶりに反発して引けた。週末はフロリダ州で新型コロナウイルスの感染者数が過去最多にのぼり、国立アレルギー感染症研究所所長がロックダウンを検討すべきと述べた事で警戒感の広がりから米株式は急反落していたものの、ナスダック総合指数が史上最高値を更新していた事を受け寄り付きは小幅続伸してスタート、その後は新型コロナウイルスの感染再拡大経の懸念からマイナス圏に沈んで前引け、後場は東京都の新型コロナウイルスの感染者数が今日も過去最多を更新したと伝わり下げ幅を広げ急反落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、日経平均や上海総合指数などアジア主要株価指数が大幅高となったのに歩調を合わせ比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが出て週明けは続落してスタート、翌日は日経平均や欧州株下落を受け主要通貨に対しリスク回避目的のドル買いが集まり、連れて円売り・ドル買いが優勢となり円は小幅に3日続落となった。週央は新型コロナウイルスの感染拡を受け世界的に運用リスクを避ける動きが強く、比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となり円は4営業日ぶりに反発し、翌日も堅調な日米の株価で投資家心理が上向き流動性確保の為の需要が落ち込むとの見方から円やユーロに対してドルが売られ円は続伸となり、週末も世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で運用リスクを避ける動きが強まり比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが出て3日続伸となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,525円、次の下値フシは大引で22,054円となっているが、今週は上記の通り週初に新型コロナウイルスの感染再拡大を嫌気し突っ込みを入れるも翌日には米株式に連れて戻りを入れた。この30日の戻りで空間を埋めてきた事で波形的にはちょうどS&P500種の今週29日の波形と全く同様のものとなるが、来週以降はこのS&P500種の後追いで同じく陽の包み型を完成させてくるのか否かこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が独立記念日の振替休日で休場となるなか週明け6日はアジア主要株価指数の上昇や時間外取引の米株価指数先物も堅調であった事を受け22,714.44円と大幅続伸し早速設定していた22,515円の上値フシを抜いてのスタートとなったが、翌日は連休明けの米株式が大幅続伸していたものの、ETF決算日を控え分配金支払いに伴う換金売りへの警戒から4日ぶりに反落し、週央8日は一部州が他州からの旅行者に対する一定期間の遠隔要請を拡大する方針を示し感染再拡大への懸念が強まった事で急反落していた米株式を受け22,438.65円と続落し新規設定された下値フシを切って来た。翌日は米株式の反発を受けて3日ぶりに反発となったが、週末はフロリダ州で新型コロナウイルスの感染者数が過去最多に上った事を嫌気し急反落していた米株式や東京都の新型コロナウイルスの感染者数が過去最多を更新したと伝わり再度急反落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け13日の5月第三次産業活動指数、14日の5月設備稼働率、5月鉱工業生産確報値等があるが、14日からの日銀金融政策決定会合にも注目しておきたい。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で22,675円、次の下値フシは大引で22、204円となっているが、今週は上記の通りアジア主要株価指数の上昇から週明け早々上値フシを抜くもあと新型コロナウイルスの感染再拡大懸念から反落となった。先週記では来週以降S&P500種の後追いで同じく陽の包み型を完成させてくるのか否かと書いたが、今週は週明けの大幅続伸でこの陽の包み型が完成となった。S&P500種と異なるのは翌日の反落で空間を埋めて来ている点で、S&P500種の方は空間を保持しながら今週の切り返しで直近高値フシを抜いて再陽転を確認しているが、こちらは空間を埋めているだけに来週以降直近安値フシを切るとそこで目先陰転を確認となるのでこの辺は注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週もまた現在値から次の上値フシは大引で1,590.50、次の下値フシも大引で1,533.49とするが、今週は中央にザラバ安値で1,533.94と安値フシに接近するもギリギリ回避し戻り歩調となった。