2020年07月18日(土)

新型コロナ感染者数過去最多更新 [CFD]

【サマリー・07/13~07/17】

 今週の日経平均は、先週末の米株式が新型コロナウイルスの治療薬開発の進展を示す発表や報道が相次いだ事を好感し再度反発していた事を受け、週明けの寄り付きは急反発してスタートしその後も高値圏を維持して前引け、ETF分配金捻出に絡んだ売り一巡も安心感を誘い後場に入ってからも上げ幅を広げ急反発し高値引けとなった。翌日は新型コロナウイルスワクチン開発に向けた進展が期待され週明けの米株式は小幅続伸となっていたものの、大幅高から急速に値を消したダウの引け味の悪さが嫌気され寄り付きは反落してスタートしその後も軟調揉み合いで前引け、米中対立への懸念などから上海総合指数はじめとしたアジア株価指数が軟調で後場に入ってからも値位置を切り下げ反落して引けた。週央はFRB高官発言などから大規模な経済・金融支援策が長期にわたり維持されるとの期待が高まり、米株式が大幅続伸していた事を受け寄り付きは反発してスタートしその後も高値圏を維持して前引け、上海総合指数の軟調を受けて後場は序盤にやや緩むがあと再度上げ幅を広げ急反発して引けた。翌日は新型コロナウイルスワクチンの年末までの実用化期待に加えゴールドマンサックスの好決算も好感され米株式は大幅続伸となっていたものの、東京都が新型コロナウイルスの警戒レベルを4段階で最も深刻レベルに引き上げた事が嫌気され寄り付きは小反落してスタートしその後も弱保ち合いで前引け、中国6月小売売上高が予想に反し前年度比で減少した事で中国経済の先行き懸念が高まり後場に入ってからも一段と値位置を切り下げ反落して引けた。週末は週間新規失業保険申請件数が市場予想を上回った事を嫌気し米株式は反落していたものの、新型コロナウイルスのワクチン開発期待が安心感を誘い寄り付きは小反発してスタート、その後は米中対立への懸念なども燻りマイナス圏に沈む場面もあったが辛うじてプラス圏を回復して前引け、後場は国内の新型コロナウイルスの感染者数が連日で過去最多となった事を嫌気し終始マイナス圏での推移となり続落して今週の取引を終えることとなった。

 円相場は、米で新型コロナウイルスワクチンの開発期待が高まった事で投資家が運用リスクを取る姿勢を強め、比較的低リスク通貨とされる円を売る動きが出て週明けは反落してスタート、翌日も米での新型コロナウイルスのワクチン開発進展で投資家心理が上向くとの見方から円売り・ドル買いが優勢となり円は続落となった。週央は米で新型コロナウイルスのワクチン開発の期待が高まり投資家の間で運用リスクを取る動きが広がり円は3営業日ぶりに反発し、翌日も東京都で新型コロナウイルスの感染者数が過去最多となった事などで比較的低リスク通貨とされる円を買う動きが出て続伸となったが、週末は米株式の反落で運用リスクを回避したい投資家が流動性確保を目的にドル買いを進め対ドルでの円売りにつながり円は3営業日ぶりに反落となった。

【日経225種平均株価】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で22,675円、次の下値フシは大引で22、204円となっているが、今週は上記の通りアジア主要株価指数の上昇から週明け早々上値フシを抜くもあと新型コロナウイルスの感染再拡大懸念から反落となった。先週記では来週以降S&P500種の後追いで同じく陽の包み型を完成させてくるのか否かと書いたが、今週は週明けの大幅続伸でこの陽の包み型が完成となった。S&P500種と異なるのは翌日の反落で空間を埋めて来ている点で、S&P500種の方は空間を保持しながら今週の切り返しで直近高値フシを抜いて再陽転を確認しているが、こちらは空間を埋めているだけに来週以降直近安値フシを切るとそこで目先陰転を確認となるのでこの辺は注視しておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が新型コロナウイルスの治療薬開発の進展を示す発表や報道が相次いだ事を好感し再度反発していた事を受け週明け13日は22,784.74円と急反発してスタート、早速設定していた22,675円の上値フシを抜いて来た。翌日は米株式が小幅続伸となっていたものの、ダウの引け味の悪さやアジア株価指数の軟調から反落となったが、週央は米株式が大幅続伸していた事を受け再度急反発となり、翌日は米株式が大幅続伸となっていたものの東京都が新型コロナウイルスの警戒レベルを4段階で最も深刻レベルに引き上げた事が嫌気され再度反落し、週末も米株式の反落や国内の新型コロナウイルスの感染者数が連日で過去最多となった事を嫌気し続落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、週明け20日の日銀金融政策決定会合議事録要旨、6月貿易統計、6月CPI等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で23,015円、次の下値フシは大引で22,544円となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの治療薬開発の進展を示す発表や報道が相次いだ事を好感し設定した上値フシを抜いて来た。先週までで空間を埋めた陽の包み型を完成させ今週は直近安値フシを切るとそこで目先陰転を確認となったのだが、先に上値フシを抜き同時に直近の高値フシも抜いて来たのでこれで陽の包み型は解消となった。とはいえこれで段上げ型に移行しているので来週以降は上穴作成や直近の安値フシ割れには注視しておきたい。