というワケで引き続き直近の長い大陽線や陰線に対して来週以降の波形がどう絡んでくるのかに注視しておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が独立記念日の振替休日で休場となるなか週明けはアジア主要株価指数の上昇や時間外取引の米株価指数先物も堅調であった事を受け続伸してのスタートとなったが、翌日は連休明けの米株式が大幅続伸していたもののETF決算日を控え分配金支払いに伴う換金売りへの警戒から4日ぶりに反落、週央も一部州が他州からの旅行者に対する一定期間の遠隔要請を拡大する方針を示し感染再拡大への懸念が強まった事で急反落していた米株式を受け続落となり、翌日は米株式の反発を受けて3日ぶりに小反発したが、週末はフロリダ州で新型コロナウイルスの感染者数が過去最多に上った事を嫌気し急反落していた米株式や東京都の新型コロナウイルスの感染者数が過去最多を更新したと伝わり再度急反落となったが、先週に続いて今週もまた上下のフシは取らず終いであった。
 今週もまた上下のフシを取らなかった事で、来週もまた現在値から次の上値フシは大引で1,590.50、次の下値フシも大引で1,533.49とするが、今週は上記の通りETF決算日を控え分配金支払いに伴う換金売りへの警戒感が燻るなか米株式を睨みながらの高下となった。引き続き直近の長い大陽線や陰線に対して来週以降の波形がどう絡んでくるのかに注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で25,850.50ドル、次の下値フシは大引で25,341.49ドルとなっているが、先週に目先陰転を確認しているが上記の通り発表された各種経済指標が予想以上に良好なものが多かった事を好感し今週は陰転のまま上値フシを2段上まで抜いてきた。空間を埋める前に安値フシを切っているあたりS&P500種より弱い感じは否めないが、直近の戻り高値のフシが段階的に上方に位置するだけに来週以降ここを抜いてくる勢いがあるか否かこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は6月ISM非製造業景況指数が予想以上の改善を示していた事から連休明け6日は26,287.03ドルと大幅続伸し早速設定していた25,850.50ドルの上値フシを大きく抜いてのスタートとなったが、翌日7日は一部州が他州からの旅行者に対する一定期間の遠隔要請を拡大する方針を示し感染再拡大への懸念が強まった事で25,890.18ドルと急反落し一転して新規設定された下値フシを切ってきた。週央はハイテク株が牽引する形で反発したが、翌日はフロリダ州で新型コロナウイルスの感染者数が過去最多にのぼり国立アレルギー感染症研究所所長がロックダウンを検討すべきと述べた事で警戒感の広がりから急反落となり、週末は新型コロナウイルスの治療薬開発の進展を示す発表や報道が相次いだ事を好感し再度反発して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け13日の米6月月次財政収支、14日の米6月CPI、15日の7月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米6月鉱工業生産、米6月設備稼働率、ベージュブック、16日の米6月小売売上高、7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米週間新規失業保険申請件数、週末17日の米6月住宅着工件数、米6月建設許可件数、7月ミシガン大学消費者態度指数速報値などがある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で26,147.50ドル、次の下値フシは大引で25,632.49ドルとなっているが、今週は上記の通り好調な米経済指標を受け週明け早々に上値フシを大きく抜いて来た。先週記では直近の戻り高値のフシが段階的に上方に位置するだけに来週以降ここを抜いてくる勢いがあるか否かこの辺を見ておきたいと書いたが、週明けの大幅続伸では26,287.03ドルと6月16日の戻り高値フシ26,289.98ドルにあと約3ドルとほぼこの値に急接近するもこれを抜けずに翌日は急反落となっている。陰転したままながら直近で大陽線を立て空間を保持している事で来週以降は今週のS&P500種のようにこれを生かして目先陽転のフシ抜けから一旦ニュートラルにもってこられるのか否かこの辺を見ておきたいところ。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,130.50、次の下値フシは大引で3,069.49となっているが、今週は上記の通り発表された各種経済指標が予想以上に良好なものが多かった事が好感され上値フシを3段上まで抜いてきた。先週記では今週の動きも含めここまで2度孕んだ陽線が再度直近高値フシを抜いてくるのかどうか見ておきたいと書いたが、果たして30日には直近高値フシを抜いて来た。これでまだ確定ではないもののDAXとは真逆の陽の包み型を完成させており、来週以降は直近の下値フシ割れで目先陰転し易くなる事でこの辺には注視しておきたい。」としたが、今週は6月ISM非製造業景況指数が予想以上の改善を示していた事から連休明け6日は3,179.72と大幅続伸し早速設定していた3,130.50の上値フシを大きく抜いてのスタートとなったが、翌日7日は一部州が他州からの旅行者に対する一定期間の遠隔要請を拡大する方針を示し感染再拡大への懸念が強まった事で3,145.32と急反落し一転して新規設定された下値フシを切ってきた。週央はハイテク株が牽引する形で反発したが、翌日はフロリダ州で新型コロナウイルスの感染者数が過去最多にのぼり国立アレルギー感染症研究所所長がロックダウンを検討すべきと述べた事で警戒感の広がりから急反落となり、週末10日は新型コロナウイルスの治療薬開発の進展を示す発表や報道が相次いだ事を好感し3,185.04と再度反発し新規設定された上値フシを抜いて今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,215.50、次の下値フシは大引で3,154.49となっているが、今週は上記の通り好調な米経済指標や新型コロナウイルスの治療薬開発進展報道から上値フシを2段上まで抜いて来た。先週記ではDAXとは真逆の陽の包み型を完成させている事で来週以降は直近の下値フシ割れで目先陰転し易くなると書いたが、今週は十分な空間を保持したまま反落後に切り返し直近高値フシを抜いて来た事で逆に再陽転を確認となった。目先の関門として戻り高値フシ3,232ポイントが控えるが、来週以降これを捉えにゆくのかどうかこの辺を見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で12,733.50、次の下値フシは大引で12,482.49となっているが、今週は上記の通り世界景気回復期待から上値フシを4段上迄抜いて来た。先週記では前回の陽線もしくは陰線に対して孕んでくるのか又は包んでくるのかこの辺を見ておきたいと書いたが、前週陰線に対し往って来いの上昇から直近高値フシを抜いた事で来週以降の波動で仮に下値フシを先に割ってきた場合には陰の孕みが完成するのでこの辺は注視しておきたい。」としたが、今週は6日発表の5月ユーロ圏小売売上高が前月比で市場の予想以上に増加した事が好感されるなか、ドイツ銀行や半導体大手インフィニオンテクノロジーズ等が大幅高となり週明けは反発してのスタートとなったが、翌日は欧州委員会発表の2020年のユーロ圏実質成長率が5月時点から下方修正されるなか、医薬・農業大手バイエルやスポーツ用品大手アディダスなどの大幅安を受け反落となり、週央も新型コロナウイルスの感染拡大が続き経済正常化の遅れが懸念されるなか、自動車部品大手コンチネンタルや航空エンジン大手エアロエンジンズの下落等から続落し、翌日も引き続き新型コロナウイルスの感染拡大が続き経済正常化の遅れが懸念されるなか、自動車大手ダイムラーやホームケア大手ヘンケル等の下落を受け小幅に3日続落となり、週末は米で新型コロナウイルスの治療薬開発の進展を示す発表や報道が相次いだ事が好感されるなか、航空エンジン大手のMTUエアロエンジンズやフォルクスワーゲンなどの上昇を受け4日ぶりに反発したが上下のフシはいずれも取らず終いであった。
 今週は上下何れのフシも取らなかった事で、来週もまた現在値から次の上値フシは大引で12,733.50、次の下値フシも大引で12,482.49とするが、今週は上記の通り欧州経済指標に一喜一憂しながら高下したがフシ目は取らず終い。先週まで前週陰線に対し往って来いの上昇から直近高値フシを抜いた事で、来週以降の波動で仮に下値フシを先に割ってきた場合には陰の孕みが完成するので引き続きこの辺は注視しておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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