【TOPIX】
 先週号では、「来週もまた現在値から次の上値フシは大引で1,590.50、次の下値フシも大引で1,533.49とするが、今週は上記の通りETF決算日を控え分配金支払いに伴う換金売りへの警戒感が燻るなか米株式を睨みながらの高下となった。引き続き直近の長い大陽線や陰線に対して来週以降の波形がどう絡んでくるのかに注視しておきたい。」としたが、今週は先週末の米株式が新型コロナウイルスの治療薬開発の進展を示す発表や報道が相次いだ事を好感し再度反発していた事を受け週明けは急反発してのスタートとなったが、翌日は米株式が小幅続伸となっていたもののダウの引け味の悪さやアジア株価指数の軟調から反落となり、週央は米株式が大幅続伸していた事を受け再度急反発、翌日は米株式が大幅続伸となっていたものの東京都が新型コロナウイルスの警戒レベルを4段階で最も深刻レベルに引き上げた事が嫌気され再度反落し、週末も米株式の反落や国内の新型コロナウイルスの感染者数が連日で過去最多となった事を嫌気し続落となったが上下のフシは今週もまた取らず終いであった。
 今週もまた上下のフシを取らなかった事で、来週もまた現在値から次の上値フシは大引で1,590.50、次の下値フシも大引で1,533.49とするが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの治療薬開発の進展を示す発表や報道が相次いだ事などから全般強含み、15日には上値フシまであと約1ポイントのところまであったもののこれを抜くまでには至らずであった。というワケで引き続き直近の長い大陽線や陰線に対して来週以降の波形がどう絡んでくるのかに注視しておきたい。

【NY DOW】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で26,147.50ドル、次の下値フシは大引で25,632.49ドルとなっているが、今週は上記の通り好調な米経済指標を受け週明け早々に上値フシを大きく抜いて来た。先週記では直近の戻り高値のフシが段階的に上方に位置するだけに来週以降ここを抜いてくる勢いがあるか否かこの辺を見ておきたいと書いたが、週明けの大幅続伸では26,287.03ドルと6月16日の戻り高値フシ26,289.98ドルにあと約3ドルとほぼこの値に急接近するもこれを抜けずに翌日は急反落となっている。陰転したままながら直近で大陽線を立て空間を保持している事で来週以降は今週のS&P500種のようにこれを生かして目先陽転のフシ抜けから一旦ニュートラルにもってこられるのか否かこの辺を見ておきたいところ。」としたが、今週は新型コロナウイルスワクチン開発に向けた進展が期待され週明けは小幅続伸してスタート、翌日14日もFRB高官発言などから大規模な経済・金融支援策が長期にわたり維持されるとの期待が高まり26,642.59ドルと大幅続伸し先ずは設定していた26,147.50ドルの上値フシを抜いてきた。週央も新型コロナウイルスワクチンの年末までの実用化期待に加えゴールドマンサックスの好決算も好感され大幅続伸となったが、翌日は週間新規失業保険申請件数が市場予想を上回った事を嫌気し反落し、週末も7月ミシガン大学消費者態度指数速報値が前月から低下し市場予想を下回った事で続落して今週の取引を終えた。
 来週の注目指標としては、22日の米6月中古住宅販売件数、23日の米週間新規失業保険申請件数、米6月景気先行指標総合指数、米7月消費者信頼感指数速報値、週末24日の米7月PMI速報値、米6月新築住宅販売件数等がある。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で26,908.50ドル、次の下値フシは大引で26,377.49ドルとなっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの治療薬開発の進展を示す発表や報道が相次いだ事などから設定していた上値フシを抜いて来た。先週記では「〜陰転したままながら直近で大陽線を立て空間を保持している事で来週以降は今週のS&P500種のようにこれを生かして目先陽転のフシ抜けから一旦ニュートラルにもってこられるのか否か〜」と書いたが、14日には目先陽転のフシを抜きこのシナリオ通りここで先の陰転はニュートラルとなった。

【S&P500種】
 先週号では、「現在値から次の上値フシが大引で3,215.50、次の下値フシは大引で3,154.49となっているが、今週は上記の通り好調な米経済指標や新型コロナウイルスの治療薬開発進展報道から上値フシを2段上まで抜いて来た。先週記ではDAXとは真逆の陽の包み型を完成させている事で来週以降は直近の下値フシ割れで目先陰転し易くなると書いたが、今週は十分な空間を保持したまま反落後に切り返し直近高値フシを抜いて来た事で逆に再陽転を確認となった。目先の関門として戻り高値フシ3,232ポイントが控えるが、来週以降これを捉えにゆくのかどうかこの辺を見ておきたい。」としたが、今週は新型コロナウイルスの感染再拡大を受けカリフォルニア州知事が商業施設の閉鎖を命じた事が嫌気されて週明けは急反落してのスタートとなったが、翌日はFRB高官発言などから大規模な経済・金融支援策が長期にわたり維持されるとの期待が高まり急反発し、週央15日も新型コロナウイルスワクチンの年末までの実用化期待に加えゴールドマンサックスの好決算も好感され3,226.56と大幅続伸し先ずは設定していた3,215.50の上値フシを抜いて来た。翌日は週間新規失業保険申請件数が市場予想を上回った事を嫌気し反落し、週末も7月ミシガン大学消費者態度指数速報値が前月から低下し市場予想を下回った事で続落して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で3,215.50、次の下値フシは大引で3,154.49となっているが、今週は上記の通り新型コロナウイルスの治療薬開発の進展を示す発表や報道が相次いだ事などから設定していた上値フシを抜いて来た。先週再陽転を確認し目先の関門としての戻り高値フシ3,232ポイントを捉えにゆくのかどうかと書いていたが、今週は引線ベースで15日にあと5ポイントのところにまで迫った。とはいえ今年の大暴落が始まった2月25日の陰転確認の節目はここで既に抜いておりに急接近となり、これでほぼ往って来いで陰転確認時の水準まで戻りを入れた事になるか。また暴落第1波目の長大陰線の半値引き上げまで戻したが来御週以降このまま全値戻しまで戻してゆくのか否かこの辺を見ておきたい。

【DAX】
 先週号では、「来週もまた現在値から次の上値フシは大引で12,733.50、次の下値フシも大引で12,482.49とするが、今週は上記の通り欧州経済指標に一喜一憂しながら高下したがフシ目は取らず終い。先週まで前週陰線に対し往って来いの上昇から直近高値フシを抜いた事で、来週以降の波動で仮に下値フシを先に割ってきた場合には陰の孕みが完成するので引き続きこの辺は注視しておきたい。」としたが、今週はバイオ製薬ベンチャーのビオンテックがファイザーと共同開発する新型コロナウイルスワクチンがFDA承認審査を優先して受けられるようになったとの発表が好感されるなか、化粧品大手バイヤスドルフやスポーツ用品大手アディダスの上昇等を受け週明け13日は12,799.97と続伸してスタートし早速設定していた12,733.50の上値フシを抜いて来た。翌日はZEWが発表した7月ドイツ景気予測指数が前月から悪化しドイツ景気の先行き懸念が強まるなか、半導体大手インフィニオンテクノロジーズや医薬・化学大手メルクの下落から反落となったが、週央15日は新型コロナウイルスワクチン開発に関する前向きなニュースが続くなか、航空エンジン大手MTUエアロエンジンズや医薬化学大手メルク、フォルクスワーゲン等の上昇から12,930.98と急反発し更に1段上のフシまで抜いて来たが、翌日は上海総合指数が急落し投資家心理が冷え込むなか、航空エンジン大手MTUエアロエンジンズや不動産サービス大手ボノビア等の下落を受け反落、週末は上海総合指数が持ち直しの動きを見せた事で買い安心感が広がるなか、ダイムラーやフォルクスワーゲン等の自動車セクターの上昇を受け再度反発して今週の取引を終えた。
 来週の特殊チャートは、現在値から次の上値フシが大引で13,059.50、次の下値フシは大引で12,802.49となっているが、今週は上記の通りバイオ製薬ベンチャーのビオンテックがファイザーと共同開発する新型コロナウイルスワクチンがFDA承認審査を優先して受けられるようになったとの発表などワクチン開発に関する前向きなニュースが続き上値フシを2段上まで抜いてきた。今週は2月24日以来、およそ5ヵ月ぶりの高値を付けたがその過程で先月5日に作成した高値フシを抜き今年の大暴落が始まった2月25日の陰転確認の節目に急接近となり、これでほぼ往って来いで陰転確認時の水準まで戻りを入れた事になるか。暴落第1波目の長大陰線の半値引き上げ水準まで戻したが来御週以降このまま全値戻しまで戻してゆくのか否かこの辺を見ておきたい。

Posted by 雲遊

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プロフィール

雲遊

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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